「未経験からプログラマになった場合の年収はいくら?」「プログラマーって稼げるの?」といった疑問にお答えします。本記事では、未経験プログラマーの年収にまつわるリアルな情報をご紹介。プログラマーはスキルを積んで年収アップしやすい職種です。未経験からプログラマーへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職・転職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年9月7日
目次
平均年収.jpの調査によると、プログラマーの平均年収は426万円。日本の平均年収 436万円と比べると、10万低い結果です。
しかし、令和元年の厚生労働省の調査によると、日本で会社に勤める人の平均年齢が約46歳に比べ、プログラマーの平均年齢は約33歳です。日本では年功賃金を採用する会社が多い傾向があります。つまり、平均年齢の低さがプログラマーの平均年収が低くなっている要因と推測できます。
プログラマーの年収は企業の規模や、男女の差、スキルの違いといった様々な要因によって差が出ることがあります。
プログラマーの年収に差が出る理由についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考にしてください。
実務未経験からプログラマーに転職した場合の年収は、会社により差はあるものの、一般的に250~300万円程度といわれています。
以下では、実際にプログラミングスクールに通い、実務未経験でプログラマーとなった方のリアルな年収について、弊社に在籍するIT専門のキャリアアドバイザーからのコメントを添えてご紹介いたします。
弊社が運営するプログラマーカレッジの卒業生の平均年収は月収平均20万円前後、年収は250万円~300万円程度と一般的な実務未経験者の初任給と同等の数字になっております。
たとえ実務未経験でも次のようなプラスαの条件を持っている場合、高い年収で内定をもらえることがあります。
また、IT系の資格を持っていることによって多少の年収アップが期待できる場合もあります。
SE/プログラマーの平均年収は、テクニカルサポートや運用/監視/保守といったITエンジニア職の中でも高い分類といえるでしょう。また、他の事務職や販売スタッフと比べてもプログラマーは高いため、未経験から目指せる職種の中では高収入が見込める職種なのです。
職種 | 20代の平均年収 |
---|---|
SE/プログラマー | 363万円 |
テクニカルサポート | 341万円 |
運用/監視/保守 | 334万円 |
営業事務 | 308万円 |
ヘルプデスク | 301万円 |
一般事務 | 301万円 |
店長/販売スタッフ | 299万円 |
カスタマーサポート | 288万円 |
出典:平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】|doda
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• ヘルプデスクフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
プログラマーの年収は上がりやすいとされる理由を詳しく解説します。
プログラマーは、他の業種と異なり、プロジェクトやプログラミング言語を多く経験すればするほど、IT業界での市場価値が高まります。仕事の経歴が市場価値に影響しない接客業などとは違い、プログラマーは仕事の経歴が市場価値の向上に繋がりやすくなるため、働くだけで市場価値を高められる数少ない仕事なのです。
また、IT技術は公開されていることが多く、需要を見越して、自分でスキルを磨き続けることも可能です。一般的には需要が高いスキルを備えていることや、経験を積んでいることで単価や年収が上がる可能性も高まります。一方で、技術の移り変わりが激しいため、仕事についていくには自分のスキルは磨き続ける必要もあります。
ITエンジニアの採用枠として、未経験からでも始めやすいのが、プログラマーです。IT業界は実務経験が非常に重要視される業界のため、未経験からエンジニアとして一歩を踏み出したいなら、プログラマーをおすすめします。
また、プログラマーにはスキルアップの方向によって次のようなキャリアがあり、これらのキャリアパスにより年収アップが望めます。
未経験からプログラマーになるための具体的な方法についてご紹介します。これからプログラマーを志す方は、ぜひ参考にしてください。
企業の中途採用における未経験者とは、あくまで実務未経験者のことを指していることがほとんどです。IT業界は人材不足のため、まったくの未経験者に1から研修を行っている企業も中にはありますが、プログラミングの知識がまったく無い場合、新卒以外での採用は難しいと考えた方が良いでしょう。
プログラミングスキルがあると、企業側は採用後のプログラミング教育にコストをかける必要はありませんし、現場が受け入れる負担が少ないことなどから、転職活動が有利に働く可能性は高まります。
人材不足で忙しい現場でいち早く活躍できる人材になるために、プログラミングスキルを身に付けることは非常に大切です。
プログラマーとして採用されるには、資格が必須というわけではありませんが、次のようなメリットがあります。
未経験からプログラマーに転職してみたい方は、ぜひ資格取得を視野に入れてみましょう。
転職時におすすめな初心者向けの資格を5つ紹介します。
◆ ITパスポート
ITの基礎の基礎を問う国家資格です。紹介する資格の中で一番簡単な資格なので、ITの知識に自信がない方はこの資格から始めることをおすすめします。
▸公式サイト:ITパスポート|IPA
◆ 基本情報技術者試験
ITエンジニアに最低限身に付けてほしい基礎的な知識を問う国家資格です。出題範囲が広いですが、ITエンジニアが必要な知識を満遍なく学べるのでおすすめです。
▸公式サイト:基本情報技術者試験|IPA
◆ ORACLE MASTER Bronze DBA
Oracle Databaseというデータ管理を行うシステムの基礎知識を問う民間資格です。Oracle Databaseを利用する企業が多いため、プログラマーになるなら、学んでおいて損はない資格です。
▸公式サイト:ORACLE MASTER Portal|Oracle University
◆ Oracle Certified Java Programmer Silver
Javaというプログラミング言語の基礎知識を問う民間資格です。Javaは、現在日本で一番求人が多い言語です。求人数で学ぶプログラミング言語を選ぶなら、この資格でJavaを勉強することをおすすめします。
▸公式サイト:Java SE 8 認定資格|Oracle University
プログラミングスキルを身に付けるには、数百時間も勉強する必要があります。独学で数百時間もの長い時間を勉強し続けるのは、なかなか難しいものです。
そこでおすすめなのが、プログラミングスクールに通って学ぶことです。プログラマーを志している人の中でも、特に今は「お金をかけずに効率的に学びたい」と思っている人も多いでしょう。そんな方には、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」がおすすめです。
パソコンの基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からまるっと身に付けられるよう、経験豊富なプロの講師陣がしっかりサポートします。
今回は、未経験からプログラマーに転職した場合の年収や、他の職種との年収の比較についてご紹介しました。プログラマーは未経験からでもチャレンジしやすく、スキルを身に付けたりキャリアパスで年収アップもしやすい職種です。未経験の職種への転職を検討されている方はプログラマーも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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