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2022.05.24
スキルアップ
2017.04.07
Progateは、東大工学部に在学中の学生によって開発されたサイトとして話題を集めたプログラミング学習サイトです。
画像による解説を交えたスライドを使った学習パートと、実際にコーディングを行う演習パートから構成さています。通常であれば実行するためにはローカルに開発環境を準備する必要があるJavaなどのコンパイラ言語についても、Web上で完結し結果を確認することができるシステムになっています。
目次
サイトURL | https://prog-8.com/ |
---|---|
対応する言語やスキル | HTML&CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、Ruby on Rails、PHP、Java、Python、Swift、Gitなど |
利用料金 | 初級編の12レッスン無料(月額980円で全46レッスン受講可) |
教材タイプ | ブラウザ入力 |
対応レベル | プログラミング初級者?上級者 |
備考 | 日本語対応 |
Progateの講義パートは、すっきりとしたデザインに画像が多用されたスライドで進みます。ページ数はそれほど多くはなく、こまめに演習パートをはさむことで実践しながら身に着けることができます。
なお冒頭でも述べた通り、Progateの演習パートはブラウザ上で完結しています。HTMLやJavaScriptなどのスクリプト言語だけでなく、実行にコンパイルが必要なJavaすらもブラウザ上で結果を確認することができます。開発環境の構築はプログラミング未経験の方にとっては難しい場合も多く、行き詰っているうちにモチベーションが低下してしまうこともあります。そんな場合に、とにかくコードを書いてその反応を見ることができるProgateを利用すると、自信につながるのではないでしょうか。
さらに演習パートでは画面下部に進捗状況を示すバーが表示されているので、あとどのくらい頑張ればゴールにたどり着くのか分かりやすく、モチベーションを保ちやすい作りとなっています。
初めてプログラミングを学ぼうとしている場合、漠然とこんなものが作れるようになりたいけど、何から始めていいのか分からないというケースは多いかと思います。
その点Progateでは、おすすめの学習手順として次のような3パターンを提示してくれています。
この学習ガイド画面を表示するには、レッスン一覧画面の上部にある「おすすめの学習手順はこちら」をクリックします。
するとおすすめの手順が表示され、必要なコースへのリンクとその進捗状況が表示されます。
この手順には有料のコースも含まれていますが、自分が作りたいものを完成させるためには何を学ぶ必要があるのかだけでも良く分かりますので、ガイドとして上手く活用してみて下さい。手応えを感じたら、有料登録してみてもいいかもしれません。
Progateには講義スライドをキーワードで検索する機能があり、参考書の目次や索引のように利用することができます。この機能を使うことで、気になる点ピンポイントでの見直しがとてもスムーズに行えるようになっていると思います。
プログラミング初心者が実際に使用してみた感想として、講義パートは画面がすっきりとしていて読みやすいが、構文等の仕組みに関してあまり詳細な解説がないという意見がありました。演習パートでもエラーになった場合になぜ間違えたのか?の解説が少ないため、修正に悩むという声も。
また演習問題自体の数が少ないため、慣れる前にどんどん進んでしまうという意見もありました。
ただプログラミングとはどんなものなのか、どんな流れで進んでいくのかを掴むきっかけとしては、総合的にとても良いサイトであるようです。ここで物足りなく感じた場合は、演習が豊富なサイトや構文について個別に詳しく解説してあるサイトなど、併用しながら進めていくことがおすすめです。
Progateを利用するには、まずユーザ登録が必要です。メールアドレスを用いて登録するほか、TwitterやFacebookのアカウントと連携することも可能です。
ログインしたら、まずレッスン一覧から希望の言語を探してクリックします。
おすすめの学習手順を利用する場合は、そちらのページへ移動します。
言語を選択したら、基本的に上から順にレッスンを始めます。レッスン概要を読んでそこの部分は不要だなと思ったら、飛ばして次のレッスンを受けることもできます。
レッスンを始めたら、まず講義パートのスライドが表示されます。スライドを読み終えたら、演習パートが始まります。
演習パートでは画面左側に複数の問題が表示されており、それを全てクリアした状態で「確認して次へ」ボタンを押す必要があります。隠れているので最初は気づきにくいですが、スクロールして確認して下さい。
画面右上には実行結果を表示する画面があり、右向き三角のボタンを押すと現在の状態でプレビューしてみることが可能です。
右下は正解した場合の、見本の出力結果画面です。最終的にこの画面と同じ表示になるように、修正してはプレビューを繰り返すようになります。
なお分からなくなった場合は画面左下の「スライドを見る」ボタンを押すと、再度スライドを開いて読み返すことができます。ほか各問題についている「スライドで確認」ボタンを押すと、その問題に関連するページにジャンプした状態で表示することもできます。
スライドの確認が終わったら、右上の×ボタンを押すことでスライドを閉じることができます。確認前に入力していた状態はちゃんと保持されているので、安心して読み返してみて下さい。
これまではコピペでHTMLタグを扱っていたという方がProgateを体験してみた感想を見つけましたので、ご紹介致します。
これ僕がいつも見出しで使っているコード。
コピペすれば見出しができる魔法の呪文。
って感覚で意味もわからずに使っていたんですけど、progateで勉強したおかげで今は理解できます。
<これとか/これとか″これのルール?規則性?もわかる。あーこれこういう意味だったのか!
ってちょっと感動。わからなかったことがわかる
できなかったことができるようになる
ってことは感動するしすごい嬉しいですよね。
(出典:ウェブ製作の基礎が学べるprogateを2週間ちょっと利用した感想。)
この感想のように、これまでコピペでなんとなく書いていたコードがどういう仕組みになっているのか再発見しに行くのも、Progateの有効な使い方のようです。
Progateは国内の大手クラウドソーシングサービスである「クラウドワークス」と提携しており、HTML&CSSの講義を一定レベルまで進めるとレベルに見合ったお仕事情報が表示され、受注することができるようになるようです。
ただし仕事情報が表示されるようになるには有料登録が必要な実践コースをクリアする必要がありますが、この講義を受けたらこのレベルの仕事が受注できるようになると自信を持ってサービス提供されていることが伺えるシステムですね。
このようにHTMLを勉強してクラウドソーシングで受注できるようになりたいという方にはおあつらえ向きらしいProgateですが、今すぐ手軽にとにかくコードを書いて動かしてみたい!や、新しい言語を触ってみたい!という方も、Progateを体験してみてはいかがでしょうか。
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