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2021.05.31

プログラマーの需要は今後もある!AIの影響や将来性について解説【2021年版】

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プログラマカレッジ編集部
プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

IT業界の現状は人材不足にあり、プログラマーの需要は継続して高いものとなっています。未経験からの採用を含め、数多くの求人案件が検索すればヒットします。
一方で、「プログラマーには将来性がない」という記事やコラムを目にすることがあります。
人工知能(AI)・クラウド・5Gといった新しいIT技術が、次々と私たちの日常に浸透していく中、その技術を支えるプログラマーの将来性がないというのは、どういうことでしょうか?
この記事では、プログラマーの将来性がないといわれる理由について解説したうえで、引き続き高い需要が見込まれるプログラマーの今後について紹介していきます。

最終更新日:2021年5月31日

目次

1. プログラマーの現状と需要を知ろう
2. プログラマーの将来性は引き続き高い
 2-1. なぜプログラマーの将来性がないと言われているのか
 2-2. AIが進んでも人間が処理しなければならない仕事はなくならない
3. 需要の高いプログラマーの種類は?
4. 正社員とフリーランス、どちらの需要が高い?
5. 将来性や需要のあるプログラマーになる方法
 5-1. AIに強いプログラミング言語スキルを身につける
 5-2. マネジメントスキルをつける
 5-3. フルスタックエンジニアを目指す
 5-4. 自分の得意分野を極める
6. 未経験からプログラマーを目指すなら無料のプログラミングスクールがおすすめ
7. まとめ

1. プログラマーの現状と需要を知ろう

まずは、現状のプログラマー需要を見てみましょう。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発刊している「IT人材白書2020」では、IT企業を対象に、「IT人材の量に対する過不足感」についてアンケート調査を実施。996社が回答し、結果がデータとして公表されています。

これによれば、「大幅に不足している」もしくは「やや不足している」と回答した企業は、9割以上と高い水準で留まり、過去5年の推移でみても、プログラマーの需要はあることがうかがえます。

出典:「IT人材白書2020」概要|IPA

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2. プログラマーの将来性は引き続き高い


前述のデータに表されるように、プログラマーの人材不足問題は続いています。
IT業界の採用動向にも、コロナ禍の影響による一時的な採用活動の停止などが見られますが、人材不足が続く以上、プログラマーの将来性は引き続き高いと予想されるでしょう。

しかし、プログラマーの将来性を心配する声が聞こえてくるのも事実です。

ここからは、プログラマーの将来性が不安視されている理由と、それでもなぜプログラマー需要が減少していないのかについて解説していきます。

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2-1. なぜプログラマーの将来性がないと言われているのか

プログラマーの将来性が不安視される理由は、大きく次の2つと思われます。
 
1. AI技術の普及
近年、AI技術の進歩は目覚ましく、IT業界では、すでに単純なプログラミングであれば自動化が実現されています。
プログラミング自動化の技術開発は、おそらく今後も進んでいくことが予想されているため、AIに代替される職業としてプログラマーがあげられることがあります。 
 
2. オフショア開発のマーケット拡大
「オフショア」とは、ビジネスシーンでは「海外」を意味し、海外のプログラマーにシステム開発を委託することを「オフショア開発」と言います。
国内より人件費が割安となるベトナムやフィリピンなどにシステム開発を委託することで、企業がコスト削減を図り、オフショア開発のマーケットが拡大してきました。

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2-2. AIが進んでも人間が処理しなければならない仕事はなくならない

AI技術の普及やオフショア開発のマーケット拡大は、確かに国内のプログラマーにとって脅威です。
しかし、すぐにプログラマーの需要がなくなるほどの脅威かと言えば、必ずしもそんなことはありません。
なぜなら、システム開発の全ての工程を、AIやオフショア開発が担う将来というのは、現状では考えにくいからです。

たとえば、AIは指示したプログラムを組むことは可能ですが、プログラミング上で発生する複雑な問題を自動で解決することは、現在の技術では難しいとされています。
そして、AI技術やオフショア開発のマーケットが拡大してもコントロールするのは人間です。自分で考え、開発工程をマネジメントできる人材になることが将来性の確保につながるでしょう

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3. 需要の高いプログラマーの種類は?


ひとくくりにプログラマーと言っても、Webエンジニア・インフラエンジニア・ゲームプログラマー・社内SE など、色々なプログラマー職種が存在します。

特に、未経験からプログラマー転職を目指す場合、どのプログラマーを目指して勉強すれば良いのか気になりますよね。

IT業界は技術の変革が早いため、企業に求められるプログラマーの需要には時代の波があります。
プログラマーの種類ごとに、最近の動向を見てみましょう。
 
【Webエンジニア】
SNSやWebサイトなど携わる案件が多いため、求人の数も多い業界です。特に、スマホアプリの開発にも対応できるWebエンジニアの市場価値が高まっています。
スマホアプリは、私たちの日常生活に欠かせないツールとなっており、今後もあらゆる業界でスマホアプリの導入が続くと見込まれます。

世界のモバイル向けアプリ市場規模の推移及び予測

出典:平成30年版 情報通信白書|総務省

 
【ゲームプログラマー】
ゲームプログラマーで需要が高いのは、スマホゲーム開発に携わるプログラマーです。
現在、日本国内のゲーム市場の7割以上をオンラインプラットフォームが占めており、中でも大半を占めるスマホゲーム市場は1兆円を超えて成長推移しています。
直近の動向でいえば、コロナ禍での巣ごもり需要が、オンラインゲーム市場を後押ししていることも考えられます。

出典:『ファミ通ゲーム白書2020』が7月9日に刊行。2019年の世界ゲームコンテンツ市場は前年比約2割増に!|ファミ通.com

 
国内スマホゲーム市場規模推移・予測

出典:スマホゲーム市場に関する調査を実施(2019年)|矢野経済研究所

 
【インフラエンジニア】
インフラエンジニアとは、IT技術の基盤となるネットワークやサーバーなど、ITインフラ環境の構築や運用に携わるプログラマーです。
Webエンジニアなどに比べると、技術の刷新スピードが遅いといわれるインフラエンジニアですが、近年クラウドサービスの普及で変革期を迎えています。
従来のインフラエンジニアのイメージである物理サーバーへのインフラ構築から、クラウド上のサーバーへの移行が進み、企業の大小を問わずクラウド開発という新しい技術の知識を持つエンジニアが求められています
また、コロナ禍によるリモートワークの促進が、クラウドサービスの需要に追い風となっています。

国内クラウド市場 実績と予測

出典:国内クラウド市場は2024年に5兆円超え|MM総研

業界で活躍する姿を想像しづらいためか、需要に対し就職希望者が少ない職種であり、そういった意味での市場価値も高い職種です。
 
【組み込み系プログラマー】
組み込み系プログラマーとは、家電製品や産業機器など、機械の中に組み込まれたコンピューターを制御するシステムを開発するプログラマーです。
AI技術の普及や5Gの導入などによって、デジタル家電や自動車の自動運転化などは、さらに進化していくことが予想されます。しかし、高まる消費者ニーズへの対応と、その技術を担う若手人材の需要に対し、慢性的に人材不足にある業界です。

今後も強みとして活かしていくべきと考える項目/自社の弱みであり今後重点的に取り組むべき経営課題

出典:「2019年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」の調査結果を公開|IPA

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4. 正社員とフリーランス、どちらの需要が高い?

フリーランスのプログラマーとは、特定の企業に属さず、個人で仕事を請け負うプログラマーです。
仕事の請負い方は、友人や知人など人脈からの契約や、企業が案件ごとに出す求人への応募などがあります。

フリーランスに求められるのは、即戦力としての市場価値です。
成果に直結するスキルを持っていることが重要であり、そのような人材は正社員としての需要も満たせる場合が多いため、需要の比較にあまり意味はないかもしれません。

出典:フリーランス白書2020|フリーランス協会

そのため、フリーランスは給与の単価が高いことが多く、企業で働く正社員の年収より高収入を得ることも可能です。

一方で、収入の不安定さというリスクも抱えています。最近では新型コロナウイルスの影響による企業の投資控えで、フリーランスが受注できる案件数が減少傾向にあります。

いずれにせよ、未経験からフリーランスを目指すことはおすすめしません。

フリーランスを目指す場合は、まずは正社員として経験を積み、実績と自信をつけてから独立することをおすすめします。

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5. 将来性や需要のあるプログラマーになる方法


プログラマーの将来性がないといわれる理由と、需要が高いプログラマーの種類について解説してきました。
それでは、自分の市場価値を高めるためには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。

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5-1. AIに強いプログラミング言語スキルを身につける

AIをプログラマーの脅威と考えている方は、プログラマーはAIに奪われる仕事ではなく、AIを開発することができる仕事と発想を切り替えてみましょう。

自分のプログラマーとしての将来を考えるとき、必然的に身につけるべきプログラミング言語を考えなければなりません。

その選択肢のひとつとして、AI開発に強いプログラミング言語を習得することは、これからの市場で自分を売り込む強みとなるでしょう。
AIの活用はまだまだこれから広がることが予想され、その活用余地は多分野にわたります。

【AI開発に強い言語】
・Python
・Go など

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5-2. マネジメントスキルをつける

AIやオフショア開発と差別化できる能力として、マネジメントスキルがあげられます。

しかし、他人との関わりを避けてエンジニアになる人もいるため、マネジメントが苦手というエンジニアは案外と多いです。
それだけに、マネジメントスキルを持つエンジニアの需要は高いといえます。

また、プログラミングスキルの学習時にチーム開発をする機会がある方は、チームリーダーを経験することで、疑似的なマネジメントの練習をすることもできますので、おすすめします。

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5-3. フルスタックエンジニアを目指す

近年、複数の作業を一人でこなせるフルスタックエンジニアと呼ばれる人材が注目されています。

たとえば、フロントエンドとなるWebページの作成だけでなく、バックエンドのデータベース管理やインフラ構築を一人でできる人材がいれば、企業は人件費を押さえることができ重宝するでしょう。
また、担当間の連携ミスというリスクを回避し、開発スピードをあげることもできます。

フルスタックエンジニアは、新規事業の立ち上げなどスタートアップの場面、特にベンチャー企業で求められることが多く、海外ではすでに多くの人材が活躍しています。

今後も人材不足にあるIT業界において、複数のスキルを持つエンジニアの需要は伸びていくことが予想されます。

▸参考記事:一人何役?なんでもこなすフルスタックエンジニアとは|プロエンジニア

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5-4. 自分の得意分野を極める

フルスタックエンジニアが求められてはいますが、その中でも自分が得意とする分野は意識しておくようにしましょう。

例えば、フルスタックエンジニアの需要のあり方を、具体的に考えてみてください。
まずは「フロントエンドの開発ができる」、そこからさらに「データベース管理といったバックエンドの開発もできる」人材を企業が求めているとします。

そこへフルスタックエンジニアという器用さをアピールしても、肝心のフロントエンドの開発に対して専門のプログラミング言語に強みを発揮できなければ、現場の戦力として評価されないかもしれません。

将来のキャリアアップのためには、器用貧乏とならないよう、自分の強みとなる分野を明確に持ち、意識して伸ばしていくようにしましょう。

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6. 未経験からプログラマーを目指すなら無料のプログラミングスクールがおすすめ


需要が高いプログラマーを目指す近道としては、転職支援付きのプログラミングスクールへ通うことがおすすめです。

未経験からのプログラマー転職において、はじめから市場価値の高いプログラマーになることは難しいでしょう。まずは、最初のステップとなる企業へ就職し、実績を作り、現場で通用する知識を深めていくことが必要です。

転職支援付きのプログラミングスクールでは、専属のキャリアコンサルタントがつくことが多く、キャリアコンサルタントに相談することで、自分の目指す将来に合った企業の紹介を受けることができるので安心です。

費用面の悩みから独学で学習している方は、無料で受講できる転職支援付きプログラミングスクールもありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

◆ おすすめの転職支援付きの無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ

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7. まとめ

人材供給が不足している国内のIT業界では、プログラマーの需要は引き続き高いといえます。新型コロナウイルスの感染拡大による一時的な採用動向の縮小はありますが、IT業界は今後も成長していくであろう市場であり、未経験から転職できる求人が急激に減ることはないでしょう。

それと同時に、IT人材の未来は相反する可能性も持っています。
プログラマーとしてキャリアを積んでも、単純なプログラミング作業だけしかできないようであれば、AIやオフショア開発に仕事を奪われていくかもしれません。

将来にわたって需要のあるプログラマーでいるためには、周りから求められるスキルを身につけていき、市場価値を高めていくことが必要です。
需要があるプログラマーとしての将来は、就職して実績を積んだ先にあります。
これからプログラマーを目指すみなさんは、そのスタートダッシュができる位置にいますので、どのようなプログラマーになりたいのか、今のうちから目標とする姿を考えておきましょう。

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