正社員として就職するのであれば、就活は避けられないと考えている方も多いでしょう。しかし実は、就活をしない選択肢もあります。この記事では、就活しない場合の進路や仕事の探し方を紹介します。
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最終更新日:2024年10月2日
プログラマカレッジ
キャリアアドバイザー 加藤憲康
キャリアアドバイザーとしてIT経験・未経験問わずに求職者様の転職活動をご支援をさせていただいております。
私自身、大学で情報工学を専攻後、メーカー系の大手Sierに就職し、SEとして働いていた経験があります。業界経験者であるという強みを活かし、求職者様に寄り添った面談を心がけております。
目次

結論からいえば、目的を達成できるのであれば就活をしないのも選択肢のひとつです。ただし、就活をしないことを決めるのであれば、目的を明確にするとともに達成するための行動を取らなければなりません。
まずは、就活しない大学生の実態について解説します。
文部科学省の令和5年度学校基本統計によると、2022年の卒業者は約59万人のうち就職者、有期雇用労働者、臨時労働者の割合は77.5%であることがわかります。
つまり、残りの22.5%は一般的な就活をしていないといえるでしょう。就活をせずに大学を卒業する人は、極端に少ないわけではありません。ひとつの選択肢として、就活をしないことを視野に入れることは在りかもしれません。



• 就職前にやっておきたいことがある
• 企業で働く以外の働き方がしたい
• 将来の夢を叶えるためには就活が遠回りになる

• 就職すると自由な時間がなくなってしまうのが嫌だ
• 就活は面倒だからやりたくない
• 就活をしなくてもなんとかなるだろうと思っている
つまり、「嫌だから」「やりたくないから」という理由が就活をしない理由のメインとなっている場合、逃げになってしまうのです。
やりたくないからといって避けてしまうと、今後の人生でさらなる苦労をする可能性が高いでしょう。また、大学卒業前の就活は避けられたとしても、今後就活に取り組まなければならなくなる時期がくるはずです。
自分がどのような理由で「就活をしない」と思っているのか、まずはじっくり考えてみてください。




就活にあたってやりたいことを考えてみたものの、自分のやりたいことが何だかわからないという人は少なくありません。
「生涯働くのであればやりたいことを仕事にしたい」という思いが強いと、やりたいことが見つからない場合に「就活したくない」と思ってしまうのです。大学での勉強やサークルで好きなことを見つけていても、それをすぐに活かせる仕事を見つけるのが難しいケースも少なくありません。

また「やりたいかどうか」ではなく「向いているかどうか」で考えてみるのも良いでしょう。自己分析で自分の強みを見つけると、自分に向いている仕事を見つけやすくなります。

就職はしたいと考えているものの、就活に対するマイナスイメージを持っている人も多くいます。
日本の就活では、マナーが重視されます。面接にはある程度模範とされる答え方が用意されていることに加え、服装や髪型も決まっており、枠からはみ出すと浮いてしまうことも珍しくありません。そうした就活のあり方に疑問を持ち、就活をしたくないと感じる人も多くいるのです。

また、従来の就活に疑問を感じている企業も少なくありません。服装自由で面接を実施するなど、従来の就活とは異なるルールを用意している企業を選ぶのもひとつの方法です。

会社や組織に属して働くようになると、自分だけでは決定できないことが増えます。また、自分の考えや希望とは異なる仕事をしなければならないケースもあるでしょう。
さらに、会社や組織に属することで人間関係も発生します。大学までの友人関係であれば苦手だと感じる人からは離れればよかったのですが、仕事となるとそうはいきません。
こうした理由から、会社や組織で働くのに抵抗を感じる人も少なくないのです。

会社や組織で働くことのメリットも多くあるため、まずはメリットに目を向けてみましょう。将来的な独立や起業を見据えて就職先を選ぶのもひとつの方法です。

就活に前向きに取り組んだものの、不採用が続いて自信をなくしてしまう人もいます。
新卒の就活では、経験やスキルよりも人物像やこれから期待できそうな人かといった面が重視される傾向にあり、選考でもどのような人かがわかる質問が多くなされます。
その分だけ、不採用になった時に自分自身を否定されたような気持ちになってしまう人も多いのです。何度も不採用になると、心が折れてしまう人もいるでしょう。

内容が同じであっても、伝え方を変えるだけで大きく結果が変わることもあります。自分だけで考えてもうまくいかない時には、客観的な意見を取り入れてみてください。

働くことに対して、ネガティブな印象を抱いている人もいます。特に「遊べるのは今のうち」「就職したら自由に遊べないよ」といった言葉を聞いた経験が多いと、仕事に対してネガティブな印象を持ってしまいやすいでしょう。
また、学生のうちは仕事に触れる機会が少ないため、社会で働くことを具体的にイメージできずに不安を感じてしまう人もいます。

• 趣味のためにお金を稼ぐ
• 社会に貢献する
• 達成感を得る
• 1人ではできないことに組織でチャレンジする
• 新しい知識やスキルを身につける




どの方法にも、メリットとデメリットがあります。それぞれのメリットと注意点を詳しく紹介します。
就活をしなくても、働いて収入を得ることはできます。最近では雇われない働き方の幅も広がっており、必ずしも就職しなければ仕事ができないというわけではありません。

フリーランスとは、企業に属さず個人で仕事を受注する働き方のことです。受注する仕事を選べるため、働く場所や時間も自由に決められます。
一方で、必ず仕事を受注できるとは限らないため、収入が不安定になりやすいのはデメリットといえるでしょう。また、何らかのスキルがなければ仕事の受注もできません。

フリーランスになりたい人に人気のスキルには、次のようなものがあります。
• Webデザイン
• プログラミング
• 動画編集
• ライティング
• マーケティング

会社で雇われて働くのではなく、自分で起業するのもひとつの方法です。
起業した場合、自分の考えで会社を運営できます。組織の考え方に沿って働くのが辛いと感じる人には良い選択肢となるでしょう。
一方で、自由な分だけ起業には責任も伴います。従業員を雇う場合には経営がどのような状況であっても給料を支払わなければなりませんし、経営状態が悪いままだと倒産のリスクもあります。
また、就職せずに起業する際に大きな問題となるのがスキルです。起業する人の多くは一度就職し会社でスキルをつけてから独立しています。

卒業後に正社員として就職せず、フリーターになる方法もあります。
フリーターの場合は正社員と違い、勤務時間や曜日、勤務日数などを調整しやすい傾向にあります。例えば、週3日だけ働きたい、1日5時間だけ働きたいといった希望も叶えやすいでしょう。資格の取得やスキルの習得のために勉強したい人には適した働き方だといえます。

フリーターからの就職については、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
やりたいことが見つからない人や、就職活動が原因で心身に不調が生じてしまった人は一度じっくり休むのも良いでしょう。
やるべきことがない中で、自分が何をしたいのか、将来のことを考えるとどのように行動したら良いのか考える機会を設けてみてもよいかもしれません。

大学卒業後、さらに大学院に進学する進路もあります。
大学で学んだ分野をさらに深く学びたい、専門的な知識を身につけたいという場合には良い選択肢となるでしょう。また、分野や企業によっては大卒よりも大学院卒の方が給料が高い場合もあります。
目的意識を明確に持っていないと、大学院の生活は辛いものとなります。就職の際に進学理由を問われるケースも多いため、進学前には目的を明確にしておきましょう。

卒業後、海外に留学するのもひとつの選択肢です。
海外での生活は日本と異なる部分も多く、見識を広げられるでしょう。また、行き先の国の生きた会話で語学を学べるのも魅力です。留学することで、行動力や学習意欲のアピールもできます。
得られるメリットとデメリットのバランスを考えて留学を検討しましょう。




それぞれ、詳しく解説します。

公務員の場合、一般的な就活とはまったく別のプロセスで採用活動が行われます。
公務員になるためには、まず公務員試験に合格しなければなりません。国家公務員や地方公務員、市役所職員など、目指したい職業によって受けるべき試験は異なります。

また、試験に合格すれば公務員になれるわけではありません。その後さらに採用試験や面接などの選考が行われることは知っておきましょう。

長期のインターンに参加して、そのまま就職する人もいます。
インターンの中には、3ヶ月以上の長期間実施されるものもあります。実務と同様の経験を積み、スキルを身につけられるのが長期インターンのメリットです。
企業によっては、インターン参加者をそのまま社員として採用する場合もあります。3ヶ月間のインターンで自社の業務を覚えているため、研修が不要な点は企業のメリットといえるでしょう。
学生側としても、長期インターンに参加してそのまま就職すれば、就活せずに仕事が決まります。また、インターンで雰囲気のわかっている会社で働けるため安心です。


アルバイトや派遣社員などの非正規雇用で仕事を始め、その後正社員になるケースもあります。
こちらも、長期インターンからの採用と同様に、アルバイトである程度人柄や業務スキルがわかっているため、企業にとってもメリットが大きいのです。

就活の時期になったら、どのようにすれば社員として登用してもらえるのか確認し、正社員になりたい意志があることを伝えるのも重要です。

知人に就職先を紹介してもらって就職するのもひとつの方法です。
紹介での就職活動は、通常の就職活動よりも双方信頼できる状態でスタートするため、スムーズに進みやすいのがメリットです。面接の回数が通常より少ないケースもあるでしょう。



就活しないメリットは次の2つです。
• 自分の時間を自由に使える
• 人間関係に悩まなくて済む
就職すると、どうしても業務が中心の生活となってしまい自分の時間が十分に確保できないことも少なくありません。それだけでなく、就活にも多くの時間がかかるのが一般的です。
しかし、就活をしないのであれば、それらの時間を自分の時間として自由に使えます。
また、職場の悩みとして人間関係は常に上位を占めています。就活をしなければ、人間関係に悩まなくて済むのもメリットといえるでしょう。
就活をしないリスクは次の通りです。
• 安定した収入を得にくい
• 福利厚生がない
• 社会的信用を得にくい
• 人脈を広げにくい
就活をせずにフリーターやフリーランスとなった場合、安定した収入や福利厚生は正社員に比べて期待できません。
また、社会的信用を得にくいため、クレジットカードの作成やローンでの商品購入ができずに苦労することもあるでしょう。
さらに、正社員と比べて日々の生活で接する人数が限られがちで、人脈を広げにくいのも就活をしないデメリットのひとつです。


出典:大都市の若者の就業行動と意識の展開「第4 回 若者のワークスタイル調査」|独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)
フリーター歴が1年以内であればある程度の割合で正社員としての就職が可能なものの、1年を境に就職率は低下しはじめます。
特に女性の場合、一番高い時期でも60%程度と、かなり厳しい状況だといえるでしょう。
不安定な経済状況は、今後の人生に影響を及ぼす可能性があります。特に、結婚や出産などに関する福利厚生は正社員とそれ以外で大きく差が出やすいポイントです。


就活をしないと決める前に、まずはなぜ就活をしないのか、その理由を明確にしてみましょう。
具体的に何らかの目的があって就活をしないのであれば、それはひとつの選択肢です。しかし「やりたくない」「面倒」という理由だけで就活を避けてしまうと、今後どこかのタイミングでさらに苦労する可能性があります。
就活をしないと決めたら、興味があることにチャレンジしてみてください。就活やその準備に使うはずだった時間で興味のあることに取り組めば、ある程度まとまった時間をかけられるはずです。
興味があることに取り組んでいるうちに、仕事にしたいことやチャレンジしたいことが見つかる可能性があります。

佐藤さんへのインタビューは、以下の記事に掲載していますのでぜひご覧ください。
就活をしない場合、スキルを高めておくと将来的に役に立つ可能性が高いでしょう。
いわゆる「手に職」と言われるような仕事に直結するスキルを持っていると、ブランク期間があっても正社員として就職する難易度が下がります。
また、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなど、どの業界でも社会人として必要なスキルも身につけておくのがおすすめです。

アライさんへのインタビューは、以下の記事に掲載していますのでぜひご覧ください。

就活の際に役立つ資格は目指す業界によって異なります。幅広い業界で役立つ資格は次の通りです。
| TOEIC | ビジネス英語のスキルを示す試験です。業務で英語が必要な企業では、応募資格にTOEICの最低点が設定されている場合があります。 |
|---|---|
| 日商簿記検定 | 経理や会計の基礎知識を証明する資格です。事務職を目指したい方にはとくにおすすめです。 |
| MOS (マイクロソフト オフィス スペシャリスト) |
Word、Excel、PowerPointといったMicrosoft Office製品のスキルを問う資格です。持っていると、パソコンを使った基本的な業務ができることを示せます。 |
| ファイナンシャルプランナー(FP) | 税金や不動産、保険など、お金に関する幅広い知識を証明する資格です。金融や保険だけでなく、幅広い業界で役立ちます。 |
| ITパスポート試験 | ITの基礎的な知識があることを示す国家試験です。経営戦略やマーケティングなどの知識も問われるため、幅広い業界で役立ちます。 |
| 宅地建物取引士(宅建) | 不動産取引に関する専門知識を証明する資格で、不動産業界に就職したい方に役立ちます。 |
上記で何か気になるものがあれば、今後就職したい業界についても考慮しながら、資格の取得を目指してみると良いでしょう。

瀬崎さんへのインタビューは、以下の記事に掲載していますので、あわせてご覧ください。
就活をしたくないと感じた時には、周囲の人に相談してみることも重要です。誰かに話すだけでも、気分がスッキリして前向きになれる場合もあります。
具体的なアドバイスが欲しい場合には、大学のキャリアサポートセンターなどを活用してプロに相談してみるのもおすすめです。

前田さんのインタビューは、以下の記事に掲載していますので、あわせてご覧ください。

ここからは、サポートを受けながら就活を進める方法を紹介します。

ハローワークとは、公共の就職支援施設です。窓口で就職について相談できるほか、自己分析や履歴書作成、面接対策などのサポートを受けられます。求人情報を検索し、気になる企業に応募することも可能です。
スキルを習得したい人向けには、職業訓練も実施しています。安い金額で受けられる講座も多いため、気になるものがあれば参加してみてもよいでしょう。
ハローワークを利用する場合、まずは利用登録を行います。登録手続きが完了すると、求人情報の検索をはじめとした各種サービスが利用できるようになります。
▶ 参考:ハローワーク|厚生労働省

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さらに、面接の日程調整や企業との交渉も行ってくれるため、就職に関連するさまざまな労力を軽減できます。
通常の就活では企業に不採用の理由を聞くのは難しいものですが、就職エージェントを利用した場合、エージェントを通して不採用理由の確認も可能です。
不採用になっても次に活かしながら就活ができるため、成功の確率を高められるでしょう。
就職エージェントについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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IT業界ではスキルが重視される業界でもあります。就活前にスキルを身につけておけば、成功の確率をぐっと高められますよ。

塚越さんへのインタビューは、以下の記事に掲載しています。
また、エンジニアカレッジ卒業生の渡部さんは、当初大学に残って研究を続けるつもりだったものの、急遽大学院を中退せざるを得なくなり、同時に就活の必要に迫られました。
研究者を目指していたため就活についてはそれまでまったく考えたことがなく強い不安を持っていたといいますが、キャリアアドバイザーからのアドバイスを受けてインフラエンジニアへの転職に成功しています。

渡部さんへのインタビューは、以下の記事に掲載していますのでぜひご覧ください。
就活をしないのは、ひとつの選択肢です。
しかし、明確な目的がないまま就活を避けてしまうと、後で大きな苦労をする可能性があります。就活をしないと決めるのであれば、その目的を明確にしましょう。
就活はしたくないけれど正社員として働きたいという場合には、サポートを受けながら就活を進めるのがおすすめです。アドバイスを受けながら就活を行うことで、就活をスムーズに進められます。
この記事を参考に、ぜひ自分のキャリアや将来について考えてみてください。
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