プログラマーとはどのような仕事なのかと疑問を持っている方もいるでしょう。そこでこの記事では、プログラマーの仕事内容を詳しく解説。さらに、プログラマーのやりがいや魅力、他の職種との違いについても解説します。
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最終更新日:2024年11月13日
目次
一般的なプログラマーのスケジュールは、通常時と繁忙期で大きく異なります。
まずは、通常時のスケジュール例からご紹介します。
繁忙期のスケジュール例は以下の通りです。
繁忙期は残業となるケースも多く、休憩時間に食事を取りながら作業を進めることも少なくありません。
一方で、通常時のスケジュールは繁忙期に比べると少し余裕があります。そのため、通常時はチームメンバー同士のコミュニケーションや、スキルの向上にも時間を使えるのです。
上記で紹介した通り、プログラマーは業務時間の多くをプログラミング(コーディング)に費やします。しかし、それだけでなく他にもプログラマーの仕事は多くあるのです。
ここからは、プログラマーの仕事内容をわかりやすく解説します。
プログラマーの代表的な仕事内容『プログラミング』について解説致します。
『プログラミング』とは、プログラミング言語を用いて、 コンピューターを動かすために必要な作業指示書(=プログラム)を書いていく作業を示します。家電製品、自動車、スマホ、ATM、LINEなど、私たちが日常で使用しているさまざまなものにプログラムは組み込まれており、知らず知らずのうちに私たちはプログラミングにお世話になっています。
コンピューターは、人間が命令しなければ動きません。そのための指示を書き出すプログラミングは、システムやアプリーケーション、ソフトウエアを制作するうえで必要不可欠な役割を担っているのです。
使用されるプログラミング言語にはいくつか種類があり、Ruby、Python、Java、PHPなどの言語が広く使用されています。プログラマーはシステムエンジニアが作成した仕様書を基に、最適なプログラムを組むことが求められます。
言語を用いてプログラミングを書き出すだけが、プログラマーの仕事ではありません。書き上げたプログラムに対しテストを繰り返し、システム上のバグを発見することもプログラマーの重要な仕事のひとつです。
プログラミングは、トライ&エラーの繰り返しで完成します。最初からエラーのない完璧なプログラムを書き上げることは、非常に困難であると認識しておくとよいでしょう。システムエンジニアの仕様書を基に忠実に設計したとしても、意図していないエラーが起こることは日常茶飯事です。
数あるテストのなかで、プログラマーは主に単体テストと結合テストを担当します。システムが問題なく動作するために、テスト作業は欠かせません。
出典:MySQL
データベースの構築・データベース操作の実装もプログラマーの仕事内容のひとつです。
データベースとは
データを格納する入れもの。条件に当てはまるデータを集め、使いやすく整理した情報のかたまり。身近なもので言えば、住所録や電話帳なども、手書き、コンピューター管理問わずデータベースと言えます。
例)たとえばこんなところでデータベースは使われています。
SNS/ECサイト /ブログ/スマホのデータ管理/銀行の預金情報管理など
多くのアプリケーションはデータベースを使用することで、アプリケーション上のデータの編集や保存を可能にしており、プログラムを組む際にとても大切な役割を担っています。データベースを操作する言語はSQLと呼ばれ、プログラミング言語と組み合わせて使うことで、操作を実装します。
出典:GitHub
バージョン管理とは
バージョン管理することで最新のソースコードを共有でき、不具合が発生した際には過去のソースコードに戻すことが可能になります。これらの管理を自動化したツールは数多く存在しており、プロジェクトによって利用するツールはさまざまです。代表的なものとしてはGitHubなどが挙げられますが、他にもSubversion、CVSといったツールも活用されています。プログラマーの仕事内容のひとつとして、知っておくとよいでしょう。
▶ 参考記事:
GitHub 入門 ~アカウントを作成する方法~|プロエンジニア
20代のプログラマーの年収平均は380万円。労働者全体の20代年収平均は352万円ですから、やや高めの年収だといえます。ただし、同じ世代のプログラマーであっても、使える言語やどんなジャンルのプログラマーなのか、持っているスキル、学歴、資格などによって年収には差があります。
弊社が運営するプログラマカレッジの卒業生の平均年収は月収平均20万円前後、年収は250万円~300万円程度と一般的な実務未経験者の初任給と同等の数字です。実務経験を積んでスキルを高めていけば、プログラマーは年収が上がりやすい職業といえます。
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
✔ 以下の記事では、プログラマーの年収について詳しく解説しています。
プログラマーは、クライアントの問題を解決するためにプログラムを作成します。どのようにすれば問題が解決できるのか考え、出した結論に沿ってプログラムを組み上げることで、完成した時には大きな達成感が得られます。働きながら、論理的思考のトレーニングも可能です。
また、作ったアプリやシステムの種類によっては、日常生活の中で自分が作ったものが役立っていることを実感しやすいのも、プログラマーの魅力だといえるでしょう。仕事の中で常に新しい知識や技術に触れ、学び続けながら働くことで自身の成長を実感しやすい仕事でもあります。
さらに、リモートワークやフレックスタイムなど、柔軟な働き方を取り入れている企業が多いのも、プログラマーとして働く魅力のひとつです。
プログラミングが楽しい理由については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
プログラマーと一言でいっても、さまざまな種類があります。また、プログラマーとエンジニアの違いがあまりよく分からないという方も多いでしょう。
ここでは、プログラマーの種類や他の職種との違いについて詳しく解説します。自分がどのような仕事をしたいのかじっくり考えるためにも、プログラマーの種類やIT業界の職種について知っておきましょう。
職種 | 仕事内容/主に使う言語 |
---|---|
Webプログラマー |
Webシステムを開発するプログラマー。LINEやTwitterなどのSNS、ショッピングサイトなどのWebシステムを手がけている。システムのプログラミングの他、Webサイトに画面表示するためのHTML、データベースとの連携を行うためのSQLなど、幅広い知識が必要 【主に使う言語】Java、PHP、Ruby、Python、JavaScript、HTML/CSS、SQLなど |
アプリプログラマー |
スマホやタブレットで利用されるアプリと呼ばれるソフトウェアを開発。SNSやゲーム、業務系など、その種類は多岐に渡る。アプリ開発のOSにはAndroidとiOSの2種類があり、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークなど幅広い知識が必要 【主に使う言語】Swift、Kotlin、Java、C# など |
ゲームプログラマー |
ゲームプランナーが設計した通りにゲームが動くようにプログラミングする能力が求められる。さまざまな仕様に対応する力や、グラフィクス描画など、専門性の高いスキルが必要 【主に使う言語】C#、C++、JavaScript、Swiftなど |
組み込み系プログラマー |
家電製品や電子機器の制御するプログラムの開発を担当。スマートフォンの普及とIoT(Internet of Things)の発展により、遠隔で家電製品のコントロールができるようになったことから、今後さらに需要が期待されている分野 【主に使う言語】Java、C、C#、C++ など |
汎用系プログラマー |
汎用機で動くシステムを開発するプログラマー。「汎用機」とは、パソコンでするいろいろな種類の情報処理作業を1つのコンピュータで行う手法。金融機関や会計システムなど大量データを扱う大規模なシステム開発に用いられている 【主に使う言語】Java、C、COBOL、PL/SQL など |
オープン系プログラマー |
オープン系とは、汎用系と逆の方法で構築されたシステム。オープン系プログラマーは、仕様が公開されているOS、ソフトウェアなどを自由に組み合わせてシステムを構築する。電子カルテ、店舗の顧客情報のデータベースなどオープン系システムで構築されている 【主に使う言語】PHP、JavaScript、Ruby、Java、C++、C#、Python など |
通信系プログラマー |
インターネットに接続するための機器である、ルーターやモデム、IP電話など通信に関連した製品を開発するプログラマー。通信機器のデータ送受信に関するプログラミングなど、ネットワークに特化した仕事が主流 【主に使う言語】Java、C、C++ など |
✔ 以下の記事では、プログラマーの種類や仕事内容について詳しく解説しています。
エンジニアとは、専門的な知識やスキルを持った人材のことを指す言葉です。IT業界では、ITの専門的な知識やスキルを活かして仕事をする職業のことを指します。そのため、広義にはプログラマーもエンジニアの一種です。
エンジニアは、専門分野ごとに複数の分野に分けられます。IT業界でもっとも一般的なのは、システム開発の現場で活躍する「システムエンジニア(SE)」です。そのためこの記事では、プログラマーとシステムエンジニアの違いを解説します。
プログラマーとシステムエンジニア(SE)の違いを簡単にまとめると、次の通りです。
平均年収出典:令和元年 賃金構造基本統計調査
プログラマーに必要なスキルは主に以下の5つです。
プログラミングスキル | プログラミングに関するスキルは必須。将来挑戦したい仕事があれば、その仕事に必要なプログラミング言語を習得しておくことで、仕事を任せてもらえる可能性を高められます |
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デバッグスキル | デバッグとは、プログラム内にあるバグを見つけ、それを修正する作業。初心者の段階である程度スキルがあると理想的だが、経験によって伸ばしていけるスキルでもあります |
論理的思考能力 | 論理に基づいて物事を考えられる力のこと。プログラミングに欠かせない考え方であるとともに、説得力のあるプレゼンを行うためにも必要な力です |
コミュニケーションスキル | システム開発の現場はチームで動くことが多いため、コミュニケーションスキルは大切です。顧客へのヒアリングや提案ができるコミュニケーション能力があると、エンジニアとしてのキャリアアップにもつながります |
自己学習力 | 日々の業務をこなすだけでなく、自分自身で新しい技術を学習し、スキルを習得できるスキルです |
上記のスキルを意識しながら勉強を進めていくことが、プログラマーには大切です。
また、プログラマーを目指す上で資格取得を目標に勉強を進めると、プログラミングに対する知識が深まり、自己学習力も鍛えられます。
プログラマーになるために、資格は必須ではありません。ですが、プログラマーを目指す上で資格取得を目標に勉強を進めると、プログラミングに対する知識が深まり、自己学習力も鍛えられます。
プログラマーにおすすめしたい資格は次の3つです。
✔ それぞれの資格の詳細については、以下の記事をご覧ください。
楽しみながら学ぶことこそ、プログラミング習得のための一番の近道です。「好きこそものの上手なれ」といったことわざのように、どんなことも好きで楽しいという気持ちを持ってやっていると、自然と上達していくものです。まずはプログラミング学習を楽しめるように、プログラマーに向いている人の特徴を事前にチェックして、自身の適性を確かめてみても良いでしょう。
プログラマーに向いている人 | プログラマーに向いていない人 |
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• ものづくりやハードウェアに興味がある人 • 論理的思考力がある人 • コミュニケーション力や協調性がある人 • 学習を継続できる人 • 調べたり質問することができる人 |
• 学習に対する意欲が低い人 • 論理的に考えることが苦手な人 • 細かく地道な作業が苦手な人 • 「ものづくり」についての興味がない人 • 何事も中途半端で終わらせてしまう人 |
プログラミング未経験からでも、簡単なことから順に正しいステップを踏んで学習すれば、プログラマーになることは充分可能です。とはいえ、プログラミング学習は短期間で習得できるものではありません。大切なのは継続することです。
毎日少しずつでも良いので継続して学習することで、必ずスキルアップできます。以下に、具体的なステップを紹介します。
例えば、Webサイト制作ならHTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を選ぶと良いでしょう。同様に、データ分析ならPython、ゲーム開発ならC#など、自分が興味のある分野に合わせたプログラミング言語を選んでください。
どの言語から学ぶか迷った時には、Pythonを選んでみましょう。Pythonは文法がシンプルで、初心者でも学びやすい言語です。また、AIやデータ分析など幅広い分野で活用されている需要が高い言語でもあるため、就職の際に役立つ可能性が高いでしょう。
プログラミング言語の選び方については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
• 学習サイト
• 書籍
• プログラミングスクール
Progateやドットインストールのように、プログラミングの基礎を学べる学習サイトは数多くあります。サイトによって学習できる言語や学習スタイルに違いがあるため、自分に合ったサイトを選びましょう。
おすすめのプログラミング学習サイトは、以下の記事で紹介しています。
体系的に知識を網羅したい場合には、書籍を使うのがおすすめです。書籍も初心者向けのものが数多く用意されていますので、読みやすい、わかりやすいと感じるものを選んでください。
プログラミングの独学や入門におすすめの書籍は、以下の記事で紹介しています。
集中して短期間で学びたい方は、プログラミングスクールを利用しましょう。プログラミングスクールでは、独自のカリキュラムで効率良く学習を進められ、不明点があれば講師に質問もできます。
おすすめのプログラミングスクールは、以下の記事で紹介しています。
どのようなプログラムを作りたいかアイデアが浮かぶのであれば、作成にチャレンジしてみてください。作りたいプログラムが思い浮かばない場合には、書籍や学習サイトに掲載されているサンプルプログラムをアレンジしてみるのも良いでしょう。
プログラムを作ったら、ポートフォリオにも掲載しましょう。ポートフォリオとは、自分のスキルを示すための作品集のようなもので、就職活動の際に使用します。
ポートフォリオの作り方について、詳しくは以下の記事で解説しています。
さらに難易度の高い課題にチャレンジしたいと感じた時には、オープンソースのプロジェクトに参加してみるのもおすすめです。オープンソースとは、プログラムの内容が公開されて誰でも自由に利用や改変ができるタイプのプログラムのことです。オープンソースのプロジェクトに参加することで、実際に開発現場で活躍している人たちと協力してプロジェクトを進めながら実践的なスキルを身につけられます。
アプリ開発の練習方法については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
プログラミングは独学で習得することも可能なスキルですが、誰でも簡単に身につけられるわけではありません。「独学した人のうち9割以上は挫折する」という言葉もあるように、独学には挫折がつきものです。
プログラミング初心者が独学で挫折しないためには、以下のポイントをおさえておきましょう。
• 最初の一歩となるハードルを低めにする
• 毎日の目標とゴールを細かく設定する
• 参考書を読み続けるだけでなく手を動かす
• テキストの内容をそのまま丸暗記しない
• たとえエラーが出てもすぐに諦めない
詳細については、各リンク先で解説しています。日々の学習を継続して確かな成果を出すためにも、ぜひチェックしておきましょう。
例えば、オンライン上であれば、Qiita、teratailなどのコミュニティサイトを利用することで、不明点を質問できます。また、オフラインで行われているイベントに参加し、実際に顔を合わせて話をすると、学習のモチベーションを維持しやすいでしょう。
初心者向けのプログラミングコミュニティの選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。
IndeedやWantedlyのような求人サイトをチェックすると、未経験でも挑戦できるプログラマーの求人が見つかります。
見つけた求人に応募する前に、ポートフォリオを整えておくことも重要です。ポートフォリオを提出することで、スキルをアピールできます。
また、面接で質問されそうな項目を事前に想定し、回答を考えておきましょう。
とはいえ、未経験の業界への転職ではわからないことが多く苦戦してしまうシーンも増えがちです。転職エージェントを利用すると、提出書類の添削や面接対策、企業との日程調整などのサポートを受けられます。転職エージェントは無料で利用できるため、ぜひ活用してみてください。
転職エージェントについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
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プログラマカレッジ プログラマーコース受講風景
プログラマカレッジでは、HTMLやCSS3、Javaなど、プログラマーに必要なスキルを幅広く身につけられます。
単に教材でインプットするだけでなく、写経や課題などを通じてアウトプットを重ねながら学べるため、知識がしっかりと定着しやすいのが特徴です。
さらに、受講生全員が「Oracle Certified Java Programmer Silver SE11」の資格を取得してから就職活動を進めています。資格の受験料は弊社が負担するため、就職活動前に何か資格を取得しておきたいという方もぜひお越しください。
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プログラマカレッジ 就職サポート風景
就職活動では、各個人のスキルや希望に合わせた求人の紹介や、面接対策、書類添削なども実施しています。
また、プログラマーへの就職の際に行われることが多いプログラミングテストや適性審査についても対策を実施していますので、IT業界未経験の方でも安心して就職活動を進められますよ。
プログラミングスキルを身につけてプログラマーとして就職したいと考えているのであれば、まずはお気軽にオンライン説明会にご参加ください。
未経験からプログラマーとして就職するイメージをより具体的なものにするために、以下で就活の成功事例を紹介します。
ぜひ、ご自身の学習や就職活動の参考にしてください。
プログラミング学習は、独学でも学べるサイトがたくさんあり、いつでも誰でも学べる環境が整っています。
しかし、未経験であればプログラミングスクールに通うことが断然おすすめです。
一緒に学ぶ仲間や相談できる先生がいると勉強への不安も解消されますし、就活サポートを充実しているスクールでは、技術習得後の就活にとても有利です。
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下記で本校卒業生からのコメントも紹介しています。ご一読いただき、スクール選びの参考にしていただけると幸いです。
インターノウスさんのキャリアアドバイザーの方から、面接練習の時に色んな指摘をいただくことができました。ただ、はじめは面接でそこまで色々厳しく言われるかな、と思うアドバイスもあったんですが、実際の面接では会社の方から突っ込んで質問をされるので、指摘しておいてもらって良かったと思いました。
私は9社選考を受けたんですが、筆記試験で落ちたり、面接でこれまでの空白期間や前職を半年で早期退職した点を突っ込まれてうまく答えられなくて落ちてしまったりしました。研修を受けた後は、とんとんいくのかなと思ったけど、なかなか厳しかったです。
最初は連続して不採用でしたので、その連絡をもらうと落ち込みましたね。ただ、最終的には2社から内定をもらうことができました。
タンゲさんへのインタビュー全文は、以下の記事に掲載しています。
大学卒業後、営業職として就職したもののキャリアの停滞感を感じて退職した加藤さん。退職後、転職活動がうまくいかず就職したいと思いつつだらだらした時間を過ごした時期もあったそうです。
働き方を模索する中で、自分にできることを増やしながら働きたいと考えるようになり、エンジニアを目指しプログラマカレッジの受講を始めました。
最終的には、短期間で13社の面接をうけたうえで、就職先を決定しています。
独学については「就職」の面で難しいと感じます。IT業界で未経験人材の就職がどんどん活発になっているという話は聞きますが、実際のところ企業が未経験者の採用に対してどんな温度感なのかはわかりませんよね。
そうしたことがわからない状態でやみくもに企業にアプローチし、受け入れてもらえる職種を自力で探すのは個人的にはハードルが高いと感じます。
「この技術が好きだ」「このアプリが作りたい」という目標がある人は、企業の採用ニーズが全くわからない状態でも走り切れるのかもしれません。
けれど、自分は「できることを増やしたい」という具体性の低い状態だったので、どうやってゴールを決めて良いかもわからず、自力で学習して就職するというのは難しかったのではないかと思います。
加藤さんへのインタビュー記事全文は、以下の記事に掲載しています。
プログラマーを目指すにあたって、未経験の方は多くの不安を抱えているかと思います。未経験からプログラマーを目指す方によくある質問を集めました。
ぜひチェックして、不安を解消しておきましょう。
プログラマーの仕事は、次のような理由からきついと言われることもあります。
• 労働時間が長い
• 給与が低い
• 客先常駐にストレスを感じる
• 人手不足による負担が大きい
• 何回もテストを繰り返すことがある
• 新しい技術への対応が必要
• 急な対応を求められることがある
しかし、プログラマーの仕事はきついだけではありません。「プログラマーのやりがいや魅力」の項目でも解説した通り、達成感を得られたり、人の役に立てる実感を持てたりするといった魅力もあります。
プログラマーの仕事がきついのかどうかについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
プログラマーは、ニーズが高く将来性のある職業です。「DX白書2023」に掲載された調査を見ると、多くの企業がDXを推進する人材について量・質ともに不足していると感じていることがわかります。
出典:DX白書2023
出典:DX白書2023
特に質の高いDX人材が不足していると感じている企業は多いため、スキルを磨けば活躍できる可能性が非常に高い業界だといえます。
また、IT業界は進化が速い業界でもあり、次のような分野でも将来的に多くの技術者が必要になると考えられています。
AIと機械学習 | AI技術の進化に伴い、機械学習やデータサイエンスのスキルを持った人材が必要とされている 特に、AIモデルの開発やデータ解析に精通したエンジニアの需要は増加する可能性が高い |
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クラウドコンピューティング | クラウドサービスの普及により、AWS、Azure、Google Cloudなどのクラウドプラットフォームに関する知識を持った人材が重宝される傾向にある インフラの管理やDevOpsのスキルも必要 |
セキュリティ | サイバーセキュリティの重要性が増したことにより、セキュリティに関する知識や技術を持つプログラマーが求められている |
フルスタック開発 | フロントエンド・バックエンドの両方に精通したエンジニアの需要が高まっている 特に、ReactやNode.jsなどのモダンな技術を活用できると良い |
自動化とロボディクス | 業務の自動化やロボティクスに関するスキルを持った人材にも注目が集まっている とくにRPAと呼ばれる自動化技術は需要が高い |
これらの状況から、プログラマーは需要が高い職業だといえるでしょう。
プログラマーの将来性については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
プログラマーのキャリアパスとしては、次のようなものが考えられます。
• エンジニア
• フルスタックエンジニア
• プロジェクトリーダー
• プロジェクトマネージャー
プログラマーのもっとも一般的なキャリアパスはエンジニア(SE)です。その後、技術を磨いてスペシャリストやフルスタックエンジニアを目指すタイプと、プロジェクトマネージャーなどのマネジメント系を目指すタイプに分かれます。
プログラマーのキャリアパスについて、詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
プログラミングスクールの相場は、およそ14万7,800円※ です。
※プログラマカレッジ編集部で独自にピックアップした27校における最安値のコース料金をもとに、受講料の平均価格を算出
ただし、プログラミングスクールの料金は、受講期間やサポート内容、学習内容によって料金は大きく異なるため、上記の条件とともに受講料金もしっかり確認しておきましょう。
また、プログラミングスクールの中には、無料で受講できるスクールもあります。条件が合う場合には、無料のプログラミングスクールを利用すると、金銭的な負担を減らせます。
プログラミングスクールの相場については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
加藤さんへのインタビュー全文は、以下の記事に掲載しています。
プログラマーとは、システムやアプリケーションを開発するためにプログラムを組むだけでなく、テストやデータベースの構築、バージョン管理なども行う仕事です。
システムやアプリケーションが完成したときの達成感や、自分が作ったシステムが人の役に立っていると感じられたときの充実感が、プログラマーの仕事の魅力といえるでしょう。
プログラマーは、未経験からでも目指せる仕事です。未経験からプログラマーを目指すのであれば、まずはプログラミングスキルを学ぶことから始めましょう。
スキルの習得は独学でも可能ですが、プログラミングスクールを活用するとスムーズに学習を進められます。
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