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ITエンジニアの平均年収はいくら?年収が高いIT業界の職種もランキングで紹介

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プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

【2024年度版】本記事では、ITエンジニアの平均年収を性別・年代別・業種別・職種別に紹介します。国内外におけるIT業界の主要企業と平均年収や、IT業界における主要27職種の平均年収のほか、高い年収を得るための方法についても解説するので、これからIT業界への転職を目指している方はぜひ参考にしてください。

なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。

最終更新日:2024年8月23日

1. IT業界の平均年収は?ITエンジニアの平均年収を年代別に比較すると?

2024年度におけるIT業界の平均年収は446万円で、うち20代の平均年収は378万円でした。

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出典:平均年収ランキング(業種別の年収情報)【最新版】|doda

また、dodaが行った2023年度の調査によると、20代のITエンジニアの平均年収は380万円でした。

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出典:ITエンジニアの平均年収|doda

そして、30代から50代以上の平均年収を見ると、512万円、642万円、717万円と、年齢とキャリアを重ねるごとに年収がアップしていることがわかります。

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2. ITエンジニアの平均年収を業種別・職種別・年代別・性別ごとに比較すると?

このように、ITエンジニアの平均年収は経験年数が上がるほど高くなることがわかりましたが、一口にITエンジニアと言っても、その職種はさまざまです。

ここでは、業種別・職種別にみたITエンジニアの平均年収について紹介します。同時に、年代別の年収を比較しながら、年齢が上がるとどのように年収が変化するのかについても見てみましょう。

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2-1.【業種別・年齢別】ITエンジニアの平均年収

※横スクロールしてご覧下さい。

業種名と内容 ITエンジニアの平均年収
全体 20代 30代 40代 50代以上
ITコンサルティング 企業のIT戦略やシステム導入に関するコンサルティングサービスを提供する業種 475万円 402万円 533万円 677万円 724万円
ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ コンピュータのハードウェアやソフトウェア、パッケージソフトウェアを開発・販売する業種 471万円 385万円 517万円 642万円 846万円
システムインテグレータ SIerとも呼ばれる企業のシステム構築や運用を支援する業種 465万円 393万円 533万円 663万円 759万円
ネット広告/Webマーケティング インターネットを利用した広告やマーケティング活動を行う業種 432万円 380万円 481万円 575万円 601万円
通信/ISP/データセンター 通信サービスやインターネットサービスプロバイダー(ISP)、データセンター運営を行う業種 413万円 359万円 455万円 550万円 650万円
ゲーム
(オンライン/ソーシャル)
オンラインゲームやソーシャルゲームの開発・運営を行う業種 411万円 353万円 443万円 575万円 606万円

参考:ITエンジニアの平均年収|doda

ITエンジニアの平均年収を業種別に比較すると、全体では「ITコンサルティング」の475万円が最も高いことがわかりました。

そして、「ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ」の471万円、そして企業からシステム開発を請け負うSIer(エスアイヤー)とも呼ばれる「システムインテグレータ」の465万円と続きますが、50代以上で最も年収が高い業種は、846万円の「ハードウェア/ソフトウェア/パッケージベンダ」でした。

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2-2.【職種別・性別】ITエンジニアの平均年収と生涯年収

続いては、職種別・性別ごとにITエンジニアの平均年収を見ていきましょう。

以下で紹介する職種は、いずれも現場で経験を積んだITエンジニアのキャリアパスとして人気のある仕事です。

これらの職種は、未経験からその仕事に就くというよりは、プログラマーやシステムエンジニア、プロジェクトリーダーなどを経てキャリアチェンジする人が多いため、平均年収も高めです。

将来的にキャリアアップを目指している方は、各職種の生涯年収についても参考にしてください。

※横スクロールしてご覧下さい。

職種と仕事内容 各職種の平均年収 生涯年収
全体 男性 女性
プロジェクトマネジャー プロジェクトの計画、実行、監視、完了を管理する仕事 691万円 714万円 592万円 3億2,723万円
プリセールス 顧客に対して技術的な製品やサービスの提案を行う仕事 609万円 656万円 503万円 3億4,257万円
ITコンサルタント 企業のIT戦略やシステム導入に関する助言を行う専門家 602万円 636万円 526万円 3億4,188万円
IT戦略/システム企画 企業のIT戦略を立案し、システムの企画・設計を行う仕事 600万円 636万円 467万円 2億9,763万円
セキュリティコンサルタント/アナリスト 企業の情報セキュリティ対策を評価し、改善策を提案する専門家 597万円 619万円 467万円
研究開発 新しい技術や製品の研究・開発を行う仕事 562万円 575万円 490万円 3億0,662万円
データサイエンティスト データの分析を通じてビジネスの洞察を提供する専門家 532万円 547万円 491万円
セキュリティエンジニア(脆弱性診断/ネットワークセキュリティ) システムやネットワークの脆弱性を診断し、セキュリティ対策を実施する仕事 487万円 502万円 390万円
システム開発/運用 システムの設計、開発、運用を行う仕事 472万円 498万円 411万円 2億4,278万円
パッケージ導入/システム導入 企業の業務システムやパッケージソフトウェアの導入を支援する仕事 469万円 489万円 428万円 2億6,902万円
スマホアプリ/ネイティブアプリ系エンジニア スマートフォン向けのアプリケーションを開発するエンジニア 461万円 475万円 412万円
サーバーエンジニア サーバーの設計、構築、運用を行うエンジニア 454万円 473万円 385万円 2億5,745万円
ネットワークエンジニア ネットワークの設計、構築、運用を行うエンジニア 446万円 465万円 380万円 2億7,493万円
制御系ソフトウェア開発 機械や装置の制御ソフトウェアを開発する仕事 430万円 447万円 360万円 2億4,599万円
Webサービスエンジニア Webサービスの設計、開発、運用を行うエンジニア 424万円 441万円 383万円 2億5,013万円
SE/プログラマ システムの設計・開発を行うITエンジニア 422万円 437万円 388万円 2億3,460万円
テクニカルサポート 技術的な問題に対するサポートを提供する仕事 415万円 443万円 373万円 2億1,802万円
データベースエンジニア データベースの設計、構築、運用を行うエンジニア 412万円 414万円 407万円
運用/監視/保守 システムやネットワークの運用、監視、保守を行う仕事 373万円 381万円 347万円 2億2,171万円
デバッグ/テスター ソフトウェアのバグを発見し、修正する仕事 372万円 387万円 348万円 2億2,933万円
ヘルプデスク ユーザーからの問い合わせに対応し、技術的なサポートを提供する仕事 345万円 361万円 326万円 1億8,146万円

参考:年収の高い職業は? 平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】|doda

職種別・性別ごとにITエンジニアの平均年収を比較すると、全体では「プロジェクトマネジャー」の691万円が最も高いことがわかりました。女性でも592万円と一般的な職種に比べるとはるかに高額ですが、男性の場合は714万円で、平均より23万円も上回っています。

このように、IT業界は女性でも高い年収を得ることができる職種が多く、男性の年収も他の業界に比べて高額です。

日々技術革新が進んでいるIT業界では、新しい技術やシステムの導入が頻繁に行われるため、高度なスキルや専門知識を持つエンジニアが常に求められています。

未経験からITエンジニアを目指してみたい方は、ぜひこの機会に、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」でITに関する知識や技術を学んで、希望の就職を叶えてみましょう。

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3. 国内外におけるIT業界の主要企業と年収を一覧表で比較すると?

また、IT業界には多くの主要企業が存在し、それぞれの企業で異なる年収が提示されています。続いては、国内外における代表的なIT企業と各社の平均年収について紹介します。

これから将来に向けて自分のキャリアパスを設計していく際に、主要企業の年収についても知っておくと、目指すべき企業や職種を明確にしやすくなります。また、代表的な企業の年収情報を知ることで、キャリアアップやスキルを向上させるためのモチベーションを高めることができるので、ぜひ参考にしてください。

企業名 特徴と平均年収 出典
国外企業 Google Googleは世界的に有名なIT企業であり、エンジニアの平均年収は約1,200万円とされています。特に、AIやクラウド関連のポジションでは高い年収が期待できます。 levels.fyin
Amazon Googleは世界的に有名なIT企業であり、エンジニアの平均年収は約1,200万円とされています。特に、AIやクラウド関連のポジションでは高い年収が期待できます。 payscale
Microsoft Microsoftはソフトウェア開発やクラウドサービスで強みを持つ企業であり、エンジニアの平均年収は約1,000万円です。特に、Azure関連のポジションが高い年収を誇ります。 levels.fyin
Facebook(Meta) Facebookはソーシャルメディアのリーダーであり、エンジニアの平均年収は約1,150万円です。特に、データサイエンティストやAIエンジニアの需要が高いです。 levels.fyin
Apple Appleはハードウェアとソフトウェアの両方で強みを持つ企業であり、エンジニアの平均年収は約1,050万円です。特に、iOS開発者やハードウェアエンジニアが高い年収を得ています。 levels.fyin
国内企業 富士通 富士通は、日本を代表するIT企業であり、システムインテグレーションやITサービスを提供しています。平均年収は878万円です。 求人ボックス
NTTデータ NTTデータは、システムインテグレーションやコンサルティングサービスを提供する大手企業で、平均年収は867万円です。 求人ボックス
日立製作所 日立製作所は、ITサービスやシステムインテグレーションを提供する企業で、平均年収は915万円です。 求人ボックス
NEC NECは、通信機器やITサービスを提供する企業で、平均年収は842万円です。 求人ボックス
ソニー ソニーは、エレクトロニクスやエンターテインメント分野で有名ですが、ITサービスやソフトウェア開発も行っています。平均年収は1,102万円です。 求人ボックス
ソフトバンク ソフトバンクは、通信サービスやインターネットサービスを提供する企業で、平均年収は804万円です。 求人ボックス
楽天 楽天は、インターネットサービスや電子商取引を提供する企業で、平均年収は662万円です。 openwork
このように、国内外の主要IT企業の年収を比較することで、次のようなことが分かります。

● 年収の差

国内企業と国外企業の間で、年収に大きな差が見られます。特に、GoogleやAmazon、Microsoftなどの国外企業は、富士通やNECなどの国内企業に比べて高い年収を提供しています。これは、国外企業がグローバルな市場で競争力を持ち、高い収益を上げているためと考えられます。

● 職種による年収の違い

同じIT企業内でも、職種によって年収に差があることがわかります。特に、AIやクラウド関連のポジションは高い年収が期待できる一方で、一般的なITエンジニアの年収はそれほど高くない場合もあります。

● 企業の規模と年収の関係

大手企業ほど高い年収を提供する傾向があります。例えば、GoogleやAmazonなどの大手企業は、スタートアップや中小企業に比べて高い年収を提供しています。これは、大手企業がより多くのリソースを持ち、従業員に対して高い報酬を支払う余裕があるためです。

● 地域による年収の違い

国外企業の中でも、特にアメリカの企業は高い年収を提供しています。これは、アメリカのIT業界が非常に競争力があり、高い技術力を持つ人材を確保するために高い報酬を支払う必要があるためです。一方で、日本の企業は比較的低い年収を提供する傾向があります。

高い年収を提供する企業は、将来性のある分野に注力していることが多い傾向にあります。例えば、AIやクラウドコンピューティング、サイバーセキュリティなどの分野は、今後も成長が期待されるため、そのようなスキルを持つ人材に対して、企業側も高い報酬を支払う傾向にあると言えます。

これらのデータから、IT業界で高い年収を得るためには、将来性のある分野に注力し、大手企業や国外企業でのキャリアを考えることが重要であることがわかるでしょう。

参照:令和6年 情報通信白書|総務省

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4. IT業界の国内における経済規模と市場規模の高い業種は?

「情報通信産業」とも呼ばれるIT業界は、情報技術を基盤として、ソフトウェアの開発、ハードウェアの製造、データ処理サービス、インターネット関連サービスなどを提供することで、ビジネスの効率化や新しい顧客体験の創出、社会のデジタル化の推進に大きく貢献しています。

令和6年版の情報通信白書によると、日本における情報通信産業の経済規模は54.7兆円で、IT業界は全産業の10.1%を占めています。

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出典:ICT市場の動向|総務省

そして、日本のIT業界を大きく分けると、この図のとおり、5つのセグメントに分類されます。

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また、こちらは2023年〜2024度における国内のIT業界の年間市場規模を示したグラフですが、日本のIT業界において最も高いシェアを占めているのは情報サービス業で、売上高は前年比6.2%増の16兆9,919億円でした。

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出典:業界動向サーチ2023年情報通信業基本調査|総務省IDC Japan

続いて、国内の年間売上高が高いのは、通信業の約14兆8,300億円、ソフトウエア業の約4兆6,825億円という結果でしたが、これらの業種は、デジタルトランスフォーメーション(DX)や5G、AIなどの技術革新により、今後も成長が期待されています。

2024年のIT業界の最新技術トレンドには、生成AI(ジェネレーティブAI)、マルチモーダルAI、量子コンピューティング、エッジAI、メタバースなどが含まれます。さらに詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください。

参照:令和6年 情報通信白書|総務省

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5. IT業界における主要職種の平均年収は?【全27選】

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IT業界の仕事は、プログラマーやエンジニアだけでなく、ソフトウェア開発やネットワーク管理、データ分析、サイバーセキュリティなど、さまざまな職種が存在します。

それぞれの職種には専門的なスキルや知識が求められ、業務内容も多岐にわたりますが、この章では、IT業界における27種類の職種とその平均年収を紹介します。
職種 平均年収
開発系 プログラマー システムエンジニアが作成した仕様書をもとにプログラミングする技術者

419万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

システムエンジニア クライアントのヒアリング内容を元にシステムの設計書を作成する技術者

496万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

Webエンジニア Webシステムやアプリに関わるシステムエンジニアやプログラマー

503万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

フロントエンドエンジニア Webシステムの目に見える部分の設計や構築を行うエンジニア

549万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

バックエンドエンジニア Webシステムの目に見えない部分の設計や構築を担当するエンジニア

660万円

出典:マイナビエージェント

制御・組み込みエンジニア ハードウェアの制御システムと、その中に組み込まれるソフトウェアを開発するエンジニア

550万円

出典:マイナビエージェント

テストエンジニア システムの動きや不具合などないかをチェックするエンジニア

452万円

出典:プロエンジニア

ネットワークエンジニア ネットワークの設計、構築、運用保守を担当するエンジニア

446万円

出典:doda

サーバーエンジニア サーバーの設計・構築や運用・保守を担当するエンジニア

454万円

出典:doda

セキュリティエンジニア 情報セキュリティに特化した専門のエンジニア

487万円

出典:doda

データベースエンジニア 膨大なデータを管理するためのデータベースを開発し運用する専門職

412万円

出典:doda

サポートエンジニア IT製品に対する問い合わせを担当する仕事で、別名ヘルプデスクとも呼ばれる

345万円

出典:doda

フィールドエンジニア 現場に出向し問題を解決する専門家、別名カスタマーエンジニア

448万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

社内システムエンジニア
(社内SE)
社内の情報システム部門で働くシステムエンジニア

497万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

クリエイティブ系 Webデザイナー Webサイトにおけるデザイン全般を担当する仕事

433万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

UIデザイナー ITサービスやWebデザインを担当するUI(ユーザーインターフェイス)と、商品やサービスを体験する構築するUX(ユーザーエクスペリエンス)を担当する専門職

605万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

UXデザイナー

649万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

マネジメント系 プロジェクトリーダー 開発チームのメンバーをリーダーとして率いる現場責任者

623万円

出典:Indeed

プロジェクトマネージャー プロジェクト全体の進行を統括する管理者

691万円

出典:doda

Webディレクター Web制作スタッフを取りまとめるリーダー的存在

406万円

出典:Indeed

ブリッジシステムエンジニア 日本企業と海外企業の開発者を橋渡しするコミュニケーター

558万円

出典:プロエンジニア

営業系 IT営業 ITビジネスに関連する企業の営業職

319万円

出典:Indeed

コンサルティング系 ITコンサルタント クライアントが抱えている課題を、IT技術を活用して解決する専門家

647万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

マーケティング系 Webマーケター Web上でマーケティングを戦略し企業の利益を上げる仕事

321万円

出典:Indeed

データアナリスト データを収集・分析し、ビジネスの意思決定を支援するための洞察を提供する仕事

696万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

事務系 ITサポート事務 一般的事務とシステム開発の現場で発生する庶務を担当する仕事

395万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

経理・人事・その他 企業の財務管理や人材管理を行い、組織の運営を円滑にする仕事

350万円

出典:求人ボックス 給料ナビ

※2024年7月調べ

IT業界の職種は全体的に年収が高めですが、その中でも平均年収が600万円を超えている職種は以下の7つです。

• データアナリスト:約696万円

• プロジェクトマネージャー:約691万円

• バックエンドエンジニア:約660万円

• UXデザイナー:約649万円

• ITコンサルタント:約647万円

• プロジェクトリーダー:約623万円

• UIデザイナー:約605万円

とはいえ、これらの職種は管理職や専門職も含まれるため、知識や経験を持ち合わせていない未経験者が就くことは難しい仕事でもあります。そのため、未経験からIT業界に就職する場合に期待できる年収は、プログラマーの約419万円、システムエンジニアの約496万円、Webデザイナーの約433万円、IT営業の約319万円などが妥当と言えるでしょう。

▶ 参考:

コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
サーバーサイドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
Webデザイナーフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
ITコンサルタントフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
プロジェクトマネージャーフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア

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6. なぜ同じIT業界の仕事でも年収に差がでるの?

同じIT業界で働いていても、人によって年収に大きな差が生まれることがあります。その理由は、先ほど紹介したように職種ごとに年収の差があるためです。

平均年収600万円を超えるITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなどの職種は、幅広く高いレベルのスキルが求められます。システム開発などの経験に加えて、マネジメントスキルやコミュニケーション能力、提案力などが必要となるので、その分得られる収入も高めとなっています。

一方でプログラマーやテストエンジニアなどは、最低限のスキルを身につければ未経験からでも就職しやすいため、平均年収はやや低めです。

また、別名「SIer(エスアイアー)」とも呼ばれるシステムインテグレータなどで働く場合は、下請け企業であるほど高収入を得ることが難しくなる傾向にあります。

クライアントから直接依頼を受ける一次請け企業であれば比較的高い年収が期待できますが、二次請けや三次請けとなると企業が得られる利益が減ってしまい、年収も下がってしまう可能性があるのです。

したがって、SIerで高年収を目指すためには、一次請け企業での経験を積むことや、専門的なスキルを磨き、プロジェクトマネージャーやコンサルタントなどの上流工程の職種にキャリアアップすることが重要です。

未経験からIT業界への転職を成功させた体験談については、こちらの記事を参考にしてみましょう。

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7. IT業界で高い年収を稼ぐための方法は?

このように、IT業界では職種や働く企業などによって得られる収入が変わってきますが、では高い年収を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?

IT業界で高年収を狙うために押さえるべきポイントは、以下3つです。

• できるだけ大企業に勤める

• 可能な限り元請けに近い企業に就職する

• 語学力を身につけて外資系企業に入社する

大企業であるほど知名度やリソースがあるため、より単価・規模の大きい案件を受注しやすくなります。単価の高いプロジェクトを扱う企業であれば、その分従業員に還元される可能性があるので、高い年収を得たい場合はできるだけ大企業に勤めるとよいでしょう。

また、システム開発などのプロジェクトでは、直接依頼を受けた元請け企業が二次請け・三次請けの企業に業務を依頼することがあります。先ほど解説したように、下請け企業であるほど高収入が期待しにくくなるため、できる限り元請けに近い企業に就職するという方法もおすすめです。

さらに、外資系のIT企業は日系企業に比べて、給与水準が高い傾向にあります。外資系企業は実力主義の給与査定を行っていることも多いのでそのぶん評価もシビアではありますが、スキル・成果次第で高年収を目指しやすいというメリットもあります。

「高い年収を得たいけれど、いきなりこういった企業に就職するのは難しいと思っている方は、まず中小企業などで経験を積み、その後に大企業や元請け企業などに転職するという方法もあります。

適切な経験やスキルを身につける前に転職してしまい、結果的にキャリアアップが難しくなってしまうということがないように、焦らず着実にステップアップできるキャリアプランを描いてみましょう。

▶ 参考記事:

年収500万円以上にする方法3選【元社長(従業員400人)がわかりやすく解説】転職・副業・独立がオススメ専門家の相談室

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8. 未経験からIT業界に転職するならプログラマカレッジがおすすめ!

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IT業界は職種や働く企業によって得られる年収が異なり、30代・40代と年齢を重ねるごとに上がっていく傾向にあります。また、経験を積んで転職することで年収アップも狙いやすい業界でもありますが、そのためにはできるだけ早いうちから十分な実績と高度な技術を身につけておくと良いでしょう。

とはいえ、未経験者が独学でプログラミングを習得しつつ希望の就職を叶えることは、現実的に見ると相当ハードルが高いことも事実です。

なので、もしあなたがこれから「未経験からエンジニアに就職したい」「就職支援のあるスクールに通いたい」と考えているのなら、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にプログラミングを学んでみるのもひとつの方法です。

これまでデスクワーク経験がまったくない方でもご安心ください。未経験者でも正社員として就職しやすく、実績を積みながら安定した収入を得やすいSIerの案件から、自社開発の仕事まで、個人の特性やスキルにあった企業を幅広く紹介してもらえるので、卒業まで安心して学習に専念することができますよ。

→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」

ぜひこの記事を参考に、理想の就職を成功させてください。

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