「未経験からプログラマーに転職できるの?」と不安に思っている方からの様々な疑問に、転職のプロが回答します!プログラマーになるために必要なスキルやプログラマーが未経験からでも目指せる理由、プログラマーへの転職に失敗しないためのポイントも実例を交えて紹介します。これからプログラマーを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、未経験からプログラマーへの就職に興味がある方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年3月13日
プログラマカレッジ
キャリアアドバイザー 松山 光
キャリアアドバイザーと個別研修担当として、受講生に寄り添った支援を心がけております。はじめてのプログラミング学習に苦手意識をもってしまう方、逆に得意だと感じる方もいます。面接が得意な方もいれば不安な方もいるでしょう。誰一人同じということはなく、様々な受講生がいらっしゃいます。そのようなひとりひとりの個性を大切にしながら、皆様が自信をもって就職活動に臨んでいただけるよう研修と転職のサポートをさせていただきますので安心してご参加ください。
目次
少子高齢化により日本全体の労働人口は減少しています。一方で、IT分野では次の領域が拡大しているため、今後もプログラマーの需要は高く、求職者の人数に対して需要が上回る状態が続くことが考えられます。
• スマートフォンの普及によるWebサイトの需要増加
• AI(人工知能)分野の拡大
• IoT技術の自動運転などへの転用
さらに、IT企業が対象の「IT人材の量に対する過不足感」についてのアンケート調査によれば、9割以上の企業が「IT人材が不足している」と感じている結果もあることからも、プログラマの需要は高いことが伺えます。
プログラマーを目指すなら、プログラミングスキルを身に付けておくことが必要です。プログラミング学習は小学校で必修科目になる程、日本政府が力を入れている分野です。また、以前は本を買って学習することが一般的でしたが、最近では次のような学習方法も普及しています。
ポテンシャル採用とは、経験・スキルよりも、潜在能力や将来性を判断基準とする採用方法のことです。
新卒採用に近いため、求職者としては、新たな業種に挑戦するチャンスといえます。
とはいえ、新卒採用ではないので、最低限の社会マナーやコミュニケーション能力はマスト。あくまでも将来性を評価されるので、企業側が高い学習意欲を持つ人材を求めているということを理解しておきましょう。
未経験者におすすめなのは、就職支援が付いているプログラミングスクールに通う方法です。プログラミングの学習に並行して面接対策や求人紹介など転職サポートが受けられ、採用側も受講生のレベル感を理解しているため、ミスマッチが少ないというメリットがあります。
中には、弊社が運営するプログラマカレッジのように、提携先企業への就職を前提にした無料のプログラミングスクールもあります。
未経験者歓迎の求人に応募する方法は、新卒・第二新卒での採用がメインです。中途採用でプログラミングスキルを備えていない場合、これまでの経験やコミュニケーション能力などからポテンシャルの高さを判断したり、学歴が重視されることがあります。
独学でプログラミングを身に付けてから、求人に応募する方法もあります。
独学の場合、「プログラミングを学びました」と採用企業に伝えるだけではなく、ポートフォリオを作成するなど、一定のプログラミングスキルがあることをアピールしましょう。
ポートフォリオを作成するにもプログラミング言語の知識が必要です。言語の知識を身に付ける方法には次の方法がありますので、自分に合った方法で学習してみてください。
プログラミング言語を用いてプログラムを作成し、ユーザーが意図した通りに動かせるシステムを作るのがプログラマーの主な仕事です。
システム上のバグ(不備)やエラーを修正するのも、プログラマーの重要な仕事のひとつ。テストを繰り返してバグやエラーに対応し、納期までにシステムを納品できるようにします。
プログラマーの仕事内容は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
種類 | 仕事内容 |
---|---|
Webプログラマー | Webシステム開発を行う |
アプリプログラマー | モバイル端末向けのアプリを開発する |
ゲームプログラマー | ゲームを作る |
組み込み系プログラマー | 家電製品などを制御するプログラムを開発する |
汎用系プログラマー | 汎用機で動くプログラムを開発する |
オープン系プログラマー | 複数のコンピュータで構築するシステムの開発をする |
通信系プログラマー | 通信に関連した製品を開発する |
✔ プログラマーの種類とそれぞれの仕事内容については、以下の記事で詳細に解説しています。
プログラマーの平均年収は426万円です。社会人全体の平均年収である430万円と比較すると、やや低い水準となっていますが、プログラマーの年収が低い要因のひとつとして、平均年齢が若いことが考えられます。
実際に、20代の労働者の平均年収が318万円であるのに対して、20代プログラマーの平均年収は363万円。
同世代の平均年収と比べるとやや高い水準であることがわかります。
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• サーバーサイドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
プログラマーと同様にシステムを作る職種として、SE(システムエンジニア)があります。SEには受託開発と自社開発があります。
受託開発の場合、クライアントへのヒアリングからどんなシステムを作るかを決定し、仕様書や設計書を作成したり、完成したシステムをクライアントに納品するのがSEの仕事です。
この際、プログラマはSEが作成した仕様書や設計書に沿ってシステムを作成し、正しく動作するかテストを行うまでが主な仕事になります。
一方、自社開発ではクライアントが存在しないため、SEとして自分のアイデアや技術を活かして仕事ができます。企業の規模などによってはプログラマーの仕事も一貫してSEが行うこともあるでしょう。自社開発の場合、即戦力となるにはそれなりの技術を要していることが求められ、ユーザーのニーズへ柔軟に対応できるプログラミングの能力も必要とされます。
✔ プログラマーとシステムエンジニアの違いについては以下で詳しくご紹介しています。
プログラミングスキルは、プログラマーにとって必須のスキルです。プログラミング言語にも複数の種類があり、まずは自分の業務に必要な言語から覚えていくことになるでしょう。多くの言語を扱えるようになると、プログラマーとして活躍の幅が広がりますし、スキルアップにもつながります。
将来挑戦したい仕事があれば、その仕事に必要なプログラミング言語を習得しておくことで、仕事を任せてもらえる可能性を高められます。
プログラミング言語の基礎的なスキルを学習する方法として、資格取得にチャレンジしてみることもおすすめです。
デバッグとは、プログラム内にあるバグを見つけ、それを修正する作業です。一見正常に動いているように見えるプログラムでも、実はバグが隠れていたというケースは少なくありません。
デバッグに必要なのは、バグがなぜ起きているのか原因を突き止め、適切に修正できるスキルです。初心者の段階でもある程度スキルがあるのが理想的ではありますが、経験によって伸ばしていけるスキルでもあります。
論理的思考力とは、論理に基づいて物事を考えられる力のことを指します。例えば、とあるトラブルの原因を考える際に、闇雲にいろいろなことを試してみるのではなく、複雑に絡んだ問題を分離し、一歩ずつ解決に近づけるような考え方です。プログラミングをする際には欠かせない考え方であるとともに、説得力のあるプレゼンを行うためにも必要なスキルです。
論理的思考能力は、日常の中で「なぜ」を考え、物事の根拠を追求する習慣をつけると鍛えられます。プログラマーに限らず社会人にとって重要なスキルなので、ぜひトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
プログラマーは、黙々とプログラミングをしているという印象からコミュニケーションスキルは必要ないと考えている人も多いようです。しかし実際には、システム開発の現場はチームで動きます。リーダーからの支持を適切に理解するとともに、自分の考えを伝えられるコミュニケーションスキルが必要です。
また、顧客へのヒアリングや提案ができるコミュニケーションスキルがあると、エンジニアとしてのキャリアアップにもつながります。
✔ 企業が求める人材だとアピールできず、採用されない
✔ 前職より給与が低下する可能性がある
✔ 必ずしもキャリアアップになるとは限らない
✔ 知識が追い付かず、現場でついていけないこともある
未経験からの転職における志望動機を採用側は非常に重要視します。未経験者には実績がない分、志望動機から「会社に貢献する人材なのか」を判断します。
そのため、自分を採用することで、会社にどのようなメリットがあるかを志望動機の中でアピール出来るようにしましょう。
◆ HTML・CSS・JavaScript
◆ Java
◆ PHP
企業が求めるスキルを把握し、身に付けておくことで、転職活動において内定をもらいやすくなるでしょう。自分のスキルと企業が求めるスキルがかけ離れている場合、転職できても双方にとって良い転職とはなりません。
出典:矢野経済研究所、国内BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場調査結果を発表|日本経済新聞
🅰 一般的に28歳~30歳前後がポテンシャル採用のボーダーラインといわれています。
企業サイドからすると、未経験者を採用する=入社後の教育コストがかかるということ。同じコストを払うなら、長く働いてもらえる可能性が高い若い人材を優先する企業が多いでしょう。そのため、これ以上の年齢の方は、採用される可能性は0ではないですが、転職が難しくなっていきます。
現職の延長線上でプログラムを活用できる仕事を探すということも視野に入れるとよいかもしれません。
🅰 はい。社会人としての経験が無い分、何にも染まっていないので社風などを受け入れやすいというメリットはあります。ただし、主体的に学べる姿勢や理想だけを追い求めないことがポイントです。
ポテンシャル採用となるため、今後に期待できる年代、新しい技術を勉強できるバイタリティが求められることから、20代なら重宝される傾向があります。仕事の経験は無くても学歴などが重要視されることはありますし、社会人としての常識は必要です。
🅰 資格は必須ではありません。IT業界では、資格よりも実績やスキルの方が評価されやすい傾向があります。
薬剤師や気象予報士のように、資格がなければ働けないということはありません。ですが、資格は自分のスキルを証明してくれるひとつのツールになります。
特に実務経験が少ない人の場合には、資格によって自身のスキルを証明できることが就職や転職の場で有利に働くことは大いにあります。
例えば、未経験からプログラマーを目指す人には次のような資格がおすすめです。
🅰 はい、数学が苦手でもプログラマーになれますよ。プログラミングには数学が必要だと思われがちですが、特定の分野以外では高度な計算式は必要ありません。
例えば、未経験からでも目指しやすいWebプログラマーの仕事では、中学や高校で学習するような証明、微分積分などの難しい計算式や物理などの高度な知識は不要です。
プログラミングに必要なのは、数学よりもむしろ小学校で習うような足し算や引き算などの四則演算をはじめとした基本的な算数の知識や考え方です。
🅰 はい、なれます。文系出身者でもプログラミングを活かして活躍している人は多数います。
IT人材白書2020によると、文系エンジニアの割合は全体の約30%。またプログラマカレッジに通う約8割の方も文系出身者なんですよ。
プログラマーに最も必要とされる主なスキルは、論理的思考力・継続学習力・コミュニケーション力の3つです。文系出身者でもプログラミングをマスターすることは十分に可能です。
🅰 結論から言うと、まったくの未経験者が独学するのは難しいですが決して無理ではありません。
今は、簡単に始められる学習サイトやサービスも多数ありますし、YouTubeなどの動画も豊富にあることから、未経験者が独学で学習をスタートすること自体は簡単です。ですが、プログラミング自体が決して簡単というわけではありません。
特に未経験者の場合、
• 何から学習して良いのかわからない
• エラーが多くて一人で解決できない
• 学習量や学習時間が多くモチベーションが続かない
などといった理由から挫折してしまうこともあるのが事実。独学での学習に不安がある方には、プログラミングスクールの利用をおすすめしています。
🅰 あなたが開発してみたいサービスやプロダクトに必要な言語を選ぶことももちろん大事ですが、まずはプログラミング入門として簡単な言語を学び、慣れることが大切です。
プログラミング未経験で最初から難しい言語やインターネット上に情報の少ない言語に取り組んでしまうと、学習が思うように進みません。まずはHTMLやCSSなどの取り組みやすい言語でプログラミングに慣れてから、次のステップとして徐々にステップアップしていくと良いでしょう。
初心者におすすめの言語については以下の記事で紹介しています。
未経験からプログラマーを目指したいのであれば、就職支援があるプログラミングスクールを活用しましょう。
プログラマカレッジなら、経験豊かなプロのアドバイザーがプログラミングに関する知識はもちろん、就職に関するサポートも親身に対応致します。就職率も98.3%を誇り、受講料は無料です。
プログラマカレッジ卒業生の声
森さん
つまずいた時に相談できる存在がいることがとても心強かったです。気兼ねなく質問できる環境があったことは、プログラミングを学ぶ上でとてもよかったと思っています。
プログラマカレッジ卒業生の声
二瓶さん
一人で勉強していたらモチベーションも下がって、ここまで頑張れなかったと思います。仲間と勉強できたことはすごくよかったですね。
プログラマカレッジ卒業生の声
ツヅクさん
オンラインであっても仲間と協力しあって開発を進めることができ、よかったなと感じています。完成した時は本当に清々しい気持ちでしたね。
IT業界は「ポテンシャル採用」となる場合も少なくなく、未経験でも飛び込みやすい業界です。解説したポイントを押さえていれば、頑張り次第で十分にプログラマーに転職できる可能性はあります。
ただし、転職時のリスクがあることもお忘れなく。リスクも承知の上で、それでもプログラマーになりたいという強い覚悟をもった方なら、チャンスがつかめるかもしれません。
未経験からプログラマーへの転職を考えている方は、ぜひプログラマカレッジのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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