プログラマーは年収1000万円を稼げるの?と疑問に感じている方向けに、一般的なプログラマーの平均年収や、プログラマーが年収1000万円を稼げる可能性を解説。さらに、1000万円稼げるプログラマーの特徴やスキルも解説します。プログラマーで年収アップを目指したい方は、ぜひご覧ください。
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最終更新日:2023年2月17日
目次
プログラマーの年収は、業務内容や働き方によって差があります。あくまでも参考ではありますが、厚生労働省の『賃金構造基本統計調査』によれば、プログラマーの平均年収は426万円です。
※算出方法:きまって支給する現金給与額×12ヵ月 + 年間賞与その他特別給与額(企業規模計10人以上/小数点以下四捨五入)
また、雇用形態別のプログラマーの平均年収は次の通りです。
雇用形態 | 正社員 | 派遣社員 | フリーランス |
---|---|---|---|
平均収入 | 平均年収428万円 | 平均時給2198円 | 平均年収720万円 |
雇用形態別に比較すると、フリーランスプログラマーの年収は非常に高いことがわかります。しかし一方で、フリーランスは収入が不安定になりやすい点がデメリットです。
プログラマーの平均年収については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
たとえば、年収1000万円を稼いでいるプログラマーには次のような特徴があります。
• 大企業や大手SIer企業で高いスキルが必要な仕事をしている
• 黒字企業の専門職
• フリーランス
年収1000万円を稼ぐプログラマーになるためには、高いスキルが必要です。しかしそれだけでなく、働く環境もポイントとなります。中小企業よりも、大企業の方が給与水準が高い傾向があります。また、赤字企業の場合は、どれだけスキルを磨いてもなかなか給与が上がらないのは想像しやすいでしょう。
また、フリーランスのプログラマーは、平均年収が高い傾向があります。スキルを身につけたら、ひとつの選択肢として考えてみてください。
いずれにしても、プログラマーの場合、ひとつの職場で働き続けるだけではなかなか年収は上がりません。高い年収を目指すためには、経験を積みながらスキルを磨き、より良い環境を求めて転職とキャリアアップを実現する必要があります。
以下で、それぞれ詳しく解説します。
また、いくらスキルや資格を持っていても、実務経験が無ければ高い年収は得られません。プログラマーとして仕事の中でスキルを磨き経験を積みながら、学習を続けて仕事に使えるスキルを増やしていく必要があります。
高収入を目的とするのであれば、身につけるべきは高度なスキルや需要があるスキルです。高度であればあるほどスキルを身につける難易度が上がるため、習得できる人が少なくなり、給与が上がりやすい傾向があります。
また、需要があるスキルを見極め、習得するのもひとつの方法です。需要が高いスキルを持ったプログラマーは、さまざまな企業で人材の取り合いとなるため給与が上がりやすくなります。
専門性が高く、さらに需要も高いスキルを見極められれば、特に効率が良いといえるでしょう。需要の高いスキルを見極めるためには、常にIT業界のトレンドに敏感になるとともに、求人情報などをこまめに確認しましょう。給与の高いプログラマーはどのようなスキルを求められているか確認することで、どのようなスキルを身につけるべきかがわかります。
また、IT業界に強い転職エージェントを利用するのもひとつの方法です。転職エージェントに質問すれば、企業に今どんな人材が求められているのかわかります。
プログラマーとしてある程度経験を積んだら、マネージャーや管理職を目指すのもひとつの方法です。プログラマーからマネージャーや管理職を目指すためには、技術に関する知識を広げるとともに、マネジメントに関する知識やスキルを身につけていくことも必要です。
プログラマーとして働くだけでなく、マネージャーや管理職として仕事ができるようになれば、年収が1000万円を超えることも珍しくありません。ただし、マネージャーや管理職はプログラマーよりも仕事の幅が広がりますし、経験値も必要です。
プログラマーから年収1000万円を目指すには、次のようなキャリアパスがあります。
• フルスタックエンジニア
• ITコンサルタント
• プロジェクトマネージャー
• AIエンジニア
同じIT業界であっても、評価制度は会社によって全く異なります。
そのため、転職しただけで年収が50万や100万上がるというケースも珍しくありません。
その理由として、エンジニアは営業などのように個人の成績が数字としてはっきり出る仕事ではないため、評価が難しいという側面があるからです。
年収1000万円を目指すためには、次のような企業を選んで転職活動を進めてみてください。
• 大規模なシステム開発を請け負っている企業
• シェアの高いソフトを販売している企業
• 自社開発でサービスを提供している企業
• 上流工程を担当している企業
上記のような企業では年収が高い傾向があり、採用されれば年収1000万円を目指すために有利になります。
出典:フリーランス求人案件|プロエンジニアより算出
フリーランスになり、さらに上位の案件を獲得できるようなプログラマーになれば、年収1000万円を目指せます。フリーランスの年収が高くなりやすい理由としては、会社を通さず直接クライアントと契約できることが挙げられます。さらに、フリーランスの収入は案件をこなした数で決まるため、働けば働くほど年収アップを目指すことも可能です。
それぞれ、詳しく解説します。
フリーランスのプログラマーは、収入が多い傾向があります。とはいえ、実績がないままフリーランスになるのは危険です。
企業でプログラマーとして働いた経験がないままフリーランスになると、仕事の進め方を教えてくれる人がいません。現場で働くのがまったく初めての状態では、うまく仕事を進めるのは難しいでしょう。
また、実績がないフリーランスは、どんなスキルを持っていてどんなものが作れるのか判断できません。そのため、依頼した仕事をこなせるかどうかの判断も難しくなり、仕事を依頼するのは難しいと感じられてしまいます。
企業がフリーランスを雇う場合、企業に依頼する場合と比べて人件費が高くなりがちです。それでもフリーランスを雇うのは、手間を省けるためです。そのため、現場で教えてもらわなければ仕事ができない人や、そのリスクがある人はフリーランスとして仕事を獲得するのは難しいでしょう。
転職する際に、年収や業務内容は非常に重要です。しかし、年収1000万円を目指すのであれば、それだけで転職先を決めてはいけません。
まずは自分が目指すプログラマー像を明確にし、それに近づくための実績を積める企業かどうかを確認しましょう。目先の年収だけにとらわれるのではなく、将来的なキャリアプランを見据えて転職先を決める必要があります。
アルバイトや派遣社員としてプログラマーを募集している企業もあります。多くの企業がアルバイトや派遣社員に期待しているのは、簡単でも時間がかかる作業や、正社員が行う業務のサポートです。
基礎を身につけるためにアルバイトや派遣社員として働くのは悪いことではありませんが、幅広いスキルを身につけるのは難しいと考えた方が良いでしょう。
システム開発がどのように行われているのか全体像を理解し、経験と実績を積むためには正社員のプログラマーとして働くのがおすすめです。
未経験者の場合、スクールを利用すると効率良くプログラミングを学べます。就職・転職サポートがあるプログラミングスクールでは、自分のレベルやスキルに見合う年収を提示してくれる企業の判断も可能です。
もしもあなたがこれから初めてプログラマーとしての仕事にチャレンジするのでしたら、プログラマカレッジの就職サポートを利用して、あなたに見合った就活を見極めていくことをおすすめいたします。まずはプログラマーになるための第一歩を踏み出してみませんか?
未経験プログラマーの年収については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
この記事では、プログラマーが年収1000万円を目指すための方法を解説しました。プログラマーが年収1000万円を目指すには、経験と実績を積むとともに、高い年収を得られる環境に身を置くことが重要です。
未経験からプログラマーを目指すなら、プログラマカレッジのようなプログラミングスクールで就職・転職のサポートを受けながらプログラミングスキルを身につけるのがおすすめです。
この記事を参考に、ご自身のキャリアプランを考えてみてください。
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本当に、平均年収が400万円の仕事で、年収1000万円を目指せるのでしょうか?