プログラミングが上達しないと悩んでいる初心者の人向けに、プログラミングスクールの講師が学習のコツを解説します。「プログラミングが上達しないのはなぜ?」「プログラミングを上達させるにはどんな勉強法がいいの?」と疑問を感じている方はぜひご覧ください。
なお、未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2025年7月8日
アドバイザー
プログラマカレッジ講師(元エンジニア) 江畠翔太
私自身、プログラミングを試行錯誤しながら学習してきました。その経験から ”どこでつまづくのか” ”どのような説明があればその時理解できたか” ということについて、客観的に把握できていると思います。皆様の「プログラミングを学びたい」という気持ちに精一杯応えていきますので、これから一緒に頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。
目次

プログラミングが上達しない原因として、考えられるのは次の3つです。
なぜこれらのポイントに着目すべきなのか、詳しく解説します。


プログラミング学習の目的が曖昧だと、何をどのように勉強するかの道筋を立てるのが難しくなります。そのため学習効率が悪くなり、プログラミングの上達に時間がかかってしまいがちです。目的を明確に決めておけば、学習途中の寄り道を減らして効率よく目標に近づけます。
また、学習の期限を決めず「いつかできるようになりたい」と考えている場合にも、プログラミングの上達は遅れがちです。期限が決まっていないと「今日は疲れているからいいや」と休んでしまう日が増えますし、無意識にペースがスローダウンしてしまいます。
逆に「1年後の転職を目指す」といったように、具体的な目標と期限が決まっていれば、そこから逆算して、半年後・3ヶ月後に達成すべき目標を決められます。期限を決めることで、より学習に集中することが可能です。

多くのプログラミングスクールでは、学習時間の目安を200〜400時間程度と設定しています。つまり、未経験からプログラミングを習得するためには、だいたい300時間程度の学習が必要だと考えられます。
300時間というと、毎日2時間学習時間を確保した場合5ヶ月程度の期間が必要です。300時間はプログラミングスクールに通った場合の学習時間の目安なので、独学の場合にはさらに時間がかかる可能性もあります。
プログラミングが上達しないと感じているのであれば、まずは300時間を目安として学習を進めてみてください。
プログラミングの学習時間については、次の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

特に、わからないことがある場合や作ったプログラムがうまく動かない場合、自分ひとりの力で解決しようとすると何日も悩んでしまうこともあります。悩んでいる間は学習が先に進まないので、時間をかけてもなかなかプログラミングが上達しません。
わからないことを質問・相談できる環境があれば、悩む時間が少なくなるので学習が進みやすくなります。プログラミングが上達しないと感じているのであれば、困った時に相談できる場所を探してみてください。

【卒業生の声:森さん】
つまずいた時に相談できる存在がいることがとても心強かったです。気兼ねなく質問できる環境があったことは、プログラミングを学ぶ上でとてもよかったと思っています。

プログラミングが上達するコツとして、次の10個のポイントが挙げられます。
それぞれの項目について、プログラミングが上達する理由と具体的な内容を解説します。

学習の目標は、明確にさらに適切に設定しましょう。なんのためにプログラミングを学ぶのか、そのためにどんなスキルが必要なのかを考えてみましょう。さらに、その目標をいつまでにどんな方法で達成するのかも考えます。
この時重要なのは、身の丈にあった目標設定にすることです。身近で使われているFacebookやTwitterのようなサービスを作りたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、プログラミング学習を始めたばかりの初心者にとってはかなりハードルの高い目標です。

「プログラミング的思考」とは、コンピューターやプログラミングの概念にもとづいた問題解決型の思考。そして「論理的思考」とは、目的達成のために物事の筋道を考えて段階的に判断していく思考です。これらの思考を身につけることが、プログラミング学習には非常に大切です。
プログラミングの基礎とも言えるこの2つの思考を事前に身につけておくと、後の学習でのつまづきを防ぐことができます。何より楽しみながらプログラミングを学ぶことができるでしょう。

プログラミング学習の際に、ネットを活用すると非常に便利です。無料で情報が得られますし、アプリの作り方などが具体的に紹介されている記事もあり、真似をすればすぐに動くプログラムを作れます。
しかし、ネットの情報だけを集めて学習を進めると、基礎部分の知識が不足しがちです。そのため、ある程度学習が進んだときに壁にぶつかりやすくなります。

よいコードとはどんなものかを知り、スムーズにプログラミングができるようになるための練習法としては写経がおすすめです。
写経とは技術書や各種チュートリアルサイト、公開されているコードなどを自分の手ですべて打ち直すものです。サンプルコードを「この箇所はどういう意味だろうか」と考えながら書き写し、実行結果を確認します。
似た練習方法として、模写があります。模写とは、完成物のサイトを見ながらレイアウトや構造を読み解き、答えを見ずに同じような仕上がりのサイト作成を目指す練習法です。

1行ごとに考えこまず、自然にコードを書けるようになると、プログラミングがかなり上達していると言えます。サクサクとコードを書くためには、ひとつひとつを暗記するのではなく、考えなくても指が動くくらいまで練習を重ねるのがおすすめです。
コードを書くスピードを上げるためには、反復練習が有効です。同じコードを繰り返し写経する、似たような練習問題をいくつも解いてみるなどの方法で反復練習を行ってみてください。

検索力を高めることも、プログラミングを上達させるコツのひとつです。自分で調べて試行錯誤しながらコードを書くことや、エラーを解決することで、知識が身につきやすい傾向があります。
例えばなんらかのエラーが出たとき、わかる人にすぐ質問して、エラーの意味や解決する方法を教えてもらうのは簡単です。しかし、自分自身でエラーの意味を調べ、解決方法を探し、それを自分が書いているコードに反映させると、時間をかけた分記憶に残りやすくなります。


時間をかけて勉強しているのになかなか理解できない場合、難易度が高すぎる学習を進めている可能性があります。例えば英語を学習する場合、まずは単語を覚え、子供向けの絵本などが読めるようになり、そのあとにビジネス向けなどの難しい文章を読めるようになりますよね。いきなりビジネス向けの文章を読むところから学習をはじめると、時間がかかってしまうばかりでなかなか上達した実感は得られません。
プログラミング学習でも同様で、いきなり難しい部分に挑戦すると、上達が感じられません。そのため、自分のスキルと学習難易度があっているかを確認することは重要です。

もちろん、なんでもかんでもすぐに質問すればよいというわけではありません。上記の通り、自分で調べることも大切です。
しかし、1つの問題で何日も悩み続けていると、学習が進められず時間ばかりがすぎてしまいます。例えば、たったひとつのスペルミスでプログラムが動かなくなったとき、初心者ではなかなかミスを見つけられなくても、普段コードを見慣れているエンジニアならすぐに気づくこともあります。
また、知識がある人に質問することで、自分が思ってもいなかったところに問題が見つかることもあります。いくらネット検索が便利とはいえ、疑問に思わない点は調べられません。人に質問することは、自分の知識を広げることにもつながります。

TO DOリストや掲示板は比較的簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
モチベーションが上がって楽しく学習するのと、義務感で学習するのとではスキルの身につき方に差が出ます。1つアプリができたら、次は別のアプリを作成したり、作ったアプリに機能を追加するなどして、楽しみながら学習できるよう工夫してみるとよいでしょう。
ひとりで学習していると、孤独を感じて学習が進まなくなってしまうことがあります。孤独を感じるひとつの原因が、自分の努力が正しいのかわからず、このまま続けてよいのかと悩んでしまうこと。そんなとき、メンターや一緒に学習する仲間がいれば刺激やアドバイスをもらえます。

プログラマカレッジではチーム開発もあり仲間と協力しあって学習を進められます。プログラミング学習の質問は講師に、就職についての相談はキャリアアドバイザーにとメンター同様の手厚いサポートが無料で受けられますよ!
リアルなカレッジライフがわかる体験レポ記事も是非ご覧くださいね!


■ 自分で物事を考えられる力がある

■ 物事をロジカルに考えることができる

■ 検索力が高い

【卒業生の声:荒山さん】
■ 周りと比べてしまう
周りと自分を比べ、周りに追い付くために学習をスピード重視で進めてしまう人がいるのですが、それはとても良くない傾向です。せっかく学んでいても、基礎をしっかり理解できないまま勉強を進めていっては、結局プログラミングを習得できないからです。
プログラミングは誰かと競って優劣を決めるものではありません。まずはしっかり理解を深め、納得がいくまでトライ&エラーを繰り返すことで、自分のものにしていくことが大切です。つい周りと自分を比べがちな人は、意識的に「自分は自分」と注意するようにしましょう。

■ わからないことを調べずになんでも聞いてしまう

■ 質問できずに問題を抱え込んでしまう

【卒業生の声:太田さん】
プログラミング初心者からのよくある質問にプログラマカレッジ講師が回答します。
特別な才能は必要ありません。論理的に考える力や試行錯誤を厭わない姿勢は大切ですが、地道に続けて学ぶことができれば誰でも身につきます。
重要なのは「才能」よりも、継続的な学習意欲、問題解決への情熱、そして失敗から学ぶ姿勢です。プログラミングは練習と経験を積むことで必ず上達するスキルです。

プログラミングを学ぶと、Webサイトやアプリケーションの開発、データ分析、AI開発、ゲーム開発など、様々なことができるようになります。また、プログラミング的思考を身につけることで、論理的に問題を解決する能力が向上し、様々な分野で役立ちます。
プログラミングスキルは様々な仕事で応用できる技術です。IT業界への就職転職にも大きな武器となります。

▶ 参考記事:プログラミングでできることとは?活用例や学習方法を紹介|インターノウス株式会社
プログラミング言語の種類は非常に多く、数百種類以上存在します。Web開発、モバイルアプリ開発、ゲーム開発、データ分析、組み込みシステムなど、様々な分野で使用されています。
学習を進める際は、「HTML/CSS」「JavaScript」「Python」など、初心者が比較的学びやすい言語からスタートするのがおすすめです。
言語選びでは「簡単さ」だけでなく、自分の目標や興味に合った言語を選ぶことも重要です。

1日に必要な学習時間は、個人のレベルや目標、仕事をしているか否かなどの状況によっても異なります。初心者であれば、集中して2~3時間程度が目安となるでしょう。
重要なのは、毎日継続することです。無理のない範囲で学習時間を設定し、習慣化することが大切です。

プログラミングの基礎を理解し、簡単なプログラムを作成できるようになるまでには、数ヶ月程度の学習が必要です。Webサービスやアプリケーションを開発できるようになったり実務レベルになるためには、さらに数ヶ月から1年程度の継続的な学習が必要です。
習得期間は、学習時間や学習方法、個人の能力によって大きく異なります。
プログラマカレッジのようなプログラミングスクールを利用することで、習得できる時間は早くなる可能性が高まりますよ。

■ プログラマカレッジの学習時間と期間
プログラマカレッジは、受講料完全無料で受講できるプログラミングスクールです。2〜3ヶ月後の研修終了後に就職活動を行います。

研修時間は平日5日間コースの場合420時間、個別フリーコースの場合は200時間です。じっくり研修を受けてスキルを身につけてから、就職活動を進められます。

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学習目標を明確にする
何を学びたいか、何を作りたいかを具体的に定めることで、学習の方向性が定まります。
プログラミング言語を選ぶ
自分の目標に合ったプログラミング言語を選びましょう。Web開発ならHTML、CSS、JavaScript、データ分析ならPythonなどが人気です。
学習教材を選ぶ
書籍、オンラインコース、学習サイトなど、自分に合った学習教材を選びましょう。
環境構築をする
プログラミングに必要な開発環境を構築しましょう。
簡単なプログラムから始める
まずは、簡単なプログラム(Hello Worldなど)から始めて、徐々に難易度を上げていきましょう。
エラーと向き合う
エラーはプログラミング学習の過程で必ず発生します。エラーメッセージをよく読み、原因を特定して解決する力を身につけましょう。

エラーとの戦い
エラーは常に発生し、原因究明に時間がかかることがあります。
最新技術のキャッチアップ
プログラミングの世界は変化が激しく、常に新しい技術を学び続ける必要があります。
根気強さ
プログラミングは、地道な作業の積み重ねです。
コミュニケーション能力
チームで開発する場合、他のメンバーとのコミュニケーションが重要になります。
長時間労働
プロジェクトの締め切り前など、長時間労働になることもあります。
初学者の約6~7割がプログラミング学習の独学では「途中でつまづいた・挫折しそうになった」経験があるというデータがあります。ただし、適切な教材や仲間のサポートを得ることで継続率が上がります。分からない点は一人で悩まずに質問することが大切です。
プログラマカレッジのようなスクールを利用すると挫折することなく学習を進めることができますよ。

■ プログラマカレッジのサポート体制
プログラマカレッジでは、不明点をZoomで個別に講師に質問できます。わからないことを放置せずすぐに解決できるため、挫折の可能性を下げられます。
また、チャットやQ&A掲示板を利用しての質問も可能です。

気になること、解決できないことがあればzoomの個別ルームにて講師と1対1でのやり取りができます
プログラマカレッジ プログラマーコース受講風景

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創造性
自分のアイデアを形にできる創造性。
問題解決
論理的に問題を解決する達成感。
成長
新しい技術を習得し、スキルアップを実感できる。
貢献
自分の作ったものが誰かの役に立つ喜び。
多様性
様々な分野で活用できる汎用性。

論理的思考力
問題を分析し、解決策を導き出す力。
問題解決能力
様々な問題に対して、適切な解決策を見つけ出す力。
抽象化能力
複雑な問題を単純化し、本質を見抜く力。
創造力
新しいアイデアを生み出し、形にする力。
集中力
長時間集中して作業に取り組む力。
学習意欲
新しい技術を積極的に学ぶ意欲。
「プログラミングがなかなか上達しない」、「効率よくプログラミングスキルを上達させるためにはどうしたらいいの?」そんな人はプログラミングスクールに通うという方法もあります。プログラミングスクールでは、分からないことは講師に聞いて解決できますし、同じ志を持ってプログラミングを学ぶ仲間にも出会えます。
プログラマカレッジでは、生徒一人ひとりとの距離を縮め、モチベーションを維持させるために、定期的に面談も実施しています。日々の勉強で不安に感じていること、就職のことなどさまざまな相談にものっています。
興味を持った方は、ぜひ下記の先輩方の声を参考に、入校を考えてみてください。楽しく、効率的にプログラミングを学べることをお約束します!
以下ではプログラマカレッジで学んだ卒業生の声を載せていますので、参考にしてみてくださいね。

【卒業生の声:ツヅクさん】
オンラインであっても仲間と協力しあって開発を進めることができ、よかったなと感じています。完成した時は本当に清々しい気持ちでしたね。
【卒業生の声:菊地さん】
最初は不安だらけだったコロナ禍の受講スタイル。先生やチームメイトのおかげで、最後には楽しみながら開発できるように。
【卒業生の声:太田さん】
プログラミングの上達には時間が必要です。まずは、しっかり時間を確保し学習を継続しましょう。上達を実感するためには、明確な目標を設定し、簡単なアプリを作るなど達成感を得られる方法で学習を進めてみてください。
プログラミングが上達しなくて悩んでいる、早く上達したいと考えているなら、プログラミングスクールの利用がおすすめです。この記事を参考に、プログラミング学習の進め方を考えてみてくださいね。
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