最新テクノロジーを駆使したインターネットサービスや便利なアプリをユーザーに提供するIT業界は、今や私たちの生活に欠かせない存在です。とはいえ、「IT業界」と聞いても一体どのような業界なのか、いまいちピンとこない方も多いのでは?そこで本記事では、IT業界の主要マップやIT企業の種類について解説。人気の27職種と平均年収を一覧表で比較しながら、IT業界の転職事情や高年収を得るための方法についても解説します。
最終更新日:2022年12月21日
目次
IT業界とは、簡単に言うと、インターネットやコンピューターを活用した情報技術(Information Technology)をユーザーに提供する業界のこと。
別名「情報通信産業」とも呼ばれるIT業界は職種の種類やサービスの幅が広いため、この図のようによく地図にして例えられますが、大まかには以下の5つの業界に分けられます。
このグラフからもわかるとおり、中でも最も高いシェアを占める分野はソフトウェア業界ですが、とはいえ、ひとつの企業が必ずしもひとつの分類に属するとは限りません。
例えば、HITACHIはハードウェアとソフトウェアどちらも作っているとともに、情報処理サービスも提供していますし、Zoomはミーティング用のソフトウェアとブラウザから利用できるWeb版の両方を提供しています。
このように、ひとつの会社がいくつもの分野を手がけているケースも多々ありますが、IT企業ではどのような商品や技術、サービスを展開しているのでしょうか?
インターネットやAIなどの情報技術(IT)に関連する商品やサービスをユーザーに提供するIT企業は、当然ながらIT業界に分類されますが、そんなIT企業が取り扱う商材は、主に以下のとおり。
PC関連製品やIoTなどのIT製品 |
・パソコンやスマートフォン、周辺機器 ・ロボット家電 ・ソフトウェアやスマホアプリ など |
---|---|
ITを活用したネットサービス |
・動画配信 ・オンラインゲーム ・SNS ・インターネット広告 ・ショッピングサイト など |
ITを利用するための環境整備 |
・Wifiやモバイル通信インフラの整備 ・Webサーバーの構築・保守・運用 ・セキュリティシステムの構築・保守・運用 など |
パソコンやスマホ、ショッピングサイトなど、どの製品やサービスも今や私たちの生活になくてはならない存在ですが、もはやインフラ(共通基盤)となったこれらのIT商品やデジタル技術を生み出すIT企業には一体どのような種類があるのでしょうか?
IT業界に限らず、企業が展開する事業は大きくBtoBとBtoCの2種類に分けられます。しかしIT業界の場合、この2つの他に「BtoBtoC」と呼ばれる企業もあり、全部で3種類のビジネスモデルが存在します。
また、「B」は”Business(ビジネス)” の略で「企業」を指し、「C」は”Consumer(カスタマー)” の略で「消費者となる個人」のことを指しています。
BtoB・BtoC とは?
BtoBtoC とは?
このように多様なビジネスモデルを展開する日本のIT企業ですが、冒頭でお話ししたIT業界の分類マップを支える5つの主要業界にはそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?
この章では、各業界の特色についてさらに詳しく解説していきましょう。
情報処理サービス業界は、クライアントから依頼を受けたシステムに関して企画から保守・運用までを行うことが主な仕事。
「SI(システムインテグレーション)業界」とも呼ばれ、BtoBのビジネスモデルがメインです。
代表的な企業としては、NTTデータ、野村総合研究所、東芝、オービック、アクセンチュアなどが有名ですが、SIを展開するこれらの企業は「SIer(エスアイアー)」と呼ばれ、以下4つの種類に分類されます。
よくSIerと混同されやすい言葉として「SES(エスイーエス)」がありますが、SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアの技術力や労働力をクライアントに提供する契約形態のこと。
実のところ、まったく違う2つの言葉ですが、SIerがSESを利用してエンジニアを確保することが多いため混同されがちです。
SIerについての詳細や、SIerとSESの違いに関しては以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
▶ 参考記事:
• これでバッチリ!SIerとSESの違いを解説|プロエンジニア
インターネット/Web業界は、WebサイトやWebアプリなどインターネットを通じて商品やサービスを提供する業界です。
代表的な企業としては楽天、Google、Yahoo、サイバーエージェント、LINEなどがありますが、インターネット/Web業界の代表的なサービスをまとめた一覧表がこちらです。
サービス名 | 概要 | 例 |
---|---|---|
ポータル | インターネットを使うときに最初に訪れる検索サイト | Google、Yahoo!Japan |
SNS | インターネットを介した社会的ネットワークの構築やコミュニケーションを支援するサービス | Twitter、Instagram、LINE |
eコマース | インターネットを利用したショッピングサービス | Amazon、楽天市場 |
Web広告 | インターネット上に掲載される広告 | リスティング広告、SNS広告、バナー広告 |
キュレーション | Web上に点在する情報をテーマごとにまとめて発信するサービス | Gunosy、SmartNews |
ソーシャルゲーム | SNSをプラットフォームとしてオンライン上で楽しめるゲーム | パズドラ、モンスト |
eラーニング | 通信教育など、インターネットを活用した学習サービス | 4each※、スタディサプリ、DMM英会話 |
電子書籍 | 書籍をモバイル端末やPCなどで読むことができるサービス | kindleストア、楽天Kobo電子書籍ストア |
※ 4eachはインターノウスが運営するオンラインプログラミング学習サイトです
Web業界についての詳細は、こちらの記事も参考にしてみましょう。
ソフトウェア業界は、コンピューター上でさまざまな処理を行う、ソフトウェアの設計・開発・保守を行う業界です。
この業界では、BtoBとBtoCの、どちらのビジネスモデルも展開。
代表的な企業としては、Microsoft(マイクロソフト)、Oracle(オラクル)、Adobe(アドビ)、トレンドマイクロなどがあり、商材となるソフトウェアは主に以下の5つに分類されます。
• OS(オペレーティングシステム)
OS(オペレーティングシステム)とは、コンピューターを作動させ、アプリケーションソフトウェアを動かすための土台となる基本的なソフトウェアのこと。
例:Windows、MacOS、Linux、Android、iOSなど
• アプリケーションソフトウェア
アプリケーションソフトウェアとは、コンピューターを使用する目的に応じて作られたソフトウェアのこと。
例:Microsoft Office(Word・Excel・PowerPointなど)、Photoshop、Illustratorなど
• ミドルウェア
ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの中間で動作し、それぞれの機能をサポートするソフトウェアのこと。
例:アプリケーションサーバー(Tomcat<Java>)、データベースサーバー(MySQL)、データベース管理システム(DBMS)など
• デバイスドライバ
デバイスドライバとは、周辺機器やコンピューター内部の装置をOSが制御できるようにするためのソフトウェアのこと。ハードウェアとソフトウェアの橋渡しをおこないます。
例:ディスプレイモニター、プリンターやイーサネットボード、拡張カードなど
• ファームウェア
ファームウェアとは、コンピューターの内部に組み込まれた内蔵ソフトウェアのこと。そのコンピューターを起動・動作させるためには欠かせないソフトウェアで、ハードウェアに近いため「ファーム(firm:固める)ウェア」と呼ばれています。
例:BIOS(読み方:バイオス)、ルーター(ファームウェア内蔵機器)、ネットワークプリンタ・光学ドライブ(ファームウェア搭載機器)など
ハードウェア業界は、パソコンやその周辺機器などのハードウェアを製造・販売する業界です。
インターネット接続可能な家電などもハードウェアに含まれます。BtoCのイメージが強い業界ですが、企業向けのプリンターや複合機などBtoBに該当する部分も。
代表的な企業としては、Apple、Dell、Sony、HITACHIなどがあります。
ハードウェアとソフトウェアの違いは、キーボードやマウス、プリンタなどのハードウェアが物理的に目に見える商品であるのに対して、WindowsやMacOS、WordやExcelなどのソフトウェアそのものは目に見えない商品である、という点です。
通信業界は、固定電話やパソコン、携帯電話に関する通信やインターネットへの接続などさまざまな通信インフラを提供する業界で、BtoB、BtoCどちらのビジネスモデルも展開。
国内の代表的な企業としては、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDI、J:COMなどがあります。
近年では、次世代の通信システムである5Gがスタートし期待が高まっている業界でもあり、総務省によると、今後は自動車、産業機器、ホームセキュリティ、スマートメーターなどの分野でも5Gの活用が期待されている、とのことです。
参照:第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望|総務省
このように専門用語が多いこともIT業界の特徴だけに、「ITに携わる仕事」と聞くと「理系出身の男性でないと就職できないのではないか」と考える方も多いかもしれませんが、実はプログラマーやエンジニアは文系の方や女性でも十分に目指すことが可能です。
また、冒頭のIT業界の分類マップでも解説したとおり、IT業界の仕事は多種多様に存在するので、出身学部を問わずに働くことができますが、「幅広い業界だけにどんな職種があるのかについて把握しきれない」という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの章では、分野別のカテゴリごとに全27種類のIT職種をピックアップ。各職種の仕事内容と平均年収もまとめましたので、これからIT業界に就職しようと考えている方は、仕事選びの参考にしてください。
職種 | 仕事内容 | 平均年収 | |||
---|---|---|---|---|---|
マネジメント系 | プロジェクトリーダー | 開発チームのメンバーをリーダーとして率いる現場責任者 |
約513万円 (出典:Indeed) |
||
プロジェクトマネージャー | プロジェクト全体の進行を統括する管理者 |
約626万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
Webディレクター | Web製作スタッフを取りまとめるリーダー的存在 |
約493万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
ブリッジシステムエンジニア | 日本企業と海外企業の開発者を橋渡しするコミュニケーター |
約558万円 (出典:プロエンジニア正社員求人) |
|||
営業系 | IT営業 | ITビジネスに関連する企業の営業 |
約472万円 (出典:マイナビエージェント) |
||
セールスエンジニア | IT営業とクライアントの元へ訪問し技術面の説明を行うエンジニア |
約467万円 (出典:マイナビエージェント) |
|||
コンサルティング系 | ITコンサルタント | クライアントが抱えている課題を、IT技術を活用して解決する専門家 |
約656万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
||
マーケティング系 | Webマーケター | Web上でマーケティングを戦略し企業の利益を上げる業務 |
約369万円 (出典:Indeed) |
||
データアナリスト | 大量のデータを調査・収集し専門的に分析する職種 |
約669万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
開発系 | プログラマー | システムエンジニアが作成した仕様書をもとにプログラミングする人 |
約423万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
||
システムエンジニア | クライアントのヒアリング内容を元にシステムの設計書を作成する人 |
約498万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
Webエンジニア | Webシステムやアプリに関わるシステムエンジニアやプログラマー |
約573万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
フロントエンドエンジニア | Webシステムの目に見える部分の設計や構築を行うエンジニア |
約594万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
バックエンドエンジニア | Webシステムの目に見えない部分の設計や構築を担当するエンジニア |
約587万円 (出典:Indeed) |
|||
制御・組み込みエンジニア | ハードウェアの制御システムと、その中に組み込まれるソフトウェアを開発するエンジニア |
約455万円 (出典:マイナビエージェント) |
|||
テストエンジニア | システムの動きや不具合などないかをチェックするエンジニア |
約452万円 (出典:プロエンジニア正社員求人) |
|||
ネットワークエンジニア | ネットワークの設計、構築、運用保守を担当するエンジニア |
約455万円 (出典:マイナビエージェント) |
|||
サーバーエンジニア | サーバーの設計・構築や運用・保守を担当するエンジニア |
約465万円 (出典:マイナビエージェント) |
|||
セキュリティエンジニア | 情報セキュリティに特化した専門のエンジニア |
約599万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
データベースエンジニア | 膨大なデータを管理するためのデータベースを開発し運用する専門職 |
約574万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
サポートエンジニア | IT製品に対する問い合わせを担当し、別名ヘルプデスクとも呼ばれる |
約431万円 (出典:マイナビエージェント) |
|||
フィールドエンジニア | 現場に出向し問題を解決する専門家、別名カスタマーエンジニア |
約458万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
社内システムエンジニア(社内SE) | 社内の情報システム部門で働くシステムエンジニア |
約496万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
事務系 | ITサポート事務 | 一般的事務とシステム開発の現場で発生する庶務を担当する職種 |
約384万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
||
クリエイティブ系 | Webデザイナー | Webサイトにおけるデザイン全般を担当 |
約444万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
||
UIデザイナー | ITサービスやWebデザインを担当するUI(ユーザーインターフェイス)と、商品やサービスを体験する構築するUX(ユーザーエクスペリエンス)を担当する専門職 |
約597万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
|||
UXデザイナー |
約625万円 (出典:求人ボックス 給料ナビ) |
※年収:2022年6月調べ
なぜ同じIT業界の仕事でも年収に差が出るのかについては、以下の記事をご参考に。
なお、各職業の詳細については、それぞれのリンク先で確認してみましょう。
とはいえ、せっかくIT業界に転職したとしても業務内容が合わないと感じて早々に辞職してしまうこともあるでしょう。そうならないためには、就職する前に「自分がIT業界に向いているか」をチェックしておくことをおすすめします。
IT業界に向いている人の特徴は、主に次の6つです。
• IT業界に興味がある人
• 継続的に学習を続けられる人
• 論理的思考力がある人
• 自分で考えて行動できる人
• 柔軟性がある人
• コミュニケーション能力がある人
まずは基本的なことですが、「新しいIT技術やプログラミング言語に関心がある」といったように業界そのものに興味がある人は、IT業界に向いているといえます。逆に「将来性がありそうだからなんとなく」という理由で就職すると、IT技術を学んだり扱ったりすることが苦痛だと感じてしまう可能性も。
また、IT業界は技術やトレンドの移り変わりが早いため、継続的に学習をしてスキルをアップデートしていける人も向いているでしょう。
特にこれからIT業界で働くにあたっては、クリティカルシンキングができることも重要です。
エンジニアやプログラマーとして働く場合は、期待する結果からやるべきことを逆算し、筋道を立てて設計やコーディングを行う必要があります。エラーや問題が発生したときも「なにが原因で解決するためにはどのコードを修正すべきか」といった論理的思考をもとに解決する必要があるので、論理的思考力がある人はIT業界で働く適性があると考えられるでしょう。
さらに、自分で考えて行動できる人や柔軟性がある人もIT業界に向いているでしょう。
IT業界は、仕様の変更や納期の前倒し、突発的なトラブル、システム開発におけるエラーなどさまざまな問題が頻発する業界でもあります。急に問題が起きても、自分で解決策を模索して臨機応変な対応ができれば、いち早くトラブルを解消でき業務がスムーズに進みやすくなります。
そして最後に、IT業界で働くにはコミュニケーション能力も欠かせません。というのも、IT業界の仕事はただ1人でパソコンに向かって行うだけではなく、チームで進めていくことが多いからです。社内のメンバーはもちろん、社外の顧客とやり取りすることも多いため、コミュニケーション能力に長けている人もIT業界で活躍しやすいでしょう。
また未経験からIT業界へ転職する方は、ITに関する基本知識が体系的に身に付く資格「ITパスポート試験」の取得もおすすめです。
現在プログラマカレッジでは、期間限定でITパスポート試験に合格して、プログラマカレッジ経由で内定を獲得した場合の受験料金も全額返金キャンペーンを実施中。
ITパスポートは未経験からIT企業に就職する際のアピール材料としては少々弱めの資格ではありますが、今後高難易度のIT資格を取得する際の土台作りにも最適な試験なので、今後IT業界でキャリアアップすることを考えている方は、ぜひこの夏にチャレンジしてみてください。
こちらの章で解説したとおり、IT業界では職種や働く企業などによって得られる収入が変わってきますが、では高い年収を得るにはどうすればいいのでしょうか?
IT業界で高年収を狙うために押さえるべきポイントは、次の3つです。
• できるだけ大企業に勤める
• 可能な限り元請けに近い企業に就職する
• 語学力を身につけて外資系企業に入社する
大企業であるほど知名度やリソースがあるため、より単価・規模の大きい案件を受注しやすくなります。単価の高いプロジェクトを扱う企業であれば、その分従業員に還元される可能性があるので、高い年収を得たい場合は大企業に勤めるとよいでしょう。
また、システム開発などのプロジェクトでは、直接依頼を受けた元請け企業が二次請け・三次請けの企業に業務を依頼することがあります。先ほど解説したように、下請け企業であるほど高収入が期待しにくくなるので、できるだけ元請けに近い企業に就職するのもおすすめです。
さらに、外資系のIT企業は日系企業に比べて、給与水準が高い傾向にあります。それに、外資系企業は実力主義の給与査定を行っていることも多いのでそのぶん評価もシビアではありますが、スキル・成果次第で高年収を目指しやすいというメリットも。
「高い年収を得たいけど、いきなりこういった企業に就職するのは難しい」と思っている方は、まず中小企業などで経験を積み、その後に大企業・元請け企業などに転職するということも可能です。
IT業界に興味があるものの、「未経験でも就職できるの?」「何歳までが転職のボーダーラインなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
IT業界は人材不足が深刻化しているため、たとえ未経験でも就職できる可能性は十分にあります。ただし、未経験の場合は年齢を重ねるとともに就職の難易度が上がっていくため注意しましょう。
20代の場合は、技術的なスキルよりもコミュニケーション力や意欲などが重視されるので、未経験でも採用されやすい傾向にあります。しかし30代になると、未経験であっても比較的高いレベルのITスキルが求められます。さらに、何らかの業務でのリーダー・マネジメント経験の有無も重視されるので、就職のハードルは高くなるでしょう。
そして、40代には即戦力になれるだけのITスキルと、20代・30代と差別化できるような業務経験が求められます。
とはいえ、若手と比べて定年退職までの期間が短いということもあり、今までのキャリアをどう活かせるのかというアピールができないと未経験から就職するのは難しいでしょう。
以上のことからも分かるとおり、未経験からIT業界への転職では年齢が若いほど有利になるため、成功させるにはできるだけ早く就職活動を始めることが重要です。
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
今回は、IT業界の分類マップをはじめ、さまざまなIT企業が属する業界分野の特色や年収などについて解説しました。
もしあなたが、未経験からIT業界への就職や転職を目指しているのであれば、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒に基礎からプログラミングを学んでみませんか?
パソコンにはじめて触る高校生や、デスクワーク経験のないフリーターの方でも大丈夫。パソコンに関する基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からマスターできますよ。
またプログラマカレッジでは、Java Silverを取得して入社決定に至ると、受験料金を全額キャッシュバック。
さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が未経験からの就職を完全バックアップしてくれるので、スキルの習得や資格取得に専念できるのも嬉しいですね。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
未経験者や初心者の方は、ぜひこの機会にITパスポート試験から挑戦し、段階を追って高難易度の資格取得へつなげるための基礎固めを始めながらIT業界でのキャリアップを図ってみてはいかがでしょうか。
INTERNOUS,inc. All rights reserved.