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スキルアップ

2019.06.28

【PHP7技術者初級認定試験】PHP5技術者認定試験初級との違い、勉強方法について

2019年5月7日に新たに開始された「PHP7技術者認定初級試験」。過去の「PHP5技術者認定試験初級」となにが変わっているのか?試験対策はどうしたらよいか?勉強方法についてご紹介します。今後は、PHP7が主流となっていく中で、「PHP7技術者認定初級試験」は、WEBプログラマーがいま最も注目している資格といえます。

最終更新日:2019年7月8日

目次

1.PHP5技術者認定試験初級との相違点
1-1.出題範囲
1-2.学習教材
2.PHP7技術者認定初級試験の勉強方法
2-1.学習サイトを利用
2-2.参考書
2-3.PHP5技術者認定試験初級の公式認定教材で合格できるか?
3.まとめ

1.
PHP5技術者認定初級試験との相違点

PHP技術者認定試験は、2011年2月「一般社団法人 PHP技術者認定機構」により設立された民間資格です。
下記のように、2019年1月時点、PHPはサーバーサイドのプログラミング言語でシェアがダントツでトップとなっています。「PHP5.6」が2018年12月31日にセキュリティサポートの期限切れに伴い、「PHP 7」が新たに誕生し、今後更に需要の拡大が期待されるプログラミング言語です。


「PHP5技術者認定試験初級」は、2019年5月より「PHP7技術者初級認定試験」となり、受験受付が開始されました。本章では、「PHP7技術者初級認定試験」について、前継である「PHP5技術者初級認定試験」との相違点をご紹介します。

【PHP7とPHP5.6の相違点】

1:PHP5.6では非推奨でも使えていた関数、文字列、配列、エラーの廃止。
2:使いやすい関数などの追加。
3:クラス名、インターフェース名の作り方のルールの変更。
4:実行速度向上、メモリ使用量の減少。 
5:セキュリティが向上。

【参考サイト】

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1-1.出題範囲と出題割合

PHP7技術者初級認定試験、PHP5技術者認定試験初級の合格基準は、ともに総問題数40問のうち7割の正答率となります。40問中、28問正答すれば合格となります。

【PHP5技術者認定試験の出題範囲と出題割合】

項目 出題目安数
1章:
オリエンテーションと始めの一歩
2-3
2章:
テキストと数の操作
3
3章:
判定と繰り返しについて
3
4章:
配列の操作
3
5章:
関数
3
6章:
Webフォームの作成
3
7章:
データベースに情報を保存
3
8章:
クッキーとセッションでユーザを記憶
2-3
9章:
日付と時刻の取り扱い
2-3
10章:
ファイルの操作
3
11章:
XMLのパースと生成
1
12章:
デバッギング
1-2
13.8 :
クラスとオブジェクト(クラス定数も含む)
1
14章:
日本語処理
2-3
付録B:
正規表現の基本
1-2
付録D:
PHP5.1とPDO
1
追加1:
セキュリティ(各章からのポイントの集約や一般的な知識など)
1
追加2:
出力バッファ(エラー処理。各章からのポイントも含む)
1
追加3:
定数・予約語
1


【PHP7技術者認定試験の出題範囲と出題割合】

項目 出題目安数
PHPの特徴 2
テキストと数の操作 3
ロジック:判定と繰り返し 2
データのグループ:配列の操作 3
ロジックのグループ:
関数とファイル
3
データとロジックの結合:
オブジェクトの操作
2
ユーザとの情報交換:
Webフォームの作成
4
情報の保存:データベース 4
ファイルの操作 2
ユーザの記憶:
クッキーとセッション
2
他のWebサイトや
サービスとのやり取り
2
デバッグ 2
テスト:
プログラムが正しく動作するようにする
2
ソフトウェア開発で
心得ておきたいこと
1
日付と時刻 1
パッケージ管理 1
メールの送信 1
フレームワーク 1
コマンドラインPHP 1
国際化とローカライゼーション 1

PHP5技術者認定試験初級の出題範囲で出題されなくなった項目(青色部分)は、PHP7では廃止となった機能です。また、PHP7技術者初級認定試験で出題追加された項目は、PHP7で新たに追加された機能に関する問題となります。主に、セキュリティ、新たに追加された関数、PHP5→PHP7へのVerアップの移行に関する問題などが追加されました。まずは、PHP7の特徴について知識を深めることが重要となります。

※PHP7技術者初級認定試験の受験概要については、公式サイトに記載があります。確認の上、試験日を早めに決めて、勉強に取り組んでみてください。

PHP7技術者初級認定試験公式サイト:
https://www.phpexam.jp/

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1-2.学習教材

PHP7技術者初級認定試験は2019年5月より、新たに、スタートした試験です。
そのため、前継のPHP5技術者認定試験初級のように、公式認定教材が多くありません。
ただ、PHPの試験対策も、他の資格対策と同じで、理解する・暗記するがメインとなります。
次章で紹介する、参考書、問題集、無料学習サイトなど活用して、基礎からしっかり習得し、対策していけば合格する可能性は高くなります。

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2.
PHP7技術者認定初級試験の勉強方法

参考書や問題集が少ない試験で、どうやって試験対策をするか?それは、大変重要なことです。
勉強するなら、絶対に合格したい!と誰もが考えるからです。そこで、試験対策が難しい試験での、勉強方法のポイントについて紹介します。
PHP最新版は、PHP7となり、大幅なバージョンアップで使いやすくなったと言われています。ですが、PHPというプログラミング言語を学ぶということに変わりはありません。基礎をしっかりと習得しましょう。
【PHP7技術者認定初級試験の勉強方法のポイント】

(1)無料学習サイトで基礎学習する。

(2)参考書や、問題集で学習する。

(3)公式教材で試験対策する。

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2-1.学習サイトを利用

最近では、初心者向けの基礎から学べる、プログラミング学習サイトは数多く存在します。
内容は、動画やスライド、テキスト形式など、内容も充実しており、プログラミングを基礎から
効率よく学習できるようになりました。ここでは、PHPの基礎が学べる学習サイトを紹介します。
【1:バシャログ-10日で覚えるPHPのキソ】

このサイトでは、全10回の説明でPHPの基礎を学ぶことが出来ます。
説明がわかりやすく、用語集や参考書籍などのリンクも豊富です。
サイトで学べるのは、PHP5ですが、PHPに馴染むという意味で、まずはこのサイトから始めるのがいいかもしれません。テキスト形式ですので、自分のペースで勉強を進めることが出来ます。
分からないところを何度も読み返して、基礎をしっかり理解しましょう。

【2:PHPBook】

このサイトも「バシャログ」と同じく、テキストで書かれたサイトになります。
1章ずつ学習することで、着実に知識習得が出来ます。実際にコードを書いて、その出力がどうなるかを確認することで、コードの意味を理解することが出来ます。
これから何をやるのか?初めに説明されており、そのあと実際のコードを書いていくという流れが非常にわかりやすく、PHPの概念を身に付けるのに、とても参考になります。

※PHPの無料学習サイトについては以下の記事もご参照下さい。
①日本語だから安心!プログラミングの基礎が学べる無料学習サイト6選
②プログラミングの学習サイト!おすすめ24選

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2-2.参考書


前述したとおり、PHPについての基礎知識がないと、PHP7になり、何が改善されたのか?どう変わったのか?ということがわかりません。ここでは、PHP7技術者初級認定試験に対応した、参考書を紹介します。参考書の利点は何といっても、自分に合ったものを選ぶことができ、且つ勉強中に、わからないことがあっても、すぐに調べることができます。また、メモをとったり、自分が勉強しやすいようにカスタマイズできる点です。自分に合った参考書を見つけて、無料学習サイトと併せて、効率よく学習をすすめてください。

【1:よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】】


著者:たにぐちまこと
出版社:マイナビ出版
出版日:2018年4月26日
価格:2,480円(税別)
ページ数:304ページ


■PHP入門書のベストセラー定番書!入門者のためのPHP7対応版参考書!

やさしくわかりやすい解説に、定評のあるベストセラー参考書がPHP7に対応しました。
やさしい言葉で分かりやすく解説されており、プログラミングの用語やコードに苦手意識ある人でも、
挫折することなく読み進めることができます。
プログラミングの本に、苦手意識のある人でも、「この本だけは最後まで読めた」と行っていただける参考書となります。「少しずつ理解」、「挫折しない」ことに重点をおき、解説や構成がとても工夫されています。項目ごとに問題演習することで、確実に習得可能な一冊となっています。

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【2:詳細! PHP 7+MySQL 入門ノート】


著者:大重美幸
出版社:ソーテック社
出版日:2016年7月1日
価格:2,980円(税別)
ページ数:528ページ


■PHP7の基礎から応用までこの一冊で習得可能!

初心者にはわかりやすく、経験者には納得の内容の人気入門書となっています。基本のシンタックスから、MySQLデータベース連携まで、注釈付きのコードと手順をイラストで詳しくわかりやすく解説されています。
豊富なサンプルを繰り返し学習することで、確実に知識習得できる一冊となります。
約10年ぶりにメジャーアップデートされたPHP7をこの一冊で完全網羅できる定番書となります。

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【3:PHP7+MariaDB/MySQLマスターブック】


著者:永田順伸
出版社:マイナビ出版
出版日:2018年1月30日
価格:2,840円(税別)
ページ数:400ページ


■大人気のPHP解説書籍のPHP7対応の最新版!

大好評の2014年発行の『PHP+MySQLマスターブック』のPHP7対応の最新版となります。
PHPの最新バージョン7に完全対応し、内容を強化した1冊となります。PHP7の基本から確実に学習でき、習得の確認ができる練習問題付きです。この1冊で、PHPとMariaDB/MySQLの基本とWebアプリケーションの構築法まで実践的に学習可能です。
今回からの新項目として「これからプログラミングをしていくにあたって」と題して 著者の考える、
“プログラミング初心者が自力で考えてプログラミングしていくため方法”を収録しています。
モニターに向かう前にやるべきこと、プログラム構築の方法論、具体的なテクニック、デバッグ法、さらにはスキルアップのための習慣、難しい問題に直面したときの心の持ち方まで、PHPだけに留まらず、これからプログラミングを行っていくうえで、指針となる一冊です。

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2-3.PHP5技術者認定試験初級の公式認定教材で合格できるか?

PHP7技術者認定試験初級の対策を、PHP5技術者認定試験初級の公式認定教材で対応できるか?
結論からいうと、PHP5技術者認定試験初級の内容では、不十分です。なぜなら出題範囲が変更、追加されているからです。
ここでは、PHP7技術者認定初級試験の対策ができる参考書、問題集、マニュアルを紹介します。

【1:初めてのPHP PHP7対応版】


著者:David Sklar 桑村潤 廣川類 木下哲也
出版社:オライリージャパン
出版日:2017年3月18日
価格:3,000円(税別)
ページ数:368ページ


■PHP7技術者初級認定試験の公式認定教材!

公式サイトに、「『初めてのPHP』(PHP7版)を主教材とし、一般的な知識やPHPオンラインマニュアルなどからも出題します。」と記載があります。

PHP7に対応したロングセラー入門書の改訂版となります。
PHPの基礎的な文法や手法だけでなく、PHPとWebサーバやブラウザがに連携してどう動くのか、仕組み、フォーム作成、データベースとの連携、セッションやクッキーの管理、デバッグ、テスト、セキュリティ、パッケージ管理、フレームワーク、コマンドラインからの実行方法など、PHPの実用的な情報も幅広くカバーしており、PHP7技術者初級認定試験の出題範囲を全て網羅した1冊となります。

【2:PHPオンラインマニュアル】

PHP公式のオンラインマニュアルになります。
PHPのインストールから、言語、関数のリファレンス(辞書のようなもの)、セキュリティなど、
PHP7の機能についての全てが集約されています。
公式認定教材とともに、不明点を解決するときなどに、併せて学習をおすすめします。

【3:徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集】


著者:内山祥恵 棚橋英之 PHP技術者認定機構/古庄 道明 ㈱ソキウス・ジャパン
出版社:インプレス
出版日:2019年7月22日
価格:2,800円(税別)
ページ数:256ページ


■PHP7技術者初級認定試験唯一の問題集!

資格試験対策で定評の『黒本』シリーズから、新試験PHP7技術者認定[初級]試験に完全対応した公式問題集が新登場です。
経験豊富な講師陣による書き下ろし問題173問を掲載し、問題すべてにていねいな解説付きがされています。試験対策だけでなく、これから、PHP7を習得するための技術入門書としても役立つ開発者必携の一冊となっています。 巻末には模擬試験を収録し、試験直前の対策まで徹底サポートされた一冊となります。

現在、PHP技術者認定試験の公式サイトでは、PHP7技術者初級認定試験の公式認定市販教材には掲載されていません。しかし、本書は、PHP技術者認定機構の古庄氏監修の問題集となります。
近日、PHP5技術者認定試験初級同様に、公式認定教材となる可能性が非常に高い問題集となります。

PHP7技術者初級認定試験の公式サイトでは、PHP5技術者認定試験初級の公式認定教材、無料初級試験対応教材が紹介されています。
時間にゆとりがあれば、PHP7技術者初級認定試験と出題範囲が同様の箇所について、是非併せて学習してみてください。

※PHP5技術者認定試験初級の公式認定教材、無料初級試験対応教材については、公式サイトに記載があります。

PHP7技術者初級認定試験公式サイト:
https://www.phpexam.jp/

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3.まとめ

今回は、2019年5月から開始された、PHP7技術者初級認定試験の勉強方法について紹介しました。
PHP7は、バージョン間の互換性が非常に高いことから、現役PHPエンジニアに好評です。
前述したとおり、PHPは、世界のサーバーサイドプログラミング言語トップシェアの言語です。
結果として、PHPエンジニアは、今後も企業からの需要が多く見込まれます。
PHP7は、今後サーバーサイドエンジニアにとって必須の言語となってくるでしょう。
PHP7の資格を取得しておくことは、今後、就職や転職を考える上で、大きなプラスになります。
まず自分自身で、学習してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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