本記事では、おすすめのタイプ別にITパスポートの過去問の入手方法を紹介。過去問が解ける無料の学習サイト・対策アプリ、ITパスポートの過去問と問題集の最新売れ筋ランキングのほか、独学で最短合格するための勉強法も解説。ITパスポートの過去問は何年分やるべき?どれくらい正解すれば合格できる?などさまざまなギモンにFAQ形式で回答するので、これからiパスを受ける方は試験対策にぜひお役立てください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年1月9日
目次
1. 公式サイトからダウンロードする
2. 過去問が解ける無料の学習サイトを利用する
3. 過去問が出題されるスマホアプリを利用する
4. 書店で過去問題集を購入する
それぞれについておすすめの人も挙げましたが、あなたにとって最適な過去問の入手方法がわかったら、各見出しへ飛んでみましょう。
なお、書店で売れ筋の過去問題集については、こちらの見出しで紹介しています。詳しくは左記のリンクからご参照ください。
サイト名 | 過去問の出題範囲 | 運営元 |
---|---|---|
【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例) | 平成21年度春期~令和5年度まで | 情報処理推進機構(IPA) |
【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェア | 平成24年度春期~令和5年度まで | |
ITパスポート過去問道場 | 平成21年度春期~令和5年春期まで | ITパスポート試験ドットコム |
ITパスポート試験ドットコム | 平成21年度春期~令和5年春期まで | |
ITパスポート過去問 きおっくす装置 | 平成25年秋期まで | ITパスポート過去問 きおっくす装置 |
過去問.com - ITパスポート 過去問 | 平成27年度春期~令和5年度まで | 過去問.com |
※2023年11月28日調べ
各サイトの特徴や活用するメリットについての詳細は、サイト名のリンクからご参照ください。
※横スクロールしてご覧下さい。
※2023年11月28日調べ
※△の付いたアプリは、過去試験の傾向と対策のための演習問題を中心に出題
(詳細はアプリの掲載ページを参照ください)
基本的には過去問&問題集をベースとしたアプリばかりですが、中にはiOSまたはAndroidのどちらかにしか対応していないアプリもあるので、選ぶ際は対応OSについても確認しておきましょう。
プログラミングが学べる無料アプリについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【2023年11月版】ITパスポート試験の過去問・Amazon売れ筋ランキングTOP5
※横スクロールしてご覧下さい。
※2023年11月28日調べ
※AmazonのITパスポートの資格・検定の売れ筋ランキングの上位より、過去問題集のみを抜粋
Amazonで売れているITパスポートの過去問題集の1位は、「かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和5年度 秋期」で、同書籍の令和6年度春期は4位にランクインしています。
5位には3位の「令和06年【上期】 ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集」の令和05年版が中古本でランキング入りしていますが、できるだけ過去問をたくさん解いておきたい方が同時に2冊購入しているのかもしれません。
【2023年11月版】ITパスポート試験対策問題集・Amazon売れ筋ランキングTOP5
※横スクロールしてご覧下さい。
※2023年11月28日調べ
※AmazonのITパスポートの資格・検定の売れ筋ランキングの上位より、問題集のみを抜粋
Amazonで売れているITパスポート試験対策用問題集の1位は、「ITパスポート 一問一答問題集 2023年度版 Kindle版」でした。
1位~3位はKindle版のテキストで398円~、と気軽に入手しやすい価格も魅力です。また、TOP3の問題集はそれぞれKindle Unlimitedに加入していると無料で読めるので、会員の方はぜひダウンロードしてチャレンジしてみましょう。
なお、各書籍の詳細や口コミについては、★よりAmazonにて確認してください。
ITパスポート試験用のテキストや参考書についても知りたい方は、以下の記事も参考にしてみましょう。
ここからは、最初にご紹介した、「ITパスポートの過去問が解ける無料サイト」の詳細について解説します。
各サイトの特徴・活用するメリット・過去問の出題範囲についても詳しく紹介しますので、ぜひご自身に合ったサイトを見つけてみましょう。
なお、ITパスポートに独学1ヶ月で合格するための勉強法について知りたい方は、こちらから先にご覧ください。
■ どんなサイト?
ITパスポート試験を実施している「情報処理推進機構(IPA)」が運営している公式のサイトです。
過去10年分以上の問題が掲載されており、サイトからは問題冊子と解答例のPDFをダウンロードできるので、過去問を網羅的に学習できます。実際のITパスポート試験で出題された問題を解けるため、「本番試験の傾向を知りたい」という方におすすめです。
■ 出題される過去問の範囲
■ このサイトを活用して試験対策するメリット
• IPA公式の過去問サイトなの安心して対策できる
• 解ける過去問数が多いのでパターンをマスターできる
• 実際のITパスポート試験で出題された問題に無料で挑戦できる
■ どんなサイト?
こちらも「情報処理推進機構(IPA)」が運営している公式のサイトです。本番のITパスポート試験会場で操作することになる、受験画面の体験ソフトウェアをダウンロードできます。
ただ過去問を解くだけではなく、受験者番号や利用者IDの入力、試験結果画面の確認などもできるので「ITパスポート試験で実際に問題を解くイメージをしておきたい」「本番さながらの試験対策がしたい」という方に向いているでしょう。
ソフトウェアの動作環境は「Windows 10」と「Windows 11」であるとされているため、使用するにはWindowsのパソコンが必要となります。
■ 出題される過去問の範囲
■ このサイトを活用して試験対策するメリット
• 実際の試験で操作する画面を疑似体験しながら対策できる
• IPAが公式に公開しているソフトなので、安心して利用できる
• 本番のように画面を操作しながら過去問を解けるので試験馴れに最適
出典:ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験ドットコム
■ どんなサイト?
ITパスポートの過去問サイトのなかでも、特に有名なサイトです。幅広い年度の過去問を網羅しているだけではなく、各問題には丁寧な解説がついています。
さまざまな出題方法に対応しており、分野・試験回を指定しての出題や模擬試験形式での出題などが可能です。また、不正解だった問題のみを再度解くこともできるので、復習にも役立ちます。
パソコンはもちろん、スマホやタブレットにも対応しているので、スキマ時間を有効に活用しながら試験対策に取り組めるでしょう。
■ 出題される過去問の範囲
■ このサイトを活用して試験対策するメリット
• さまざまな形式での出題が可能で、「選択肢をランダムに並べ替える」などのオプションも設定できる
• 不正解の問題のみを出題できるので、復習にも便利
• スマホやタブレットにも対応しているので、外出時でも学習可
■ どんなサイト?
ITパスポートに関する情報や、短い期間で合格するために役立つ情報などが公開されているサイトです。
ITパスポート試験の概要や合格基準、試験に出てくる用語の解説などを確認できるだけではなく、掲示板から試験勉強をしている人や実際に受験した人などのコメントを閲覧できます。
過去問については、同サイトが運営している「ITパスポート過去問道場」から挑戦可能です。無料のオリジナル予想問題も公開されているので、力試しとして解いてみるのもいいかもしれません。
■ 出題される過去問の範囲
■ このサイトを活用して試験対策するメリット
• ITパスポートに関する情報が豊富
• ITパスポート試験の受験者や合格者などのコメントが閲覧できる
• 無料でオリジナルの予想問題に挑戦できる
■ どんなサイト?
ITパスポート試験の過去問を、一問一答形式でランダムに出題してくれるサイトです。
サイトの画面は「問題」と「回答の選択肢」というシンプルな構造となっているので、過去問サイトを初めて使う人でも簡単に操作できるでしょう。回答するごとに正解数や不正解数、正答率、合格圏内かどうかといった項目が表示されます。
自身が苦手だと感じているキーワードを含む問題を絞り込む機能があるので、ピンポイントで克服したい用語などがある場合に役立つでしょう。
■ 出題される過去問の範囲
■ このサイトを活用して試験対策するメリット
• シンプルなサイトなので複雑な操作が不要
•「正答率」や「合格圏内か否か」などが表示されるので、自分の実力を把握しやすい
• 苦手なキーワードが含まれている問題を重点的に学習できる
出典:過去問.com
■ どんなサイト?
「令和〇年度」といった試験回ごとの過去問に挑戦できるサイトです。それぞれの問題には解説や解き方の参考などが用意されているので、過去問を解きながら理解を深めていけるでしょう。
ユーザー登録およびログインをすることで、学習の履歴を記録する機能が利用できます。解答履歴の確認や不正解だった問題の出題、分析などが行えるようになるので、効率的にITパスポートの試験対策を進められるでしょう。
■ 出題される過去問の範囲
■ このサイトを活用して試験対策するメリット
• 問題には解説や解き方の参考がついている
• ユーザー登録をすれば学習履歴機能が利用できる
• 過去の解答状況をもとにした分析も可
ITパスポートに独学1か月で合格するための勉強法と試験対策のコツは、次のとおりです。
3年分の過去問を1ヶ月かけてマスターする場合は、一日あたり18~24問解く必要があるので、もし短期間で集中して対策する場合は、スキマ時間を有効活用しなが苦手分野を集中的に克服し、効率よく学習を進めましょう。
ある程度学習が進んでいて時間に余裕がある方は、苦手分野に絞って過去問を解く方法もおすすめです。
詳細については、こちらの記事を参考にしてみてください。
ITパスポートの合格基準は以下の表のとおり、「総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること」。
総合評価点 | 600点以上/1,000点(総合評価の満点) | ||
---|---|---|---|
分野別評価点 | ストラテジ系 | 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) | |
マネジメント系 | |||
テクノロジ系 |
そのため各分野の知識をバランス良く身につけないと途中で手が止まってしまい、最後まで解くことができないので、苦手分野をできるだけ克服して、時間に余裕をもたせながら体系的に理解できるような学習スケジュールを立てておくと安心でしょう。
仮に不合格だった場合でも、何回でも受験することが可能です。ITパスポート試験は合否の結果だけではなく、総合評価と分野別の評価がわかるので、自身の弱点を把握することにも役立つでしょう。
また合格した方も繰り返しチャレンジすることによって、さらなる得点アップを目指すことができるので、IT業界へ就職したい方は、ITに関する知識を万全に習得しておくためにも、ぜひ満点合格を目指してみてもよいかもしれません。
現在プログラマカレッジでは、ITパスポート試験に合格して入社決定に至ると、受験料金が全額返金となるキャンペーンを実施中。
さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポートしてくれるので、未経験者でも安心して就職活動に専念することが可能です。
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ぜひこの記事を参考に、ITパスポート試験の一発合格を目指してください。
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