この記事では、プログラミングの楽しさや魅力についてお伝えします。プログラミングに興味はあるけど、未経験から始めるのはなんだか難しそうで不安、と思っていても大丈夫。初心者でも楽しくプログラミング学習できる方法をプログラマカレッジの講師がアドバイスいたします。プログラミングが楽しく感じられなかった場合の解決策も合わせて伝授します!
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2022年10月19日
アドバイザー
プログラマカレッジ講師 風見 顕
元々IT業界での営業や人事として採用面接を行っていた経験から、プログラミングだけではなく、IT業界の話や面接のポイントについてもお伝えできればと思っています。私自身もゼロからプログラミングを学んだので、楽しいことも辛いことも含め同じ目線でサポートさせていただきます。
目次
挙げればキリがないほどに、私たちが日常的に使っているありとあらゆる機械にはプログラムが組み込まれており、今やプログラミングは日々の暮らしに欠かせないものとなっています。
プログラミングは「あったらいいな」を形にでき、現代社会において「なくてはならない」技術です。アイデア次第でプログラミングは無限の可能性を秘めています。
今では、世代を問わずに学ぶ機会もたくさんあることも魅力のひとつ。子供や初心者やであっても、勉強してコードを書けば、自分のアイデアを形にすることができるのです。
プログラミングは「ものづくり」ならではの楽しさに溢れています。プログラミングというと、正解は1つしかない数学的なイメージを持たれている方も少なくないのではないでしょうか?しかし、実際はコンピュータに指示を出すための言語なので、その答えは無数にあり、コードを書く人のアイデアや個性によってさまざまな表現が可能。理系のイメージが強いかもしれませんが、アートや文学にも通じるクリエイティブな部分が大きいのです。
また、いかに少ないコードでよりシンプルに書けるかということを意識しなくてはいけないので、ゲームを攻略するような楽しさを感じられることもプログラミングの魅力のひとつです。エラーメッセージを解読できたときや、試行錯誤しながら書いたコードがうまく反映されたときなどの達成感は、プログラミングの醍醐味と言えるかもしれません。
プログラミングは場所を選ばず学び、仕事ができる、『自由度の高さ』も魅力です。プログラミングスクールに通わずとも学ぶ機会がたくさんあり、プログラミングのソースやコードは世界中にオープンにされています。自分の好きな場所、好きな時間にいつでも学習に取り組めるため、電車やバスでの通勤・通学時間でも勉強が可能です。プログラマーとして就職した後も、自宅や旅先で働くことを許可している会社もあります。その柔軟さがプログラミングが楽しいと言われる理由のひとつであるかもしれません。
完全未経験からエンジニア転職・就職を目指す場合、プログラミング習得までに大体300時間程度が必要目安と考えられています。その膨大な学習時間を知り、勉強を始める前に「楽しくなさそう」とつまずいてしまう人も多いようです。「誰でも簡単!週3在宅ワークで稼げるフリーランスエンジニアになろう!」といったような、ネット広告の言葉を鵜吞みにして勉強を始めてしまうと、そのギャップに挫折してしまいがちなので注意が必要です。
プログラミングは簡単ではなく、習得までにある程度時間が掛かるものだと理解しておきましょう。
◆ 解決策「習得までのスケジュールを立ててみよう」
✓ 以下の記事で、プログラミングの学習時間や学習のペースや気を付けるべきポイントなどを具体的に解説しています。
プログラミング習得には挫折が付き物です。学び進めていくなかで、分からない、難しいと感じてしまい、壁にぶち当たってしまうこともあるでしょう。
事実、合同会社東京フリーランスが全国のプログラマーを対象に「プログラミング学習」に関する調査を実施した結果によれば、「プログラミング学習時に、挫折や行き詰まりを経験したことはありますか?」との質問に、8割以上の方が『はい(80.2%)』と回答しています。
参照:【8割以上が挫折経験あり】プログラミングの勉強、独学で挫折しないコツをプログラマーに徹底調査!|PRTIMES
学習するほとんどの人が思い通りに進められず、挫折や行き詰まりを経験しているのです。つまり、思い通りに進められず壁にぶち当たってしまうのは、誰しも通る道であるということ。乗り越えられてはじめてプログラマとしてのスタートラインに立てるのかもしれません。ここで諦めてしまうのは勿体ないですよね。
✓ 以下の記事では、プログラミング学習に挫折してしまう原因や挫折しないコツ、方法などをご紹介しています。
◆ 解決策「外国語を勉強しているイメージで学習に取り組もう」
自分で物事を考えられる力がある人は、プログラミングを楽しいと感じられる傾向にあると思います。
まずは分からないなりに、自ら仮説を立て、プログラムを書き進めることがプログラミングを楽しめるコツです。「やってみよう」という意欲を持って取り組むことは、今までにないアプリやサービスを開発する上でとても重要です。
もちろん、書いたコードは間違っていても構いません。仮に書けなかったとしても、スクールで学ぶ場合は、私たち講師が解説やヒントを出してサポートをしていきます。
自分の立てた仮説と比較し、検証していくことで、より深くプログラミングを理解できるため、楽しみながら学ぶことができるのではないでしょうか。まずは自発的に考えようとすることを意識してみてください。
エラーが起きた際に、何が原因でどのように解決したのかを考えることができる人は成長が早い印象を受けます。
原因や過程を気にせず、ただ答えを知りたい人だと、いつまでもプログラミングの基礎を理解できず、楽しむことは難しいでしょう。
コードを書き進める過程を大切にし、エラーが起きた原因から学ぶことができる人は、飲み込みも早い。すぐに効率的にプログラミングを書けるようになるでしょう。
分からないことをすぐに講師に質問せず、まずは自分で調べることができる人は、プログラミングを楽しめる傾向にあると思います。
試行錯誤しながら自分で調べてコードを書くことは、知識が身につきやすいですし、何より自信に繋がります。答えを講師に教えてもらうより、自分で導き出せたほうが達成感もあり、楽しいですよね?
また、日頃からネット検索する癖を身につけておくと、社会に出てからもプログラマとしての大きな武器になります。プログラミングの勉強で出てくるエラーは大抵ネット検索で解決できるものばかり。大変だとは思いますが、頑張って検索することをおすすめします。
同じカリキュラムで学んでいても、これまでのバックグラウンドの違いから、勉強の進捗に差が出てしまうことがプログラミングスクールでは多々あります。
このようなシチュエーションになったとき、周りと自分を比べ、周りに追い付くためにカリキュラムをスピード重視で進めてしまう人がいるのですが、それはとても良くない傾向です。せっかく学んでいても、基礎をしっかり理解できないまま勉強を進めていっては、結局プログラミングを習得できないからです。
プログラミングは誰かと競って優劣を決めるものではありません。まずはしっかり理解を深め、納得がいくまでトライ&エラーを繰り返すことで、自分のものにしていくことが大切です。つい周りと自分を比べがちな人は、意識的に「自分は自分」と注意するようにしましょう。
分からないことを何でもすぐに質問し、答えを求めていると、いつまで経っても自分で考える知識が身につきません。
理解が深まらないまま演習に進んでしまい、エラー解決が出来ず行き詰まってしまう。そして結果的にプログラミングが楽しくなくなる、といったケースに陥りがちです。他人から教えられた知識は記憶から消えやすく、自分で調べた知識は記憶に残りやすいものです。
先ほどプログラミングを楽しめる人でも述べましたが、分からないことはまずは自分で調べ、試行錯誤しながら自分で調べてコードを書くことが大切です。もちろん調べてもどうしても分からなかったことは質問してOK。
まずは自分で考え、調べてみるという行為が重要なのです。
自分で考え、調べることに固執するあまり、それを意識しすぎて一人で考え込み過ぎてしまう人がたまにいます。
自ら答えを導き出そうとする信念はとても素晴らしいのですが、度を過ぎてしまうと効率も悪く、プログラミングを学ぶこと自体が辛くなってしまうのでおすすめできません。
調べる時間をある程度で区切るなどして、わからないときはわからないと質問する勇気も必要です。しっかり理解し、自分のものにできれば、ちゃんと理解は深まりますので安心してくださいね。
プログラミングが楽しいと思えるためには、まずは明確な目的や目標を持つことを実践しましょう。何となく手に職をつけようとだらだら勉強していても、楽しさは見出せません。「こんなプログラムをつくってみたい」「今までの経験を活かしたエンジニアになりたい」など、自分にできることや需要を加味したうえで目標を掲げることをおすすめします。
漠然とした大きな目標だけでなく、「3ヶ月後にはJava Silverの資格に合格する」「5年後には独立してフリーランスエンジニアになる」など、段階ごとに具体的な目的や目標を持つと良いでしょう。
初心者からいきなりハードルの高い言語を学んでしまうと、すぐに壁にぶち当たってしまいます。せっかく学習するのであれば、まずは「プログラミングって楽しい!」と思える分かりやすい言語からはじめてみると良いでしょう。
例えばHTMLやCSSなどは、WEBサイト制作の基本となる言語ですので、初心者におすすめです。
あれこれと色々な言語に一気に手を出さず、まずは言語をひとつ選び、プログラミングの楽しさに触れてみましょう。
「できた!」という成功体験は、学習に楽しさを生み出します。まずは何かひとつ自分でアプリケーションを制作し、成功体験を増やしていきましょう。
TO DOリストや掲示板など、比較的に簡単に作成できるものを下記でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【簡単に作れるアプリの例の参考】
▸ 初めてTODOアプリを作成する際に意識したい本気のスキルアップ学習手順|えんじにゃーブログ
▸ 【独学】プログラミング初心者が掲示板サイトを作ってみた。(HTML編)|穏やか暮らし計画
楽しくプログラミングを学ぶには、学習環境も重要です。独学も結構ですが、壁にぶち当たった時に挫折しがち。せっかく学ぶのであれば、プログラミングスクールが楽しく、効率的に学べると嬉しいですよね。
独学でプログラミングを学んでいると、どうしても分からない壁にぶち当たった時、相談できる相手が周りにいないことがネックになります。その点、プログラミングスクールでは、講師に疑問点を質問し、どのようにエラーを解決すればいいのか、手順を追いながら丁寧に教えてもらうことができます。
また、実際に自分がどこまでのレベルに達しているかなど、自身では客観視できないことなどを聞くことができたり、就活の相談ができたりと何かと相談にのってもらえるところも心強いのではないでしょうか。
プログラマカレッジでは、講師が常に質問に回答できるように待機しています。理解できるまでマンツーマンでとことん質問に応えています。
プログラマカレッジ卒業生の声
森さん
つまずいた時に相談できる存在がいることがとても心強かったです。気兼ねなく質問できる環境があったことは、プログラミングを学ぶ上でとてもよかったと思っています。
現在はコロナ禍でオンラインでの受講にはなりますが、プログラマカレッジでは、同時期に学習を始めた仲間と掲示板などを通してコミュニケーションを取りながら学ぶことが可能です。孤独を感じることなく、独学よりもモチベーションを保ちやすいのではないでしょうか。同時期に勉強を始めた人がどんなサイトを参考にしたのか、どんなところで詰まったのか。さまざまな情報を共有し、意見交換してもらうことで、理解を深めてもらうことを目的としています。
社会に出てプログラマやエンジニアとして働く際も、仲間とともに切磋琢磨していくことが求められます。そういった意味でも、独学よりスクールで仲間と学ぶことはとてもメリットがあると思います。
プログラマカレッジ卒業生の声
二瓶さん
一人で勉強していたらモチベーションも下がって、ここまで頑張れなかったと思います。仲間と勉強できたことはすごくよかったですね。
プログラマカレッジ卒業生の声
ツヅクさん
オンラインであっても仲間と協力しあって開発を進めることができ、よかったなと感じています。完成した時は本当に清々しい気持ちでしたね。
一人で勉強を続けていると、どうしてもモチベーションが下がってしまったり、中だるみが起こってしまったりしがちです。プログラマカレッジでは、生徒一人ひとりとの距離を縮め、モチベーションを維持させるために、定期的に面談を実施しています。雑談も交えながら、日々の勉強で不安に感じていること、就職のことなどさまざまな相談にのっています。
また、タイピング練習方法や、業界の話、おすすめのサイトやニュースなど、ITに絡めた話を毎朝伝えるようにしています。IT業界は技術の変化が早いため、エンジニアとして成長し続けるには、プログラミングを継続的に学習することがマストです。スクールに通っている段階でプログラミングを学習するクセや方法を基礎から体得できるよう、声かけを行うようにしています。
プログラマカレッジ卒業生の声
菊地さん
最初は不安だらけだったコロナ禍の受講スタイル。先生やチームメイトのおかげで、最後には楽しみながら開発できるように。
プログラミングの楽しさや、プログラミングを楽しく学ぶためのヒントをいくつかご紹介いたしました。
習得にある程度の時間は有しますが、プログラミングを身につければ「あったら便利だな」を具現化できることや、プログラマーとしてキャリアを積むことで自由な働き方ができる可能性も広がります。プログラミングにマイナスイメージを持っている方も、捉え方や取り組み方次第で、楽しく勉強することができます。スクールで学べば仲間や講師とともに切磋琢磨しながら学べ、転職へのサポートも受けられるのでおすすめです。
この記事を読んでプログラミングを学習してみたいと感じた方は、ぜひプログラマカレッジに相談してみてくださいね。
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