column

ITコラム

mv38559

プログラミング言語とは?種類や特徴を選び方とともに解説【初心者向け】

この記事を書いた人
プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

プログラミング学習を始めたいと考えている方向けに、プログラミング言語とは何なのか、どんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのかについてわかりやすく紹介します。また、初心者におすすめのプログラミング言語や学習する言語の選び方も、プログラマカレッジのキャリアアドバイザーのアドバイスとともに解説します。

なお、プログラミング学習を挫折することなく習得したいと考えている初心者の方にはプログラマカレッジがおすすめです。

最終更新日:2023年7月14日

プログラミング 言語

プログラマカレッジ
キャリアアドバイザー 松山 光


キャリアアドバイザーと個別研修担当として、受講生に寄り添った支援を心がけております。はじめてのプログラミング学習に苦手意識をもってしまう方、逆に得意だと感じる方もいます。面接が得意な方もいれば不安な方もいるでしょう。誰一人同じということはなく、様々な受講生がいらっしゃいます。そのようなひとりひとりの個性を大切にしながら、皆様が自信をもって就職活動に臨んでいただけるよう研修と転職のサポートをさせていただきますので安心してご参加ください。

1. プログラミング言語とは

プログラミング言語とは、人間がコンピューターに命令を伝えるためのコンピューター専用の言語です

皆さんが日ごろから使っているスマートフォンアプリやSNS、動画サイト、ゲームなどもプログラミング言語を活用して作られています。
また、プログラミング言語を使った開発によって、日々の業務で行なっている単純作業を自動化したり、ダイエットに役立つアプリ開発が出来るなど、アイデアを形にすることもできます。

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

▲目次へ戻る

1-1. プログラミング言語でできること

プログラミング言語を使うとできる代表的なことは、以下の6つです

• Webサイトの構築
• アプリケーションの構築
• 家電など機械の制御
• ゲームやシステムの開発
• 人工知能の開発
• ロボット開発
プログラミング言語には、非常に多くの種類があります。さらに、各プログラミング言語には得意分野があり、それぞれできることも違います。プログラミング言語の種類とできることの例は次の通りです。
プログラミング言語の種類 得意分野
Python ・人工知能の開発
・自動でのデータ処理
・Webサービスの開発
C言語 ・組み込みプログラムの開発
・OSの開発
・基幹系システムの開発
Java ・Webサービス/アプリの開発
・ソフトウェア開発
・ゲーム開発
JavaScript ・Webサイトに動きを与える
・サーバーサイドの開発
・スマホアプリの開発
PHP ・Webサイトの構築
・問い合わせフォームの自動返信機能の実装
・ショッピングカート機能の実装
R言語 ・データの解析
・テキストマイニングの実施
Swift ・スマートフォンアプリの作成
Ruby ・Webアプリケーションの作成
・Webスクレイピング
・スマートフォンアプリの作成・スマートフォンアプリの作成

▲目次へ戻る

2. プログラミング言語の特徴や違い

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

プログラミング言語には、それぞれ特徴があります。プログラミング言語の違いは以下のようなポイントに表れます。各項目について、詳しく解説します。
「作れるもの」や「得意分野」に違いがある
機械向けか人間向けかの分類に違いがある
習得難易度が違う
需要や年収の高い・低いがある

▲目次へ戻る

2-1.「作れるもの」や「得意分野」に違いがある

プログラミング言語は、種類によって作れるものや得意分野に違いがあります。例えば、AIを作るのに向いているのはPython、Webブラウザ上で動くものを作りたいならJavaScriptなどの例が挙げられます。

プログラミング言語はさまざまな目的を持って作られています。そのため、目的に合わせてプログラミング言語を選ぶことで、効率の良い開発が可能です。

▲目次へ戻る

2-2. 機械向けか人間向けかの分類に違いがある

プログラミング言語には、大きく分けてコンパイラ言語とスクリプト言語の2種類があります。コンパイラ言語とは、事前に「コンパイル」という処理を行って人間が書いたプログラムをまとめて機械語に変換します。つまり、コンパイラ言語とは機械にとって読みやすいプログラミング言語であると言えます。

一方でスクリプト言語とは、人間にとっての読みやすさを重視した言語です。コンパイラ言語に比べて習得しやすいメリットがある一方で、実行に時間がかかるのがデメリットです。

▲目次へ戻る

2-3. 習得難易度が違う

プログラミング言語は、種類によって学習の難易度が異なります。プログラミング言語そのものに難易度の違いがあるのはもちろんですが、環境構築にも難易度の差があります。環境構築とは、プログラムを実行できる環境を整える作業のこと。例えば、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語は、エディタとブラウザがあればすぐに動かせます。

一方で、Pythonのように環境を事前にインストールする必要がある言語や、PHPのようにサーバーの構築が必要な言語もあります。環境構築につまずいたために、プログラミング学習に挫折してしまう初心者がいるのも事実です。

初心者がプログラミング学習に取り組む際は、すべての種類のプログラミング言語を習得するのは難しいため、目的や自分のスキルに合わせて学習する言語を選ぶと良いでしょう。

以下の表では、プログラミング言語別に「環境構築の難しさ」と「その言語を習得する難易度」を、比較的簡単な順に低・中・高で示しています。

プログラミング言語 環境構築の難しさ 習得における難易度
HTML
JavaScript
PHP
Python
Ruby
SQL
Swift
COBOL
Java
C#
C++

▲目次へ戻る

2-4. 需要や年収の高い・低いがある

エンジニアの年収は、メインで使用しているプログラミング言語によっても変わります。さらに、プログラミング言語ごとの年収はトレンドや需要に応じて変わります。

たとえば、ある言語がトレンドとなり、多くの企業で使われるようになると需要が高まるため平均年収も高くなる傾向があります。
また、一見需要が少ないように見える言語でも、難易度が高くその言語を使える人が少ない場合には平均年収が高くなる傾向があります。

プログラミング言語ごとの平均年収については、以下を参考にしてください。
プログラミング 言語 プログラマカレッジ

出典:Paiza

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

▲目次へ戻る

3. プログラミング言語の種類一覧

プログラミング言語には、非常に多くの種類があります。ここでは、検索されてる頻度が高い人気のプログラミング言語を一覧で紹介します。
ランキング プログラミング言語 主な使用用途
1位 Python 機械学習、人工知能開発
2位 C 家電への組み込みソフト開発、ゲーム開発
3位 C++ Webアプリケーション開発、ロボット開発
4位 Java Webサービス開発、システム開発
5位 C# Webアプリ開発、ゲーム開発
6位 Visual Basic(VB.NET) Webアプリケーション開発
7位 JavaScript Webサイトの構築
8位 PHP Webサイトの構築、Webアプリの開発
9位 SQL データベースの作成、データの取り扱い
10位 Assembly Language 家電への組み込みソフト開発、ゲーム開発
11位 Delphi/Object Pascal マルチプラットフォーム対応アプリ開発
12位 MATLAB IoT、ディープラーニング
13位 Scratch ゲーム作成、アニメーション作成
14位 Go Webサービス開発、IoT開発
15位 Fortran 気象予報、化学モデリング
16位 Classic Visual Basic アプリ開発
17位 R データの解析、統計
18位 Ruby Webサイト構築、Webアプリ開発
19位 Swift mac製品向けアプリ開発
20位 Rust OS開発

出典:TIOBE Index for June 2023

▲目次へ戻る

1位 Python

Pythonは、コードがシンプルで使いやすいことから、官公庁や教育などでも使われている人気の高いプログラミング言語です。ユーザーが多いことから、専門的なライブラリが豊富に用意されている点も魅力です。

機械学習や人工知能、データ収集に利用できるほか、Webアプリの開発にも活用できます。シンプルなことから初心者にも学びやすく、プログラミング未経験者が学習する言語としても適しています。

▶ 参考記事:

Python入門者はココで勉強しよう!学習サイト最強6選【2022年最新】|プロエンジニア

▲目次へ戻る

2位 C

C言語は、プログラムの実行速度が速く汎用性が高いことが特徴のプログラミング言語です。家電への組み込みソフトやゲーム開発など、幅広い分野で活用されています。

学習の難易度は高めですが、学習することでプログラミングの基礎から発展まで幅広い知識が得られます。そのため、初心者がチャレンジするメリットは大きい言語だといえるでしょう。

▲目次へ戻る

3位 C++

C++は、C言語にオブジェクト指向の概念を追加し拡張した言語です。オブジェクト指向の概念を追加したため、C言語より効率良くプログラミングを進められます。また、C言語と互換性があるのも特徴です。

C++は、Webアプリケーションやロボットの開発に使われます。複雑な言語なので習得の難易度は高いといえるでしょう。C++を習得するためには、C言語の知識も求められます。

▲目次へ戻る

4位 Java

Javaは、プログラミング言語の中でも大きなシェアを獲得している言語です。プラットフォームを選ばず動かせることが特徴で、汎用性が高いためさまざまな現場で使われています。プログラミングを習得した後の目標が明確に定まっていない場合には、Javaを学習しておけば役に立つ可能性が高いでしょう。

Javaは、Webサービスや金融機関の基幹システムの開発などに使われています。非常に便利な言語ですが、初心者にとっては習得難易度がやや高い言語でもあります。

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

▲目次へ戻る

5位 C#

C#は、マイクロソフトが開発したプログラミング言語で、Windowsと相性が良いのが特徴です。オブジェクト指向の言語で、文法の特徴はJavaに似ています。

C#は、Webアプリやゲーム開発に活用されます。複雑な記述が必要なため、初心者にはやや習得難易度が高めの言語です。

▶ 参考記事:

プログラミング言語「C#」とは?特徴とメリットや作れるものを紹介|プロエンジニア

▲目次へ戻る

6位 Visual Basic(VB.NET)

Visual Basic(VB.NET)は、普段人間が使っている自然言語に近い文法が特徴のプログラミング言語です。オブジェクト指向の概念を取り入れています。

マイクロソフトによって開発されたため、Windowsとの相性の良さが特徴。Windows向けのアプリケーションや、Webアプリケーションの開発に活用されています。習得難易度は低く、初心者でも学びやすい言語だといえるでしょう。

▲目次へ戻る

7位 JavaScript

JavaScriptは、Webサイト上に動きを与えるための言語です。ブラウザ上で実行できることが特徴で、そのため開発環境の構築をせずにプログラミングを始められます。

Webサイトの構築以外に、サーバーサイドの開発に使われることもあります。難易度が低く環境構築が不要なため、初心者が最初に学習するプログラミング言語としてもおすすめです。

▲目次へ戻る

8位 PHP

PHPは、Web開発に特化したプログラミング言語です。ブラウザ上で実行できるJavaScriptと違い、PHPはサーバー側で動作します。PHPを活用することで、サーバーにある情報のWebサイトへの掲載や、データベースとの連携が可能です。

Webサイトの構築はもちろん、Webアプリの開発にも活用されています。習得難易度が低い言語であるため、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

▲目次へ戻る

9位 SQL

SQLは、データベースを扱うための言語です。プログラミング言語ではなく、データベース言語と呼ばれます。

プログラミング言語ではないため、システム開発やアプリ構築などはできません。SQLを使うと、データベースの作成やデータの取得・格納などが可能です。

SQLは、データベース言語の中でもっとも普及している言語です。難易度が低いため、初心者でも習得しやすいでしょう。

▲目次へ戻る

10位 Assembly Language(アセンブリ言語)

アセンブリ言語は、機械語に近い特徴を持った言語です。機械語とは、機械が直接理解できる言語のことで、0と1だけで構成されています。

アセンブリ言語は基本的に機械語と1対1で対応しているため、機械語にすぐ変換できて反応速度が速いのが特徴です。そのため、入力に対してすぐに反応が必要な、家電などの組み込みソフトウェアを開発するのに使われています。

機械語に近い分、人間が理解する難易度は高いのが特徴です。初心者がいきなりアセンブリ言語から学習を始めるのは難しいでしょう。まずは、他のプログラミング言語を学習してからアセンブリ言語を学ぶのがおすすめです。

▲目次へ戻る

11位 Delphi/Object Pascal

Object Pascalは、Pascalというプログラミング言語にオブジェクト指向の概念を取り入れたものです。統合開発環境のDelphiで使われることが多く、Object PascalのことをDelphiと呼ぶケースもあります。

Delphiを使うと、1つのソースコードでWindows・Mac・Androidなど複数のプラットフォームに対応するアプリを作れます。そのため、マルチに展開するアプリを作りたいときに便利です。

Object Pascalの習得難易度は高く、初心者にはおすすめできません。まずは、別のプログラミング言語から学習を始めた方が良いでしょう。

▲目次へ戻る

12位 MATLAB

MATLABは、金融工学や自動車などの分野で使われているプログラミング言語です。数値の計算が速く、グラフや図の作成ができるなど、数学的な分野を得意としています。最近では、IoTやディープラーニングといった分野でも使われています。

MATLABのコード自体はシンプルで、習得するのはそれほど難しくありません。ただし、MATLABを使いこなすためには統計学など数学の専門知識が必要です。

▲目次へ戻る

13位 Scratch

Scratchは、ブロックを組み合わせてプログラミングができる言語です。直感的な操作が可能なため、小学生へのプログラミング教育にも活用されています。

Scratchを使うと、ゲームやアニメーションを作成できます。小学生でも使えるくらいなので難易度は非常に低く、プログラミングとはどのようなものなのか体験してみたい方にもおすすめです。まずは、遊び感覚でScratchに取り組んでみるのも良いでしょう。

▲目次へ戻る

14位 Go

Goは、シンプルな記述方法と処理速度の速さが特徴の言語です。複数の処理を同時にこなせるため、複雑なシステムの構築に適しています。

プログラミング未経験の方でも習得できる程度の難易度ではありますが、JavaScriptやRubyなどのスクリプト言語と呼ばれる言語と比べると難易度が高い言語です。できるだけ難易度の低いものから挑戦したい方は、まずスクリプト言語から学習を始めてみてください。

▶ 参考記事:

Go言語でできることとは?案件需要・将来性・サービス例を徹底解説|プロエンジニア

▲目次へ戻る

15位 Fortran

Fortranは、配列や並列処理などが得意なプログラミング言語です。科学技術の分野で使われることが多く、気象予報や化学モデリングなどに活用されています。過去に開発された関数などのプログラムが蓄積されていることも、効率良くプログラミングを進められる理由のひとつです。

簡潔に書ける言語ではありますが、習得難易度は高い言語です。さらに、使いこなすには化学・物理・数学などの専門知識も欠かせません。初心者向けの言語ではありませんが、科学技術分野で活躍できるエンジニアになりたい方は、将来的に学習することを考えてみても良いでしょう。

▲目次へ戻る

16位 Classic Visual Basic

Visual Basicは、2001年のバージョンから.NET Frameworkに対応し、大きく仕様が変わりました。
その.NET対応以前のバージョンが、今ではClassic Visual Basicと呼ばれています。
古い言語ですが、かつて業務アプリ開発などに多く使われたため現在も稼働中のシステムがあり、保守の需要が続いています。

画面上でマウスを使ってボタンや入力フォームを直感的に配置することができる、RADスタイルを採用しています。
そのためコーディングの手間が最小限に抑えられ、初心者でも学びやすい言語です。

▲目次へ戻る

17位 R

Rは、データの解析や統計に特化した言語です。ヘルスケア業界や政府関係機関など、多くのデータを扱い、分析を進める必要がある分野でよく使われています。具体的には、ビッグデータの分析や活用のために用いられます。

プログラミング言語自体の難易度はそれほど高くありません。しかし、統計の知識がないと真価を発揮できない点は知っておく必要があります。

▲目次へ戻る

18位 Ruby

Rubyは、日本人が開発したオブジェクト指向の言語です。ソースコードがシンプルなことが特徴です。

WebサイトやWebアプリの開発などによく使われます。Rubyでの開発をスムーズに進めるためによく使われるのが「Ruby on Rails」というフレームワークです。Rubyの学習をするのであれば、こちらもあわせて学んでおくとよいでしょう。

習得難易度が低いため、初心者の方にもおすすめの言語です。

▲目次へ戻る

19位 Swift

SwiftはApple社が開発したプログラミング言語で、実行スピードが速い点が特徴です。作成途中のプログラムでもリアルタイムに動作確認が可能なため、ミスがないか少しずつ確認しながら作業を進められます。

iOSやmacOSなど、Apple製品に搭載されているOSに対応したアプリを作るのに使われます。コードがシンプルで難易度はそれほど高くありませんが、初心者が独学で習得するにはやや難易度が高めです。プログラミングスクールを活用するか、独学を考えているのであれば先に他のプログラミング言語を学習した方が安心です。

▶ 参考記事:

【iOSアプリ開発】Swiftとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説|プロエンジニア

▲目次へ戻る

20位 Rust

Rustは、処理速度が速く安全性も高い言語です。メモリの処理効率が良いため、マシンの性能が高くなくてもプログラムを動かせます。

上記の特徴から、ハード面で制限のある組み込みシステムなどに利用されています。ハードの機能が低くても動かせるようにするためにプログラミングの際には非常にルールが多く、習得難易度の高い言語です。初心者が最初に学ぶプログラミング言語としては適していません。

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

▲目次へ戻る

4. 初心者におすすめのプログラミング言語一覧

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

プログラミング言語は種類が多いため、自分で選ぶのは難しいかもと不安に思われる方もいるでしょう。そこで、目的別にプログラミング初心者の方におすすめしたい言語を紹介します。

弊社が運営するプログラマカレッジでも、初心者はまず難易度が低く覚えるのに簡単なコンピュータ言語から学習をスタートします。

初めて学ぶ上で、プログラミングの雰囲気を感じていただくことができ、興味を持てるようになることがまず第一優先です!

✔ 初心者におすすめのプログラミング言語については、以下の記事で詳しく解説していますので興味がある方はぜひご覧ください。

目的 プログラミング言語 学習難易度
まず初めに学習したい言語 HTML、CSS
JavaScript
転職におすすめの言語 Java
PHP
これから学びたい言語 Phyton
Go
C
C#
Swift

※難易度:低い順(易しい順)から◎〇△で表示

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

▲目次へ戻る

5.【初心者向け】プログラミング言語の選び方

初めてプログラミング言語を学ぶときには、どのように言語を選んだら良いのでしょうか?
初心者の場合、やみくもに何種類ものプログラミング言語を学び始めても遠回りになってしまいます。以下の5つのポイントを参考に、学習すべきプログラミング言語を選んでみてください。

▲目次へ戻る

5-1. 使用目的で選ぶ

プログラミングは、何かを作るための手段です。まずは、プログラミングを学んで作りたいものを見つけましょう。
作りたいものが見つかっていないのであれば、上記の「プログラミング言語の種類一覧 」の項目を参考にどんなことがしたいか考えてみてください。
作りたいものが決まったら、目的のものを開発可能なプログラミング言語を学びましょう。

どんなものを作る場合にも、プログラミング言語の選択肢は複数あります。
このあと紹介する、さまざまな条件についても考慮しながら、最初に学ぶプログラミング言語を選んでみましょう。

▲目次へ戻る

5-2. 学習の難易度で選ぶ

プログラミングの習得にかかる時間はプログラミング言語の難易度と比例します。
初心者がプログラミングを習得するには、継続した学習が重要です。難易度が高いプログラミング言語は、文法の種類やルールが多く習得までに長い時間が必要なため、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。

途中で挫折してしまうと元も子もありません。そのため、これからプログラミングを始めたい方は難易度の低いプログラミング言語を選ぶのも一つの方法でしょう。

▲目次へ戻る

5-3. 需要の高さや求人の多さで選ぶ

転職を目的にプログラミング学習を始める場合、需要が高い言語を選ぶことも重要なポイントです。
初心者の場合、まずはIT業界に潜りこむことが最優先。そのためには、需要が高く求人が多いJavaやPHPを学ぶことをおすすめします。そして、JavaやPHPでプログラミング経験を積んだ後に、自分が作りたいモノやなりたい職種を実現できるプログラミング言語を学ぶといいでしょう。

▲目次へ戻る

5-4. 汎用性の高さ、応用のしやすさで選ぶ

まず「汎用性が高い」とは様々な分野で広く活用できるという意味で使われる言葉です。プログラミング言語は言語によってできることが異なるという話をしましたが、できることの種類も言語によって異なります。例えばPHPはWebサイトの構築に特化したプログラミング言語です。一方で、JavaはWebサイトの構築やAndroidアプリ・PC上で動作するネイティブアプリなどできることが多いので、汎用性が高いと言えます。

習得するプログラミング言語でできることが多いということは、それだけ応用された技術を利用する企業がいる可能性が高く、仕事の選択肢が広がることに繋がります。明確にやりたいことが見つかっていない方は、ぜひ汎用性が高い言語も視野に入れてみてください。

▲目次へ戻る

5-5. 今後の将来性で選ぶ

最後にプログラミング言語の将来性も検討の基準に入れておくといいでしょう。プログラミング言語にはトレンドがあり、需要の推移も激しい一面もあります。
AIが注目される昨今でもAI自体やAIではカバーできないところは、プログラマーが修正する必要があり、今後も需要はある職種です。その一方で、プログラマーの需要は習得しているプログラミング言語の需要に比例します。需要の高い言語を備えているプログラマーは引く手あまたとなりますが、そうではない場合、プログラマーの需要は低くなります。このように、将来性的に需要が見込める言語を知り、選択するのもおすすめです。

✔ IT業界のトレンドや将来性、プログラマーの需要については以下の記事も参考にしてみてください。

▲目次へ戻る

6.【初心者向け】プログラミング言語の学習法

初心者の方は、どうやって学習したらいいのか、わからない方もいらっしゃるでしょう。

ここからはおすすめのプログラミング言語の学習方法を3つ紹介します。
それぞれ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

▲目次へ戻る

6-1. 無料の学習サービスを使う

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

出典:Progate

最近では「Progate(プロゲート)」や「ドットインストール」といった無料で学習難易度も低い初心者向けの教材を利用できる学習サービスがあります。
無料の学習サービスにはテキスト形式や動画形式で学ぶサービス、実際にプログラムを打ち込んで学べるサービスなど様々です。あわなければすぐ解約できるので、サービスを試してみて、自分自身にあったサービスを探してみてはいかがでしょうか。

✓ 以下のリンクではおすすめ学習サイトを紹介しています。興味がある方は以下のリンクをご参考にしてください。

▲目次へ戻る

6-2. 資格を取得する

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

それなりに開発者の人口があるプログラミング言語には資格試験があります。そして、プログラミング言語の試験では言語の特徴を体系的に学ぶことができるので、プログラミング学習としてもおすすめです。
また、Javaの「Java SE 11 Silver」などベンダー資格は、採用企業にも体系的な知識があることをアピールできるといった初心者の転職に有効なメリットがあります

「Javaの基礎をマスターしながらJava Silverも取得して、未経験からのエンジニア就職を成功させたい」
もしあなたがこんな風に考えているのなら、受講料金が無料の就職支援付きのプログラミングスクールプログラマカレッジで、私たちと一緒に学んでみませんか?プログラマカレッジでは、Java Silverを取得して入社決定に至ると、受験料金を全額キャッシュバックしております。

✓ 他にもおすすめの資格がありますので、詳しく知りたい方は以下のリンクをご参考にしてください。

▲目次へ戻る

6-3. プログラミングスクールを利用する

学習サイトや資格取得による独学では、継続できるか心配な方は、プログラミングスクールを利用することがおすすめです。プロの講師に質問できるので、安心してプログラミングの学習に集中できます。

現在プログラミングスクールはオンラインのスタイルが主流です。無理のないスケジュールで学習出来るか、料金は適切かなど自分のライフスタイルに合ったスクールを探してみましょう。

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

▲目次へ戻る

7. 初心者がプログラミングを学ぶならプログラマカレッジがおすすめ

プログラミング 言語 プログラマカレッジ

プログラミング学習には実際にプログラムを書く訓練が不可欠です。しかし、独学では発生したエラーや想定外の動作に戸惑うことも多く挫折してしまうことも。
プログラミングスクールでは、プロの講師が的確にサポートしてくれるので、プログラミングを書く訓練を効率よく進められたり、分からないことがあればすぐに質問できる環境があるため、初心者にはおすすめです。

「何から学べばよいのか分からない」という方もご安心ください。プログラマカレッジでは、パソコンに関する基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで丁寧に教えるので、PCに触るのが初めて、という方やデスクワーク経験のない第二新卒の方でも安心して学べますよ。プログラミングを学んでみたい!という方は是非私たちと一緒に学習をスタートしてみませんか?

✓ プログラミング言語の学習に不安がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。


卒業生インタビュー プログラマカレッジ

プログラマカレッジ卒業生の声
菊地さん

会ったことのない仲間たちとのオンライン上での共同作業。はじめはどうなるかと思いましたが、チームのみんな、そしてサポートしてくださった先生のおかげで、楽しみながら開発ができました。本当に感謝しています。

卒業生インタビュー プログラマカレッジ

プログラマカレッジ卒業生の声
宮崎さん

スクールに通い始めてから思ったのですが、Progateは分かりやすく初心者にはすごく良いですが、それだけでは全然足りないんだと実感しましたね。


▲目次へ戻る

8. 目的と難易度が自分に合うプログラミング言語を見つけよう

今回は、プログラミング言語について解説しました。

プログラミング言語には、非常に多くの種類があります。各言語に特徴や得意分野があるので、自分の目的に合わせて言語を選びましょう。初心者の場合は、難易度が低いものを選ぶことも重要です。

ただし、難易度が低い言語であっても学習の進め方を誤ると挫折する可能性があります。プログラミング言語を独学で習得できるか不安を感じる方は、プログラミングスクールの利用も検討してください。

弊社、プログラマカレッジでは無料カウンセリングを実施しています。プログラミング言語の学習に関して不安や疑問がある方は、まずは無料オンライン説明会でお気軽にご相談くださいね。お待ちしております。

▲目次へ戻る

無料説明会

最新記事

INTERNOUS,inc. All rights reserved.

無料オンライン説明会へ