プログラミングに興味があるものの「どのように学習を進めればいいかわからない」という方も多いでしょう。そこで今回は、初心者が独学でプログラミングを習得するためのロードマップを紹介します。独学のための事前準備や具体的な学習手順に加えて、独学で挫折しないコツも解説しますので、ぜひご覧ください。
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最終更新日:2023年5月31日
目次
結論としては、未経験からでも独学でプログラミングを身に付けることは可能です。
ただし、独学で習得するためにはさまざまな準備を行った上で、正しい手順で学習を進める必要があります。準備が不十分だと学習をスタートできませんし、手順を確認しておかないと「どのように進めたらいいかわからない」「この学習方法は正しいのだろうか」と感じ、挫折しやすくなります。
独学の前には必ず準備を行い、学習手順も確認しておきましょう。
プログラミングを独学するには、まず開発環境を整えることが重要です。具体的には以下のような準備が必要となります。
•パソコンを用意する
•インターネット環境を整える
•エディタをダウンロードする
• 開発環境を構築する
それぞれの項目について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
プログラミング学習って何から手を付けたらよいのかわかりません。具体的なロードマップを教えてください!
未経験から独学でプログラミングを習得するまでのロードマップは大まかに以下の通りです。
それぞれの工程について、詳しく見ていきましょう。
まずは、プログラミングで「何を作りたいのか」を決めましょう。
「これが作りたい」という目標を決めないと、学ぶべき言語が決まりませんし、学習プランを立てることもできません。
プログラミングでは、主に以下のようなものを作ることができます。
• Webサイト/Webアプリ
• スマホアプリ(iPhone/Android)
• システム(業務効率化・高速処理・自動化など)
• AI(人工知能)
• ゲーム(2D/3D)
• ロボット
上記を参考に、自身が何を作りたいか、何のために学習するのかを明確にしましょう。プログラミングで作れるものについては、以下の記事で詳しく解説しています。
作りたいものが決まったら、それを実現するために学ぶプログラミング言語を決めましょう。プログラミングで作れるものごとの主な使用言語は、以下の通りです。
• Webサイト/Webアプリ :HTML/CSS、JavaScript、Java、PHP、Ruby、MySQLなど
• スマホアプリ: Java、Kotlin、Swift、Flutter、ReactNativeなど
• システム:Java、C++、PHP、Perl、COBOLなど
• AI(人工知能): Python、R、Juliaなど
• ゲーム: Unity(C#、JavaScript)、Unreal Engine、Mayaなど
• ロボット:C言語、C++、Java、Pythonなど
上記のようにさまざまな言語がありますが、プログラミング言語によって習得難易度が異なるため注意が必要です。
▶ 参考:
• フロントエンドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• サーバーサイドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
学習するプログラミング言語が決まったら、学習サイトやアプリを活用して基礎を勉強しましょう。
プログラミング学習に利用できるサイトやアプリには、以下のようなものがあります。
学習サイト | ・Progate(プロゲート) ・ドットインストール ・paizaラーニング |
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学習アプリ | ・プログラミングゼミ ・codebelle(コードベル) ・Programming Hub(プログラミングハブ) |
主にパソコンで学習しており「開発環境やエディタの用意に苦戦している」という場合は、オンライン上でプログラミングができるProgateやpaizaラーニングがおすすめです。プログラミングの環境が用意できているなら、動画教材で学べるドットインストールもよいでしょう。
また、移動時間にスマホで学習したい場合は、プログラミングゼミやcodebelleなどのアプリも活用することをおすすめします。
学習サイトやアプリによって、勉強できるプログラミング言語が異なるため、自身が学びたい言語に対応しているかもチェックしましょう。
学習サイトやアプリで基礎を学習できたら、エディタにコードを書いてみましょう。プログラミングを習得するためには、実際に手を動かしてみることが大切です。初心者がコードを書く際はまず写経を行い、慣れてきたら模写を行いましょう。
写経とは、参考書・教材に記載されているサンプルコードや、すでに公開されているWebサイトのコードをそのまま自分の手で写すことです。Webサイトのソースコードを写経する際は、そのサイト上で以下のショートカットキーを入力することで、コードを表示できます。
• Windows:「Ctrl + U」
• Mac:「option + command + U」
いくつかのサンプルコードやWebサイトを写経したら、模写に移ります。模写とは、見本となるソースコードは見ずに完成品のサイトだけを見て、自力でプログラミングする作業です。
写経・模写の効率的な学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
プログラミング言語の学習が進んできたら、フレームワークについても学んでおくとよいでしょう。フレームワークとは、システム・アプリなどの開発時によく使われる機能や枠組みを提供してくれるものです。
フレームワークの習得は必須ではないものの、利用することでアプリやWebサイトなどを効率的に作成できます。さらに、フレームワークは多くの開発現場で利用されているため、実務に活かせるスキルを身に付けたいなら学んでおくべきと言えるでしょう。
独学でプログラミングを身に付けて仕事を獲得することは可能ではあるものの、簡単なことではありません。「独学した人のうち9割以上は挫折する」という言葉もあるように、独学には挫折がつきものです。
プログラミング初心者が独学で挫折しないためには、以下のポイントをおさえておきましょう。
詳細については、各リンク先で解説しています。日々の学習を継続して確かな成果を出すためにも、ぜひチェックしておきましょう。
「プログラミングを独学しているが挫折しそう」「独学で挫折しないか不安」という方は、プログラミングスクールに通う方法がおすすめです。
独学で挫折しないためには、わからないことを解決できる環境を用意し、学習のモチベーションを保つことが大切です。しかし一人で学習していると、つまずいた時に質問できる人がいませんし、モチベーションをキープするのは簡単なことではありません。
その点プログラミングスクールなら、現役エンジニアや元エンジニアの講師が在籍しているため、わからないことはすぐに質問して解決できます。講師やメンターだけではなく、他の受講生と一緒に学ぶことも可能なので、モチベーションもキープしやすいでしょう。
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以下の記事では、プログラマカレッジ卒業生の声を紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
プログラマカレッジ卒業生の声
森さん
ボイスアプリを使って講師の方やチームのみんなと会話ができたのですが、つまずいた時に相談できる存在がいることがとても心強かった
プログラマカレッジ卒業生の声
菊地さん
いつまでも自分だけで考えていては効率も悪いですし、限られた時間でなるべく多くのスキルを身に付けたいと思っていた
プログラマカレッジ卒業生の声
竹内さん
独学でプログラミングを習得して案件獲得や就職を実現するためには、ロードマップを活用して計画的に進めることが大切です。
ただし、初心者の場合は「わからないことが多い」「エラーが解決できない」「モチベーションが保てない」などの理由から、挫折しやすい傾向にあるため注意しましょう。
独学が苦手な方や、すでに独学に挑戦していて挫折しそうな方は、プログラミングスクールを活用することをおすすめします。プログラミングスクールなら、講師やメンターに質問できるので挫折しにくいですし、転職支援付きのスクールなら求人の紹介や面接対策も行ってくれます。
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