「プログラミング言語の中ではJavaっていうのが有名だけど、具体的に何ができるの？」と思っている方のために、実際にJavaで作られているものを紹介します。さらに、Javaを身につけることで「できるようになること」や「メリット」について、仕事や趣味の面も交えて解説します。
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最終更新日：2024年1月10日
目次
Javaとは、C言語をベースに開発されたプログラミング言語です。Javaはコンパイラ言語と呼ばれる実行前にプログラムのコンパイル（機械語への翻訳処理）が必要な言語の一つです。そのためコンパイルが不要なPHPやPythonなどのスクリプト言語に比べて、全体的に実行速度が速めという特徴があります。
またコンパイラ言語である Java にはとても汎用性が高いという特徴もあり、ほぼ何でも作ることができます。Googleが開発言語に採用しているほか、多くのサービスの開発にJavaが利用されています。そのため、「プログラミングをやってみたいけど、まだ何を作りたいか決まっていない」という方にも、おすすめです。
さらに言語の歴史も古く、もう20年以上世界中で利用されています。もちろん日本でもシェアトップの期間が長く、そのため他の新しい言語と比べて日本語で書かれた情報が多いという利点もあります。
今や無数のWebサービスが登場していますが、その中にはJavaで作られているものがたくさんあります。Webサイトの見た目を作る部分には、HTMLやJavaScriptなどを使います。一方でJavaは、サーバー側で行う内部処理の部分を作っています。
Androidなどのスマートフォンアプリ開発にも、Javaが利用されています。JavaはGoogleの標準言語に採用されており、以前はJavaを使ったAndroid開発キットを無償で配布していました。（現在はデフォルトがKotlinになっていますが、Javaも選択可能です）そのため個人から法人まで、数多くのアプリがJavaで開発されています。
業務システムとは、企業が行う業務などの効率を高めるためのシステムです。例えば在庫管理システムや、財務会計システム、労務管理システムなどが挙げられます。
この業務システム開発の現場でも、Javaは広くシェアを誇っています。
AIプログラミングといえばPythonが有名ですが、実はJavaもAI開発に使われています。
スマートフォンアプリのゲームの大半がJavaで作られているだけでなく、PS5などの家庭用ゲーム機向けの開発にもJavaは利用されています。
組み込み系システムとは、複雑な制御が必要な家電製品などに組み込まれているプログラムのことです。
Javaのプログラミングスキルを身につけると、Javaプログラマーとして仕事をすることができます。新卒であればあらかじめスキルを身につけていなくてもプログラマーとして採用される可能性は高いですが、転職などを検討している場合は、先にJavaを身につけておくと転職活動が有利になります。
プログラマーといえば理系のイメージが強い職業ですが、実は文系出身からも多くの方がプログラマーとして活躍しています。実際に文系からプログラマーになった方のインタビューも掲載していますので、気になる方は読んでみてください。
なお接客業や美容師などからプログラマーに転身した方も多数いらっしゃいますので、ぜひ下のバナーからプログラマカレッジの「卒業生の声」をのぞいてみてください。
Javaプログラマーは常にかなりの人材不足のため、求人が尽きない状況です。言語を問わずプログラミングができると転職が有利になる理由を詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
さらに、プログラマーの平均年収は全体の平均年収より高い傾向があります。2020年に「日経 xTECH」が発表した「プログラミング言語人気ランキング2020」によると、Javaを使用しているエンジニアの平均年収は「573万円」でした。対して、国税庁が発表した「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の1人当たりの平均給与は「433万円」です。このように、Javaプログラマーは平均より年収の高い仕事につきやすいと考えられるでしょう。
プログラミングスキルを身につけると転職が有利になる理由について、詳しくは以下の記事もご覧ください。
▶ 参考：
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル｜プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル｜プロエンジニア
仕事や日常の中で「こんなアプリやシステムがあれば便利なのにな」と思うことはありませんか？ Javaのプログラミングができる場合、自分が欲しいアプリを自分で作ることができます。Javaのアプリやシステムは個人でも公開することができるので、作ったツールを他の人と共有することも可能です。
もちろん趣味だけでなく、仕事においても自分の考えを自分で実現することができます。
以下のインタビューでは、ITにスポーツ栄養士の知識を活かしたいという方にお答えいただいていますので、ぜひ読んでみてください。
Javaのプログラミングスキルがあると、副業の幅も広がります。クラウドソーシングサービスでJavaプログラミングの案件を受けるだけでなく、Javaの知識を活かしたWebライティングの案件なども受けることができます。
未経験からプログラミングに関する副業を始める方法や相場について詳しく知りたい方は、次の記事も読んでみてください。
Javaプログラマーとして経験を積んでいくと、いずれフリーランスプログラマーとして独立することも可能です。フリーランスになると、受ける案件を自分で選ぶことができるようになります。そのため働く場所や時間を自分で選んだり、さらにスキルが高まれば高額年収を得られる可能性もあります。
ITエンジニア専門フリーランスエージェント「プロエンジニア」のキャリアアドバイザーや編集部員が担当する次の記事では、美容師からフリーランスエンジニアに転身した方のインタビューを掲載していますので、フリーランスという働き方に興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
▶ 参考記事：
勉強が苦手な僕でも、プログラミング技術のおかげで憧れの自由な暮らしが手に入りました｜プロエンジニア
習得が難しいJavaは、独学していると壁にぶつかる方も多い言語です。効率よく壁を乗り越えたい方は、ぜひ下のバナーからプログラマカレッジの「卒業生の声」をのぞいてみてください。
Javaでできないことはないと言えるほど多岐にわたっており、身につけておいて損はないスキルです。独学での習得は難しいですが、これからはエンジニアでなくてもプログラミングは学んでおいて損のない時代です。この機会に、ぜひJavaを学んでみてくださいね。
特に初心者の場合、プログラミング言語の中でもJavaは習得が難しい方だと言われています。Javaはできることがとても多いので、そのぶん仕組みも複雑です。そこで分からないことが出てきたときに、質問しながら効率よく学べるのもプログラミングスクールのメリットです。
次のようなポイントをチェックして、ぜひご自分に合ったプログラミングスクールを選んでみてください。
【プログラミングスクールの選び方】
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