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ITコラム

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大学院中退では就職できず悲惨?中退を後悔しないための就活ガイド

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プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

大学院の中退を考えているけれど、就職に響いてしまうのではないかと不安、という方に向けて、大学院中退者の就活におけるメリット・デメリットを解説。さらに、大学院中退者が就活で成功するための方法も紹介します。

なお、未経験からスキルを身につけてITエンジニアを目指したい方には、就職率98.3%の無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」もおすすめです。

最終更新日:2024年9月12日

大学院中退 就職 プログラマカレッジ

プログラマカレッジ
キャリアアドバイザー 大井雄介


転職・就職は人生の転機だと捉えています。転職は”失うもの” もあるので、当然不安があると思います。しかし、逆に”得られるもの” もあります。「大井さんに相談してよかった」と納得していただけるよう、受講生の方々の今までの経験や今後の将来像を面談では丁寧にヒアリングし、人生の転機を全力でサポートさせていただきます!ぜひ一緒に内定を勝ち取りましょう!

目次

1. 大学院中退って、就職に響くの?

大学院を中退してしまうと、就職は厳しいものになるのでしょうか?

大学院を中退後に、就職活動を成功させている人は多くいます。大学院を中退した場合であっても、大卒資格はあるため大きな心配をする必要はありません。

ただし、大学院を中退して就職を始めた場合、新卒ではなく既卒や第二新卒として扱われます。また、中退の理由は面接で必ずといってよいくらい聞かれますので、答えられるように準備しておきましょう。

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1-1. 大学院を中退する人の割合と理由

文部科学省の「経済的理由による学生等の中途退学の状況に関する実態把握・分析等及び学生等に対する経済的支援の在り方に関する調査研究」によると、大学院の修士課程における中退者の割合は2.6%です。

このデータから、大学院を中退する人は一定数いるといえるでしょう。また、大学院を中退した人の主な理由は次の通りです。

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就職や経済的理由、病気・けがなどさまざまな理由で大学院を中退する人がいることがわかります。

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1-1-1. 中退ではなく休学という選択肢もある

大学院を中退するか迷っているのであれば、休学するのもひとつの方法です。
何らかの理由で大学院に通い続けるのが難しくなったものの、研究を続けたいと考えているのであれば、休学を検討してみると良いでしょう。

上記で紹介した調査によると、大学院修士課程における休学率は3.83%です。もっとも多い休学の理由は「一身上の都合」で、続いて「経済的理由」が続きます。

一度大学院を中退してしまうと、再度研究の場に戻るのは非常に大変です。迷っているのであれば、いつでも戻れるよう休学を考えてみてください。

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1-2. ネガティブな中退理由では就職が不利になる

大学院の中退は、就職において大きく不利になることはありません。ただし、中退理由がネガティブな場合には、就職が不利になる可能性があります。

例えば、次のような中退理由だと印象がマイナスになってしまう場合もあるでしょう。

• 人間関係になじめなかった

• 大学院の生活が合わなかった

上記のような理由の場合、企業の担当者に「合わなければすぐに仕事をやめてしまうのではないか」といった印象を持たれやすくなります。
面接で嘘をつく必要はありませんが、ポジティブな言い換えができるよう考えておく必要があるでしょう。

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1-2-1. 大学院中退の理由によっては不利にならない

大学院の中退は、理由によっては不利にならないケースもあります。例えば、家庭の事情が変わったことで経済的に大学院を続けるのが難しくなったというようなケースは、本人に責任があることではないため、大きな問題とされない場合が多いでしょう。

また、将来叶えたい目標があり大学院に進学したものの、キャリアを積みながら目標を達成できる道が見つかったため中退した、という理由も「積極的に働く意欲がある」と感じられやすいため、不利になりにくいのです。

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1-3. 大学院中退後のキャリアパスの例

大学院中退後の進路は、正社員としての就職だけではありません。他にも、フリーランスや別の専門性を求めての進学なども考えられます。

また、就職をする場合にも、一般的な就職活動で仕事を探す方法だけでなく、インターンやアルバイトから正社員になる道もあるでしょう。

大学院では、大学よりもさらに高度な専門知識を身につけます。その分だけ進路やキャリアパスの幅も広がるため、さまざまな選択肢を検討してみてください。

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2. 大学院中退では就職できない?就職に与えるデメリット

大学院を中退したからといって、就職できないということはありません。しかし、大学院を卒業する場合と比べると、少なからずデメリットがあります。

例えば、次のようなデメリットが考えられるでしょう。

大学院や教授からの推薦がもらえない

新卒に比べて就職先の選択肢が狭くなりがち

大学院修了者より給与が低い可能性がある

それぞれ、詳しく解説します。

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2-1. 大学院や教授からの推薦がもらえない

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大学院では、学校や教授からの推薦を受けて就職先を決める学生も多くいます。
しかし、推薦を受けられるのは、卒業見込みのある学生のみです。中退してしまうと推薦での就職は難しいため、自力で就職活動を進めなければなりません。
また、大学院を中退してしまうと、学校のキャリアサポートセンターを活用するのも難しくなります。

大学卒業時に就活をしていればある程度進め方はわかっているかもしれませんが、これまで就活の経験がない場合には、就活のやり方から調査しなければならない場合もあるでしょう。
大学院を中退した場合、就活に必要な労力が大きくなるといえます。

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2-2. 新卒に比べて就職先の選択肢が狭くなりがち

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大学院を中退してしまった場合、新卒に比べて就職先の選択肢が狭くなってしまう可能性があります。

例えば、大学院の修了が条件となっている職種は、中退してしまうと応募できません。特に、研究職のように大学院で学んだ専門性が必須となるような職種は、就職が難しくなる可能性もあるでしょう。

また、大学院を中退してしまうと企業によっては既卒の扱いとなり、新卒枠の求人に応募できない場合もあります。そのため、大学院を中退してしまうと就職先の幅が狭くなってしまいがちなのです。

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2-2-1. 既卒3年以内なら新卒枠で応募できる企業もある

厚生労働省は、雇用対策法第7条および第9条に基づいて「青少年雇用機会確保指針」を設けています。2010年には青少年雇用機会確保指針が改定され、新卒募集の際に少なくとも卒業後3年間は応募できるよう事業者に求められるようになりました。

この指針に基づいて、既卒者を新卒枠で採用する企業が増えています。大学院中退は既卒扱いでの就職活動となりますが、新卒者と同様に応募できる企業は以前より増えているのです。

そのため、以前に比べると大学院中退での就職活動は進めやすくなっているといえます。

参照:青少年雇用機会確保指針|厚生労働省

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2-3. 大学院修了者より給与が低い可能性がある

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大学院を中退した場合、学歴としては大卒となります。大卒者と大学院修了者で給与水準に差をつけている企業の場合、大学院修了者と比べると給与が低い可能性があります。

とはいえ、すべての企業が大卒と大学院修了で給与に差をつけているわけではありません。大学院卒の人と給与に差が出るのが気になる場合には、学歴による給与差がない企業を選ぶと良いでしょう。

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3. 大学院を中退しても就職できる理由

大学院を中退するに至る理由は人によってさまざまでしょう。卒業する場合と比べてデメリットはあるものの、就職は可能です。場合によっては、中退がメリットになるケースもあります。

大学院を中退しても就職できるのには、次のような理由があります。

大学院に進学した経歴をプラス評価する企業もある

大学院で学んで高度な専門知識をアピールできる

就活市場は若手人材の需要が高い

社会経験を早期に開始できる

ポジティブな中退理由はプラスに働くこともある

それぞれ、詳しく解説します。

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3-1. 大学院に進学した経歴をプラス評価する企業もある

大学院への進学率はそれほど高くありません。そのため、大学院に進学したというだけでも経験としてプラスに評価してくれる企業もあるのです。

例えば、コツコツと努力できることや、専門的な知識がある程度身についていることは、大学院に進学することで得られやすい評価です。また、学習意欲の高さや深く物事を追求する好奇心なども評価してもらえる可能性があるでしょう。

大学院に進学しているという経歴に興味を持ってもらえれば、研究分野や大学院進学のきっかけについて話を聞いてもらえるケースもありますよ。

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3-2. 大学院で学んだ高度な専門知識をアピールできる

大学院では、大学よりもさらに高度な専門知識を学ぶため、業界によっては非常に重宝されます。たとえ大学院を卒業していなくても、大学院で学んだ経験があるというだけでプラスの評価を得られる可能性があります。

自分の学んだ分野の知識を欲している企業であれば、アピールポイントとして活用できるでしょう。自分の学んだ知識がどのような業界で求められているのか、どのような企業で高く評価してもらえるのかを調べてみると、より効果的なアピールにつながります。

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3-3. 就活市場は若手人材の需要が高い

就活市場では、若い人材の需要が高い傾向にあります。

なぜなら、若い人材の方がこの後長く働いてくれる可能性が高いことに加え、若い人の持つ新しいアイデアやエネルギーにも期待されているためです。

さらに大学院に入学した経験があれば、専門性と若さを兼ね備えていると期待されるのです。そのため、大学院の中退者は就活市場で高い評価を得られる可能性があります。

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3-4. 社会経験を早期に開始できる

大学院を中退した人は、大学院の同級生よりも早く社会に出ることになります。

そのため、より早いタイミングで仕事を始めることとなり、その分社会経験を積むことができるのです。

大学院で身につける専門知識ももちろん重要ですが、仕事の場で実務経験を積むことも重要です。そのため、同級生よりも早期に開始できる大学院中退者は、就活で評価してもらえる可能性があるといえます。

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3-5. ポジティブな中退理由はプラスに働くこともある

大学院中退にもいろいろな理由がありますが、ポジティブな中退理由の場合にはプラスとなるケースもあります。

特に、就職を理由として大学院を中退する場合には、前向きな意識が働いてることが多いでしょう。そのため、率直に中退の理由を話すだけでもポジティブに受け取ってもらえる可能性があるのです。

ネガティブな理由による中退でなく、ポジティブな理由での中退の場合には、積極的にアピールしてみるのもひとつの方法です。

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4. 大学院中退を後悔せず就活を進めるためにすべきこと

大学院を中退しても就活を成功させるためのコツを教えてください。
大学院を中退した場合、次のポイントを抑えて就職活動を進めましょう。

【前提】本当に中退しても後悔しないか考える

大学院中退後は今すぐに行動を起こす

自己分析で就活の軸を明確にする

企業・業界・職種選びは視野を広げて考える

大学院中退者向けの選考対策をする

これらのポイントを意識せずに就職活動をすると、後悔する可能性が高まります。以下で詳しく解説しますので、ぜひチェックしておきましょう。

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4-1.【前提】本当に中退しても後悔しないか考える

まだ大学院を中退しておらず迷っている段階であれば、本当に中退しても後悔しないのかじっくり検討しましょう。

大学院を中退しても就職は可能ではありますが、卒業した方がより就職活動をスムーズに進められます。また、選択肢の幅も広げられるでしょう。

そのため、中退する前によく検討してから結論を出さなければなりません。

自分1人で考えるのではなく、友人や家族、教授など周囲の人にも相談してみてください。

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4-2. 大学院中退後は今すぐに行動を起こす

大学院を中退したら、すぐに行動を起こしましょう。中退してから就職までの期間が長くなると、就職の難易度が上がります。

以下は、フリーターから正社員として就職できた人の割合を示したグラフです。

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出典:大都市の若者の就業行動と意識の展開「第4 回 若者のワークスタイル調査」|独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)

このグラフを見ると、フリーター歴が長ければ長いほど就職できる確率が下がってしまうことがわかるでしょう。
しかし、フリーター歴が1年までであれば、正社員として就職できる可能性は比較的高いといえます。
そのため、大学院を中退したらブランク期間を短く済ませられるよう、すぐに行動を始める必要があるのです。
まだ大学院を中退していないのであれば、中退後すぐに行動を始められるよう事前に準備しておくと良いでしょう。

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4-3. 自己分析で就活の軸を明確にする

就職活動には自己分析が欠かせません。

自己分析をすることで、自分の価値観が明確になります。価値観を明確にすることで、目指すべき職種や業界だけでなく、何を大切にしながら働くのか、そのためにどのような企業に就職すべきかがわかってくるはずです。

事前に自己分析をしておくことで、就職してからのミスマッチを避けられます。

自己分析にはさまざまなやり方がありますが、初めての場合にはツールを利用すると便利です。例えば、ミイダスでは、独自の診断で自分の市場価値や適性の高い職種を見つけられます。

複数の分析方法を試してみて、自分なりに深堀りしてみるのも良いでしょう。

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4-4. 企業・業界・職種選びは視野を広げて考える

企業や業界、職種を選ぶ際には、大学院で研究した分野にこだわらず、視野を広げて考えるのがおすすめです。
なぜなら、専門分野で勝負する場合にはどうしても大学院を修了した人の方が有利になりやすいためです。

しかし、選択の幅を広げてみると、大学院で学んだ内容を活かしながら働けるものの、それほど大学院生には注目されていない分野が見つかることもあるでしょう。

また、自分が興味を持てる新たな分野を見つけられるケースもあります。

専門的に学んだことにこだわりすぎず、さまざまな職種や業界を調べてみるのがおすすめです。

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4-5. 大学院中退者向けの選考対策をする

大学院を中退した場合、新卒での就活とは異なる選考対策が必要となる場合もあります。

例えば、中退の理由や中退をした後何をしていたのかなどは、中退者だからこそ質問される内容だといえるでしょう。

大学院を中退した場合に必要となる選考対策について、以下で詳しく解説します。

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✅ 大学院での経験を自己PRに活かす

大学院に入学した人は、大学卒業後すぐに就職した人に比べると多くの経験を持っているはずです。

大学院に入学後どのような経験をしたのか、それを就職後どのように活かせるのかを考え、自己PRに活用してみましょう。

学んだ内容や研究内容が直接仕事に活かせるような職種でなかったとしても、例えば実験結果の分析や学会での発表など、幅広い仕事に活かせる経験があるはずです。

自分が希望している職種や業界、企業でどのような経験が求められているかを調査し、自己PRに活かせる経験がないか考えてみてください。

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✅ 大学院中退理由をポジティブに伝えられるようにする

就職活動を正解させるためには、ポジティブな中退理由を考える必要があります。

例えば「大学院で学べる内容が思っていたのと違った」というような場合には「専門分野が実際に社会でどのように活用されているのか興味を持ち、実務経験を得ながら学びたいと思い就職を目指している」といった言い換えができます。

嘘をつく必要はありませんが、人間関係や毎日の研究が辛くなってしまったなど、どうしてもネガティブに捉えられるような中退理由の場合には、そこから何を学び、中退の経験をどう活かしていきたいのかを一緒に伝えると、ポジティブなイメージになります。

中退というとどうしてもマイナスなイメージになりがちですが、どうしたら前向きに伝えられるかを考えてみましょう。

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✅ 大学中退後のキャリアプランを明確にする

大学院中退後、どのようなキャリアを考えているのかを明確にしておくことも重要です。

あまり深く考えず「なんとなく中退してしまった」ように見える人は、就職してもまたすぐに辞めてしまうのではないかと思われてしまいがちです。

しかし、今後のキャリアプランが明確でどのように将来を考えているかを伝えられれば、なりゆきまかせで感情のままに行動を決めているわけではないことをアピールできます。

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✅ 大学院中退者でも応募可能な求人を探す

大学院中退者は、新卒の学生に比べると応募できる求人が少なくなります。

そのため、大学院中退者が応募可能な求人を探すのは、就職活動において非常に重要だといえるでしょう。

中退者の場合、新卒ではなく既卒扱いとなるため、既卒者向けの求人サイトをチェックするのがおすすめです。既卒者向けのサービスであれば、手間をかけずに大学院中退でも応募できる求人を見つけられます。

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4-6. 就職支援サービスを活用する

前述の通り、大学院中退者の就職活動にはさまざまな準備が必要です。1人ですべての準備を行うのは大変だと感じるケースもあるでしょう。

就活準備には、就職支援サービスを活用するのがおすすめです。就活支援サービスを活用すると、履歴書の添削や面接練習などを通して、自分の経歴や考え方を魅力的にアピールする方法をアドバイスしてもらえます。

客観的な意見を聞きながら準備を進めることで、自分では気付かなかった強みやアピールポイントを見つけられることもあります。
就職支援サービスを活用することで、1人で就活を進めるよりも効率よく就職活動を進められるのです。

具体的な就職支援サービスについては、次の項目で詳しく紹介します。

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5. 大学院中退者におすすめの就活情報サイト・サービス

大学院を中退した人は、周囲に同じ境遇の人がいないケースも少なくありません。そのため、就活の進め方や相談先に悩んでしまうこともあるでしょう。

ここでは、大学院中退者におすすめの就職支援サービスを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

5-1. 転職エージェント

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転職エージェントとは、自分のスキルや経歴にあった求人情報の紹介や、自己分析、書類の添削などをサポートしてくれるサービスです。

さらに、企業との交渉もしてくれるため、日程調整などの事務手続きにかかる負担も削減できます。

どのように履歴書や自己PRを書けば良いのかわからない、面接でマイナスな印象を与えないアピール方法が知りたいという場合には、転職エージェントを活用してみると良いでしょう。

転職エージェントについて、詳しくは以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。

また、おすすめの就職支援サービスは以下の記事で紹介しています。

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5-2. ハローワーク

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出典:わかものハローワーク

ハローワークでは、35歳未満の若者向けに「わかものハローワーク」や「わかもの支援コーナー」といったサービスを提供しています。

職業相談はもちろん、担当者制による自己分析や職務理解のサポート、就職までの目標を定めた個別支援計画の作成といったサービスを受けられます。

また、必要に応じて心理的な悩みを臨床心理士に相談することもできるため、就職活動をしていて不安を感じた時などに活用してみるのも良いでしょう。

ビジネスマナーや応募書類の作り方、面接に関する無料セミナーも実施されています。

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5-3. 職業訓練校

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職業訓練校は、就職に必要なスキルを身につけられる制度です。国が運営しているため、民間のスクールで学べば高額な受講費用がかかるプログラミングやWeb制作などのスキルを無料で学べます。

これまで大学院で学んできたこととは別の分野にチャレンジしてみたいのであれば、職業訓練校を活用してみるのも良いでしょう。

さまざまなジャンルの職業訓練校があるため、まずは身につけたいスキルを決めてから、自分にあった職業訓練校を探してみるのがおすすめです。

職業訓練校について詳しくは以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

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5-4. 就職支援付きプログラミングスクール・プログラマカレッジ

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大学院中退からITエンジニアを目指したいのであれば、就職支援付きの無料プログラミングスクール、プログラマカレッジがおすすめです。

プログラマカレッジでは、プログラミングを始めとしたITスキルを無料で学べるだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策といった就職支援を実施しています。

プログラマー 向いてない 転職 プログラマカレッジ

企業ごとの面接対策やキャリアカウンセリングも、1対1で就活のプロ(アドバイザー)が対応します
プログラマカレッジ 就職サポート風景

98.3%と高い就職率を誇っており、スキルを身につけて確実に就職を目指したい方には特に適したスクールです。

IT業界はスキルが重視される業界でもあります。スキルを身につけておけば中退の経歴は問題視されないケースも多いため、ぜひ選択肢のひとつとして検討してみてください。

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6. 大学院中退者の体験談:大学院中退→就活成功の事例

プログラマカレッジの卒業生の中には、大学院中退後に就活を成功させた方もいます。ここでは、卒業生の体験談を紹介するとともに、実施した支援についてキャリアアドバイザーの視点からも解説します。

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私が中退した理由

大学院に通ってそのまま研究者になることを目指していたのですが、研究の中でさまざまな壁に直面し、まず大学院を休学しました。休学中に「このまま研究を続けるのは難しい」と思い、中退を決意しました。

私が就活で大変だったこと

就活には、元々強い不安がありました。研究者の道を目指していた時は一度も就活のことなんて考えなかったので…。「どういったキャリアを志し、どんな企業への入社を目指して就活をすればいいのか」ということから考えなければなりませんでした。

私が内定獲得できた決め手

就活に不安があったため、とにかくキャリアアドバイザーさんのところに通い詰めました。面接で予想される質問を洗い出していただいたり、面接練習をしていただいて、自信をつけてから就職活動を進められたのがとてもありがたかったです。

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6-1. 大学院中退から就活成功を実現するためキャリアアドバイザーはどのような支援を行った?

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まず取り組んだのが、見方や考え方を変える意識改革です。学校を中退されている方の多くは、中退をしてしまった事実が悪なのではないかというネガティブな考え方を持っていることが多いんです。
渡部さんも、大学院を一度休学した後に中退されていて、周りは新卒で大手に入社しているのに自分は何をしているのだろう、といったようにネガティブに考えている部分が見受けられました。
しかし、他責思考ではなく自責思考で、中退から自分は何を学んでどう変わったのか認識し、説明できるよう言語化すると、面接での評価や印象を変えられます。成果や実績をあげた人だけではなく、挫折や失敗から学び成長ができる人も、面接官に評価されやすいためです。
渡部さんも、支援を受けて気持ちの整理をし、他人と比べる必要がないとわかってからは自信を持って話ができるようになっていたと思います。

「中退」に対する考えを、自分ひとりだけの気持ちで前向きに変えることは容易ではありません。そのような時こそ、私達キャリアアドバイザーを頼ってください。ひとりひとりの気持ちに寄り添い、ひとつづつ解決出来るようサポートしますので、ご安心くださいね。

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7. まとめ

大学院を中退しても、就職は可能です。ただし、新卒ではなく既卒での就職活動となるため、後悔せずに就職活動を進めるためにはポイントを押さえておく必要があります。

スムーズに就職活動を進めるためには、就職支援サービスを利用すると良いでしょう。就職支援サービスを利用すると、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策、求人紹介など、就活に必要なさまざまなサポートを受けられます。

フリーターの期間が長くなると、正社員としての就職率が下がってしまうのが現実です。今中退を考えている方は、本当に後悔しないかじっくり検討するとともに、中退後はできるだけ早く行動を起こすのがおすすめです。

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