正社員を目指しているものの「フリーターが就職するのは厳しいのでは?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では「フリーターの就活は厳しい」と言われる理由や、フリーターから就職を成功させるために気を付けるべきこと、おすすめの職種などを紹介します。
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最終更新日:2024年10月2日
目次
就職活動が思うように進まない原因は人によってさまざまですが、まずは、フリーターから正社員への就職が決まりにくい理由と、そうならないための解決策を把握しておきましょう。
これから就職活動を始めようと考えている方は、これから紹介する11項目のポイントにご自分の状況が当てはまっていないかを今一度ご確認ください。
当然ですが、企業に提出する応募書類の内容や書き方に問題があると、採用を見送られる可能性が高まります。なぜなら、履歴書や職務経歴書の内容に不備があったり、必要な情報が盛り込まれていないと、企業側に応募条件を満たしていないと判断され、書類選考を通過できない傾向にあるからです。
特に「誤字脱字が多い」「文章が読みにくい」などのほかに、「学歴や資格を詐称している」といったような書類は、採用担当者にマイナスな印象を与えるため注意が必要です。
【解決策】
書類審査を通過するためには、企業側が知りたい適切な情報を読みやすく記載するだけでなく、「フォントが小さすぎて読みにくくないか?」「句読点の位置は正しいか?」「長い文章の場合は適切な改行を設けているか?」など、読み手への配慮を心がけながら書いていくと良いでしょう。
内容については、応募する企業や職種に即した志望動機を記入し、また趣味や特技は応募者の人柄を伝える重要な項目なので、「特になし」と記載しないこともポイントです。そしてすべてを書き終えたら、誤字脱字がないかを入念にチェックして仕上げましょう。
とはいえ、「自分で書いた内容に自信がない」という方は、就職エージェントのキャリアアドバイザーに添削してもらう方法もおすすめです。
自分に合った業界を見極めないまま就職活動を進めてしまっても、内定を獲得しにくくなってしまいます。というのも、自身の適性に合わない業界の企業に応募してしまうと、書類選考や面接で「この応募者は適性がないのではないか?」と判断されてしまい、不採用となることがあるからです。
【解決策】
業界とのミスマッチを起こさずに就職成功率を上げるためには、視野を広げて他の業界に挑戦することも検討しましょう。
なぜなら、自分に本当に適している業界と、自分がやりたい分野が異なる可能性もあるからです。また、仮に入社できたとしてもその業界が合わないと長続きしないため、「自分が何をしたいのか?」「自分が持っているポテンシャルやスキル、強みは何か?」を明確にした上で、さまざまな業界の仕事を調査し、自分が興味のある業界をピックアップしてみましょう。
応募先の企業についての理解が浅いことも、就職が決まりにくい理由の一つです。なぜなら、企業研究や情報収集が不足していると、説得力のある自己PR文や深みのある志望動機を用意できず、書類選考や面接の場で効果的なアピールができないからです。
【解決策】
正社員への就職を成功させるためには、必ず応募する企業の研究をしておきましょう。たとえば、ホームページをチェックして企業理念や事業内容、ビジネスモデル、仕事の概要などを把握しておくのがおすすめです。
また、経営者の考えが記載されている経営理念や代表挨拶のページや採用情報も確認し、その企業で求められる人物像や素養を理解しておくことで、自己PRや志望動機に深みを出すことができます。
自分の強みと応募する職種がマッチしていない場合も、就職が決まりにくい傾向に。その理由は、応募職種の業務内容と自身の強みにあまりにギャップがあると、企業側に「採用しても双方でミスマッチが起きそう」と思われてしまい、採用を見送られることがあるからです。
たとえば「一人でコツコツと作業するのが得意」という強みを持っている人が営業系の職種に応募した場合、「顧客とのやり取りがストレスにならないだろうか?」と感じられてしまう可能性もあるでしょう。
【解決策】
エントリーする企業に応募職種とのミスマッチを感じさせないためには、まず自分自身をよく知ることから始めなければなりません。そのため、これまでの経験や自身の強みの棚卸しを行い、その上で「自身の強みを最大限に活かせる職種や仕事はなにか?」という視点で業界や企業の研究をするのがおすすめです。
たとえば、上記で挙げたように「一人でコツコツと努力できる」といった強みの場合は、プログラマーなどの職種を視野に入れるとピッタリの仕事が見つかるかもしれません。
また、ここまで解説したように、自己分析が不十分だと自分に合った業界や職種がわからないため、熱意や説得力のこもった応募書類を作ることができません。そのため、どんな業界の職種に応募してもなかなか就職が決まらない状態が続いてしまう可能性があります。
【解決策】
企業研究や就職活動を始める前には、必ず自己分析を行いましょう。自己分析をする際は、これまで担当した業務や自身の強み・適正などを洗い出すのが効果的です。自分で見つけ出すのが難しい場合は、家族や知人、過去の同僚などから客観的な意見を求めるのもよいでしょう。
「なぜ、この会社に入りたいのか?」「なぜこの職種を選んだのか?」という志望動機が明確でない場合も、内定を獲得しづらい可能性が高まります。その理由は、志望動機が弱いと採用担当者に熱意が伝わらず、「この応募者は本当にうちの会社で働きたいのかな?」「入社してもすぐに辞めてしまわないだろうか?」と思われてしまうからです。
特に、未経験の職種に応募する場合は、スキルや経験よりも志望動機が重視されるため、どの業界の職種にも言えるような使い古された常套句を述べるだけでは不採用となってしまう可能性があります。
【解決策】
志望動機を通じて熱意を伝えるには、自己分析と企業研究を入念に行いましょう。そして以下のようなポイントについて記載するのがおすすめです。
• 自分の強みや経験を活かして、企業にどう貢献できるか
• なぜその企業でなければならないのか
• 入社後に実現したいことや、将来的にどんな仕事をしていきたいか
また、事業内容やサービスへの共感について述べたい場合は、「何に魅力を感じたか」というポイントはもちろんのこと、「なぜ魅力を感じたのか」についても深掘りしておきましょう。
内定を獲得するには、応募書類をしっかりと作り込むことはもちろん、十分に準備をした上で面接に臨み、採用担当者へアピールしなければなりません。そのため、面接の事前対策が不十分であることも、就職が決まりにくくなる原因の一つです。
また、質問に対して意欲的でない回答をしたり、逆質問の際に給与や待遇に関する質問ばかりをしてしまったりすると、やる気や熱意が伝わりにくくなってしまいます。
【解決策】
面接対策をする際は、よく聞かれる質問や回答例をチェックし、どのように答えるかを準備しましょう。また、志望動機や自己PRをスムーズに話せるようにする練習も欠かせません。
さらに、必ずといっていいほど問いかけられる逆質問をいくつか用意しておきましょう。逆質問では、待遇面の質問ばかりでなく「入社するまでに、何について勉強しておいたほうがよろしいですか?」といったように、仕事に対する意欲が伝わるような質問も準備しておくと万全です。
以下の記事に書かれているようなよく聞かれる質問への回答や企業側への逆質問が用意できたら、最後に模擬面接を繰り返し練習し、本番でも普段どおりの力を発揮できるようにしておきましょう。
社会人として働く上で、身だしなみや清潔感などは最低限守るべきマナーであり、また、正しい言葉使いができていないと「常識がない」と判断されてしまう可能性があります。さらに服装や髪型といった外見が乱れていると、「この応募者は内面もだらしないのかな?」と判断されてしまい、結果的に不採用となってしまう場合もあるでしょう。
【解決策】
就職活動をする際は、特に第一印象が重視されるので、フレッシュさを感じさせる清潔感のある髪型や服装を心掛けましょう。髪型が整っていなかったり、スーツやコートにシワや汚れがあったりすると不潔な印象を与えてしまうため注意が必要です。
また、面接の前には正しい言葉遣いや敬語を身につけておくことも重要です。知人・友人との会話で使うフランクな言葉使いではなく、ビジネスの場で使う敬語だけでなく、目上の人に対する尊敬語や謙譲語などの丁寧な表現方法を身につけておくことで、社会人としてのマナーがあることをアピールできるため、好感度がアップするでしょう。
身だしなみや言葉使いと同じく、ビジネスマナーが身についていないというのも就職に失敗してしまう原因の一つです。
というのも、面接時の話し方や所作だけでなく、書類の書き方やメールや電話での作法などのマナーがなっていないと、採用担当者側が「この応募者はうちの会社の大切なクライアントに失礼な対応をしてしまうのではないか?」といった不安を抱かせてしまい、結果的に採用を見送ってしまう可能性が高まるからです。
【解決策】
就職活動では、上記で挙げたポイント以外にも、以下のようなビジネスマナーも必要となります。
• 受付での名乗り方、ドアをノックする回数、入室後の挨拶や着座するタイミング
• 会議室や応接室の席次や席順に共通する下座と上座の位置
• 名刺の受け取り方、自己紹介の仕方、おじぎの角度
• 飲み物を出された場合の対応方法、退室時の挨拶
これらのポイントを押さえておくとともに、冬場であればコートの脱ぎ方や、やむを得ない理由により面接に遅刻する場合の対応方法(遅刻することがわかった時点で、応募先の企業に遅刻の理由と到着予定時刻を伝える等)も同時に身につけておきましょう。
また、希望条件が多く理想が高すぎても、就職が決まりにくくなる可能性があります。
なぜなら、すべての条件を満たす求人を探そうとするとなかなか見つからなかったり、仮に見つかったとしても、競争率が高く内定を獲得できないこともあるからです。もちろん、絶対にやりたい仕事であるなら業務内容で妥協するのはNGですが、特に未経験から応募する場合、あまりにも理想が高すぎると成功しにくいため注意が必要です。
【解決策】
自分の希望に100%マッチする企業の求人が見つからなかったり、希望条件の仕事に応募しても内定を獲得しにくい場合は、いくつかの条件を妥協することも検討しましょう。
ただ、あまりに妥協すると入社後に後悔する恐れもあるため、自分が考えている希望条件に優先度を設定し、「これだけは譲れない」というポイントを決めておくのがおすすめです。たとえば、やりたい仕事があって就職する場合は業務内容を最優先する、年収を上げたい場合は給与を優先する、といったように自分に合った妥協点を見つけましょう。
「就職活動で失敗したくない」「面接が怖い」など、ネガティブな気持ちで就活をしていると、就活が決まりにくくなってしまいます。というのも、「就活が怖い」と思う気持ちが強いと積極的に求人探しや面接などができなくなったり、面接で本来の力を発揮できなかったりといった悪循環を引き起こす原因につながるからです。
【解決策】
どうしても就活に対してネガティブになってしまう場合は、自分が不安に感じていることをリストアップし、一つずつ整理していく方法がおすすめです。
そして漠然とした不安を可視化した上で、それぞれに対して今何ができるかを検討しましょう。こうしてネガティブな気持ちになる原因を一つひとつ解決していくことで、今よりも前向きな気持ちで就活に臨めるでしょう。
もし自力で解決できない場合は、身近な人や就職エージェントなどに相談することをおすすめします。
ここまで就職が決まりにくい理由と解決策を紹介しましたが、では本番の面接で内定がもらいにくい場合の原因は何なのでしょうか。この章では、対面・Web面接のどちらにも言える面接のポイントを紹介します。
応募書類や面接の中でネガティブな言葉を多用してしまうと、内定を獲得しにくくなる可能性があります。
なぜなら、後ろ向きな言葉を使ってしまうと「この応募者は暗い人柄なのだろうか?」「仮に入社しても仕事や会社に不満を抱いてばかりで早々に辞めてしまわないだろうか?」といったように、採用担当者に悪い印象を与えてしまうからです。
【解決策】
自身の短所や退職理由などを伝える際に、どうしてもネガティブな表現が出てしまう場合は、ポジティブな言葉に言い換えるのがおすすめです。ネガティブなワードの言い換え例としては、以下を参考にしてみましょう。
❌周りに流されやすい・主体性がない | → | ⭕️協調性がある |
❌落ち着きがない | → | ⭕️行動力がある |
❌優柔不断 | → | ⭕️用心深い |
❌神経質 | → | ⭕️几帳面 |
❌緊張しやすい | → | ⭕️真面目 |
❌一人で抱え込むことが多い | → | ⭕️責任感が強い |
❌ネガティブ思考 | → | ⭕️慎重 |
また、意識的にポジティブな言葉を使うことで、内定を獲得しやすくなるだけではなく上昇志向になれるといった効果も期待できます。
面接官が話している際に適切な返事や相づちといった反応をしないと、「この応募者はもしかして話を聞いていないのだろうか?」と誤解されてしまったり、「コミュニケーションが取りづらいので一緒に働きたくないな」と思われたりすることも。特に短い時間内に自分をアピールする必要のある面接においては、会話時のリアクションが薄いと相手に良い印象を与えられないため、結果として不採用となる確率が高まってしまいます。
【解決策】
スムーズに面接を進めるためには、「おっしゃる通りだと思います」「そうなんですね」など、相手の話す内容に合わせて何かしらの反応をしましょう。ただ、面接官が話している途中で何度も相づちを入れてしまうと相手の話を遮ってしまうため、間に無言でうなずくといったリアクションも組み合わせながら自然に会話をすると好印象につながるでしょう。
面接の際に目線が下を向いていたり、相手の目を見て話していなかったりする場合も内定につながりにくいと言えるでしょう。というのも、伏し目がちで話してしまうと面接官に「ネガティブ思考で暗い性格の人」という印象を与えてしまうだけでなく、コミュニケーション能力も低い人だと判断されてしまい、評価が下がることがあるからです。
【解決策】
「この応募者は、明るく前向きな性格でコミュニケーションスキルがも高い」という印象を与えるためにも、普段から相手の目を見ながら話をする習慣を身につけましょう。
ただし、常に目を見て話すと面接官に威圧感を与えてしまうため、5秒間ほど相手の目を見たら自然に視線を外し、再度相手の目を見て会話するという流れを意識するとよいでしょう。
なお、会話時に目線を合わせることが苦手な方は、相手の鼻や眉間といった目の付近を見ながら話すのがおすすめです。
先ほど解説したように、社会人として働く上で身だしなみやビジネスマナーに対する意識は欠かせません。そのため、これらに対する意識が低いことも内定を獲得できない原因の一つと言えます。
【解決策】
身だしなみにおいては、清潔感がありつつもTPOをわきまえた髪型や服装を心掛けましょう。また、スーツやコート、靴にシワや汚れがないかを事前に確認しておくことも重要です。
繰り返しになりますが、マナーについては、先ほど解説したポイントを押さえておくとともに、「企業側からの連絡には迅速に対応する」「就活の面接時だけでなく、特に仕事に関する約束事には10分前行動を心掛ける」といったことも普段から意識しておきましょう。
自分が知らない業界用語に関する話を振られた際や、回答に悩む質問をされた際などに知ったかぶりをして話してしまう人も、内定を獲得しにくくなってしまいます。
なぜなら、まったく知らない専門的な話題にまるですべてを分かっているかのような口ぶりで曖昧な回答をしてしまうと、「この応募者は普段から噓をつくクセがあるのではないか?」「わからない仕事でも知ったかぶりをして進めてしまいそう」といった不信感を面接官に持たれてしまい、不誠実な印象を与えてしまうからです。
【解決策】
知らないことを質問されたり、返答が思いつかなかったりする場合は、まず素直に「わからない」という意思を伝えましょう。その上で、「ここまでなら知っています」「勉強不足で大変申し訳ありません、この後すぐに調べたいと思います」などと切り返すことで、成長意欲や素直さをアピールすることが可能です。
面接の場で相手の話を聞かずに自分の話ばかりする人も、残念ながら内定を獲得しにくいと言えるでしょう。その理由は、一方的に話してしまうと「協調性がない」「会話のキャッチボールができない」と判断されてしまうからです。
【解決策】
「どうしてもこの企業に入りたい」「せっかくのチャンスなのだからもっと自分のことをアピールしなくては」と思うあまり、一度に話しすぎてしまうこともあるかもしれませんが、逆効果になってしまうため相手の話を聞くことにも注力しましょう。
また、順序立てて話さなかったり、あまりにも説明が長いと「自分の話ばかりしているうえに、要点を得ないので話しがわかりにくい」と思われてしまうこともあるため、準備の段階でどのように話すかを決めておきましょう。話を短くまとめられない場合は、先に結論を話してその後に理由や補足・具体例を説明する「PREP法」というメソッドを活用するのがおすすめです。
また、質問に対して的はずれな回答を何度もしてしまうと、内定につながらない可能性があります。というのも、質問の意図からずれた回答を続けると、理解力や論理的思考能力がないとみなされてしまうからです。
【解決策】
的確な回答を返すには、相手の質問の意図は何かを考えてから話し出しましょう。
複雑な質問をされた場合や内容を一度で理解できなかった場合は、「~~という意図で間違いないでしょうか」「すみません、1分ほど考える時間をいただけますでしょうか」と返し、落ち着いて回答することをおすすめします。
また、極度に緊張していると判断力を欠き質問の意図と異なる回答をしてしまうこともあるため、練習を重ねて面接に慣れておくのも有効です。
面接時に、事前準備で丸暗記した言葉しか使わない人も、内定を獲得しにくい傾向にあります。
なぜなら、テンプレ通りの回答ばかりでは棒読みになってしまい熱意が伝わらなかったり、内容を思い出せない時に言葉に詰まってしまったりして、評価が下がってしまうからです。また、想定外の質問を投げられて動揺してしまうと「対応力に欠けている」と判断される可能性もあるので注意が必要です。
【解決策】
自然かつ効果的にアピールするには、回答文すべてを丸暗記するのではなく、伝えたい内容のポイントや話す流れを頭に入れておくようにしましょう。
「この質問に対してはこの想いを一番に伝えよう」「話すときはPREP法の流れを活用しよう」といった準備をしておくことで、質問に対して柔軟に対応できるようになります。
また、実際の面接はマニュアルどおりに進むことは希で、想定外の質問をされるケースも多いため、わからない質問をされた時の対応方法を含めた模擬面接を何度も練習しておくのもよいでしょう。
採用されにくいフリーターの特徴については、以下の記事も参考にしてみてください。
将来的には正社員になりたいと考えているものの、「やっぱりもう少しの間フリーターとして働きたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。では、フリーターとして働くことにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。まずフリーターのメリットは以下の5つです。
【メリット】
フリーターは正社員と比較して拘束時間が短いため、1日の時間を自由に使うことができます。また、働く曜日や時間なども決められるため、時間を自由に使える点が大きなメリットと言えるでしょう。打ち込みたい趣味や複業に取り組むことも可能です。
一方で、フリーターとして働く場合のデメリットは以下の5つです。
【デメリット】
フリーターの場合、アルバイトとして働くことになるためボーナスが支給されず、収入が安定しない傾向にあります。体調不良や自己都合によって働く時間が減った場合に、その分収入が減ってしまうのもデメリットと言えるでしょう。
また、年齢を重ねるごとに正社員への就職が難しくなることもあるため、できるだけ若いうちに就職活動を始めたほうがよいかもしれません。
フリーターとして働き続けることにはこのようなメリット・デメリットがありますが、フリーターの方がスムーズに就職を成功させるためには、どんなことに気を付けて就活に挑めばよいのでしょうか?そのポイントを3つ紹介します。
まず「就職するには何をすべきか」「どんな対策が必要か」を明確にするために、就活の流れを把握しておきましょう。就職活動の主な流れは、以下の通りです。
■ 就職活動の主な流れ
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就活を始める前には、10万~15万円ほどの資金を用意しておきましょう。というのも、就活では情報収集のための書籍代や面接に向かうための交通費、必要な資格を取得するための費用などがかかるからです。
インターネットや書籍で情報収集をして目指したい職業などが決まったら、求人を探します。条件にマッチする企業が見つかったら、志望動機や自己PRなどをまとめて書類作成を行いましょう。
作成した履歴書・職務経歴書で書類選考を通過したら、次は面接の準備です。うまくアピールできるよう、自身の経歴や強み、志望動機などを改めてまとめ直しておきましょう。不安がある方は、面接練習を重ねて緊張しないようにしておくのもおすすめです。
面接の後に内定の通知が来たら、入社の手続きに入ります。複数の企業から内定を受け取った場合は、それぞれの企業に対してできる限り早く承諾・辞退の連絡をしましょう。
書類や面接の準備を進めながら、就職に有利な資格を取得しておくのもおすすめです。資格を取っておくことで、特定のスキルを持っていることや成長意欲があることなどをアピールできます。
取得するのがおすすめの資格は、以下の3つです。
■ 就活3大基本資格
• 簿記検定
• ITパスポート
• TOEIC Listening & Reading Test
IT業界への就職を目指している場合は、ITパスポートを取得しておくのがよいでしょう。この資格は、未経験者や初心者でも取得が目指せるだけでなく、ITに関する最低限の知識があることを面接でアピールすることが可能です。
その他の業界に就職したい場合は、知名度と汎用性の高い簿記検定やTOEICなどがおすすめですが、IT業界へ転職したい方は以下の記事を参考に関連資格を取得しておくと良いでしょう。
就職活動について少しでも不安がある場合は、就職エージェントに相談しましょう。
就職エージェントとは、就職や転職に特化した専門のキャリアコンサルタントが無料で就職活動を支援してくれるサービスのこと。そんな就職エージェントでは、以下のような就職サポートを受けることができます。
• キャリアアドバイス
• 自己分析サポート
• 希望に合った求人、個性に合った適職の紹介
• 履歴書や職務経歴書の添削、応募書類の作成代行
• 面接時のアドバイス、模擬面接
• 面接日や入社日の調整、給与交渉
• 入社後の就業サポート
こうした支援を無料で受けられるので、「就職活動の進め方がまったくわからない」「就活しても本当に正社員になれるか不安」という方には特におすすめです。
では、フリーターの方が未経験から正社員になりたい場合は、どのような職種だと就職に成功しやすいのでしょうか。資格不要でもチャレンジできる職種は、次のとおりです。
職種の詳細については、各リンク先を参照してください。
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