フリーランスのプログラマーとして働きたいと考えている方向けに、個人事業主としてプログラマーになるための基礎知識や具体的な方法を紹介。さらに、個人事業主のプログラマーに必要なスキルやメリット・デメリット、案件獲得法も紹介しています。
なお、未経験からプログラマーを目指すのであれば、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」がおすすめです。
最終更新日:2024年5月21日
目次
フリーランスプログラマーの平均年収を考える際に参考になるのが、プログラマーを含む全ITエンジニアの平均年収です。
ITエンジニア向けのフリーランス案件を紹介するプロエンジニアに掲載されている全フリーランス案件を集計したところ、最低単価は月30万円、最高単価は月150万円でした。全案件の平均年収は、862万円と算出されています。
国税庁が発表する民間給与実態統計調査によると令和4年度の日本人の平均年収は458万円です。フリーランスエンジニアの年収は、平均を大きく上回っていることがわかるでしょう。
また、賃金構造基本統計調査のプログラマー(ソフトウェア作成者)の平均年収が550万円であるのに対して、プロエンジニアに登録されている「コーダー・マークアップエンジニア」の平均年収が588万円と、こちらもフリーランスの方がやや高い金額となっています。
以下の記事では、フリーランスプログラマーの年収の詳細や年収を上げるコツを紹介していますので、あわせてご覧ください。
▶ 参考記事:
【2024年最新】フリーランスエンジニアの平均年収を実例で紹介:求人を集計して解説|プロエンジニア
フリーランスプログラマーは、非常に幅広い分野で活躍しています。プロエンジニアには、以下のような開発系案件の種類があります。
フリーランスプログラマーの案件例には、次のようなものがあります。
出典:プロエンジニア
出典:プロエンジニア
出典:プロエンジニア
プロエンジニアでは、他にも多数の案件を掲載していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
▶ フリーランスITエンジニア専門の案件紹介・転職支援エージェント【プロエンジニア】
プログラミングスキルは、プログラマーにとって必須のスキルです。プログラミング言語にも複数の種類があり、まずは自分の業務に必要な言語から覚えていくことになるでしょう。多くの言語を扱えるようになると、プログラマーとして活躍の幅が広がりますし、スキルアップにもつながります。
将来挑戦したい仕事があれば、その仕事に必要なプログラミング言語を習得しておくことで、仕事を任せてもらえる可能性が高まります。
デバッグとは、プログラム内にあるバグを見つけ、それを修正する作業です。一見正常に動いているように見えるプログラムでも、実はバグが隠れているケースは少なくありません。
デバッグに必要なのは、バグがなぜ起きているのか原因を突き止め、適切に修正できるスキルです。
デバッグスキルを磨くには、バグが発生している理由を考えながら、修正点を探していかなければなりません。挙動が怪しい箇所が見つかったら、その場所で起きていることをさらに細分化してひとつずつ正常に動くか確認することで、バグを見つけられます。
論理的思考力とは、論理に基づいて物事を考えられる力のことを指します。例えば、とあるトラブルの原因を考える際に、闇雲にいろいろなことを試してみるのではなく、複雑に絡んだ問題を分離し、一歩ずつ解決に近づけるような考え方です。プログラミングをする際には欠かせない考え方であるとともに、説得力のあるプレゼンを行うためにも必要なスキルです。
プログラマーは、黙々とプログラミングをしているという印象からコミュニケーションスキルは必要ないと考えている人も多いようです。しかし実際には、システム開発の現場はチームで動きます。リーダーからの指示を適切に理解するとともに、自分の考えを伝えられるコミュニケーションスキルが必要です。
また、企業で働くプログラマーは、顧客と直接話をすることなく、上司からの指示で動くことも少なくありません。しかしフリーランスのプログラマーは、顧客と直接契約するため、顧客へのヒアリングや提案、交渉ができるコミュニケーション能力が必要です。
また、最近ではSNSから案件を獲得するケースも少なくありません。そのため、SNSでブランディングし、見込み客とコミュニケーションが取れるスキルや、営業ができるスキルも必要となるでしょう。
ITは、進化のスピードが速い分野です。常に情報収集を続けていないと持っている知識がすぐに古いものになってしまいます。また、新しい技術を取り入れて仕事をすることで開発効率が大幅に上がることも珍しくありません。
そのため、プログラマーは常に情報収集しながら新しい知識や技術を身につける必要があります。
効率の良い情報収集のためには、他のエンジニアと交流できるコミュニティに参加するのがおすすめです。各自が常に情報収集を行っているため、最新の情報が手に入りやすくなります。
また、フリーランスとして活動するのであれば、案件獲得や営業手法に関する情報収集も積極的に行いましょう。
その他、フリーランスのプログラマーには次のようなスキルも必要です。
• セルフマネジメントスキル
• 事務処理スキル
• リサーチスキル
フリーランスは自分1人で仕事の内容や納期を管理しなければならないため、セルフマネジメントスキルは必須です。また、会社員の場合には担当部署が設置されている経理や契約書類の作成なども、自分自身で行う必要があります。
さらに、わからないことは自分で調べて解決する必要があるため、リサーチスキルも求められます。
完全未経験から個人事業主になるのは、不可能とは言い切れません。フリーランスプログラマーを名乗るだけならすぐにでもできます。しかし、実際に案件を獲得するには実績がないと難しいでしょう。また、フリーランスになったからといって必ず収入が増えるとも限りません。
完全未経験から個人事業主としてプログラマーになるために必要な経験を、以下で詳しく解説します。
フリーランスとして生計を立てるためには、単価の高い案件を獲得しなければなりません。しかし、未経験の状態で高単価な案件を獲得するのは難しいでしょう。
なぜなら、企業は経験や実績がない人に仕事を発注しません。経験がないフリーランスは特にリスクが高いと考えられており、未経験で良い案件を獲得できる可能性は極めて低いといえます。
未経験者が独立するのが難しい理由については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
フリーランスのプログラマーを目指すのであれば、最低でも1年程度は実務経験を積んだ方が良いでしょう。
実務経験の中でプログラミングスキルを身につけられるだけでなく、業務をどのように進行するのかや、IT業界の慣習などもわかります。
担当した業務が少ない場合には1年程度だとまだ経験不足と判断されてしまうケースもあります。しかし、幅広い業務を経験し、多くの分野で仕事ができるプログラマーであれば、1年程度の経験でもフリーランス案件を獲得できる可能性があるのです。
フリーランスを目指す場合には、まず会社員として実務経験を積むところからキャリアをスタートするのがおすすめです。
フリーランスを目指す場合、可能であれば3年〜5年程度の実務経験を積んでおくとよいでしょう。
数年の実務経験があると、より難易度が高いプロジェクトに関わって働ける可能性があります。また、どのようなスキルを持つ人のニーズが高いのか、顧客がどのような要望を抱えていて、どのようなシステムを構築すれば問題を解決できるのかもわかってくるはずです。
まずは焦らずに、じっくり経験を積むことに注力してみてください。
フリーランスプログラマーになるために、プログラミングスキルは必須です。学習しながら資格も取得しておくと、スキルの証明に役立ちます。
おすすめの資格は次の4つです。
• 基本情報技術者試験
• 応用情報技術者試験
• Oracle認定Javaプログラマ
• PHP技術者認定試験
各資格の詳細については、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
独学でも資格は取得可能ですが、効率良く取得を目指すならスクールの利用がおすすめです。スクールを利用すれば、要点を押さえながら体系的にプログラミングスキルを身につけられます。また、わからないところがあれば講師に質問できるため、挫折も避けられるでしょう。
気になること、解決できないことがあればzoomの個別ルームにて講師と1対1でのやり取りができます
プログラマカレッジ プログラマーコース受講風景
さらに、資格取得を目指すのであれば、資格取得をサポートしているプログラミングスクールを選ぶとなお良いでしょう。
資格取得を目指す際には、ぜひスクールの利用も検討してください。
未経験から就職する場合、まずは下流工程のコーダーなどからスタートすると良いでしょう。
コーダーは、実際に手を動かしてプログラムを組むポジションです。IT企業でどのように仕事が進むかを体感しつつ、プログラミングのスキルを高められます。
また、経験を積みながら実績を手に入れられるのも、企業に所属して働くメリットです。働いた期間分だけプロフィールに実務経験年数として記載できるため、信頼性が高まります。
上流工程とは、要件定義や設計など、システム開発の前半部分にあたる業務のことを指します。プロジェクトの方向性を決定する工程で、上流工程で決まった方針に従ってプロジェクト開発を進めます。
フリーランスとして働く場合、上流工程の仕事を経験していると、プロジェクト全体を考えた行動ができるようになります。単なる作業ではなく、顧客への価値を提供しやすくなるでしょう。
小規模なプロジェクトの場合、フリーランスであれば要件定義から実装まで自分ひとりでの作業を求められるケースもあります。上流工程の経験があれば、そうした案件も獲得可能です。また、チームでの開発に参加した経験があれば、複数人で協力しながら仕事を進めるような案件にも参加しやすいでしょう。
上流工程の仕事を経験しておくことで、専門性の向上や業界内での人脈構築も期待できます。
会社員として実務経験があっても、フリーランスとしての実績がなければなかなか規模が大きく単価の高い案件は獲得できません。
そこでまずは、規模の小さい案件から獲得を目指しましょう。ランディングページやコーポレートサイト制作、エラー解消、デバッグなどは、比較的獲得しやすい案件です。
小規模で獲得しやすい案件から実践を積み重ねていくと、だんだんと大きな案件にも挑戦できるようになります。ただし、小さな案件は獲得しやすい反面単価が安いため、まずは副業で活動を始めるのがおすすめです。
フリーランスの場合、案件獲得のための営業活動が欠かせません。
フリーランスエージェントに登録すれば、エージェントが自分に合う案件を紹介してくれます。基本的には自分のスキルを伝えて待っているだけで良いので、営業に時間をかけず案件の対応に集中できます。
フリーランスエージェントへの登録は無料です。実務経験がない場合でもアドバイスを受けながらフリーランス活動へ踏み出すことができるため、まず登録してみるのもよいでしょう。
フリーランスになるためには、次のような準備が必要です。
税務署に開業届を出し、青色申告承認申請書を提出します。青色申告とは確定申告の方法のひとつで、白色申告よりも控除額が大きい方法です。青色申告をすることで支払うべき税金が少なくなるため、提出しておいた方が良いでしょう。
また、会社員が対象の厚生年金から、国民年金への切り替え手続きも行わなければなりません。健康保険も、退職から2年以内に切り替える必要があります。
▶ 参考記事:
フリーランスに開業届は必要?いつ出すの?メリットはあるの?|プロエンジニア
プログラマーが個人事業主として案件を獲得するには、以下のような方法があります。
それぞれの解説と、主なサービスサイトを紹介します。
出典:プロエンジニア
フリーランスエージェントとは、各人のスキルに合った案件を紹介してくれるフリーランス向けサービスです。営業をして案件を見つけてもらえるだけでなく、企業との交渉やより単価の高い案件を獲得するためのアドバイスも受けられます。
中には、プロエンジニアのようにITエンジニア専門のフリーランスエージェントもあります。
フリーランスとして活動したいけれど、営業活動が苦手だという方も多いでしょう。そんな方でも、フリーランスエージェントを活用すれば、待っているだけで自分に合った案件を獲得できます。
▶ 独立を夢見て事務職からエンジニアに転職、実務経験2年でフリーランスへ。信頼できるキャリアコンサルタントに出会い、理想の案件にスピード成約|プロエンジニア
出典:クラウドワークス
クラウドソーシングサイトとは、仕事を探している人と依頼したい人を結ぶマッチングサイトのことです。
多くの案件が掲載されており、その中から自分の条件に合う案件に応募できるのが特徴です。比較的簡単な案件も掲載されており、副業にも活用しやすいでしょう。
クラウドソーシングサイトで実績を積み、評価を集めることで、より難易度の高い案件にも挑戦しやすくなります。
ポートフォリオサイトやSNSで情報を発信し、案件を獲得する方法もあります。
X(旧Twitter)やInstagram、自身のホームページなどでフリーランスプログラマーとしての活動や、スキルアップの勉強をする中での気付き、実績などをアピールすることで、案件の依頼を得られる可能性があるのです。
また、SNSで情報発信をするとフリーランスプログラマーとも交流可能なため、情報収集にも役立ちます。
自分自身で営業し、案件を獲得するのもひとつの方法です。
問い合わせフォームなどを通じて企業に直接連絡し、反応があった企業に対して自分自身を売り込むのが一般的な手法です。また、異業種交流会などに参加し、自分が解決できそうな課題を抱えている人に売り込むのも良いでしょう。
この記事の前半「1-2. フリーランスプログラマーの平均年収」の項目でも紹介した通り、フリーランスプログラマーは会社員と比べて平均年収が高い傾向にあります。
もちろん、あくまでも平均でありどの程度の年収を得られるかは人によって異なります。特にフリーランスの場合、獲得できる案件の単価や稼働時間によって年収に大きな差が生じるのも事実です。
しかし、全体として見れば、会社員よりもフリーランスプログラマーの方が、高い年収を得られやすいといえるでしょう。
インタビューの全文は、以下の記事に掲載していますので、ぜひご覧ください。
▶ 介護職からフリーランスエンジニアへ転身。自分のスキル向上が、直に収入アップにつながる点がフリーランスの醍醐味です|プロエンジニア
フリーランスプログラマーは、会社に所属して働いているわけではありません。そのため、各案件を引き受けるか、引き受けないかの判断も自分自身でできます。
また、IT業界では完全リモートで仕事ができる案件も少なくありません。そのため、いつどこでどのように働くか、自分自身で自由に選びながら仕事を進められるのです。
例えば、育児や介護などの事情で特定の時間に働けないと、会社員として仕事をするのは難しいケースもあるでしょう。また、居住地が仕事を請け負う企業から離れていても、働きやすいのもフリーランスプログラマーのメリットです。海外在住の方が、日本企業から仕事を請け負って働くケースも多くあります。
今すぐに対応しなければならない課題ではなくても、将来育児や介護を担う可能性があるのであれば、早いうちからフリーランスプログラマーとして働く準備をしておくと安心できるでしょう。
インタビューの全文は、以下の記事に掲載されていますのでぜひご覧ください。
▶ 自分でサービスを作りたい!夢を叶えるために会社員SEからフリーランスSEへ転身。女性にとってフリーランスで働くメリットとは?|プロエンジニア
AIやデジタルトランスフォーメーションといった分野は、現在非常に需要が高まっています。今後も、新しい技術が出るたびに、それをどのようにビジネスに生かすかが考えられていくでしょう。
そのため、先端IT技術を扱える人材の需要は今後も伸び続ける可能性が高いといえます。
会社員の場合、長期間にわたって同じメンバーと仕事をするのが一般的です。少しずつ人の入れ替わりがあったとしても、大半のメンバーが一斉に大きく入れ替わることはあまりありません。
そのような環境では、人間関係にストレスが生じやすくなります。
しかしフリーランスの場合、プロジェクトが終わればチームは解散します。そのため、たとえ人間関係にストレスを感じても、長期間我慢し続ける必要はありません。例え同じ企業から仕事の依頼があったとしても、ストレスを感じるのであれば断ってしまうこともできます。
フリーランスとしての独立を考える前に、デメリットもきちんと把握しておきましょう。フリーランスとして働くことには、次のようなデメリットがあります。
それぞれ、詳しく解説します。
フリーランスの場合には、自分で案件を獲得しなければ収入を得られません。フリーランスプログラマーとして案件に対応しつつ、次の仕事を見つけるための営業や発信活動を行う必要があります。
また、自らスキルアップしなければ、継続して案件を獲得するのも難しいでしょう。高単価の案件を獲得するためには、学習時間の確保も欠かせません。
毎月の収入は、獲得できた案件の金額と数によって決まります。そのため、収入が不安定になりやすいのがフリーランスのデメリットです。
フリーランスには、有給などの福利厚生や、疾病休暇などの保障がありません。保障を受けたい場合には、自分自身で民間の保険会社と契約する必要があります。
病気やケガで仕事ができなくなると収入がゼロになってしまうケースも少なくないため、保険や貯金などで万が一に備えておかなければなりません。
また、フリーランスにとって健康管理は非常に重要です。特にフリーランスプログラマーの場合、仕事が忙しいと1日中座りっぱなしで過ごしてしまう人も多くいます。
疲労やストレスが溜まると、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうだけでなく、病気にかかる可能性も高まります。自分なりにストレス解消の方法を持つとともに、忙しくても運動や睡眠の時間を確保できるようスケジュールを組みましょう。
会社員であれば、税金や社会保険に関する手続きはほぼすべて会社が代わりに行ってくれます。税金が還付される場合には確定申告をした方が得になる場合もありますが、申告しなくても罰則はありません。
しかしフリーランスの場合には、帳簿をまとめて確定申告書を作成し、税金を納める、決まった社会保険料を期日までに支払うといった手続きをすべて自分で行わなければなりません。
【Q】フリーランスプログラマーに向いている人はどんな人ですか?
フリーランスプログラマーに向いているのは、何よりも自己管理能力が高い人です。集中すべきタイミングで集中して仕事を進め、納期までに仕事を終わらせられなければフリーランスプログラマーとして働くことは難しいでしょう。
また、新しいことにチャレンジできる人も、フリーランスプログラマーに向いています。毎日同じことを繰り返していても、新しいスキルは身につかず案件獲得にも結びつきません。そのため、常に新しいことにチャレンジし続ける必要があります。
さらにフリーランスは不安定な働き方でもあるため、安定よりも変化を求める人に向いています。自分自身でチャレンジし続けて新しい仕事を見つけながら、可能性を伸ばしていける人であればフリーランスとして活躍できるでしょう。
【Q】フリーランスプログラマーに向いていない人はどんな人ですか?
自己管理が苦手な人は、フリーランスに向いていません。納期から逆算してスケジュールを組み、そのスケジュール通りに仕事を進められなければ、フリーランスとして働くのは難しいでしょう。
また、体調を崩してしまうと仕事ができなくなるため、極力体調を崩さずに生活できるような自己管理も重要です。
フリーランスとして働き始めると、多くの人とコミュニケーションを取らなければなりません。当然営業も必要です。また、案件ごとに別のチームに所属するため、初対面の人と話す機会も増えるでしょう。そのため、コミュニケーションが苦手な人はフリーランスに向いていません。
また、フリーランスの収入は月によって差が出ます。仕事が少ない月には、赤字になってしまうケースも考えられます。そのため、安定を重視したい人もフリーランスには向いていないといえるでしょう。
【Q】フリーランスに年齢制限はありますか?
フリーランスに年齢制限はありません。案件をこなせるスキルがあれば、年齢を問わずフリーランスとして働くことは可能です。実際に、30代後半や40代でフリーランスに転身する方も多くいます。
また、フリーランスには定年もないため、自分の健康が続く限りは働いて収入を得られるのもメリットといえるでしょう。
ただし、40代以降になると求められるスキルに変化が生まれます。40代になるとどうしても若い時と比べて体力が落ち、単価の安い案件でも数をこなして収入を確保するという働き方が難しくなるためです。
他の人に負けないような専門性のあるスキルを持っていると、フリーランスとして評価されやすく、単価の高い案件を獲得しやすくなります。単価の高い案件を安定して獲得できるようになれば、体力が落ちても無理なくフリーランスとして働き続けられます。
フリーランスは、平均年収が高く働く時間や場所を自由に決められる魅力的な働き方です。しかし、完全未経験からすぐにフリーランスになるのは容易ではありません。
まずは、プログラミングを学習し、プログラマーに必要なスキルを身につけなければなりません。そのうえで、ある程度実務経験を積み、副業で実績を作ってからフリーランスを目指しましょう。
完全未経験からプログラマーを目指すのであれば、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」がおすすめです。プログラマカレッジでは、プログラミングスキルを身につけるだけでなく、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削といった転職活動サポートも実施しています。
企業ごとの面接対策やキャリアカウンセリングも、1対1で就活のプロ(アドバイザー)が対応します
プログラマカレッジ 就職サポート風景
また、受講中にJavaシルバーの資格取得を目指せるのもプログラマカレッジの魅力です。受験料は、全額プログラマカレッジが負担します。
フリーランスプログラマーを目指したいのであれば、私たちと一緒にプログラマカレッジで学習を始めてみませんか?
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個人事業主として働いているプログラマーは、フリーランスプログラマーと呼ばれます。ひとつの企業と雇用契約を結ぶのではなく、依頼主と直接契約を結んで業務を請け負います。
フリーランスプログラマーは、企業で働くわけではないため柔軟な働き方が可能です。また、自分が対応可能な範囲内であれば、複数企業の案件を同時に進めることもできます。
以下で、個人事業主としてプログラマーになるための基礎知識を解説します。