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2021.07.02

文系出身エンジニアの割合は?SEになって後悔する理由や適正のある文系の特徴も解説

この記事を書いた人
本間 新
本間 新

フリーランスWebライター
過去に、まったくの未経験からプログラミングスクールに通い、エンジニアに転職した経験あり。エンジニア経験を活かし「IT」「転職」などのジャンルを中心に、記事を書いています。

2020年のIT人材白書によると、文系エンジニアの割合は全体の約30%。またプログラマカレッジに通う約8割の方も文系出身者ですが、「文系人でもITエンジニアになれるの?」「文系からエンジニアになると後悔するのは本当?」と考えている方に向けて、文系がSEになれる理由やSEになって後悔する主な理由を元エンジニアが解説。後悔しないための方法や、SEに適正のある文系の特徴も紹介するので、「文系×未経験からSEになりたい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2021年7月2日

目次

1. 2020年現在、文系出身エンジニアの割合は全体の約30%!
2. そもそも文系と理系の定義とは?なぜ分けられているの?
3. SEになったあとで後悔する文系新卒者が多いのはなぜ?
 ✓ IT知識が足りず業務についていけないため
 ✓ 納期ありきのスケジュールが過密すぎるため
 ✓ 他の職種と比べて1日の勤務時間が長いため
 ✓ チームや職場の人間関係に疲れてしまったため
 ✓ 職場での出会いや楽しいイベントが少ないため
 ✓ 長時間パソコンと向き合うのが辛くなったため
4. システムエンジニアに向いていない文系人の特徴はこの10項目!
5. 文系の人がSEになって後悔しないための方法は3つ
 ✓ SEとはどんな仕事かを予め把握しておく
 ✓ IT業界の就職先についても幅広く知っておく
 ✓ 無料プログラミング学習サイトで学んでみる
6.【エンジニア適正をチェック】SEに向いている文系人の特徴10選
7. 文系出身のシステムエンジニアならではの強みとメリット3選
 ✓ 文章を書くスキルや読解力が高い
 ✓ コミュニケーションスキルに長けている
 ✓ 周囲の状況を見ながら動くことができる
8. IT時代に必要とされるのは文理両道の「ハイブリッドSE」
9. 文系からSEを目指すなら無料の「プログラマカレッジ」がおすすめ!

 

1. 2020年現在、文系出身エンジニアの割合は全体の約30%!


SE(システムエンジニア)とは、開発するシステムの要件を顧客と相談しながら決めて、クライアントの要望に沿ってシステムの設計を行なう人のことです。

企業や開発チームによってもその定義は異なりますが、要件定義や設計書の作成以外にも、スケジュールや開発メンバーの管理なども行い、予算の見積りや人員の確保、進捗管理などのマネジメント業務も同時に担う、いわば現場監督のような役割も果たします。

とはいえ、SEは「理系出身者にしかできない仕事だ」と思う方も多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。

なぜなら、SEの業務では顧客と交渉するためのコミュニケーション力や、わかりやすい設計書を書くための文章力など、文系ならではのスキルが求められるからです。

実際に、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発刊した「IT人材白書2020 *1」では、IT従事者のうち最終学歴における専攻分野が文系である人の割合は、先端IT従事者が30.2%、先端IT非従事者が34.6%という結果が出ています。

この結果からも、現在業界内において文系出身のIT従事者*2 が約30%存在していることがわかりますが、さらに近年はIT業界における人材不足が深刻化しているため、文理不問で未経験者を採用している企業も続々と増えているのです。

*1:図表3-4-6 先端IT従事者、先端IT非従事者の最終学歴での専攻分野
*2:IT従事者とは、AI等の先端的なIT業務に従事する人材のこと


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2. そもそも文系と理系の定義とは?なぜ分けられているの?


文系ですか?それとも理系ですか?

こう聞かれたら、あなたは何と答えますか?

理学部や工学部を出ていれば「理系」、文学部や教育学部出身者ならもちろん「文系」と答えるでしょう。

もしくは高校や高専を卒業して技術者になった人やパズルやゲームが得意な方は「理系」、デザインや料理の専門学校を出た方や、小説や歴史、サブカルが好きな方は「文系」だと答えるかもしれません。

ですが、そもそも文系と理系の定義とは、いつから何のために定義されるようになったのでしょうか?

量子理論や科学の最先端を紐解くナビゲーターとしても知られる、人気サイエンスライター・竹内薫氏の著書によると、

『橋爪大三郎の社会学講義2』(橋爪大三郎著・夏目書房)によると、日本における「理系」と「文系」の定義は、明治時代に旧制高校が作ったものだという。黒板とノートだけで学べる「文系」に比べ、「理系」は実験設備にお金がかかる。「お金のかかる学部を理系」「お金のかからない学部を文系」と分類し、お金のかかる学部の生徒数は絞らざるをえなかった。そこで数学の試験をして、「理系」と「文系」を振り分けたということだ。

出典:「理系バカと文系バカ」(PHP新書)/著:竹内薫 – Kindle版 位置No.190

※旧制高校:明治時代から昭和時代前期にかけての日本に存在した高等教育機関。現在の大学教養課程に相当する。

とのこと。

文系と理系を分けるきっかけとなったのは、実のところ「お金」が理由だったなんて驚きですよね。結果その時代の名残により、特に高校の進路決定時において、その人の適性が「文系」か「理系」のどちらに当てはまるのかを現在も振り分けているようです。

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3. SEになったあとで後悔する文系新卒者が多いのはなぜ?


このことから”最終的にどの学科を専攻していたか” によって文系か理系かに分別されますが、ここで言う「文系」とは、非理系学部出身者のこと。

したがって、文学部や法学部、経済学部などの文系学部出身の大卒・短大卒者のほか、文系コースを履修した高卒者や理系学科以外の専門卒者のことも、総じて「文系」として括(くく)って解説していきます。

そんな「文系」と呼ばれる人たちが学校を卒業して”新卒SE” になると、「仕事の内容がハードすぎる」「日々の業務について行けない」と後悔する人も少なくないようですが、ではSEになると後悔する文系新卒者が多いのはなぜでしょうか?

ここでは、新卒でシステムエンジニアになった文系の方たちが後悔しがちな理由を、主に6つ紹介します。

とはいえ、IT知識の有無に関する理由以外については理系の方にも共通する内容ですので、「自分は理系の要素も持ち合わせているけど、新卒でSEになっても後悔しないだろうか?」と考えている方はぜひチェックしてみてください。

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✔    IT知識が足りず業務についていけないため


普段からスマホやSNSには触れているものの、パソコンやITに関する興味が薄い場合は、SEになってから後悔する可能性が高いかもしれません。

こうした状況は、自身のITリテラシーが不足していることも、原因のひとつ。

SEは技術職であるため、習得すべき技術や覚えるべき専門用語が豊富にあります。たとえSEになったとしても、知識が不足していると会話や業務についていけず、苦しい思いをする場面もあるのです。

とは言うものの、入社時にIT研修を実施している企業も多いですし、基本的なIT知識は独学で身につけることも可能です。そのためもしSEになって後悔したくないのであれば、実務に入る前に最低限のIT知識やリテラシーを身につけておきましょう。

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✔    納期ありきのスケジュールが過密すぎるため


SEの業務では基本的に納期厳守であり、参画するプロジェクトによっては納期が短く、スケジュールが過密な場合あります。

特に開発するシステムの規模が大きく納品までの期間が短い場合は、スケジュールが過密になる傾向に。

しかし常に忙しいというわけではなく、無事に納期を迎えプロジェクトが終了すると、業務量も落ち着くことがほとんどですが、スケジュールが厳しいと、その分一人当たりの業務量も多くなるため「激務で辛い」と感じ後悔してしまう人も多いようです。

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✔    他の職種と比べて1日の勤務時間が長いため


SEは他の職種と比べて1日の勤務時間が長くなりがちなため、それが原因で後悔する人も多いようです。

たとえばシステム開発の際に、急な仕様変更やトラブルが発生しても納期には必ず間に合わせる必要があるため、残業や休日出勤が発生することも。それに、SEは顧客からの問い合わせや開発メンバーからの質問にも対応するため「定時後でないと自分の仕事ができない」といった状況におちいり、業務時間が長引くケースもあるのです。

とはいえ、近年は働き方改革などにより、エンジニアの労働環境は徐々に改善されてきてはいるとのこと。またプロジェクトがスケジュール通りに進んでいる場合には、定時退勤できることが多いですが、「プライベートな時間を確保するため、毎日必ず定時に終業したい」と考えている方にとっては、負担に感じる場合があるかもしれません。

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✔    チームや職場の人間関係に疲れてしまったため


「チームや職場での人間関係に疲れてしまった」というのも、SEになって後悔する原因のひとつです。

SEの業務は、基本的にプロジェクトへ参加しているメンバーと一緒に行います。そして、プロジェクトは数か月・数年の単位で継続するため、チームメンバーとの相性が合わないと「仕事が辛い」と感じてしまうかもしれません。

とはいえ、すべてのメンバーと必要以上に馴れ合う必要はありませんが、自分の言いたいことを伝えながら相手の言葉に耳を傾けるコミュニケーションスキルは必須です。

しかし所属する企業やプロジェクトによっては、他チームへの異動を許可してくれる場合もありますので、本当に辛いと感じたら思い切って上司に相談してみると良いでしょう。

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✔    職場での出会いや楽しいイベントが少ないため


また「周囲が男性ばかり」「職場での出会いが少ない」「社内の楽しいイベントが少ない」などの理由で、SEになったことを後悔する人も多いよう。中には「IT企業に入社すれば、おしゃれでかっこいい職場で働ける思ってたのに想像と違った」「実際はキラキラした華やかな職場ではなかった」という意見も、ネット上では見受けられました。

SEは基本的に、プロジェクト期間中は同じチームメンバーと一緒に仕事を行います。そのため人と頻繁に会う営業職などと比べると、どうしても出会いの機会は少なくなってしまうでしょう。また、忙しい時期が続くとプライベートの時間が減り、社外で新たなパートナー知り合うための時間を確保できないことも。

もしSEを目指しながらも職場での出会いや楽しいイベントを求めているのであれば、自社の社員が集まって交流を深める「帰社日」や、定期的な社内レクリエーションを設けている企業に入社することを考えてみるのも良いかもしれません。

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✔    長時間パソコンと向き合うのが辛くなったため


SEはパソコンに長時間向き合って作業することが多いため、それ自体を辛いと感じてしまうケースもあります。特に文系出身者で、情報やプログラミングなどの科目を履修していない場合は、パソコンでの作業そのものを辛く感じることもあるでしょう。

しかし長時間のパソコン作業は、プログラミング学習を行ったり、パソコンに触れる時間を増やしたりすることで、徐々に慣れる場合もあります。実際に、筆者もエンジニアに転職する前は接客業の経験しかなく、パソコンに向き合う時間は少なかったのですが、プログラミング学習やエンジニアの業務をこなすうちに、長時間向き合うことが苦ではなくなりました。

そのため、操作に不慣れであることが理由でパソコンと長時間向き合えるかを心配している方は、今のうちからタイピングの練習をしておくと、社会人になってからも日々負担なく業務に向き合えるでしょう。

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4. システムエンジニアに向いていない文系人の特徴はこの10項目!


システムエンジニアに就職してから後悔しないためには、まず自分がエンジニアに向いているのかどうかを知っておくことも重要です。

「文系出身者」もしくは「自分は文系かもしれない」と思っている方のうち、システムエンジニアに向いていないと考えられる文系人の特徴は、主に以下の10項目です。

物事を深掘りすることが好きではない
一つのことを探求するより浅く広くを好む
とにかく大勢の前で目立ちたい
何事も中途半端で集中力が続かない
筋道立てて考えているうちに飽きてしまう
原因や本質を突き詰めることが苦手である
地道な努力は苦手だが結果だけはモノにしたい
常にだれかと会話をしながらつながっていたい
じっとしているより体を動かしていたい
ものづくりに興味はないがITという言葉には惹かれる

ここからは、各詳細についてチェックリスト形式で紹介しますので、自身の性格や特性と照らし合わせながら当てはまる項目を確認してみてください。

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✔    物事を深掘りすることが好きではない

SEの業務では、ひとつの仕様や問題などに対して、深掘りして考えることが求められます。

たとえば、システムにバグが発生した場合も「なぜ発生したのか」「どこを修正するべきか」といったように、根気強く向き合わなければならない場面も多々あります。

そのため物事を深掘りすることが好きではない人は、SEの業務を辛いと感じてしまうかもしれません。

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✔    一つのことを探求するより浅く広くを好む


エンジニアとして成長するためには、好奇心旺盛であることや、新しい技術を積極的に取り入れることも重要です。しかし一つの技術を深くまで探求できないと、実務レベルのスキルが身につかない可能性が高いのも事実です。

したがって、一つのことを探求するより浅く広くを好む人は、もしかするとSEには向いていないかもしれません。

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✔    とにかく大勢の前で目立ちたい

SEの仕事は、どちらかと言えば地味めな仕事だと言えるため「とにかく大勢の前で目立ちたい」という人は、もしかすると物足りなさを感じる可能性があるかもしれません。

SEは個人の成果を重視される営業職などとは異なり、チームで成果を出す仕事です。たとえばシステム開発において、自分が多大な貢献をしたとしても、完成したシステムの成果はチーム全員のものとなるため、個人としての成果が認められにくいのです。

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✔    何事も中途半端で集中力が続かない

SEはパソコンに向かって長時間作業する仕事であり、一つの技術を深く学ぶ必要もあります。

そのため「何事も中途半端で終わらせてしまう」「長時間集中力が続かない」という人は、エンジニアの仕事が長続きしない可能性が高いです。

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✔    筋道立てて考えているうちに飽きてしまう


システムの設計やプログラミング、バグの解決などをを行う際は、筋道を立てて物事を考える「論理的思考」が求められます。

したがって、目の前の問題をあらゆる方向からじっくりと考えることが苦手、すぐに答えが出せないと途中で飽きてしまう傾向にある方は、そもそもSEの業務自体を「自分には難しい仕事だ」と感じてしまう可能性があるでしょう。

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✔    原因や本質を突き詰めることが苦手である

SEの業務では、顧客からヒアリングを行い、ニーズの本質を見極める能力が必要です。

そのためコトの本質を突き詰められないと、効率的なシステム設計ができないだけではなく、顧客が望んだシステムを作り上げることもできないでしょう。

また繰り返しにはなりますが、バグが発生した際には原因を突き止めてから解決する必要がありますので、原因や本質を突き詰めることが苦手であるなら、SEの業務を負担に感じるかもしれません。

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✔    地道な努力は苦手だが結果だけはモノにしたい


SEとしての実績や実力は、日々の努力や実務経験によって築かれていくものであり、才能だけではSEとして結果を出すことは難しいです。

そのため「地道な努力は苦手だが結果だけはモノにしたい」と考えているのであれば、たとえSEになれたとしても「思っていたような仕事とは違う」と後悔する可能性が高いでしょう。

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✔    常にだれかと会話をしながらつながっていたい

SEはプログラマーに比べると他人と会話する機会が多いものの、パソコンに向かって一人で作業する時間も長い仕事です。

また顧客やプロジェクトメンバーとコミュニケーションを取る機会が多いのもシステムエンジニア職の特徴ですが、営業や接客などの職業に比べれば他人と話す機会は少ないため、「常に人と会話していたい」「いつも誰かとつながっていたい」という方は、もしかすると強いストレスを感じる可能性があるかもしれません。

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✔    じっとしているより体を動かしていたい


繰り返しになりますが、SEは机の前に座ってパソコンで作業する時間が多い職業です。顧客との打ち合わせをするために外出することもありますが、当然ながら、打ち合わせ自体は座りながら行われることがほとんどでしょう。

したがって「長時間のデスクワークが苦手」「じっとしているより体を動かしていたい」という人は、必然的にSEには向かないかもしれません。

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✔    ものづくりに興味はないがITという言葉には惹かれる

SE業務における一番の目的とも言えるのが、システム開発をはじめとする「ものづくり」です。

そしてシステムは、長期間に渡って地道な作業を積み上げてようやく完成するもの。そのため「ものづくり自体に興味がない」または「ITの仕事=かっこいい」というイメージだけでSEになると、「じつは地道な作業が多い」という現実を知ったときに、仕事を続けていくことが難しくなる可能性があるでしょう。

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5. 文系の人がSEになって後悔しないための方法は3つ


ここまで解説したように、文系出身者がSEになるとイメージとのギャップやスキル不足などにより、後悔する場合がありますが、ではSEになって後悔しないためにはどうすればいいのか?

ここでは、文系の人がSEになって後悔しないための方法を3つ紹介しますので、これからSEを目指す方はぜひ参考にしてください。

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✔    SEとはどんな仕事かを予め把握しておく

SEになって後悔する1番の理由は、SEの仕事内容を知らずに入社してしまいギャップに苦しんでしまうことです。就職後に後悔しないためには、SEがどんな仕事を行うのかを予め把握しておきましょう。

上図のとおり、SEの仕事は、主に顧客との調整やスケジュール管理、システムの要件定義・設計です。

一般的には「上流工程」とも呼ばれており、まず顧客からヒアリングを行い「システムに何を求めているのか」という要件を明確にします。そして要件定義が完了したら、プログラマーが開発を進められるよう基本設計書や詳細設計書を作成することに。

また開発作業は基本的に「下流工程」のプログラマーが担当しますが、プロジェクトメンバーが不足している場合などには、SEもプログラミングやテストを行うケースがあります。

このようにSEとして活躍するためには、プログラミング言語についての知識はもちろん、コミュニケーション力やスケジュール管理能力などの幅広いスキルが求められるのです。

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✔    IT業界の就職先についても幅広く知っておく


またIT業界にはさまざまな企業があり、SE以外にもいろんな仕事があります。就職する企業によって業務内容や開発できるシステムの種類が異なるため、IT業界には主にどんな種類の企業があるのかを知っておくことも重要です。

プログラミングを学んで未経験から就職できる主な企業は、主に次の8つ。

上記のうち特に未経験から入社しやすいのは、さまざまな企業から依頼を受けてシステム開発を行う「SIer」と、クライアントのオフィスに常駐して業務を行う「SES企業」の2つです。

未経験からSEになろうと考えている人の中には、「社風の自由度が高い」「オフィスがオシャレ」などのイメージが強い「Web系・スマホアプリ受託開発会社」を目指している方も多いでしょう。しかし、Web系・アプリ開発系の企業は入社難易度が高い傾向にあるため、まずはSIerやSES企業などで実務経験を積んでからキャリアチェンジするのが無難です。

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✔    無料プログラミング学習サイトで学んでみる


未経験からエンジニアに就職すると、プログラミング研修の段階で挫折したり、実際の業務に入ってから「プログラミングに向いていないかも」と後悔するケースも多い傾向に。そのため就職する前には、無料のプログラミング学習サイトで試しに学んでみることをおすすめします。

さらに無料で挑戦できる適性検査なども活用し、自分にプログラミングの適性があるかも知っておくと良いでしょう。

「一人で学習を続けられるか不安」「就職までサポートしてもらいたい」という場合は、就職サポートつきのプログラミングスクールを受講するのもおすすめです。

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6. 【エンジニア適正をチェック】SEに向いている文系人の特徴10選


とはいえ、ひとくくりに「文系」といっても、さまざまなタイプの人が存在します。ではSEに適性のある文系には、どのような特徴があるのか?

文系出身者のうち、SEに向いている人の特徴は以下の10項目です。

集中力が高く1つの物事に没頭できる
本や活字が好きで読解力や理解力がある
妥協せず粘り強く根気もある
諦めることなく自分なりの答えを出せる
ロジカルシンキングが得意である
結果をイメージする想像力がある
自発的に学習する意欲がある
好奇心旺盛でトレンドをキャッチアップできる
ルールやマナーを守れる・協調性がある
状況に応じて臨機応変に行動できる

上記はSEやプログラマーとして活動するには欠かせない要素ですが、どれも自身の努力や考え方次第で身につけることが可能です。そのため、たとえ当てはまる項目が少なかったとしても、SEになる夢を諦める必要はありません。

各リンク先では「そのスキルを身につけるにはどうすればいいのか」についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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7. 文系出身のシステムエンジニアならではの強みとメリット3選

続いては、SEとして働くうえでの強みとなる、文系出身ならではの強みとメリットを3つ解説します。文系からエンジニアに就職した筆者の経験を元に解説しますので、ぜひご覧ください。

✔    文章を書くスキルや読解力が高い


読みやすい文章で相手にわかりやすく伝達できるのは、文系ならではの強み。

SEの業務では、口頭はもちろんメールやチャットといった、テキストベースでのコミュニケーションも多々発生します。顧客やチームメンバーとやりとりをする際に、必要な情報をわかりやすく伝えることができれば、相手のコミュニケーションコストを削減できるためエンジニアとして重宝されるでしょう。

またシステム開発における計画書や進捗報告書、マニュアルなどの作成も行うため、こういった場面でも文章力を活かすことができます。

そしてSEは、顧客の要望が記載された資料を読み解き、要件定義書や設計書に落とし込む作業も行うため、じつは読解力も重要なスキルなのです。

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✔    コミュニケーションスキルに長けている


コミュニケーションスキルに長けている点も、文系ならではの強みだと言えるでしょう。SEは一人でパソコンに向かって作業を行うことが多いものの、それと同じくらい、顧客やプロジェクトメンバーとの打ち合わせなどを行います。

特に要件定義や設計などの工程では、顧客へのヒアリングや、予算・スケジュールの調整・交渉などを行うため、コミュニケーションスキルが欠かせません。場合によっては、IT知識が少ない顧客に対してシステムの説明をする機会もあるため、わかりやすく説明できるスキルを持っていることは、大きなメリットなのです。

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✔    周囲の状況を見ながら動くことができる


SEはチームで働く仕事であるため、周囲の状況を見ながら動くことができる人も重宝されるでしょう。

開発プロジェクトには、チームメンバーの力だけでは乗り越えられない場面も多いです。たとえば、開発するシステムの分野(業務系・医療系など)に詳しい人がチーム内にいない場合は、その分野に長けた人材を確保するために行動する必要があります。

またプロジェクトの進捗が遅れている場合は、スケジュールに余裕のある別チームに助けを求める必要がありますし、逆に他のチームが遅延していればフォローを求められる場合も。

このようにSEの業務は、状況に応じた臨機応変な対応が求められる場面が多いですが、特に理系タイプの場合は何か一つのことを始めるとその業務を終えるまで一人の世界に集中し続けてしまう方も多い傾向に。

したがって、持ち前のリーダーシップやチームワーク力の高い文系人は、就活の自己PRにおいても大きな強みとなるでしょう。

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8. IT時代に必要とされるのは文理両道の「ハイブリッドSE」


ここまで文系と呼ばれている方たちのうち、SEに向いている人や向いていない人の特徴、また文系出身者ならではの強みやメリットについてお話ししてきましたが、今はIT技術の進歩により社会の仕組みが複雑化していることは、みなさんもすでにご存じでしょう。

とりわけこれまでの時代は、マクロ経済に関する調査や分析を行う経済学部出身のエコノミストや、法学部出身者が全体の32.6%を占める衆議院・参議院議員*3 たちが、日本の中核となる企業や政界の中心となって世の中を牽引してきましたが、今や文系の領域だけでは解決できない社会問題が日々増えつつあります。

とはいえ、理系の知恵と知識だけで対応するのも難しい。そこで、近年は理系要素と文系要素を併せ持つ、文理両道な「ハイブリッド人材」が求められているのです。


また近年では世界中の企業において、”進化したIT技術を世界に浸透させることにより、人々の生活をより良い状況へと変革させる” という概念を意味する「デジタルトランスフォーメーション(DX)」化が進み、特にIT業界においては、これまで分業で成り立っていたさまざまな業務を横断的に把握するスキルが急速に必要とされ始めています。

したがって、今後は文系・理系と区別することなく、コミュニケーション力を活かしながら戦略を立案し、なおかつ最新の技術力も兼ね備えているような「ハイブリッドなシステムエンジニア」の需要がますます増加していくかもしれません。

*3出典:国会議員出身大学ランキング【2020年版】|政治ドットコム

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9. 文系からSEを目指すなら無料の「プログラマカレッジ」がおすすめ!


今回は、文系でもSEになれる理由や向いている人の特徴のほか、SEになって後悔しないための方法などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

「SE」という職業は、文系・未経験からでも就職することができ、文章力やコミュニケーションスキルなど、文系ならではのスキルを大いに活かすことのできる職業です。また文系の方がSEに就職して後悔しないためには、SEの仕事内容や就職先について知ったうえで、プログラミングを学んでみることが大切です。

もしあなたがこれから「文系・未経験からエンジニアに就職したい」「就職支援のあるスクールに通いたい」と考えているのなら、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にプログラミングを学んでみませんか?

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さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポート。上京就活生には首都圏の物件を無料で貸し出してくれるので、地元から離れても心強いのが嬉しいですね。

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