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ITコラム

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【例文あり・未経験者向け】ITエンジニアの志望動機の書き方を解説

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プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

ITエンジニアを目指しているけれど、志望動機をどう書いていいかわからない未経験者の方向けに、志望動機を書く際のコツを解説。志望動機を書く前に準備することや、具体的な例文も紹介しています。未経験からITエンジニアを目指している方はぜひご覧ください。

なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。

最終更新日:2023年1月16日

1. ITエンジニアの仕事とは

IT業界で働くエンジニアとは、一般的に”ITに関わる技術者全般” のことを指しています。ITエンジニアにはさまざまな職種があり、それによって仕事内容や求められるスキルが異なります。

そのため、ITエンジニアにはどんな職種があるのか、それぞれどんな仕事をしていてどんなスキルが求められるのかを知り、自分に合った職種に応募することが必要です。ITエンジニアには多くの職種がありますが、ここでは代表的な4つを例として紹介します。

その他のエンジニアの詳細については、以下の記事をご覧ください。

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■ プログラマー

プログラマーとは、システムエンジニアなどが作成した仕様書(設計書)をもとに、プログラム言語を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアをつくるエンジニアのことです。

プログラミング専任のポジションの場合、別名でコーダーと呼ばれる場合もあります。アプリケーションの分野の違いや、どんなものを開発するかにより、取得すべきプログラミング言語も変わります。プログラミングスキルは必須となるので、未経験者の場合は自己学習やスクールなどで勉強しておくことがオススメです。

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▶ 参考:

コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア

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■ システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、クライアントにヒアリングを行いながら、いただいた案件に対して最適な仕様となるシステムを開発することが主な仕事です。プログラミングの設計士的存在といったところでしょうか。

プログラマー同様、プログラミングスキルは必須。プログラマーよりも上流の工程を担当するため、技術的スキルはもちろん、コミュニケーション能力やドキュメント作成能力などが必要となります。

まずはプログラマーとして働いたのち、ステップアップとして目指すとよいでしょう。

▶ 参考:オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア

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■ Webエンジニア

Webエンジニアとは、Web上で動作するさまざまなシステムやアプリなどの設計・開発・運用・保守を担当するエンジニアです。(webシステムに関わるシステムエンジニアやプログラマーを相称した呼び方となります。)設計したサービスを元にシステム開発をおこなうことが多く、Webディレクター、Webデザイナーなどと同じチームで仕事を進めていきます。「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」に分けて仕事をする場合もありますが、両方のスキルを兼ね備えたマルチプレイヤーな人が多いことも特徴です。

▶ 参考:

フロントエンドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
サーバーサイドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
フルスタックエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア

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■ インフラエンジニア

インフラエンジニアとは、ITを利用するために必要なネットワークやサーバーといったインフラの設計・構築・保守・運用を行うエンジニアです。実際にサーバーやケーブルなどに触れながら、システムや用途に適したネットワーク・サーバーの環境を作り上げます。

総称してインフラエンジニアと呼ばれますが、多くの場合「ネットワークエンジニア」もしくは「サーバーエンジニア」として仕事を行うのが一般的です。

▶ 参考:

ネットワークエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
クラウドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
インフラエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア

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2. ITエンジニアに求められるスキルと人物像

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ITエンジニアにはさまざまな職種がありますが、どのエンジニアにも求められるスキルや人物像があります。

ITエンジニアを希望する際にまず知っておくべきこととして、エンジニアに共通して必要なスキルや適性、人物像を解説します。

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2-1. 向上心があり継続的に学び続けられる能力

日々技術が進歩し続けるIT業界では、常に向上心をもって、継続的に学習に取り組める姿勢が求められます。エンジニアにとって、最新の専門的な知識を習得することは欠かせません。

プログラミングをはじめとしたIT関連のスキルは、新しい情報を取り入れて学習を続けなければ、すぐに古いものとなってしまいます。そのため、エンジニアになるためだけでなく、エンジニアになってからも学習を続けなければなりません。

常に高いモチベーションを維持し、新しい技術を積極的に取り入れる前向きな姿勢がエンジニアには必要不可欠です。

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2-2. 論理的に物事を考える力

エンジニアの仕事は、論理的に物事を考える力が必要です。プログラムを組む際には、論理的にコードを書く必要があります。
人間ならニュアンスで理解してくれることでも、コンピューターは正確に指示しなければ理解してくれません。そのため、人間を相手に物事を解説する場合などよりもさらに論理的な思考を求められます。
また、数字やデータを見ながら、より利益が出るよう、論理的に施策を考えたプログラムの作成も重要です。

日頃から筋道を立てて物事を考えられるタイプの方は、エンジニアやプログラマーに向いていると言えるでしょう。

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2-3. コミュニケーションスキル

意外と感じられる方も多いかもしれませんが、実はコミュニケーションスキルの高さは、エンジニアにとって重要ポイントです。

エンジニアの仕事は、パソコンに向かって黙々とプログラミングするだけではありません。チーム単位で働くプロジェクトも多く、クライアントの要望を汲み取る、プロジェクトに関わる仲間とのチームワークなど、高いコミュニケーション能力が必要とされます。

理系出身でなければエンジニアになれないと思っている方も多いのですが、コミュニケーションスキルの面で文系出身者の強みを活かすことも可能なのです。

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2-4. 最後までやり遂げられる忍耐力

プレッシャーに打ち勝ち、最後までやり遂げられる忍耐力もまた、エンジニアには必要だと言われています。IT業界は単純に仕事量が多いだけでなく、突発的な問題が起きやすいのも特徴です。
システムエラーで昼夜問わず対処に追われることもありますし、金融システムや医療システムなどを受け持った場合は、ミスなく業務を遂行するための集中力も問われます。

したがって、どんな状況下でもプレッシャーに打ち勝てる強い精神力も、エンジニアには欠かせません。

以下の記事では、IT業界に向いているのはどんな人かさらに詳しく解説しています。

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3. ITエンジニアの志望動機を書くための準備

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志望動機を書くには、まず何から考えたら良いのでしょうか?
何もない状態で履歴書に向かっても、なかなか良い志望動機は出てきません。まずは、志望動機を書くための材料を集めましょう。自己分析を行い、志望動機の軸を定めることで、伝わりやすい志望動機が書けます。

具体的な方法や、何を考えるべきかについて、以下で具体的に紹介します。

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3-1. ITエンジニアになりたい理由を具体的に述べる

なぜITエンジニアに興味を持ったのか?

多くの人事担当者は、あなたが「そもそも、なぜITエンジニアを選んだのか」についてを知りたがります。「なんとなくカッコよかったから」「人手不足で需要がありそうだったから」では当然熱意を感じることができず、内定にもつながりません。

したがって、ITエンジニアについてしっかり理解を深めたうえで、具体的な理由も述べられるようにしましょう。もしすぐに理由が浮かばない場合は、実はあなたのやりたいことではないかもしれませんし、もしかしたら他の職種に興味があるのかもしれません。

その場合は、自分の気持ちとしっかり向き合って実現したい目的を明確にしたうえで、再度目指す職種について検討し直す必要があるでしょう。

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3-2. その企業を選んだ理由を明確にしたうえで言語化する

ITエンジニアを選んだ理由が明確になったら、次は志望する企業を選んだ理由を明確にしましょう。会社のどこに魅力を感じたのか、きっかけとなるエピソードを交えて考えつつ、同時に言語化しておくと良いでしょう。

企業のHP等を見て魅力を探したり、転職エージェントを利用して企業情報を得たりするなど、しっかりと企業研究をしたうえで、「この企業でなければいけない」という確固たる想いが伝わる理由を考えることが大切です。

企業側からすれば、自分の会社が第一志望かどうかは志望動機で分かるもの。他の企業に提出しても使えるような志望動機にならないよう、注意が必要です。

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3-3. 入社後の目標やキャリアプランを明確にする

会社の将来性と自分のキャリアプランを一致させ、今後どのようになりたいかを伝えるようにしましょう。

面接官は、「あなたが同じ目標に向かって共に働ける仲間かどうか」を見ています。したがって、あなたが想い描く将来や目標が、企業の目指す方向性とマッチすればするほど先方からの評価は高くなるでしょう。

そのためには、入社後、あなたがどれくらいその企業に貢献することができるのかを、ありきたりな言葉ではなく自分オリジナルの言葉で採用担当にアピールするつもりで書くと良いでしょう。
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4. ITエンジニアの志望動機の書き方のコツ

材料が集まったら、いよいよ実際に志望動機を書きます。材料をそろえたうえで、具体的にどのように伝えれば魅力的な志望動機となるのか、具体的に解説します。

4-1. 仕事への意欲・関心・企業への興味を意欲的に伝える

応募する際は、その企業に興味や関心を持ち、意欲をもって応募をしている、と人事担当者に伝わるようにアピールすることが重要です。

そのため、とにかくあなたの前向きな姿勢が伝わる内容を心がけることが大切ですが、その際、エントリーする企業のサービスや、希望職種の業務内容を理解したうえで、自分の得意分野についてPRすると良いでしょう。

特に文系出身者や業界未経験者の場合、「IT知識を学ぶために資格取得に挑戦している」「仕組みを理解するために、最近プログラミングの本を読みはじめた」など、普段から意欲的な行動を起こしているエピソードなどを盛り込む(もちろん、実際に資格取得や勉強に取り組んでいなければなりません)ことをおすすめします。

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4-2. 応募職種に関連した具体的なエピソードを盛り込む

志望動機に具体的な経験が加わっていると、説得力が増すのでおすすめです。

応募する企業での仕事につながる経験談は、面接官に本気度が伝わります。たとえば「御社のアプリを使ったことでIT業界に興味が湧き、アプリの自作に挑戦しています」「少しでも早く即戦力として活躍したいので、基本情報技術者試験の資格を取得しました」など、自分が応募する企業で働くために何らかのアクションを起こしたエピソードは、高評価につながります

また未経験から転職する場合は、事前に資格を取得しておくと書類選考が有利に進む傾向があります。そのため、ITの基礎やプログラミングを学習する過程で、資格を取得しておくのもおすすめです。

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4-3. 企業側が求める能力をアピールする

志望動機では、企業側が求める能力を持っているとアピールするのも有効です。

そのためにまずは、企業がどんなスキルを求めているのかを知らなければなりません。志望動機を書く前に公式サイトや求人情報などを確認し、どんなスキルが求められているのか調べておきましょう。

そのうえで、自分にどの程度のスキルがあるのかをアピールします。未経験の場合には、何か制作物があるとスキルをアピールしやすくなります。例えば、Webエンジニアを目指す場合には個人でWebサイトを作るなど、スキルをアピールしやすいような準備をしておきましょう。

志望動機を通じて企業が求める能力をアピールしておくと、採用される可能性が高まります。

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5.【未経験者向け】ITエンジニアの志望動機の例文にプロがアドバイス

これまでに紹介したポイントをふまえて、未経験者向けITエンジニアの志望動機の例文を、弊社プログラマカレッジキャリアアドバイザーのアドバイス付きで紹介します。
プログラマカレッジ生が企業面接で実際に聞かれた質問から、頻度が高いものをピックアップしてご紹介します。回答例や、回答のポイントをプログラマカレッジのキャリアアドバイザーがアドバイスしますので、ぜひ参考にしてください。
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キャリアアドバイザー 加藤憲康


キャリアアドバイザーとしてIT経験・未経験問わずに求職者様の転職活動をご支援をさせていただいております。私自身、大学で情報工学を専攻後、メーカー系の大手Sierに就職し、SEとして働いていた経験があります。業界経験者であるという強みを活かし、求職者様に寄り添った面談を心がけております。

【例文】

貴社を志望した理由は、教育体制の充実や資格取得補助制度など、キャリアアップに向けてのサポートが充実していることです。

また、女性が働きやすい環境が整っており、育休・産休を取って復帰している社員の方が多くいる点も、安心して働けると感じました。時間や場所にとらわれず、私服で在宅勤務ができる点や、残業が少ない点も魅力だと感じています。

前職では経理として働いていましたが、新しいシステムを導入することによって業務の効率化が進むことを実感し、自分自身でもシステム作りに関わりたいと考えるようになりました。

将来は、さらに世の中を便利にするような、AIに携わるエンジニアになりたいと思っています。

評価ポイント

企業についてきちんと調べていること、自分自身の前職と絡めた志望動機となっている点が良いですね。前職と関連させて志望動機を書くのが難しい場合には、私生活の中からでも良いのでITに興味を持つきっかけとなったエピソードを説明できると好印象です。

一方で、私服での在宅勤務や残業の少なさを魅力に挙げるのは「楽をしたいからエンジニアを目指しているのではないか」と感じられてしまう可能性があります。もちろん、エンジニアとして働く魅力のひとつではありますが、志望動機として伝える必要はありません。

また、将来像については再考の余地があります。AIはトレンドの技術ではありますが、安易に使うと深く考えていない印象を与えてしまいます。自分自身のエピソードとAIがどのように結びつくのか、AIを使ってどのようなサービスを提供したいのか、より深く説明できるようにしておきましょう。

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6. 未経験からITエンジニアへの転職はプログラマカレッジへ

未経験からITエンジニアを目指してプログラミングを勉強するのであれば、就職・転職支援があるプログラミングスクールで学びましょう。

自分の力で未経験OKの仕事を探すのは簡単なことではありません。無料のプログラミングスクールであるプログラマカレッジでは、各受講生のスキルに合わせて未経験可の求人を紹介しています。正社員就業率98.3%の実績あり。確実にエンジニア・プログラマーを目指したい方に適したスクールです。

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志望動機をどう書いて良いのかわからなくても大丈夫。経験豊かなアドバイザーがプログラミングに関する知識はもちろん、就職に関するサポートも親身に対応してくれます。ビジネスマナー、履歴書添削、面接対策など手厚い就職支援が魅力です。

また、定期的な面談を実施し、雑談も交えながら、日々の勉強で不安に感じていること、就職のことなどさまざまな相談にのっています。

確実にITエンジニアに就職したいと考えている方は、ぜひプログラマカレッジをご検討ください。
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7. まとめ

ITエンジニアとは、ITに関わる技術者を総称した呼び方です。そのため、志望動機を考える際には、その企業を志望する理由はもちろん、職種についても志望した理由を説明できるようにしておきましょう。

志望動機を書く際には、意欲やスキルを上手にアピールする必要があります。この記事を参考に、まずは志望動機を書く準備から始めてみてください。

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