
お知らせ
2022.05.24
スキルアップ
2021.07.29
未経験でもIT業界への転職は可能なの?スキルがなくても働ける企業や職種を知りたい!という方はぜひご覧ください。学歴や資格は必要?年齢制限は?そもそも向き不向きはあるの?など、さまざまな疑問にプロがお答えします。未経験からIT業界への転職に成功するためのポイントもご紹介しますので、詳しく知りたい方は必見ですよ!
最終更新日:2022年3月24日
目次
ITとは、情報技術(Information Technology)のこと。IT業界とは、情報技術(IT)を利用した商品やサービスの提供、ITを利用するための環境整備などを行う業界です。
IT業界は提供するサービスの種類によって、5つの分野に分かれています。どんな仕事をする業界なのか、代表的な企業を例に以下で詳しく解説します。
◆ インターネット/Web業界
インターネット/Web業界とは、インターネットを介したサービスを提供する業界です。IT業界、というとWebやインターネット業界を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
企業がオリジナルのWebサービスを提供することもあれば、顧客企業のためにホームページや予約システムなどを作成することもあります。
◆ ハードウェア業界
ハードウェア業界とは、パソコンやスマートフォンをはじめとした、電子機器の本体を製造・販売する業界です。
電子機器や電子回路の設計や製品に組み込むためのシステムを開発などといった仕事があります。
◆ ソフトウェア業界
ソフトウェア業界とは、OSやアプリケーションソフト、そしてそれらを仲介する役割をしているミドルウェアなどの開発・販売・運用を行う業界です。
業務をより効率化するためのソフトウェアの開発や、それらの運用をサポートする仕事などがあります。
◆ 通信業界
通信業界とは、インターネット回線をはじめとして通信や電波に関するサービスを提供する業界です。
ネットワークシステムの構築、より良い通信環境を提供するための研究開発といった仕事があります。
◆ 情報処理業界
情報処理業界とは、主に法人に対して業務に必要なシステムを提案し、そのシステムの開発や運用を行う業界です。
システム開発のためには、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークそれぞれの分野を組み合わせる必要があるため、協力会社への仕事の依頼や、各分野を取りまとめて1つのシステムに仕上げる仕事などがあります。
◆ IT業界についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
ひとつめの理由として、IT業界は現在、深刻な人材不足であることが挙げられます。
経済産業省のIT人材需給に関する調査では、IT業界における人材の需要と供給の差は、2030年には最大約79万人にまで広がるとの試算があります。
求人倍率も高く、スキルを持っている人を採用するだけでは人手不足となってしまう企業もあるほど。このような背景から、未経験者であってもチャンスのある業界であることが伺えます。
IT業界ではポテンシャル採用といって、その人の今後の伸び代や将来性を見込んだ採用枠があります。求められる人材の傾向は以下です。
スキルや経験があるかどうかではなく、人柄や素養、主体性を持って意欲的に働ける人かどうかを基準にしていることがわかります。逆に言えば、受け身で学ぶ意欲が低い人は採用されにくい傾向にあります。
◆ ポテンシャル採用について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
IT業界は未経験者を育てる環境が整っていることも、未経験歓迎とされている理由のひとつ。
未経験OKの企業や、プログラミングスクールと提携して入社後に研修制度を整えている育成型の求人も多く存在しています。
現在は新型コロナウィルスの影響で、採用基準に即戦力が求められている傾向も否めませんが、一方で東京都がコロナ禍の影響等により失業した若者にむけ、成長産業であるIT分野への就職をサポートする「IT人材育成支援事業」を実施するなどの動きもみられています。
IT業界の人材不足は今後さらに加速傾向にあるため、長い目で見ればコロナによる影響は比較的少ない業界なのではないでしょうか。
IT業界は、未経験者にも比較的広く門戸が開かれている職種と、スキルや経験がないと採用が難しい職種があります。
IT未経験の方には、「未経験歓迎」でも多くの求人があるプログラマがおすすめです。システム構築に欠かせない職種のため、雇用の需要が高く、未経験者にむけて入社後の研修を用意している企業もあります。
また、営業職やマーケティング職などは、別業界での経験を活かして転職しやすい職種です。その他にも資格を保有していると転職に有利な職種もありますし、数は少ないですが、RPAコンサルタントといった需要の高まりにより未経験者にも募集をかけている職種もあります。
開発・クリエイティブ系職種 | 主な仕事内容 | 就職難易度 | ポイント |
---|---|---|---|
プログラマー | プログラミング言語を活用して、ソフトウェアやシステムを作成 | 〇 | プログラミングスクールに通った人であれば未経験でも採用される可能性あり |
システムエンジニア | 顧客へのヒアリングをもとに、課題を解決するための仕様書の作成、システムの設計を行う | △ | プログラミングスキル、コミュニケーションスキル、業務管理のスキルなどが求められる |
インフラエンジニア | サーバーやネットワークなど、ITサービスを利用するための土台となる部分の設計、構築、運用、保守、管理を担当 | ◎ | 運用監視・運用・保守は未経験OKの求人が多い傾向 ネットワークエンジニアはCCNAがあれば場合により未経験可あり |
Webデザイナー/コーダー | Webサイトの構成やレイアウト、デザインまでをWebデザイナーが担当、HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いての実装をコーダーが担当 | △ | 特にコーダーは未経験でも就職しやすい。ただし就職における競争率が高い。 |
社内SE | 自社の業務効率化のため、IT戦略を立案しシステムの開発や管理、運用を行うシステムエンジニア | △ | テクニカルサポートやヘルプデスクとしての採用であれば就職できる可能性あり。ただし全体として非IT企業の情報システム部は求人自体が少ない。 |
マネジメント系職種 | 主な仕事内容 | 未経験可 | ポイント |
Webディレクター | プロジェクトの指揮をとり、クライアントの求めるWebコンテンツを作成する際の責任者 | △ | 未経験可の会社もあるが、営業やWebデザイナーやWebプログラマーとして実務経験を積んでからのステップアップとしてオススメ |
プロジェクトマネジャー | 顧客の要望を満たすためのシステム開発の計画を立て、スケジュール調整などを行う責任者 | – | プログラマとして経験を積んでからの、ステップアップとしてオススメ |
営業・コンサルティング系職種 | 主な仕事内容 | 未経験可 | ポイント |
営業 | 自社製品の販売、Webコンテンツ作成の提案を担当 | 〇 | 別業界でも営業の経験や、高いコミュニケーション力があれば可能性あり |
セールスエンジニア | 顧客企業への製品の販売、システム開発の提案、システム導入やその後のサポートを担当 | △ | エンジニアとして業務経験を積み、そこからセールスエンジニアを目指していきましょう |
ITコンサルタント | 顧客企業の課題を分析し、それを改善できるシステムを提案する仕事 | △ | プログラミングスキル以外にも、経営的視点や適切に課題を解決する能力を経験しながら目指しましょう RPAコンサルタントであれば場合により可能 |
マーケティング・事務系職種 | 主な仕事内容 | 未経験可 | ポイント |
Webマーケティング/広告運用 | インターネット上の広告出稿に関する方針を決定したり、集客のためのコンテンツ作成方針を決定したりする仕事 | △ | リスティング運用ポジションであれば可能性あり。ただし、戦略立案、広告配信先の選定、KPI管理等の業務は未経験では困難。 |
人事・経理・事務職 | 一般的な会社と同様の人事・経理・事務職。事務の仕事をしながらプロジェクトに関わる場合もある。 | △ | ITに関するスキルが求められない場合が多いが、その他のスキルが必要となる。また、事務職は就職における競争率が高いのが特徴。 |
◆ IT業界の職種についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
20代は今後を期待できる年代としてポテンシャル採用される傾向にあり、非常に有利であることは事実です。IT業界では技術の進歩がはげしいため、新しい技術を勉強できるバイタリティが求められることも所以でしょう。
30代は業種を問わず、ある程度のリーダー経験が必要とされるでしょうね。今までのキャリアプランが活かせる転職先であれば、採用の可能性もあると思います。
40代は即戦力としての技術とともにベテラン層としての知見が求められるため、未経験で転職するにはかなりハードルが高いと言えるでしょう。年齢が高くなるにつれて、それなりの社会人実績と人柄、コミュ力が必要となってくると思います。
IT業界に向いている人の特徴
IT業界に向いていない人の特徴
まずはプログラミングを学ぶことが最優先ではありますが、一通りプログラミングを学習したら、次は資格を取得してみるとよいでしょう。
ITエンジニアに資格は必須ではありませんが、資格を取得すると、スキルを客観的にアピールでき、書類選考が通りやすくなることがあります。「資格取得のために勉強を頑張れる忍耐力もあり、合格できるほどの知識も有している人だ」と採用担当者に認識してもらえるので、就活時の評価は上がることでしょう。
例えば、Webエンジニアを目指すならHTML5プロフェッショナル認定試験、システムエンジニアを目指すなら基本情報技術者試験がおすすめです。
他にも資格はたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
まずはIT業界についてしっかり理解を深めながら、自分の適性を確かめるようにしましょう。
手当たり次第に応募していても、自らが納得する転職先は見つかりません。知名度やファーストインプレッションだけで転職先を選ぶことのないよう、注意が必要です。
IT業界がどんなところかを調べた上で、自身に合った企業や職種は何かを探すようにしましょう。
「なぜあなたはIT業界への転職を希望したのですか?」と面接官に問われた時、自信を持って話せるよう、転職活動前にIT業界への志望動機を明確にしておきましょう。
「カッコよさそうだから」「需要がある業界だから」などといった回答では、熱意を感じることができず、内定にはつながりません。IT業界で働きたいという確固たる想いが面接官に伝わるような志望動機を考えることが大切です。
もし理由が浮かばない場合は、実はあなたのやりたいことは、他の業種にあるかもしれません。その際は、再度目指す業界について考え直す必要があるでしょう。
転職エージェントとは、転職の際に求職者と企業をつなぐ役割をしてくれるサービスです。転職のプロが手厚くサポートしてくれるため、効率よく転職活動ができ、おすすめです。数ある転職エージェントのなかでも”IT業界に強い” エージェントを利用することがポイントです。
転職エージェントには、あなたの適正やスキルを見極めた上での転職先の紹介、ポートフォリオの添削、面談練習など、さまざまなサポート体制が充実しています。また、転職サイトには掲載されていない非公開の求人を受けられることも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。賢く利用して、効率よく転職活動を進めていきましょう。
未経験からIT業界へ転職をしたいと考えているのであれば、プログラミングスキルを磨くことがおすすめです。プログラミングスキルがあれば、未経験であっても採用してもらえる確率がグンと高まります。
採用してもらえる確率が高まると、応募できる企業の幅も広がりますから、よりあなたの理想に近い形で転職することが可能に。プログラミングを学んでおいて損なことはまずないでしょう。
せっかくプログラミングについて勉強をするのであれば、就職・転職支援があるプログラミングスクールで学びましょう。プログラミングは独学でも学習できますが、スクールを利用すると効率よく学習ができ、おすすめです。
プログラマカレッジはIT業界に特化した転職支援サービスを提供する、無料のプログラミングスクールです。経験豊かなアドバイザーがプログラミングに関する知識はもちろん、就職に関するサポートも親身に対応してくれます。ビジネスマナー、履歴書添削、面接対策など手厚い就職支援が魅力です。
気になる方はぜひ下記より詳細をチェックしてみてください。
未経験でのIT業界への転職には、まずIT業界がどんな業界かを知り、知識を深めた上で自分がどのような職種に就きたいのか考えることが大切です。
業界自体は今後も人材不足であり、若い世代にはポテンシャル採用を行うなど、未経験であってもチャンスの多い業界です。
基本となるプログラミングスキルを身に付けること。しっかりとした志望動機を持つこと。そしてIT業界に強い転職エージェントを利用しながら効率よく就職・転職活動を行うことを実行すれば、きっとあなたの転職活動もうまくいくことでしょう。
未経験からでも輝ける場所がIT業界にはあります。あなたのご活躍を応援しています!
お知らせ
2022.05.24
スキルアップ
2022.05.24
スキルアップ
2022.05.24
スキルアップ
2022.05.23
スキルアップ
2022.05.23
スキルアップ
2022.05.23
INTERNOUS,inc. All rights reserved.