プログラマカレッジ卒業生の吉竹さんにお話しをお伺いしました!
❶ 小学校の頃に出会った栄養士さんに憧れ、栄養学を学んだ大学時代。長年のバスケ経験を活かし、スポーツ栄養士としての独立にも挑戦しました

【Q】プログラマーを目指す前のご経歴を教えていただますか?
もともとは管理栄養士として働いていました。管理栄養士を目指そうと思ったきっかけは、小学校の頃に出会った栄養士さんの影響です。母親が調理師として働いていた職場へよく遊びに行っていたのですが、在籍していた栄養士の方がいつもいろんなことを教えてくださって、子どもながらに「カッコいいな」と思い、憧れるようになったんです。大学で栄養学を学び、管理栄養士の資格を取得。卒業後は医療施設で給食事業を行なっている企業へ就職しました。
一年間ほど経験を積んだのち、スポーツ栄養士として独立することを決意しました。長年やっていたバスケ経験を活かし、スポーツ栄養学の分野で活動してみたいと思ったからです。あえて会社に所属せず、個人事業主という形をとったのは、自分にとってベストな活動方法だと思ったから。実際に100名以上のアスリートの方に食事指導などをおこないました。
独立当初は個人ではじめることに対して、戸惑いや不安もたくさんありました。けれどもまずは自分から行動しないことには何も始まらないと自分に言い聞かせ、顧客獲得のために日々奮闘。バスケで知り合った仲間を通じて顧客を増やしたり、ブログを書いたり、YouTubeをUPしたりと、できることはなんでも挑戦しました。
ブログはスポーツ栄養についてやバスケ選手の食事法などをUPすれば、誘致につながると思いはじめたのですが、これがなかなか面白くて。最初ははてなブログというサービスを利用していたのですが、次第にアフィリエイトで収入を得やすいよう、ワードプレスを利用してブログを書くようになりました。見やすく、機能も充実させることにこだわって作っていましたね。この頃HTMLやCSSを触っていたことが、エンジニアを志すきっかけになったように思います。フリーのスポーツ栄養士として働きつつ、アフィリエイトで稼ぎ、並行して飲食の仕事をするなど、三足のわらじ状態で去年まで仕事を続けていました。
▲目次へ戻る

❷ 便利なアプリを作れば、もっとスポーツ栄養士として貢献できると思ったことが、プログラミングを学ぶきっかけになりました

【Q】何故プログラミングを学ぼうと思ったのですか?
スポーツ栄養士としての活動のなかで、選手やチームを管理するアプリケーションを利用していたのですが、自分が求める機能がなくて、使いづらさを感じていたんです。そこで、ずっと「不便だな」と感じているより、自分でプログラミングのスキルを身につけて新しいアプリを開発すれば、もっともっと働きやすくなるんじゃないかと感じたことが、プログラミングを学ぶきっかけになりました。ブログやYouTube制作を通して制作の楽しさは知っていましたし、progateに挑戦したこともあったので、自分にとってプログラミングを学ぶことは、ごくごく自然な流れでした。栄養学とITの力を掛け合わせて、大好きなバスケ、そして日本のスポーツ業界の発展に貢献したいという、新しい夢が見つかった瞬間でした。
【Q】何故プログラマカレッジを選ばれたのですか?
たまたま見たブログで、無料で講義を受けれる上に就職先も斡旋してくれると書かれていて、ビビッときたんです。コロナ禍で収入面に不安を感じていたこともあり、無料であること、就職先までサポートしてくれることはとても魅力的でした。オンラインでの説明会に参加し、早速受講することを決意しました。
【Q】プログラマカレッジでの勉強はいかがでしたか?
HTMLやCSSあたりまではすんなり理解できたのですが、オブジェクト指向やJava、PHPなどの知識に入ると難易度がグッと上がり、苦戦しましたね。コロナ禍ということもあり、全てオンラインでの授業だったのですが、先生方が丁寧に対応してくださったおかげで、オンラインならではの不便さはほとんど感じませんでした。一緒に学ぶ仲間たちも分からないことがあれば相談にのってくれるいい人たちばかりで、互いに助け合って学ぶことができたと思います。
【Q】チーム開発はいかがでしたか?
チーム開発ではダイアログ作成を担当しました。結構難易度の高い箇所を担当したのですが、その分他の人に比べて作業が少なかったので、焦らずじっくり作業することができました。チームは10人編成で、みなさん初心者ではあるけれど、プログラミング的思考ができる方が多く、レベルの高いチームだったのかなと思います。チーム開発では、メンバーとのコミュニケーションを通じて、自分がやるべきことを汲み取って行動に移していくことの大切さを学びました。一人でコードを書いていたのでは学べないことをたくさん経験でき、とても勉強になりました。
▲目次へ戻る
❸ 知識をしっかり身につけてからの就職活動はスムーズに進行。今は入社前に新たな資格試験にチャレンジしています

【Q】研修後の就職活動はいかがでしたか?
研修3ヶ月あたりからそれぞれに担当がつき、就職について話し合う機会を設けていただきました。担当していただいたキャリアアドバイザー古座野さんには大変お世話になりましたね。とても距離感を掴むのがうまい方で、いきなり本題に入るのではなく、お互いのことを知ってから腹を割って話しましょう的なスタンスで、とても信頼できました。私と同じスポーツマンで打ち解けやすかったというのもあります。
就職活動はしっかりプログラミング知識を深めてから就職したいという思いがあり、JavaSilverの資格を取得してからスタートしました。面接も難なくクリアし、最終的に株式会社ワンオールシステムという企業へ就職することに。新人への教育制度が充実していて、エンジニアとしてキャリアを歩むうえで、しっかりと基本を身につけることができる会社だと思ったことが入社の決め手になりました。会社へは、4月の新卒入社の方々と一緒に入社する予定です(取材時は2月)。これからエンジニアとしてキャリアを歩んでいく上で、共に成長していける同期がいると心強いと思いから、仲間とともに入社できる時期を選びました。
今は就職までに空いている時間を利用して、基本情報技術者試験の勉強に邁進する日々です。幅広い知識を身につけて、先輩方の話についていけるようになることが目標です。JavaSilverの試験より勉強する範囲も広く、試験勉強は結構大変ですね。コードを書いている方が楽しいです(笑)
【Q】これからエンジニアを目指している方に、アドバイスをお願いします!
とにかく自分のできる限り頑張ること。これにつきます!プログラミングはこれからもっと需要が高まるスキルだと思います。だからこそ、今学ぶべきだと思うんです。プログラマカレッジは本格的にプログラミングを勉強でき、IT業界への就職のハードルをグッと下げてくれるスクールです。ぜひうまく活用して自身の成長につなげていってください。
▲目次へ戻る