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スキルアップ

2020.06.02

SEの年収は高い?20代SEの年収を雇用形態別に調査!

20代SE(システムエンジニア)の年収を紹介します!
SEの年収は高いイメージがありますが、実際はどうなのか。ここ5年間の20代SEの年収の推移をご紹介します。
また、雇用形態によって年収に差があるのか、SEは年収1000万を目指せるのか、についても解説しますのでぜひチェックしてみてください。

最終更新日:2020年6月2日

目次

1. 20代SEの平均年収
 1-1. 20代正社員SEの平均年収
 1-2. 20代派遣SEの平均年収
2. SEの年収が高い理由
 2-1. IT人材の不足
 2-2. 専門性が高い
 2-3. 残業の多さ
3. SEの年収を左右する要素
 3-1. 企業の業績・企業規模
 3-2. 業界・業種の違い
4. SEは年収1000万を目指せるか?
 4-1. 年収1000万以上に必要なスキルは
 4-2. 資格の習得をしよう
 4-3. 上流工程の仕事をする
 4-4. マネジメント能力を身につける
 4-5. 経営側の知識も習得する
5. まとめ
 

1. 20代SEの平均年収

SE(システムエンジニア)は、システムやプログラミングに関する知識やコミュニケーション能力など、多様なスキルが必要な職種なので、報酬が高いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。

厚生労働省が実施している賃金構造基本統計調査のデータから、20代の SE の年収をみてみましょう。

20代の労働者全体の平均年収とSEの年収の推移を比較すると次のような結果になりました。

SEの平均年収は、労働者全体の平均年収より100万円以上高いですね。
また、大きな変動なく安定して推移していることも分かります。
 

1-1. 20代正社員SEの平均年収


次に、正社員として働く20代のSEの年収をみてみましょう。
20代の正社員全体の平均年収と20代の正社員SEの平均年収を比較してみます。

20代の正社員全体の平均年収は、厚生労働省が実施している賃金構造基本統計調査の2018年のデータから算出しています。

20代の正社員SEの平均年収については、ITエンジニア専門の転職エージェンシーであるプロエンジニアのSEの求人データ( 2019年9月3日現在の求人情報 )から、20代対象の求人内容に記載された年収の平均値を計算してみました。

20代正社員全体の平均年収
 275万円
20代正社員SEの平均年収
 430万円
( 250万円~800万円 )

 
20代の正社員SEの平均年収は、20代の正社員全体の平均年収より150万円も高いですね。
SEの年収は高いというイメージ通りです。
 

1-2. 20代派遣SEの平均年収


今度は、派遣社員として働く20代のSEの年収をみてみましょう。
20代の派遣社員全体の平均年収と20代の派遣SEの平均年収を比較してみます。

20代の派遣社員全体の平均年収は、厚生労働省が実施している賃金構造基本統計調査の2018年のデータから算出しています。

20代の派遣SEの平均年収については、派遣の求人サイトリクナビ派遣のデータ( 2019年9月3日現在の求人情報 )から、20代対象の求人内容に記載された年収の平均値を計算してみました。
( 1日に7.5時間、1か月に20日間の勤務として『 年収 = 求人条件の最低時給額 × 7.5 × 20 × 12 』で算出 )

20代派遣社員全体の平均年収
 228万円
20代派遣社員SEの平均年収
 385万円
( 時給1300円~時給3600円 )

 
20代の派遣社員で比較しても、SEの平均年収の方が、派遣社員全体の平均年収より高いことが分かります。

ここで、派遣社員の特徴をおさえておきましょう。
派遣社員は、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット
・勤務条件についての自由度が高い
・気軽に就職活動ができる

デメリット
・派遣期間があるためにスキルアップがしづらい
・即戦力を求められる
・正社員との待遇の違いを感じるとモチベーションが下がる

 
20代の派遣SEも年収が高いことが分かりましたが、就職活動をする際には、雇用形態による違いをよく考えた方がいいでしょう。

個人的には、20代の方には正社員のSEを強くおすすめします。
急激にスキルアップが見込める時期に、先輩方が親切に指導して下さるのも正社員ならではのことが多いからです。
正社員になるチャンスに恵まれているのは20代がピークとも考えられるので、ぜひそのチャンスを生かして欲しいと思います。

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2. SEの年収が高い理由


20代SEの年収が平均的に高い理由を紹介しましたが、なぜSEは他の職種に比べて年収が高いのでしょうか?

2-1. IT人材の不足

SEに限らず、IT人材は人材不足です。スマートフォンの普及、世の中のIoT化など、様々な業界でいろんな仕組みをIT化する過程にあるため、エンジニアやプログラマー、ITに関わるディレクターなどは需要に対して供給が少ない状況になっています。「市場価値」が他の職種より高いため、SEも年収が高い傾向にあります。

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2-2. 専門性が高い

ITスキルはそもそも専門性が高く、その中でもエンジニアやプログラマーのプログラミングスキルは希少価値が高いです。さらに、SEの仕事はシステムの設計を考え、また構築全体をマネジメントする上流工程の業務となります。そのため、求められる専門性とスキルの価値が高く、年収も高くなる傾向にあります。

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2-3. 残業の多さ

SEの仕事はシステム構築であり、基本的に納期に向けてスケジュールを組んでいます。その結果、納期に対して進捗が遅ければ残業の必要がでてきます。当初は想定していないトラブルの対応を行うケースもあって、どうしても他の職種に比べ残業が増えやすいと言えるでしょう。そのため、残業代がある程度増えて年収も高くなる傾向にあります。

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3. SEの年収を左右する要素


SEは平均的に年収が高い傾向にありますが、その中でもトップ層とそれ以外では年収に差が出ます。
どのような要素が年収の差につながっているのでしょうか?

3-1. 企業の業績・企業規模

どの職種でも基本的に「会社によって年収は大きく変わる」というのが共通認識だと思いますが、SEも例によって業績の良い企業であれば当然年収が高くなります。また、従業員数の多い、規模の大きい企業は開発するシステムの規模も大きくなったり、純粋に求めれる人材レベルの条件も高くなるため高年収が期待できるでしょう。

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3-2. 業界・業種の違い

SEで年収が高くなる業界というのは「求められるシステムのレベルが高い」業界です。具体的には、「金融」や「SIer」「コンサルティングファーム」などが挙げられます。

とくに保険会社や銀行などの金融業は群を抜いて年収が高いです。お金を扱う決済システムなど、不具合が起きないように非常に高い正確性を求められます。そのため、求められる人材のレベルも高く、責任も重いため、年収も高くなっているのです。

また、SIerの中でも外資系は特に年収が高く、他に大手SIerも比較的年収が高い傾向があります。

コンサルティングファームはそもそも年収が高い業種であるため、SEも年収が高くなります。

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4. SEは年収1000万を目指せるか?


サラリーマンにとって、”年収1000万” は 憧れのワードです。

SEは他の業種より年収が高いことは分かりましたが、年収1000万を目指すことができるのでしょうか。
SEの求人には年収1000万以上の案件もあるので、できるかできないかで言うと、できます!

ここでは、1つ前の章で紹介した年収を左右する要素の他に、年収1000万を目指すためにどのようなことが必要になるか紹介していきます。

4-1. 年収1000万以上に必要なスキルは

年収1000万以上のSEの求人をみてみると、次のような人材を求めていることが多いです。

●社内SE
 応募資格:
 ・マネジメント経験
 ・ITの専門知識・経験
 ・コミュニケーション能力
 ・語学力
 
●社内ITコンサルタント
 応募資格:
 ・ITコンサルティング経験
 ・受託ITソリューションセールス経験

 
年収1000万以上のSEの求人は、このように

  • ・マネジメントのスキル
  • ・コンサルタントのスキル

のどちらかが応募資格となっている場合が多いです。

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4-2. 資格の習得をしよう

SEとしてのスキルを高くすることで、社内でのキャリアアップや転職での年収アップが期待できます。SEとしてのスキルは実践の中でどのような経験を積んできたかによって変化しますが、あわせて資格を保持していると自分のスキルを客観的に示すことができます。

そこで、おすすめのSEの資格の一例をご紹介します。

  • ・情報技術者試験(基本・応用)
  • ・プロジェクトマネージャー試験
  • ・システムアーキテクト試験
  • ・ITコーディネータ
  • ・マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)

 
どの資格をとるべきか、資格の難易度などはご自身の描くキャリアイメージによって変わるため、各資格がどのような企業のSEで推奨されているのかぜひ調べてみてください!

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4-3. 上流工程の仕事をする

SEの仕事は下流工程なのか、上流工程なのかによって市場価値が変わります。高年収を目指していくのであれば、上流工程の仕事をすることが条件の1つとなります。

上流工程の仕事を行うためには、一社目で入社した会社の中でのキャリアアップや、転職によって上流工程を担当するなどの方法があります。いきなり年収1000万を目指すのではなく、ステップとして上流工程を経験していくのが良いでしょう。

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4-4. マネジメント能力を身につける

上流工程を経験すると、自然とチームリーダーやプロジェクトリーダーなどのマネジメントをする立場になります。どの部署でもそうですが、責任のあるリーダーポジションになると年収があがるため、マネジメント能力を高めていくのも高年収につながる大事な要素と言えるでしょう。

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4-5. 経営側の知識も習得する

社内SE、社内ITコンサルタントのどちらでも、高年収を目指すには経営目線が必要です。経営目線で「このシステムはどうあるべきか」「どのように作業を進めていくのが良いか」などが考えられるようになると人材価値が高まります。大規模プロジェクトを仕切る社内SEともなると、各部署の業務フローの理解と分析、システム設計力、そしてシステムを入れるべきかという費用対効果の判断など、全社的な目線が必要になります。

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5. まとめ


20代のSEの平均年収は、20代全体の平均年収より高いことが分かりました。

また、SEとして経験を積みながら 将来的に年収1000万を目指すのも不可能ではありません。

SEは、システムやプログラミングに関する知識だけでなく、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など、多様なスキルが必要な職種ですが、それだけやりがいもあって、少しずつステップアップしていくことができる仕事でもあります。

20代であれば、未経験で応募可能な求人も多く、正社員SEの求人も沢山あります。
少しでもプログラミングスキルがある方は、まず正社員SEに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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