プログラミング学習を始めてみたけれど、メンターをつけるべきかどうか迷っている方のために、メンターをつけるメリットやデメリットを解説します。さらに、メンターの具体的な探し方や、メンターよりもさらに手厚いサポートを受けられる方法についても紹介します。プログラミング学習に悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
なお、未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年9月5日
目次
プログラミングは独学でも学べますが、メンターがいればより効率的に学習を進められます。特に、短期間でプログラミングスキルを身につけたいと考えているなら、困った時にすぐ相談できるメンターは欠かせない存在です。
メンターがいると、わからないときにすぐに質問や相談ができます。
わからないことが出てきても、自分で調べて答えを見つければいいと考えるかもしれません。しかし、プログラミング初心者の場合、問題を解決するためにどのように調べればよいのかわからないこともよくあります。
調べるのに苦戦し、それでもなかなか答えが見つからないと挫折につながりがちですが、経験豊富なメンターに頼ればすぐに答えにたどり着けるのもよくあることです。
メンターに頼ることで調べる時間を短くできるため、初心者でも効率よく学習を進められます。
独学の場合、学習のためのカリキュラムも自分で作らなければなりません。もちろん、書籍などを参考にすれば一般的なカリキュラムで学習を進めていくことはできますが、メンターがいれば自分にあったカリキュラムを組むことが可能です。そのため、状況に応じて苦手な部分を集中的に学習したり、得意な部分はさっと学習して次に進んだりといったやり方も可能なのです。
さらに、独学ではなかなかわかりにくい、自分のスキルレベルがわかります。
メンターがいると、学習のモチベーションを高められる点もメリットです。
プログラミングスキルを身につけるためには、何よりも学習を継続することが重要。とはいえ、独学の場合、どうしてもサボりたい気持ちが出てきてしまったり、疲れたときに学習を休んでしまったりしがちです。休むとさらに学習が面倒になり、挫折に繋がることもあります。
しかしメンターから声をかけてもらうなどのアクションがあれば、1人ではないと思えてモチベーションが高まります。
場合によっては、無理せず学習を続けられるよう、生活パターンに合わせてカリキュラムの組み直しもできます。
プログラミングスクールと比較した場合、メンターは料金が安いこともメリットです。プログラマカレッジ編集部が独自に調査した結果によれば、プログラミングスクールにかかる費用の相場はおよそ14万8000円。
一方で、メンターを探すサービスを行なっている「MENTA」をみると、単発の相談で1000円~3000円程度、エンジニアを目指すプランで月1万円~3万円程度の価格帯のものが多くあります。
もちろん、スクールやメンターによって差はありますが、一般的にはプログラミングスクールを利用するよりもメンターをつける方が費用が抑えられます。
ITは進化が早い業界であり、常に最新の知識を仕入れておくことが重要です。また、初心者はどうしてもSNSなどに掲載されている極端な情報に流されがちではないでしょうか。
現役エンジニア、またはエンジニアとしての実務経験があるメンターから学ぶことで、トレンドの技術や現場で働かなければわからないような実情がわかります。また、実務で活用されることが多い技術を重点的に学ぶことで、より効率よく目標達成に近づける可能性が高まります。
具体的には、次のような例です。
• 質問し、教えてもらった通りにやってみたけれどやっぱりうまくいかない
• 質問内容が初歩的すぎるのではないかと心配になる
• レスポンスが遅く、思った通りに学習が進まない
こうした問題は、メンターを選ぶ際に相性をしっかりチェックしておくことで避けられる可能性があります。どうしてもメンターと合わないと感じる時には、他のメンターにお願いするのもひとつの方法です。
メンターも人間ですから相性はあります。最初のメンターと相性が合わなかったからといって、メンターをつけることをあきらめないでください。
それぞれの項目について、以下で詳しく解説します。
プログラミングを学ぶ際のメンターは、エンジニアとしての実務経験がある人を選びましょう。理想は、現役エンジニアとして働いている人です。
特に、転職や就職を目的としてプログラミング学習を行なう場合には、この点を重視するのがおすすめ。エンジニア経験のあるメンターであれば、技術的な内容だけでなく開発現場での経験話が聞けます。さらに何社も経験しているエンジニアであれば、企業による文化の違いや転職の際に重視すべきことについても話を聞ける可能性があります。
また、キャリアに関する相談に乗ってもらえるのもエンジニアの経験があるからこそです。
何をどのくらいまで教えてくれるのか、メンタリングの範囲を明確にしておくことも重要です。
例えば、プログラミングを始めたばかりの人を教えるのと、エンジニアとして現場で働いている人がスキルアップのために新しい言語を覚えるのを教えるのでは、必要な対応が全く異なります。
プログラミング初心者の場合、次に何をしたらいいのかわからなくなってしまうこともよくあることです。そんな時に、適切な課題を設定してくれたり、次にどんなルートがあるのか提案してくれるメンターを見つけておくと学習が進みやすくなります。
また、質問回数や対応時間の確認もしておきましょう。例えば、自分は朝と夜に勉強時間を設定している一方、メンターが質問に答えられるのは深夜に近い時間帯のみとなると、朝質問してもなかなか回答をもらえない可能性があります。メンターによっては休業日を設定している場合もあります。あわせて確認しておきましょう。
メンターは、最終的には人間同士ですから、相性が合うかどうかがとても大切です。自分に合うかどうかを判断するために、まずは自分が求めるものを明確にしておきましょう。
口コミや評価をチェックすることも重要ですし、何よりも自分が体験して合う・合わないを判断するのが一番です。
お試しや体験などのプランが用意されている場合には、ぜひ積極的に利用してみてください。お試し専用のプランがなくても、多くの場合比較的安価に利用できる単発プランがあるので、利用してみると良いでしょう。
可能であれば、複数のメンターのお試しを利用して自分にあったメンターを探すのが理想です。
それぞれの方法について、以下で詳しく解説します。
一番手軽なのは、メンターが探せるWebサービスを利用する方法です。
1. MENTA
例えば、中長期的なメンターを探している人に向いているのはMENTAです。
出典:MENTA
エンジニアだけではなく、デザイナーやクリエイター、さらにはライフスタイルなどについてのメンター情報が掲載されています。
約3000名のメンターが在籍し、マンツーマンでリーズナブルに相談可能。今、明確なゴールが描けていない人も、現役のエンジニアに相談してゴールを設定するところから始められます。
学んだ内容をログとして残せるので、モチベーションアップにつながりますよ。探し方は簡単で、「メンターを探す」→「エンジニア」と選ぶと、サーバーサイド・フロントエンド・スマートフォンアプリなどとカテゴリが表示されるので、自分の学びたい分野を選んでください。
どの分野も、スキルごとに3段階に分けられているのも探しやすいポイントです。
2. mentory
現役エンジニアのメンターにこだわって探したいなら、メガベンチャーや有名スタートアップのエンジニアが在籍しているmentoryがおすすめ。
出典:mentory
技術の相談だけでなく、履歴書レビューや面接練習などキャリアの相談や働き方・モチベーション維持に関する相談も受け付けています。メンターに対して、事前審査が行われているのも嬉しいポイント。
メンターを探す時には、どんな相談なのかジャンルを選んだうえで「私について」「相談したいこと」「探しているメンター」などの質問項目に回答すると、サポートに適していると判断されたメンターからメッセージが届きます。
3. Hello Mentor
一人ひとりにオーダーメイドの学習支援を希望ならHello Mentorがおすすめです。
出典:Hello Mentor
現役エンジニアによるメンタリングサービスで、実務向けの課題を提供しています。例えばコードレビューでは改善点だけではなく、コードを書く際の考え方まで指導できるといったこともメリット。技術だけではなく、ロードマップの作成やポートフォリオの制作支援、転職や副業、独立のサポートも行います。
料金システムはサブスクだから安心、1ヶ月で辞めてもOKです。
4. ココナラ
一度きりの相談をしたいのであれば、ココナラを利用するのも便利です。
出典:ココナラ
ココナラは、自分のスキルを販売するためのサイトであり、メンター専門のサイトではありません。しかし、検索窓に「プログラミング メンター」と入力すると、プログラミングメンターが多数見つかります。
特定の言語やスキルを学びたい場合には、検索の際にワードを追加して絞り込むと探しやすくなります。
会員制コミュニティやサロン、勉強会などを利用してメンターを見つけることも可能です。交流会や勉強会を利用してメンターを見つける方法は、交流もしながら技術について教えてもらいたい人向けです。
コロナ禍のため、最近では足を運べる交流会は少なくなっています。しかし、オンライン上で行われている交流会はあるので、ぜひ利用してみてください。
ITの勉強会やセミナーは、イベント情報をまとめたサイトから探せます。
1. TECH PLAY
例えばTECH PLAYは、勉強会やイベント情報に加えて、キャリアアップのための情報も提供しているサイトです。
出典:TECH PLAY
キーワードからイベントを探せるほか、カレンダーからもイベントを探せるので、例えば「次の休日に行けそうなイベントを探す」といった探し方も簡単です。
また、サイト上には多くのグループがあり、フォローしておくとそのグループに関わるイベントの通知を受けられます。特定の企業や団体などのイベントを逃したくない方はぜひ利用してください。
2. connpass
エンジニア支援を掲げるIT勉強会支援プラットフォームがconnpassです。
出典:connpass
他のプラットフォームと同様に、キーワードで勉強会を検索可能。それだけでなく、TwitterやFacebookとの連携で、友達が参加・公開したイベントの通知を受けられます。
いつも面白そうなイベントに参加している知人がいるなら、この機能を活用するだけでイベントに対する感度がアップするでしょう。
iPhoneアプリも用意されていて、参加したイベントや興味があるイベントに関する通知を受け取れます。アプリでは、イベント会場まで迷わないためのマップも利用できます。
イベントをついうっかり忘れてしまったり、会場まで行くのに迷ってしまうことが多い人はぜひ利用してください。
3. 雑食系エンジニアサロン
Webエンジニアを目指す人におすすめなのが、会員制コミュニティの「雑食系エンジニアサロン」です。
出典:雑食系エンジニアサロン
独学支援サービスやメンタリングを提供することを目的としたコミュニティで、同じ目標を持った仲間と交流しながら学べます。
月980円からの参加が可能で、サロン内限定求人の紹介を受けることや、オンラインまたはオフラインで行われる交流会への参加が可能。
さらにプランをアップグレードすれば、ポートフォリオのレビューやチーム開発体験、メンター陣への無制限の質問などが可能となります。
途中でのプラン変更も可能なので、気になる方はまず一番安いプランから参加して、内容に魅力を感じれば高いプランに変更するというのもよいでしょう。
メンターを利用するのももちろんよいのですが、さらに手厚いサポートを期待したい場合にはプログラミングスクールを利用するのがおすすめです。
プログラミングスクールでは、ITに関する技術的スキルや知識を持っているのはもちろん、教えるノウハウを持ったプロのメンター(講師)がいます。未経験者向けのカリキュラムが充実しているのもプログラミングスクールの特徴です。
さらに、プログラミングスクールでは転職支援も行います。履歴書の添削や面接の練習も行えますし、自分のスキルに合った就職先をスクール側から紹介してもらえる可能性もあります。
失敗しないプログラミングスクールの選び方については、以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
「ゼロからプログラミングを学んでIT業界へ就職したいけど、今はできるだけ金銭的なリスクを背負いたくない」と考えている方には、無料のプログラマカレッジを利用するのがおすすめです。
講義型のレッスンでは、わからないことがあってもそのままにしてしまう方も多いのですが、プログラマカレッジはマンツーマンで授業を行なっているため、理解できるまでとことん質問できます。
現在はコロナ禍でオンラインでの受講にはなりますが、プログラマカレッジでは、同時期に学習を始めた仲間と掲示板などを通してコミュニケーションを取りながら学ぶことが可能です。孤独を感じることなく、独学よりもモチベーションをキープしながら学習を続けられます。
さらに、受験料の負担なしでJava Silverの資格取得も可能。
就職支援としては、以下のようなサポートを行なっています。
• 履歴書/職務経歴書の作成支援
• 模擬面接
• 適正審査対策
• プログラミングテスト対策
• 企業ごとの想定される質問集
• ビジネスマナー
受講生の声も参考にしていただき、プログラマカレッジの受講を検討してみてはいかがでしょうか。
プログラマカレッジ卒業生の声
森さん
文系の僕がプログラミングの道へ進むことは、不安も迷いもあった。今は、あの時思い切って良かったと心から思います。
プログラマカレッジ卒業生の声
二瓶さん
僕は学生時代に就職活動をそれほどやっていなかったので、入校後は言葉遣いから相手の意図の汲み取りかたまで、面接のノウハウを一からしっかり教えていただきました。
プログラマカレッジ卒業生の声
ツヅクさん
緊急事態宣言中の就職活動で不安もありましたが、担当の池田さんがしっかりサポートをしてくださったおかげで、2週間ほどで就活を終えることができました。
プログラミング学習において、メンターの存在は重要です。メンターがいれば、独学よりも効率よく学習を進められます。
より効率よく確かなスキルを身につけたいなら、プログラミングスクールを利用するのがおすすめです。プログラミングスクールでは、教えるためのノウハウを持ったメンターからアドバイスを受けられることに加え、就活サポートも受けられます。
ぜひ、自分に合った方法を見つけてプログラミング学習を成功させてくださいね!
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