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スキルアップ

2021.07.02

システムエンジニアとプログラマの違いがまるわかり!IT業界未経験向け

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プログラマカレッジ編集部
プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

システムエンジニアとプログラマで何が違うのかわからないと思う方も多いでしょう。この記事では、システムエンジニア(SE)とプログラマ(PG)の違いを仕事内容・スキル・年収といった軸で解説します。IT業界未経験者の方でもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2021年7月2日

目次

1. システムエンジニアとプログラマの違いとは【仕事内容】
 1-1. システムエンジニアの仕事内容
 1-2. プログラマの仕事内容
2. システムエンジニアとプログラマの違い【スキルと資格】
 2-1. システムエンジニアに必要なスキルと資格
 2-2. プログラマに必要なスキルと資格
3. システムエンジニアとプログラマの違い【年収】
4. システムエンジニアとプログラマの違い【キャリアパス】
 4-1. システムエンジニアのキャリアパス
 4-2. プログラマのキャリアパス
5. システムエンジニアとプログラマに将来性はあるのか?
6. システムエンジニアとプログラマになるには
 6-1. 未経験から短期間でプログラマを目指すなら就職支援付きのプログラミングスクールがおすすめ!
7. まとめ

1. システムエンジニアとプログラマの違いとは【仕事内容】

システムエンジニアとプログラマの違いを簡単にいうと、次の通りです。

◆ システムエンジニア⇒お客様の作りたいモノを図や言葉で整理してプログラマに伝える人

◆ プログラマ⇒システムをプログラミングする人

システムエンジニアとプログラマの仕事内容は、それぞれが担当する工程によって違いがありますので、下の図を参考に大まかな工程を見ていきましょう。

クライアントからシステム開発の依頼があった場合、システムエンジニアがクライアントから詳細をヒアリングし、要件定義・基本設計を行います。そして、作成された仕様書・設計書を基にプログラマがシステム開発を行うというのが一般的なシステム開発の流れです。
システム開発においては、システムエンジニアとプログラマ、どちらも重要な役割を担っています。

ここからは、もう少し具体的に仕事内容を見ていき、それぞれの役割について、理解を深めていきましょう。

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1-1. システムエンジニアの仕事内容


システムエンジニアはウォーターフォールモデル※1 とよばれる開発手法の上流工程と設計を担当するエンジニアをいいます。システムエンジニアが担当する仕事内容は次の通りです。

要件定義 • 企画・立案
• 要件の決定
基本設計 お客様の目に触れる画面などの設計
詳細設計 プログラム内部の設計

お客様の業務状況や要望をヒアリングし、お客様の予算と作りたい内容を調整して、開発するシステムの範囲を決めます(要件定義)。開発範囲が決まったら、画面などお客様の目に触れる部分を設計します(基本設計・詳細設計)。

プログラム内部を設計し、自分で開発・試験を担当したり、プログラマに開発・試験を依頼したり、会社やスキルによって様々です。

またシステムを開発した後、システムが安定稼働するように監視やシステム改善を行う保守を担当する場合もあります。

※1 ウォーターフォールモデルとは水が滝へ流れ落ちるように各工程を一つずつ進める開発手法です。

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1-2. プログラマの仕事内容


プログラマはプログラミング等の下流工程を担当するエンジニアをいいます。プログラマの仕事内容は以下の通りです。

開発 プログラムの作成
単体テスト 1つのプログラムに対するテスト
結合テスト 複数のプログラムを組み合わせたテスト

プログラマの主な仕事は、システムエンジニアが設計したモノを元にプログラムを作成(開発)し、テストする仕事です。テストには2種類あり、1つのプログラムのまとまりをテストする単体テストと、複数のプログラムを組み合わせた結合テストがあります。

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2. システムエンジニアとプログラマの違い【スキルと資格】

システムエンジニアやプログラマには、スキルがあることが第一です。それぞれに資格は必須ではありませんが、スキルの証明になるため、特にIT業界未経験での就職では有効です。

以下ではそれぞれに必要なスキルの詳細とおすすめの資格を紹介します。

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2-1. システムエンジニアに必要なスキルと資格


【必要なスキル】
システムエンジニアに必要なスキルには次のスキルがあります。

コミュニケーション能力
お客様の状況を正確にヒアリングし、円滑に提案するには、コミュニケーション能力が不可欠です。

システム全体を俯瞰できる技術的なスキル
設計から実現可能性の検証、運用・保守などのシステム開発に関わる業務を舵取りするため、システム全体を俯瞰できる技術的なスキルが求められます。

プロジェクト管理能力
進捗の把握を行い、トラブルなどで進捗に遅れが出そうであれば、クライアントや他部署と連絡を取り調整を図るなど、プロジェクトを管理できるスキルが必要となります。

文章作成のスキル
要件定義書、設計書、仕様書、進捗報告やトラブル報告書など、システム開発では、文書作成の機会が多くあります。文書の目的や対象者によって、適切な情報の整理を行い、分かりやすく文書を作成するスキルが求められます。
 
【おすすめの資格】
システム全体を俯瞰できる技術的なスキルが求められるため、応用的な技術の資格を取得することがおすすめです。いずれの資格も応用知識を問う資格のため、まずは技術の基礎知識を問う「基本情報技術者試験」の取得を目指し、その後にチャレンジすると、効率がいいでしょう。

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2-2. プログラマに必要なスキルと資格


【必要なスキル】
プログラマに必要なスキルには次のスキルがあります。

プログラミングスキル
システム開発の目的に応じて様々なプログラミング言語を身に付ける必要があります。書けるプログラミング言語が多いほど、プログラマとして活躍の幅を広げることが可能です。

デバッグスキル
作成したプログラムに不具合が生じたときに、原因を調査し修正していくスキルが必要です。デバックスキルには物事を整理する力やわからないことと向き合う忍耐力が求められます。

コミュニケーションスキル
開発はチームで行うことがほとんどです。開発チームのメンバーと円滑にコミュニケーションを取ることが仕事を進める上で非常に重要となります。

アルゴリズムスキル
アルゴリズムとは、プログラムを作るときに使う、問題を解決するための手順、計算方法です。プログラマの仕事は、プログラミングという手段を使って、お客様の問題を解決することなので、アルゴリズムを考えるスキルが求められます。
 
【おすすめの資格】
IT技術の基礎知識を問う資格やプログラミング言語の資格を取得すると、採用に有利です。特に基本情報技術者試験を取得すると、IT技術を一定程度理解していると採用企業に評価してもらえるでしょう。

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3. システムエンジニアとプログラマの違い【年収】

厚生労働省の『賃金構造基本統計調査』によれば、システムエンジニアの平均年収は569万円プログラマの平均年収は426万円です。

参照:賃金構造基本統計調査|厚生労働省

※算出方法:きまって支給する現金給与額×12ヵ月 + 年間賞与その他特別給与額(企業規模計10人以上/小数点以下四捨五入)


平均年収は、プログラマよりシステムエンジニアの方が高くなっています。理由としては、上流工程を担当していること、プロジェクトを管理する立場であり業務の範囲が広いこと、プログラマの年齢層が若いこと、などが挙げられます。

ただし、あくまで企業を対象に調査した平均年収であり、プログラマでも高収入を目指すことはできます。また、実力主義の米国では、技術力のあるプログラマの年収は高く設定されており、今後の日本においても、プログラマの年収が変わっていく可能性はあります。

 

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4. システムエンジニアとプログラマの違い【キャリアパス】

一人ひとり持っているスキルが異なり、スキルを活かすことで、多種多様なキャリアパスがあります。今回はシステムエンジニアとプログラマの一般的なキャリアパスに絞って紹介します。

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4-1. システムエンジニアのキャリアパス

システムエンジニアの一般的なキャリアパスは、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーといったマネジメント系のキャリアパスです。他にもITアーキテクトと呼ばれるシステムの企画・立案を専門にしたスペシャリストを目指すキャリアパスもあります。

上流工程に関わっているため、キャリアパスの幅も広がり、マネジメント系からスペシャリスト系まで幅広いキャリアパスを選べます。

プロジェクトリーダー
内部的なプロジェクトの管理・運営を行う職種です。プロジェクトメンバーへの指示やプロジェクト内の課題解決などプロジェクトメンバーに対して働きがけをするのが主な仕事です。

プロジェクトマネージャー
プロジェクト全体を統括する職種です。予算管理から顧客折衝・人員の確保など、プロジェクト外の人と調整するのが主な仕事です。

ITアーキテクト
お客様の状況をヒアリングし、お客様の課題を解決するようなシステムを企画・立案する職種です。

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4-2. プログラマのキャリアパス

プログラマの一般的なキャリアパスは、システムエンジニアです。他にも様々なプログラミング言語やインフラスキルを身に付け、フルスタックエンジニアを目指すキャリアパスやフリーランスを目指すといったキャリアパスもあります。

システムエンジニア
もっとも一般的なキャリアパスです。プログラマとして何年か働いた後、システムエンジニアの仕事を任されることが多いです。

フルスタックエンジニア
システム開発の設計から開発・運用、インフラ整備までシステム開発に関わる技術を複数持つエンジニアです。企業の規模や社風にもよりますが、フルスタックエンジニアになるには自ら様々な業務を担当する積極性が必要とされます。

フリーランス
プログラマスキルを活かしてフリーランスとして活躍するキャリアパスです。

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5. システムエンジニアとプログラマに将来性はあるのか?

IT業界は、慢性的に人手不足となっている業界です。『IT人材白書2020』では、調査対象となったIT関連企業のうち9割以上の企業が、人材不足と回答しています。

出典:「IT人材白書2020」概要|IPA

システム開発などのIT市場は、今後も拡大していくことが見込まれており、システムエンジニアやプログラマを含むIT人材の需要は、引き続き高いといえるでしょう。技術や知識をしっかりと身に付け、自分の価値を需要に応えられる水準まで高めることで、将来性が確保できる業界です。

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6. システムエンジニアとプログラマになるには


システムエンジニアになりたいのであれば、まずはプログラマを経験する必要があります。プログラマ未経験から、いきなり要件定義などの上流工程を担当することは、ほとんどありません。

一方で、プログラマは未経験者の求人が多くあります。育成を前提とした、研修内容が充実している求人を探して応募しましょう。

ただし、実務未経験でも応募可能とはいえ、基本的なプログラミングスキルは、習得しておく必要があります。

 

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6-1. 未経験から短期間でプログラマを目指すなら就職支援付きのプログラミングスクールがおすすめ!

プログラミングスキルは、独学でも習得することができますが、短期間でプログラマを目指すのであれば、就職支援付きのプログラミングスクールに通うことがおすすめです

用意されたカリキュラムを通じて、途中で挫折しないようにサポートを受けながら、安心して学習することができます。就職支援があるプログラミングスクールでは、キャリアコンサルタントに相談することで、自分が希望する就職先を紹介してもらうこともできます。

また、完全無料で受講できるプログラミングスクールもありますので、ぜひ自分に合ったプログラミングスクールを探してみてください。

「未経験からプログラミングスキルを学習したい」
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もしあなたがこんなふうに考えているのなら、ぜひこの機会に無料のプログラミングスクールプログラマカレッジで、私たちと一緒にプログラミングを学んでみませんか?

 

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7. まとめ

システムエンジニアとプログラマの違いを紹介しました。

プログラマを経験してからシステムエンジニアを経験するキャリアパスが一般的です。しかし、システム開発において、システムエンジニアとプログラマはそれぞれ重要な役割を持ち、求められるスキルも異なってくるため、仕事に優劣はありません。

マネジメントに関心があり上流工程に携わりたいのか、技術者としてプログラミングスキルを磨いていくのか、自分の興味や適性を踏まえて考える必要があります。これらの職種に興味があり、もしあなたがプログラミング未経験者でしたら、まずはプログラミングスキルを学習することから始めてみてはいかがでしょうか。

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