「プログラミングが楽しくない」と感じてしまう理由、「つまらない」と感じてしまった時の対処法を知りたい方はぜひご覧ください。プログラミングを楽しみながら学ぶためのコツをプログラマカレッジ講師がご紹介します。楽しくない原因を理解し取り除けば、楽しく、効率よくプログラミングを学ぶことが可能です。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年3月24日
アドバイザー
プログラマカレッジ講師 風見 顕
元々IT業界での営業や人事として採用面接を行っていた経験から、プログラミングだけではなく、IT業界の話や面接のポイントについてもお伝えできればと思っています。私自身もゼロからプログラミングを学んだので、楽しいことも辛いことも含め同じ目線でサポートさせていただきます。
目次
【プログラミングを楽しくないと感じてしまう理由や原因】
普段何気なく利用しているさまざまなモノに、プログラミングは活用されています。しかし、そこで、日々の生活に役立っているプログラミングを意識してみてください。たとえばこんな感じです。
• 音楽アプリや動画サイトは、どんな仕組みで自分好みの曲や動画をオススメしてくれているの?
• オンライン対戦ゲームはどうやって相手と繋がるようにプログラミングされているの?
• 銀行のATMはたくさんの人々の入出金をどうやって管理しているの?
プログラミングに限ったことではありませんが、明確な目的がないままなんとなく勉強していても、楽しくないしスキルも身につきません。たとえ勉強を続けられたとしても、壁にぶち当たった時「何のためにプログラミングを勉強しているんだろう」と意味が見いだせず、挫折しがちです。
きっかけはなんとなくでも構いません。学ぼうと決めたのなら、どんなエンジニアになりたいか、将来どんなシステムやサービスを作ってみたいのかなど、明確な目標を持って勉強をスタートさせることが大切です。
完全未経験からエンジニア転職・就職を目指すなら、大体300時間程度が必要目安と考えてください。プログラミング学習は、専門用語やコードの書き方など、とにかく覚えることがたくさんあり、習得するまでにかなりの時間を費やします。理解できる前にその膨大な勉強時間に嫌気がさしてしまい、楽しくないと感じてしまう原因になることも。
あらかじめ習得までに必要となる時間を逆算して、効率的なスケジュールを立てるなど、目標を定めて勉強に取り組む必要があります。
独学でも習得可能なスキルと聞いて、覚えてしまえばプログラミングなんて簡単、とイメージしている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、思い通りに進められないのがプログラミング。実際に勉強を進めていくと、度重なるエラーやひたすら続く地道な作業に「思い描いていたイメージと違う」「楽しくない」と感じてしまう人もいるようです。
勉強をスタートさせる前に”プログラミングの勉強は、思い通りに進まなくて当たり前” と肝に命じておきましょう。
自身のレベルに合っていないプログラミング言語から勉強をスタートさせてしまうと、プログラミングが楽しくないと感じてしまうでしょう。なんとなくで言語を選んでしまった方がよく陥るパターンです。
事前にプログラミング言語の学習難易度を確認し、自分に合った言語を選ぶことが大切です。また、高みを目指したいからといって、最初から難易度の高い言語を選ぶこともおすすめできません。
独学でプログラミングを学んでいる人は、刺激を受ける仲間がいないことから、モチベーションが上がりにくく、楽しさを感じにくい傾向にあります。
仲間と一緒に学ぶことは、お互いに刺激を与え合い、助け合うことができます。文化祭などのイベントや部活動が、チーム一丸となり頑張れたことと同じです。
プログラミングの場合、分からないことや挫折体験を共有することで、仲間と共に成長し、モチベーション高く勉強を進めていくことができますし、一人では思いつかなかったアイデアや解決策を仲間から教えてもらうことで、楽しさを感じられますよ。
【プログラミングが楽しくないと感じた時の対処法】
プログラミングができるようになることは、あなたにとってたくさんのメリットがあるでしょう。
プログラマーやITエンジニアとして働けるようになることはもちろん、仕事の選択肢が広がる、未経験からの就職・転職に有利になる、年収を上げられる可能性が高まるなど、働く上での条件がアップします。
また、論理的思考力が身に付き、アイデアを形にできる能力も身につくため、多様な視点で物事を捉えることができるようになります。
将来こんなエンジニアになりたい、こんなシステムをつくってみたいなど、将来、どうプログラミングと関わっていきたいか具体的な目標を持っていると、プログラミングの勉強が楽しくなります。
目標ができるとゴール目指して勉強することができるため、自ずとやる気が湧いてきます。具体的な目標が見出せない場合は、プログラミングができないと将来こんなことに困るなど、逆の発想で考えてみてもOKです。
プログラミングに興味を持つための手段として、ゲームから入るのもおすすめです。まずは遊び感覚でプログラミングとふれ合い、苦手意識をなくしていきましょう。
プログラミングゲームは、コーディングやプログラミングの考え方など、遊びながら基礎的な知識が身につきます。RPGテイストのストーリーや可愛いキャラクターなど、楽しみながらプログラミングを学べる工夫がなされているので、楽しみながら知識を深められるでしょう。
普段からゲームで遊ぶことが好きな方は、ぜひ取り入れてみてください。
高い目標を掲げ、いきなり難しい言語からトライしたり、難関な資格にチャレンジしたりしてしまうのは危険。簡単なところから一歩ずつ、段階を踏んで勉強を進めていくことが大切です。
例えばHTMLやCSSなどは、初心者でも挑戦しやすい言語なのでおすすめ。まずは「できた!」という成功体験が積みやすい言語から勉強をスタートし、モチベーションを高めるところから始めてみてください。
一人で勉強を進めていると、どうしても解決できないエラーにぶち当たる、黙々と作業を続ける孤独に耐えられなくなるなどの問題が起こりがちです。こういった状況に陥らないためにも、プログラミングを一緒に学ぶ仲間を見つけ、勉強を進めることをおすすめします。
身近に相談できる仲間がいない場合は、SNSなどを通じて仲間を見つけ、意見交換するのも良いでしょう。どんなサイトを参考にしたか、どんなところで詰まってしまったかを共有できますし、自分では思いつかなかった新しい発見を得られることも。その日に学んだことを自分の言葉でアウトプットすることは、理解を深めることに繋がります。積極的に呟いてみると良いでしょう。
楽しくプログラミングを学ぶには、学習環境はとても重要です。せっかく学ぶのであれば、プログラミングスクールで楽しく、効率的に学ぶことをおすすめします。
調べても解決できない疑問点は講師に質問することができますし、どのようにエラーを解決すればいいのか、手順を追いながら丁寧に教えてもらうこともできます。
また、同時期に学習を始めた仲間と繋がって、お互いを高め合いながら勉強できるため、楽しく効率的に学習を進められます。
プログラマカレッジ卒業生の声
二瓶さん
一人で勉強していたらモチベーションも下がって、ここまで頑張れなかったと思います。仲間と勉強できたことはすごくよかったですね。
同じカリキュラムで学んでいても、これまでのバックグラウンドの違いから、勉強の進捗に差が出てしまうことがプログラミングスクールでは多々あります。
このようなシチュエーションになったとき、周りと自分を比べ、周りに追い付くためにカリキュラムをスピード重視で進めてしまう人がいるのですが、それはとても良くない傾向です。せっかく学んでいても、基礎をしっかり理解できないまま勉強を進めていっては、結局プログラミングを習得できないからです。
プログラミングは誰かと競って優劣を決めるものではありません。まずはしっかり理解を深め、納得がいくまでトライ&エラーを繰り返すことで、自分のものにしていくことが大切です。つい周りと自分を比べがちな人は、意識的に「自分は自分」と注意するようにしましょう。
分からないことを何でもすぐに質問し、答えを求めていると、いつまで経っても自分で考える知識が身につきません。
理解が深まらないまま演習に進んでしまい、エラー解決が出来ず行き詰まってしまう。そして結果的にプログラミングが楽しくなくなる、といったケースに陥りがちです。他人から教えられた知識は記憶から消えやすく、自分で調べた知識は記憶に残りやすいもの。
分からないことはまずは自分で調べ、試行錯誤しながら自分で調べてコードを書くことが大切です。もちろん調べてもどうしても分からなかったことは質問してOK。まずは自分で考え、調べてみるという行為が重要なのです。
自分で考え、調べることに固執するあまり、それを意識しすぎて一人で考え込み過ぎてしまう人がたまにいます。
自ら答えを導き出そうとする信念はとても素晴らしいのですが、度を過ぎてしまうと効率も悪く、プログラミングを学ぶこと自体が辛くなってしまうのでおすすめできません。
調べる時間をある程度で区切るなどして、わからないときはわからないと質問する勇気も必要です。しっかり理解し、自分のものにできれば、ちゃんと理解は深まりますので安心してくださいね。
プログラミングは「ものづくり」ならではの楽しさに溢れています。
• 自分の作ったものが動くよろこび
• 制作物が世に出ていった時の達成感
• ゲームを攻略するような楽しさ
• 自由度の高い働き方を選択できる
• 新しいものを創り出すことへのやりがい
• コードがうまく反映されたときなどの達成感
他にも挙げればキリがないほど、プログラミングは魅力的で、やりがいに満ちています。
楽しくないと感じてしまっていた方も、考え方次第で物事をプラスに捉えれば、プログラミングに楽しさを見いだせるはず。もっと具体的に知りたい方は下記のリンクで詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【Q】プログラミングを仕事でやってる人は楽しいですか? 仕事と趣味は別ですか?
その人の環境にもよる。人によっては趣味と仕事は分けたい人もいるし、趣味の延長で仕事を楽しくやりたい人も居る。自分は後者。プログラミングで働いてたときは楽しかった。
出典:Yahoo!知恵袋
【Q】趣味としてプログラミングをやるのは楽しいけど、実際仕事としてプログラミングをやるのは楽しくないと感じることはありますか?
趣味ならバグっても「あ、やっちった」で済むかもですが、仕事じゃそうはいかないから個人的には仕事としては選ばないですね。
出典:Yahoo!知恵袋
私はむしろ「そうはいかない」のが楽しいと感じます。 人それぞれでしょうが、責任の重さが遣り甲斐に繋がることがあります。 元々、プログラミングは趣味でやっていましたが、仕事の方が楽しいので、趣味でやることも無くなりました。
出典:Yahoo!知恵袋
「プログラミングが楽しくない」、「楽しく学ぶためにはどうしたらいいの?」そんな人はプログラミングスクールに通うという方法もあります。プログラミングスクールでは、分からないことは講師に聞いて解決できますし、同じ志を持ってプログラミングを学ぶ仲間にも出会えます。
プログラマカレッジでは、生徒一人ひとりとの距離を縮め、モチベーションを維持させるために、定期的に面談も実施しています。日々の勉強で不安に感じていること、就職のことなどさまざまな相談にものっています。興味を持った方は、ぜひ下記の先輩方の声を参考に、入校を考えてみてください。楽しく、効率的にプログラミングを学べることをお約束します!
プログラマカレッジ卒業生の声
森さん
つまずいた時に相談できる存在がいることがとても心強かったです。気兼ねなく質問できる環境があったことは、プログラミングを学ぶ上でとてもよかったと思っています。
プログラマカレッジ卒業生の声
ツヅクさん
オンラインであっても仲間と協力しあって開発を進めることができ、よかったなと感じています。完成した時は本当に清々しい気持ちでしたね。
プログラマカレッジ卒業生の声
菊地さん
最初は不安だらけだったコロナ禍の受講スタイル。先生やチームメイトのおかげで、最後には楽しみながら開発できるように。
プログラミングが楽しくないと感じていた方は、その理由や原因に気づくことができましたか?プログラミングに抱いていた不安な気持ちを取り除くことはできましたか?
楽しくない理由を分析できたら、これからは明確な目的を持って、自分のレベルにあった言語を選択し、仲間とともに協力しあって学んでいけばよいのです。楽しくない原因さえ取り除けば、楽しく、効率よくプログラミングを学ぶことができます。
みなさんが笑顔でプログラミングと向き合っていけるよう、応援しています。頑張ってくださいね!
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