Webサイトを作成したい方は、まずコーディングを学ぶ必要があります。コーディングは、コーダーはもちろん、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアの仕事にも役立つスキルです。この記事では、どのようにコーディングを勉強したらよいかわからない方のために、勉強方法やおすすめの学習サイトを紹介します。
なお、未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年7月24日
目次
コーディングとは、プログラミング言語を記述する作業のことです。
プログラミングとは、プログラムを作る作業全般のことを指していて、設計やテストまでを含む言葉です。一方、コーディングは、仕様書に沿って実際にコードを記述する作業だけを指します。
Webサイトのコーディングには、HTMLとCSSが必要です。
HTMLは、文章の構造をコンピューターに伝えるための言語です。文字のサイズや色の変更など、簡単な装飾もできます。
CSSは、さらに複雑なデザインを作るための言語です。例えば、次のような装飾ができます。
• 背景画像を設定する
• 画像にフレームを作る
• 文字の間隔を指定する
簡単なWebサイトなら、HTMLとCSSだけで作成可能です。
Webサイトに動きを与え、さらに本格的なものにしたい時にはJavaScriptも必要です。
マークアップ言語 | スクリプト言語 | コンパイラ言語 | |
---|---|---|---|
入門 | 1~2週間 | 1~2週間 | 1~2ヶ月 |
初級 | 2~4ヶ月 | 3~6ヶ月 | 半年~1年 |
中級 | 3~6ヶ月 | 3~6ヶ月 | 1~2ヶ月 |
上級 | 2~3年以上 | 3~5年以上 | 3~10年以上 |
各レベルは、次のようなスキルを想定しています。
• 入門:ある程度コードの流れが読める
• 初級:簡単なアプリやWebサイトが作れる
• 中級:プログラマーとして就職できる
• 上級:エンジニアレベルのスキルを習得している
マークアップ言語とは、HTMLやCSSのように、コンピューターが理解できるような目印をつけるための言語です。
スクリプト言語とは、比較的書くのが簡単なプログラミング言語のこと。JavaScriptはスクリプト言語です。
コンパイラ言語とは、実行にコンパイルの作業が必要なプログラミング言語のこと。スクリプト言語に比べて、処理が速いのが特徴です。
難易度は、「マークアップ言語 < スクリプト言語 < コンパイラ言語」です。そのため、習得にかかる時間も、マークアップ言語は短く、コンパイラ言語は長くなっています。
プログラミング学習時間の目安と、言語別の習得時間については以下の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
コーディングのスキルを活かせる職種の例として、次の3つが挙げられます。
• コーダー
• Webデザイナー
• フロントエンドエンジニア
コーダーは、主にWeb業界で活躍する職業です。
デザイナーが作成したデザインを、Web上で実現できるようコーディングを行います。コーディングを専門に行う職業なので、当然、コーディングスキルは欠かせません。
▶ 参考:コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
Webデザイナーは、Webサイトなどのデザインを作成する職種です。
企業によってデザインとコーディングの役割分担を行う場合もあります。しかし、役割分担をする場合にも、コーディングの知識があれば、コーダーが実装しやすいよう考えながらデザインを作成できます。
もちろん、人の少ない企業の場合、デザインとコーディングがどちらもできれば重宝される可能性が高いでしょう。コーディングを身につけておけば、Webデザイナーを目指すのにも有利になります。
▶ 参考:Webデザイナーフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
フロントエンドエンジニアとは、Webアプリケーションなどでユーザーが見る画面を作る仕事です。
コーダーとの違いは、コーダーがWebサイトを作るのがメインの仕事であるのに対して、フロントエンドエンジニアはWebにシステムを組み込む点です。
コーダーとして経験を積んでから、フロントエンドエンジニアにステップアップする人も多くいます。
▶ 参考:フロントエンドエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
コーディングを勉強するには、主に次の4つの方法があります。
それぞれのメリットやデメリット、活用方法を以下で解説します。
コーディングを学べる本は数多く出版されています。書籍を使えば、安価に学習を進められます。また、基礎から体系的に学習できる点もメリットです。
一方で、本を読むだけではコーディングを覚えるのが難しい点はデメリットです。わからなくても飛ばして読み進めてしまうこともできるため、読み終わったのにあまり知識が身についていないという可能性もあります。
また、 難易度の合わない本を選んでしまうと、挫折の原因にもなります。
Webサービスを使ってコーディングを学習するのもひとつの方法です。Webサービスは、学習サイトとも呼ばれます。
スライドや動画などを見ながら学習を進めていくスタイルのサイトが多く、実際に手を動かしながら学習を進められるサービスや、スマホアプリを使って学習できるサービスもあります。
Webサービスを利用するメリットは、手軽に学習を進められる点です。基礎的な部分は無料で学習できるサービスも多くあるので、さまざまなサービスを試して自分に合ったものを選んでみるとよいでしょう。
ただし、エラーが出てしまうなどわからないことがありつまづいてしまうと、なかなか解決できずに挫折してしまう可能性があるので注意しましょう。
おすすめのWebサービスについては 3.【初心者向け】コーディングの勉強におすすめのWebサービス の項目で紹介しています。
✅ おすすめ記事
デイトラのサービス内容・コース料金・評判・口コミをまとめて紹介【Web制作におすすめのスクール】|じゅんぺいブログ
模写とは、すでにあるコードをひたすら書き写す学習法です。既存のサイトやプログラムなどのソースコードを探し、コピペせず手を使って書き写します。
模写を実施すると、コードとはどのように書くものなのか、どんなときにどのような単語・記号を使っているかがわかります。最初は何をしているかわからなくても、学習を進めるうちに読めるようになりますし、わからない単語が出てきたときに調べて知識を身につけることも可能です。
身近にエンジニアなど、知識やスキルがある人がいれば、教えてもらうのも良いでしょう。
独学を続けていると、どうしてもわからないことが出てくるものです。ネットを使って調べてもなかなか答えにたどり着けず、学習が止まってしまうケースもあります。
しかし、知識やスキルがある人に教えてもらえば、初心者が抱える問題の多くはすぐに解決します。悩んでもわからずに、人に聞いてわかるようになったことは、印象に残りやすく忘れにくい点もメリットです。
出典:Progate
Progateは、初心者でも手を動かしながらコーディングを勉強できるWebサービスです。
未経験者でもわかりやすいよう、基礎から学べるレッスンが多く掲載されているのに加え、レッスンの最後には演習形式で理解度を確認できます。
パソコンだけでなく、スマホアプリを利用しての学習も可能。レッスンは、コーディングを学ぶのに最適な順番で並べられているため、最初から進めていくだけで自然に力を伸ばせます。
以下の記事では、Progateの詳細や評判について解説していますのでぜひご覧ください。
出典:ドットインストール
ドットインストールは、わからないことを現役エンジニアに質問しながら学習を進められるWebサービスです。
「はじめてのWeb制作」など、やりたいことを中心に据えたレッスンが多く用意されており、目的達成のために必要なスキルを効率よく学べます。
レッスン動画は1本3分以内で作られているので、短い隙間時間でも学習を進められます。開発環境を整えるところから始めるため、より実践に近い内容を学習可能です。
ドットインストールの詳細や評判・評価については以下の記事で紹介しています。
出典:CODEPREP
CODEPREPは、穴埋めからスタートしてコーディングを学べる初心者向けのWebサービスです。
最初は穴埋めで必要な部分だけを学習し、さらに理解を深めたくなったら「自由編集モード」に切り替えれば穴埋め以外の部分を変更しながら学べます。
ディスカッションボードを利用してユーザー同士の教えあいも可能。毎日10分から学習できるので、忙しくても勉強を始められます。
CODEPREPの詳細は、以下の記事で紹介しています。
コーディングの勉強をするときには、上記に注意すれば挫折することなく効率よく学習が進められます。
それぞれの内容に関する詳細は、リンク先で解説しています。効率よく学習を進めるために、ぜひチェックしておきましょう。
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コーディングはWebサイトを作成するために欠かせないスキルで、習得すればコーダーやWebデザイナーとして活躍できる可能性があります。本やWebサービスなどを使っての独学も可能ですが、実務に使えるスキルを効率よく学ぶならプログラミングスクールの利用がおすすめです。
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