「未経験からプログラミングを学んでも就職できるか不安」「プログラミングを学ぶと転職に有利とは本当?」と考えている方に向けて、プログラミングが就職に有利な理由を元エンジニアが解説。主な就職先・就職難易度・言語別求人数・初任給や年収についてもお話します。さらに IT専門のキャリアアドバイザーが、初心者が転職活動を成功させるコツをはじめ、就職に関するさまざまなギモンにも回答。これからプログラマーを目指す就活生や、未経験からITエンジニアを目指している転職希望者は、ぜひ参考にしてください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年1月10日
目次
プログラミングをマスターすると就職が有利になる一番大きな理由は、プログラミングスキルさえあれば専門職であるITエンジニアを目指せることです。
「専門職に就く」ということは、「手に職を付ける」ということ。したがって、どんな社会情勢でも食いっぱぐれない人材になることが可能なだけでなく、プログラミングを学ぶ過程で論理的な思考力も身につくので、問題解決能力や伝達力といったどんな業界の仕事でも必要とされるスキルを自ずと会得できるというメリットもあるのです。
そこで今回は、就職や転職を前にスキルアップを考えているみなさんに向けて、まずはプログラミングを身につけると就職が有利になる理由を5つ解説しましょう。
1つめの理由は、IT業界は人材不足が深刻化しているため、プログラミングを身につけることで就職に有利になる、ということ。
近年はIT・Webサービスの発展によりIT人材の需要は上がっていますが、求人が多いにもかかわらず、開発者やエンジニアをはじめとするIT人材は不足しているのが現状なのです。
以下は経済産業省が発表した、「IT人材需給に関する調査」をもとに「IT人材の不足規模に関する予測」を示したグラフです。
この調査によると、2030年までにIT業界の市場規模は今よりも18.6%アップし、人材不足数は13万4157人まで増加することが見込まれています。しかしながら供給される人材の数は、2019年を境に減り続け、2030年には現在よりも約6万3000人もの働き手が不足するという見解に。
さらにグラフを見ていくと、すでにこれほどの人手不足が叫ばれているにもかかわらずITニーズと市場規模は今後も拡大し続け、2030年には約59万人もの人員が足りなくなるという試算値も明らかになりました。
たとえ人員不足を最小限に抑えられたとしても約41万人、そして最大では約79万人規模の人材不足が懸念されているのです。
こうしたIT業界のニーズに応えるために、プログラミングスクール出身の未経験者を積極的に採用しているIT企業も増えているため、たとえ現場経験がなくとも、学んだ言語を就業先で応用できるだけの基礎力さえ習得していれば、業界未経験者であっても採用されやすい傾向にあるというわけです。
こうした「人材不足」や「需要に対して供給が追いついていない」といった背景にともない、IT業界は求人数が多く求人倍率も高い傾向にあることが2つめの理由です。
日本最大級の転職サービスである「doda(デューダ)」の調べによると、2021年4月における「IT・通信業界」の求人倍率は5.72倍。求人倍率とは、求職者1人に対してどれだけの求人数があるかを示す数値のこと。
したがって、IT業界の場合は「応募者1人に対しておよそ5件以上の求人がある」と解釈できるので、現在の社会情勢においても比較的仕事が探しやすい状況であることがわかるでしょう。
さらに近年は新型コロナウイルスの影響により、あらゆる業界で急速にデジタル化・オンライン化が進み、どの職場でもIT技術を扱える人材の価値が上がっているため、今後もしばらくこの傾向は続くことが予想されています。
3つめの理由は、プログラミングスキルを身につけている人材は、IT業界全体だけではなく企業からの需要も高いため。
なぜかと言うと、あらかじめプログラミングの基礎を習得していれる人材を採用すれば、企業側は入社後に一から教育する必要がないため、教育の時間やコストを節約できるからです。
企業が全くの未経験者を採用する場合は、パソコンの使い方や基本的なITリテラシーに関する教育を行ってから実務を任せるケースが多いので、どうしても時間もコストもかかります。さらに教育に必要な教材を用意したり、教育係の社員を任命する必要もあるので、さらなる人材の獲得も必須です。
その点、プログラミング教育が不要な人材は即戦力として活躍できる可能性もあるため、自ずと企業からの需要も高くなり、就職や転職の際にも有利になりやすいのです。
そして4つめの理由は、ITエンジニアやプログラマーだけではなく、プログラミングスキルが身についていると異業種でのニーズも高まるため。
近年は働き方改革やテレワークの拡大などにより、各業界でプログラミングスキルのある人材の価値が急激に上がっていることもその裏付けとなる事象のひとつです。
たとえば営業職として働く場合、顧客情報を自動で管理し、必要な情報を自動で抽出できるツールを作成できれば、今以上に業務の効率化を図ることができますよね。
これは営業職に限らず、業務上でExcelやGoogleスプレッドシートなどを使っている場合でも同じです。マクロやVBA、Google Apps Script(GAS)といったプログラミング言語を使用することで、その日のタスクや作業完了日を見える化できる「ガントチャート」を作成したり、メールを自動配信・返信することも可能になるのです。
このように、さまざまな業種や職業に必要不可欠なプログラミングスキルは、あらゆる業界でのニーズも高く、就職や転職にも強い最も役立つスキルであることに間違いはありません。
5つめの理由は、プログラマーやエンジニアといった職種は、手に職を付けて働く専門職であるため。
もちろん常に最新技術を身につける必要はありますが、特にJavaやPHPなど、習得する言語によっては長期的なキャリアを築きやすいという点も忘れてはなりません。
前述したように、人手不足のIT業界は需要も高いだけでなく、専門職としてのエンジニアになることで市場価値も上がり、自ずと転職もしやすくなります。
また現在コロナ禍の影響により「リモートワーク可能」な求人案件の競争率が激化している中、特に非IT業界の職種に応募する場合は、プラスアルファのスキルとしてプログラミングができるだけでも書類選考が有利に進むでしょう。
そしてプログラマやエンジニアは専門職であり技術職なので、正社員として経験を積んてからフリーランスとして働くなど、将来的にキャリアの選択肢を広げられる点も魅力のひとつです。
そのため、もしあなたが「今の仕事をずっと続けられるか不安」「就職・転職時に何かアピールできるスキルを持っておきたい」と考えているなら、今のうちにプログラミングを身につけておくことをおすすめします。
とはいえ、プログラミングを学んで今よりもスキルアップしたいと思ってはいるものの、「そもそもプログラマやシステムエンジニアの仕事内容がよくわからない」と思っている人も意外と多いのではないでしょうか。
そんな方は、まず下図をご覧ください。
エンジニアは、主にシステムの設計や要件定義(①〜③)といった「上流工程」の業務を担い、プログラマーはテストや開発(プログラミング)(④〜⑥)といった「下流工程」と呼ばれる業務を担当します。
大まかに説明すると、プログラマーに指示を出す立場にあるのがシステムエンジニア(SE)となりますが、就職・転職後のイメージをより明確にするためにも、ここではプログラマーとシステムエンジニアの仕事内容についても簡単に押さえておきましょう。
プログラマーの仕事内容は、以下の通りです。
1. 仕様書の内容を理解する
2. プログラミング言語を用いてシステムを作る
3. 正しく動作するかのテスト作業
4. プログラムを守るための保守作業
プログラマーは主に、システムエンジニアが作成した設計書をもとにプログラミングを行い、システムを開発・構築していきます。システム開発が完了したら、要件定義書や設計書、テスト仕様書などをもとに正しく動作するかのテストを実施。
そしてテスト結果に問題がなく無事リリースできれば、その後の運用をサポートするための保守(機能追加やバグ修正など)を行います。基本的にはエンジニアが決めた方針や作成した資料をもとに業務を行うため、未経験者はプログラマーからキャリアをスタートする場合がほとんどです。
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
一方でシステムエンジニアの仕事内容は、以下のような流れとなります。
1. 顧客からシステム要件のヒアリングを行う
2. 画面デザインや機能概要をまとめる
3. 内部処理やプログラミングの流れを決定する
4. 顧客にシステムを納品する
システムエンジニアはプログラマーとは異なり、プログラミング言語を使用したコーディング作業はほとんど行いません。
まずは顧客との打ち合わせを行い、開発するシステムに必要な要件や機能を検討し、要件定義書を作成します。次に基本設計という工程に移り、顧客とのすり合わせをしながら、画面のデザインや機能の概要などをまとめていくことに。
そして基本設計が完了したら内部処理やプログラムの流れを決定していき、プログラマーがコーディングできるよう詳細設計を行います。最後にプログラマーが開発・テストなどを終えたら、システムの最終チェックを行い、顧客にシステムを納品し無事稼働できるかを見届けます。
場合によってはシステムエンジニアも開発やテスト、保守などを行うケースもあるため、システム開発における幅広い知識が必要です。一般的にはプログラマーとして3年~5年ほどの経験を積んだあと、システムエンジニアにキャリアアップする方が多いでしょう。
将来的に年収を上げながらキャリアアップする方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
もし知識ゼロからプログラミングスクールに通った場合、未経験者が就職できるIT企業の種類は、主に次の4タイプ。
たとえばプログラマカレッジの場合だと、プログラミング未経験者における就職先の15%は、Web系受託(社内持ち帰り型)開発企業です。Web系受託開発企業とは、SIerやWeb自社サービス企業などからの依頼を受け、その依頼を社内に持ち帰り開発を行う企業のこと。
また未経験者の就職先のうち、5%はWeb自社サービス企業への就職にも成功していますが、Web自社サービス企業は自由な社風の企業も多いため、人気の高い就職先ではあるものの、未経験から入社するには難易度が高いという特徴があります。
したがって就職の難易度は、「SES企業→受託開発企業→SIer・自社サービス企業」の順で難しくなる傾向に。
そのため未経験から就職するのであれば、まずはSESや受託開発などの企業からキャリアをスタートし、実務経験を積んだあとに自社サービスといった希望する企業に転職する方法が最も現実的だと言えるかもしれません。
※プログラマカレッジ卒業生の就職先における自社調べ(2021年6月16日現在)
プログラミングスクール卒業生の就職先については、こちらの記事も参考にしてみましょう。
ここまでの解説を読んで、
「プログラミングって、思っていたより難しそう…」
「パソコンに慣れていなくても、本当に未経験から就職できるの?」
「システムを開発する仕事なんて、一部の優秀な人しか採用されないのでは?」
と思っている方も多いかもしれませんが、決してそんなことはありませんし、未経験からITエンジニアへの転職を叶えている方も実際に大勢いるのです。
続いては、未経験からプログラミングを学んで正社員として就職できる割合についてもチェックしておきましょう。独自の調査結果をもとに、言語別の求人数や未経験者が応募できる求人の割合も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
弊社求人サイト「プロエンジニア」に掲載されている正社員の求人数を言語別のランキング表にまとめたところ、最も求人数が多かったのは「Java」、続いて「PHP」という結果になりました。
順位 | 言語 | 正社員の求人数 |
---|---|---|
1位 | Java | 505 |
2位 | PHP | 395 |
3位 | JavaScript | 240 |
4位 | C# | 206 |
5位 | HTML | 187 |
6位 | C++ | 175 |
7位 | Ruby | 174 |
8位 | Python | 115 |
9位 | Objectiv-C | 90 |
10位 | Swift | 67 |
※プロエンジニア調べ(2021年5月26日現在)
またIT系に特化した転職エージェントである「レバテックキャリア」が2020年7月に発表した「2019年度プログラミング言語別新規求人案件割合ランキングTOP5」でも、求人割合のうち34.98%を占めるJavaが1位、そして16.4%のPHPが2位にランクイン。
こうした背景には、JavaやPHPはフレームワークの種類が豊富で汎用性が高く、特にJavaで開発された既存システムを使う企業も多いので、それにともなって求人数も多くなる傾向に。
一方、Web開発ではPHPが使用されるケースが多く、全世界におけるWeb系開発のうち70%で使用されています。また、大規模なシステムにおいては高速な処理が求められるため、実行速度の速いJavaやC系の言語が使用されるケースが多いことも理由のひとつです。
そのため、エンジニアへの就職を目指してプログラミングを学ぶのであれば、求人数が最も多いJavaやPHPを学んでおくと、就職先の選択肢が増えるため自ずと就職率もアップするでしょう。
では、そのうち業界未経験者が応募できる正社員エンジニア求人の割合はどれぐらいあるのでしょうか?
※プロエンジニア調べ(2021年5月26日現在)
こちらはプロエンジニアに掲載されている正社員のエンジニア求人のうち、未経験者が応募できる案件の割合を示したグラフです。
就職支援付きのプログラミングスクールに通う場合の話は別ですが、この図をみると未経験者が応募できる案件の割合は、いずれの言語も15%未満という結果に。
そして上図にもある通り、C系の言語やPHPは応募できる案件の割合が高い傾向にありますが、求人数自体はPHPのほうが約1.9倍ほど多いため、見方によってはPHPのほうが就職に有利だとも考えられます。
前述の通り、いずれにせよIT業界は人手不足であるため「未経験OK」という求人も多いですが、かといってプログラマは楽な仕事ではありません。
常に新しい技術を学び続ける必要がありますし、将来性のある技術者となるには向上心も不可欠なため、どんなベテランであっても必ずしもすべての求人に応募できるわけではないのですが、では未経験から独学で就職を叶えることは現実的に可能なのでしょうか?
その答えは、「独学のみで就職に成功する可能性は限りなくゼロに近い」です。一人で学ぶだけでは実務に対応できるだけのスキルが身につかないため、独学のみでエンジニア転職を叶えることは相当難関ですが、とはいえ中には自力で就職までこぎ着ける方もごくごくわずかに存在します。
しかし一般的に考えると、未経験からIT業界への就職を叶えたいのなら、就職サポートが充実したプログラミングスクールに通いながら就活したほうが、限りなく成功に近づくことには間違いありません。
なぜなら、独学の場合はプログラミング学習やポートフォリオの作成、面接対策などを全て自力で行う必要があるため、就職の難易度が高くなるだけでなく、一緒に学習する仲間がいないがためにモチベーションが保てないことも。さらに講師がいないことで、エラーが解決できずに学習がストップしてしまい、途中で挫折してしまう可能性も高いでしょう。
その点、スクールに通えばわからないことは講師に質問できますし、ポートフォリオの作成支援や履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策などのサポートが同時に受けられます。したがって未経験から就職を目指しているのであれば、就職サポートを万全に行っているスクールに通う方法が最もおすすめである、というわけです。
就職に失敗しないプログラミングスクールの選び方については以下の記事を参考にしてみてください。
▶ 就職できないをなくす!プログラミングスクールの選び方を紹介|ライフハンティング
インターノウス(当社)の調べによると、プログラミングスクール卒業生の初任給は平均でおよそ20万円。
厚生労働省が発表した「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、大学卒の初任給は20万6,700円、高校卒の初任給は16万5,100円という結果からみても、プログラミングスクール卒業生の初任給は高卒者にとっては平均以上、また大卒者にとってはごく平均的な金額だと言えるでしょう。
参考:平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況|厚生労働省
また当社が独自に調査した結果、プログラミングスクール卒業後の平均年収は約250万円~300万円ほど。
この金額は未経験からエンジニアとして就職した場合の相場ですが、過去には初年度年収が350万円以上で内定を獲得した方も多数おり、その後、地道にキャリアを積んでいくとピーク時では1,000万円もの年収を稼ぐ人々も存在します。
そんな背景から「IT業界は学歴を問わずに稼げて、高年収が目指せる」と巷でもよく言われていますが、では、どんな言語を習得すると20代や30代のうちから平均よりも高い年収を獲得できるのでしょうか?
そこで、2020年にTECH Street(テックストリート)が発表した「プログラミング言語別年収ランキング」をもとに、20代と30代におけるプログラミング言語ごとの平均年収を一覧表にしたところ、以下のような結果となりました。
言語 | 20代の平均年収 | 30代の平均年収 |
---|---|---|
R | 476万円 | 569万円 |
Scala | 440万円 | 512万円 |
Objective-C | 407万円 | 519万円 |
COBOL | 406万円 | 514万円 |
Perl | 405万円 | 555万円 |
VC・VC++ | 404万円 | 489万円 |
Python | 403万円 | 546万円 |
Swift | 398万円 | 479万円 |
Ruby | 397万円 | 520万円 |
Go | 397万円 | 562万円 |
SQL | 392万円 | 500万円 |
PL/SQL | 391万円 | 493万円 |
C++ | 390万円 | 521万円 |
C | 388万円 | 521万円 |
VB | 382万円 | 504万円 |
C# .NET | 381万円 | 495万円 |
Java | 380万円 | 505万円 |
JavaScript | 378万円 | 497万円 |
VB.NET | 373万円 | 486万円 |
PHP | 361万円 | 467万円 |
F# | 312万円 | 550万円 |
出典:2020年プログラミング言語別年収ランキング|TECH Street(テックストリート)
全体で見ると、20代におけるJavaの平均年収は380万円ですが、30代では505万円もの年収が見込めることからも、未経験からプログラミング学んでエンジニアへの就職を目指す方には、キャリアを積むほど年収がアップする可能性も高まり、なおかつ世界的にも需要と人気が高く、国内の求人数も最多である「Java」の習得がおすすめです。
そうすれば、将来的にもエンジニアを本業として安定した収入を確保しながら、ベテランのIT技術者として末永く活躍していけることでしょう。
最後は、みなさんが最も気になっている「ゼロからプログラミングを学んでIT業界への就職や転職を成功させるコツ」について、弊社に在籍するIT業界専門のキャリアアドバイザーに質問してみました。
未経験から学んで就職や転職を成功させるなら、求人数も多く汎用性が最も高い「Java」がおすすめです。
そもそもプログラミング言語に優劣はなくて、目的に合わせて(システム)言語を使い分けていくものです。
したがって、最初に基本となる言語を習得しておくと、新しい言語が出たときに対応しやすくなるメリットもあるでしょう。
先ほどとは反対に、RubyやPythonはあまりおすすめできません。なぜなら求人数が限られていて、更にこの言語を必要とする会社の場合、採用ハードルが高い傾向にあるからです。
またRubyを求めているのは勢いのあるWebベンチャー、Pythonを求めているのは、数学もできるAI開発集団のようなイメージなので、未経験からエンジニア転職を目指すのなら、まずはJavaとPHPをマスターしておけば間違いないでしょう。
これからプログラミングを学習するなら、流行りの言語を学ぶのではなく、求人が多い言語を学んだ方が良いでしょう。
特に未経験から就職するなら、就職支援に力を入れているプログラミングスクールを選択しておくと万全です。
また未経験からエンジニアになるのは経歴も重要ですが、就活前に資格を取得しておくことも内定率が上がるポイントです。
現在コロナ禍においては、資格の有無が重要視される傾向にあるので、需要の高いJavaに関する資格を取得しておくことを推奨します。
すでに就職が決まった人は、まず過信しないこと。
この業界では、学び=仕事=技術者としての価値が生まれます。そのため、就職がゴールではなく、スタート地点にたったに過ぎないことを理解したうえで、日々研鑽を積んでいくこともエンジニアとして大切なポイントです。
これからIT業界への就職を目指す方は、以下の記事を参考にしながら、内定につながる志望動機も同時に考えてみましよう。
今回は、プログラミングが就職に有利な理由や未経験者の主な就職先、就職を成功させるコツなどについて解説しましたが、いかがでしたか?
「まずはプログラミングがどんなものかを体験してみたい」という方は、以下の記事を参考に無料の学習サイトにトライしてみると良いでしょう。
「できるだけ費用を抑えながら、IT企業への就職を目指している」「ゼロからプログラミングスキルを身につけて、異業種からの転職を目指している」という方には、無料のプログラミングスクールがおすすめです。
中でも業界屈指の就職成功率を誇るプログラマカレッジなら、PCに不慣れな高校生や、デスクワーク経験のないフリーターの方でも大丈夫。パソコンに関する基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からまるごとマスターできますよ。
さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポート。上京就活生にはホテルの宿泊費も負担してくれるので、地元から離れても安心して就職活動に専念することが可能です。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
未経験者にプログラミングスクールがおすすめな理由や、スクールのメリットについては、以下の記事にて解説しています。
もしインターネットやSNSで「プログラミングスクールは無駄だし意味ない」「必要ないからやめとけ」といった意見を見かけて、少しでも不安を感じている方は、こちらも参考にしてみてください。
そして「プログラミングスクールに通ってエンジニアへの就職を成功させたい」という方は、筆者の体験を元に就活成功の秘訣を紹介しているこちらの記事も要チェック。
まずはご自分に合ったプログラミングスクールを見つけて目的のプログラミング言語を習得し、この機会にプログラマーやエンジニアとしての第一歩を踏み出してみてください。
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