「プログラミングスクールに通っても就職できないからやめとけって本当?」「エンジニアになりたいけどスクールに行っても意味ないのだろうか?」と悩んでいる方に向けて、本記事では「プログラミングスクールを卒業しても就職できない」と言われる理由や、スクールに通っても就職に失敗しがちな人の特徴を元エンジニアが徹底解説。未経験からプログラミングスクールに通って就職に成功した筆者が、就活成功の秘訣やスクールの選び方についても紹介します。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年9月10日
目次
SNSやブログでプログラミングスクール受講生の書き込みや口コミを見ていると、「未経験からエンジニアになれた」「希望のIT企業に就職できた」という意見がある一方で、「プログラミングスクールを卒業しても就職できない」という意見も見受けられますが、なぜ一部では「就職できない」と言われているのでしょうか?
プログラミングを学ぶに当たって、例えば「スマホアプリを開発してみたい」「自分でゲームを作ってみたい」などといった具体的な目標がないと、たとえプログラミングスクールに通っても「自分は何のために頑張っているんだろう」と考えてしまい、日々の学習や就職活動に対する意欲が次第に低下していきます。
また就職サポートが万全でないプログラミングスクールに通ってしまうと、プログラミングのスキルは習得できても、求人案件の紹介や面接対策などのサポートが満足に受けられない場合もあります。
特に未経験者の場合、自分一人で就職活動を進めると、適切な求人の見つけ方や面接での適切な話し方がわからず、内定を得ることが困難になるケースも少なくありません。
プログラミングスクールに通って就職を成功させるためには、そのスクールに在籍しているキャリアアドバイザーや営業スタッフの提案力も重要なポイントです。
なぜなら、営業力が乏しく、紹介案件数も少ないプログラミングスクールに通ってしまうと、「応募できる求人が少ない」「そもそも自分に合った求人がない」といった事態が起こるだけでなく、エントリーできる企業の数が少ないことで内定獲得のハードルも上がり、結果として「就職できない」という状況に陥ってしまうのです。
なぜなら未経験からプログラマやエンジニアに就職する場合、年齢が若いほど採用されやすい傾向があるからです。そうした背景から、プログラミングスクールによっては年齢制限を設けている場合もあるため、これから受講を検討している人はできるだけ20代のうちに行動したほうがベストと言えるでしょう。
とはいえ、いくら年齢が若いからと言ってプログラミングスクールに通いさえすれば誰でも就職できるというわけではありません。
プログラミングスクールに通っても就職が決まりにくい人の特徴は、主に次の3つです。
✔ スクールを卒業すること自体が目標になっている人
✔「課題をクリアすれば就職できる」と考えて自発的に学習しない人
✔ 人に聞いてばかりで自分で調べながら問題を解決しようとしない人
プログラミングスクールを卒業すること自体を目標としている方や、「課題さえ提出すれば実務で通用するだけの基礎力が必ず身につく」という他力本願で人まかせな方も、残念ながら就職成功率がぐんと下がる傾向にあります。
またエラーやバグが出たときに「なぜこうなったのか?」と考えて調べようともせず、最初から人に聞いてばかりの方も、プロとして現場で活躍すること自体、現実的にも厳しいでしょう。
• 集中力が長く続かない人
• 本や活字を読むのが苦手な人
• 何をするにも根気がなくすぐに諦めやすい人
• 目的意識を持つことが苦手な人
• 常に受け身で自分からは行動を起こさない人
とはいえ、これらの特徴があるからといって、プログラミングスクールでの学習が難しいわけではありません。大切なのは、自分の弱点やつまずきやすいポイントをしっかりと把握し、それらを乗り越えるための方法を考え出すこと。そうすることで、成功への道筋が自ずと見えてくるはずです。
このような理由から、自主的に学ぶ意欲に溢れ、問題解決能力が高い方はプログラマーやエンジニアに適していると言われています。
プログラミングスクールを卒業して、就職や転職が成功する人の特徴は、主に次の3つです。
✔ 身につけたいスキルや職業について具体的なビジョンを持っている人
✔ 無料の学習サイトでプログラミング言語を学んでからスクールに通った人
✔ 自分の年齢に合った就職支援付きのプログラミングスクールでしっかり学んだ人
主な特徴はこれらの3つですが、「どのスキルを習得し、どの開発現場で働きたいか」というように、自分の理想とする将来像を明確に持つことで、必要なスキルが自然と見えてきます。
また、プログラミングについての知識がない状態でスクールに入学した場合、「実際に学び始めたら、自分に合わなかった」と感じる可能性もあり得るでしょう。
そうならないためには、スクールに通う前にProgateやドットインストールなどの無料学習サービスを活用し、「プログラミング言語とは何か」を実際に体験してみることが一つの良い方法です。
• 集中力の高い人
• 論理的思考が得意な人
• 一つのことをコツコツと長く続けられる人
• コミュニケーションスキルが高く協調性のある人
• 将来を見据えながら自発的に行動できる人
これらの特徴を持つ人々は、プログラミングスクールでの学習を最大限に活かし、その後のキャリアにおいても成功しやすい傾向にあります。自己管理能力、問題解決能力、そして持続的な努力が、技術職としての成功へと繋がると言えるでしょう。
これまで、プログラミングスクールを経由して就職が難しい傾向にある人々や、逆に成功しやすい人々の特徴について解説してきました。しかし、「実際に未経験からスクールで学んだ経験のある人の話を聞いてみたい」と思う方もいるでしょう。
「未経験からプログラミングを学んで、正社員のエンジニアになりたい」と思った自分が、就職を成功させるための「学習のコツ」や「就職活動のポイント」として気をつけたことは、次の3つです。
✔ プログラミングでつまずいたら、まずは自分で調べる
✔ 面接対策や企業調査に力を入れる
✔ プログラマーやエンジニアとしての将来像をイメージしておく
プログラミング学習でつまずいてしまった場合、まずは自分で調べることをおすすめします。
なぜなら自分で調べることで検索リテラシーが磨かれ、問題解決能力も向上するからです。就職活動の面接でも、自力で問題を乗り越えた経験をアピールできれば「自分で問題解決ができそうな人だな」という好印象を与えられるでしょう。もちろん、自分で調べても答えが出ない場合は、講師に質問しても問題ありません。
また、未経験からプログラマやエンジニアに就職する際は、技術力よりもコミュニケーション力や熱意が重視される傾向があります。そのため、面接対策は入念に行う必要がありますが、未経験からの就職面接で聞かれる質問として、特に多いのは次の3つです。
✔ 志望動機
✔ 応募先の企業を選んだ理由
✔ プログラマやエンジニアとしての将来像
上記のような質問に対して的確に回答するためには、企業調査を入念に行っておくだけでなく、自身の将来像をイメージしておくことが欠かせません。
実際に自分が面接を受けたときには、上記のような質問に対し「御社の○○という点に魅力を感じて志望しました」「将来的にはプログラミング以外にも設計やマネジメント業務にも携わりたいです」と答えたことで、好感触を得られました。
志望動機や将来像をはっきりと答えられたのは、入念に企業のホームページを確認したことや、スクールの講師からアドバイスをもらえたことが大きな要因だと感じています。
さらに面接においては、回答する内容だけではなく話し方や声のトーンも重要なため、実際の面接を想定した練習が必要です。プログラミングスクールの中には模擬面接を実施してくれるスクールもあるため、就職活動に不安がある方は、「プログラマカレッジ」のような就活サポートに定評のあるスクールを選ぶと良いでしょう。
プログラミングスクール卒業後の主な就職先については、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
プログラミングスクールを卒業したあとの初任給や年収、また将来的に稼げるようになるためのロードマップについては、こちらの記事も参考になるでしょう。
各リンク先では、プログラミングスクールに通って就職に成功した経験のある元エンジニアの筆者が、その実例と原因を紹介しながら、解決策についても解説しています。
各リンク先では、未経験からエンジニアになりたい方は避けたほうが良いプログラミングスクールについて、元エンジニア目線で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
さらに、プログラミングスクールは対象年齢ごとに特化しており、小学生や中学生向け、高校生や大学生向け、就職や転職を目指す20代のフリーターや30代の社会人向けなど、様々なカテゴリーが存在します。
極端な例を挙げると、子供向けのプログラミングスクールに社会人が通っても、実務で必要なITスキルを習得するのは難しいでしょう。
受講目的を明確にする
自分がプログラミングを学ぶ目的や、卒業後のキャリアプランについても明確にしておきましょう。
予算に見合ったスクールを選ぶ
スクールによって料金が異なるため、自分の予算に合ったスクールを選びましょう。
支払い方法も確認しておく
受講料金が高額な場合もあるので、毎月負担のない方法で支払いが可能かどうかについても確認しておきましょう。
最新の教材で学べるかどうかもチェックする
スクールで学べる言語や技術、提供されるツールや教材が最新の内容かどうかも確認しておきましょう。
カリキュラムが目的と合致しているかを確認する
自分が学びたい内容が網羅されているか、また現場で求められるスキルを身につけられるかをチェックしましょう。
自分が学びやすい受講形式かも確認しておく
オンラインのみ、通学のみ、またはハイブリッド(オンラインと通学の組み合わせ)のどれが自分のライフスタイルに合っているかも確認しましょう。
受講期間内に通いきれるかも確認する
自分のスケジュールに合わせて、適切な受講期間を提供するスクールを選びましょう。
質問の受付時間や開講時間も確認する
特に学生の方や社会人の方は、自分が通える時間帯にスクール側が対応しているかどうかも確認しておきましょう。
サポート体制の充実度もチェックしておく
講師の質や質問対応の迅速さ、就職成功率などのサポート体制に関する満足度も確認しましょう。
学生の方は学割の有無を確認する
高校生や大学生の方は、学生割引を導入しているスクールかどうかも確認しておくと良いでしょう。
社会人の方は給付金の対象講座があるかも確認する
社会人の方は、教育訓練給付制度や助成金を利用してお得に学べるコースがあるかどうかも調べておきましょう。
就活用のポートフォリオ制作が可能かも確認する
就職活動時に実績として提示できるポートフォリオを制作できるかどうかも確認しましょう。
実際に通った方の評判や口コミを調べてみる
ネットやSNSを使って、実際の受講生の評判や口コミを参考にしましょう。
無料体験や説明会に参加して自分に合うスクールかを確認する
実際にスクールの雰囲気を確認するために、無料体験や説明会に申し込んで参加してみましょう。
以下の記事では、元エンジニアで現ライターの筆者が、自身の経験を基に「プログラミングスクール選びで失敗しないためのコツ」を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
そして、プログラミングスクールを選ぶ際に見落としがちなポイントは、まだあります。
詳細については、各リンク先で解説しているのでぜひ参考にしてください。
今回は「プログラミングスクールは就職できない」と言われる理由や就職成功のコツなどについて、筆者の実体験をもとに解説してきましたが、いかがでしたか?
もしあなたがこれから「未経験からエンジニアに就職したい」「就職支援のあるスクールに通いたい」と考えているのなら、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にプログラミングを学んでみるという方法もおすすめです。
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