未経験からWeb業界に転職したいと考えているあなたに、転職を成功させるためのノウハウをプロの意見と共に伝授します!未経験からでもねらえる職種や、事前にどのようなスキルを身につけておくと有利なのか、企業はどのような人材を求めているかについてもご紹介。Web業界への転職に少しでも興味を持っているなら、ぜひご一読ください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年4月8日
目次
高度なスキルが必要そうに感じられるWeb業界。未経験でも本当に転職できるか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
Web業界含むIT業界は現在、深刻な人材不足。そのため、転職難易度は高いものの、未経験からの人材にもチャンスがあります。
とはいえ、Web業界への転職は、IT業界の中でも特に経験やスキルが重視されることから、未経験者には難しく、狭き門なのも事実。実際に弊社が運営するプログラミングスクール、プログラマカレッジ卒業生の就業割合は、圧倒的にSler向け常駐型企業への就職が多く、Web業界への転職は少ないことが分かります。
出典:自社プログラミングスクール「プログラマカレッジ」調べ
未経験からWeb自社サービスへの就業割合は低いものの、Web自社サービスの下請けや持ち帰り受託開発案件などは一定の転職者がおり、必ずしもチャンスがないというわけではありません。
また、自社Webサービス会社の下請けの場合は、SIerとは違い、頑張り次第で元請けに入社できるというケースもあります。狭き門ではありますが、チャンスを掴めば転職することも可能なのです。
では、実際にWeb業界のどのような職種であれば、未経験者でも転職をねらえるのでしょうか?以下でおすすめの職種と必要なスキル、持っておくと有効な資格についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Web業界における営業は、ITビジネスに関する営業活動を担当する職種です。IT未経験であっても、営業経験がある方なら転職しやすい傾向にあります。仕事内容は、自社商材やサービスのセールスが主になります。
■ 身につけておくべきスキル
基本的なIT知識
エンジニアやデザイナーのように高度な専門知識は必要ではありませんが、クライアントに商材をセールスできる程度のIT知識は身につけておくとよいでしょう。
ヒアリング能力
クライアントの要望をしっかり聞き取るヒアリング能力があると、クライアントはもちろん、自社のスタッフからも信頼してもらいやすくなります。
知的好奇心
業界の最新トレンドなどを興味を持って調べ、知識を深められる人材は営業として重宝されるでしょう。
■ おすすめの資格
Web業界で営業職を目指すなら、「ITパスポート試験」「基本情報技術者」「ITコーディネータ試験」の資格取得がおすすめです。ITの基礎知識を深められるので、就職後、社内の開発チームとスムーズに仕事を進められるスキルが身につきます。
• ITパスポート試験
• 基本情報技術者試験
• ITコーディネータ試験
Webマーケターとは、Webマーケティングを担当する職業です。集客やプロモーションなどのマーケティングを、Web解析ツールなどを通して行います。ブランドの認知を高める、新規の顧客を獲得するなど、その都度目的に応じて企画の立案と実行、効果測定などを担当しています。
■ 身につけておくべきスキル
SEOやアクセス解析や、SEMなどのスキル
インターネット広告の配信ならGoogle AdWords、アクセス解析ならGoogle Analyticsなどが、多くの企業で取り入れているツールです。Webマーケティングの基礎知識として、事前に勉強しておくことをおすすめします。
■ おすすめの資格
情報分析能力を高められる「ウェブ解析士」や、集客方法についての知識を深められる「マーケティング・ビジネス実務検定」などの資格を取得するとよいでしょう。
• ウェブ解析士
• マーケティング・ビジネス実務検定
未経験からWeb業界へ転職を考えるのであれば、Webエンジニアの中でもコーダーやプログラマといった仕事にトライするのがおすすめです。競争率は高いですが、需要も高いため、未経験でも大いにチャンスがあります。
■ 身につけておくべきスキル
HTML、CSS、JavaScript
これらの知識はコーダーにとって必須のスキルなので、事前に勉強をしておいて損はないでしょう。
コミュニケーション能力
コーダーはチームで仕事をすることが多いので、人と話すことや自分の考えを言葉にできることが大切です。
■ おすすめの資格
Web開発に関する知識の基礎固めができるので、「HTML5プロフェッショナル認定試験」がおすすめです。HTML・CSS・JavaScriptの基礎が身につきます。
• HTML5プロフェッショナル認定試験
具体的にはどのようなことをすればよいのかを下記にまとめましたので、ご覧ください。
Web業界とはどんなマーケットで、どんな特徴があり、将来性はあるのか。代表的な企業やシェアは?など、業界の全体像を把握できるまでインターネットや本などを参考に調べてみましょう。
情報収集におすすめのニュースサイト例
ITに関わる重要な情報や最新ニュースを見ることができ、おすすめです。
日経BP運営のIT情報サイト。全記事を読むには有料会員登録が必要ですが、ITエンジニアの課題解決に役立つ質の高い記事が掲載されています。
業界についてしっかり情報収集ができたら、次はあなた自身が実際にWeb業界でどんなサービスに携わりたいのかを明確にしていきましょう。Web業界には、大きく分けて2つのジャンルが存在するため、まずは自分が目指すのはどちらかを判断する必要があります。
企業向けサービス(BtoB)
企業が運用するWebサービスに関わる仕事です。ネットワークの構築やWebサイトの制作、インターネット広告などが挙げられます。仕事で数多くの人が使っているZoomもBtoB向けのWebサービスです。
個人向けサービス(BtoC)
FacebookなどのSNSやAmazonなどのショッピングサイトをはじめ、皆さんが利用する求人サイトや、e-learningといった、個人が利用するWebサービスを提供する仕事です。
全く知識のない状態からの転職は至難の技です。Web業界で必要とされる最低限の知識は、事前に習得するようにしましょう。
Web業界でWebデザイナーやエンジニアとして転職をしたいなら、まずはポートフォリオと呼ばれる成果物を作成しましょう。
Web業界での実務経験がなくても、ポートフォリオが充実していれば、自身のスキルを証明でき、転職も有利になります。採用サイドにとっても実務未経験者の技術を知れる重要な判断材料となっています。
実際にどんなポートフォリオが評価されるのかなど、詳しい内容は下記のリンクをご覧ください。
4つのステップをクリアしたら、いよいよ転職活動スタートです。
Web業界は紹介やツテを頼りに転職活動を行うケースもありますが、業界未経験者であれば、転職エージェントや就活支援付きのプログラミングスクールを利用することがおすすめです。プロのアドバイザーからのアドバイスが受けられるほか、企業側への交渉も依頼できるなど、さまざまなメリットがあります。また、スキルや前職での実績に自信がある、資格を取得しているといった方は、求人サイトを利用するのもよいでしょう。自身に合った活動方法で、効率よく転職活動を進めていくことが大切です。
すごい技術を持っている、またはすごく技術が好き、という方。「こういうことがやりたい!」と自分からどんどん発信して取り組んでいける方は、ご活躍いただけると思います。
(グロース・インク株式会社様)
すぐ入社してすぐ活躍できるような、ポテンシャルのある方々に是非お越しいただきたいですね。
(グロース・インク株式会社様)
これから採用する人は、会社のコアメンバーになれるかどうか、を重視しています。それには、ハートが大事だと思っていて、やりたいという気持ちを明確に持っていること。技術が好きということも大事ですね。
(dcWORKS様)
学びたい意欲が強い方は、育てていきたいですね。多少スキルが低かったとしても、気持ちが強ければ次のステップにいけると思うので、気持ちをしっかり持っているかどうかという点は大事な採用ポイントです。
(株式会社レンサ様)
※各社の採用状況については最新情報を確認してください。
Web業界に転職したいのであれば、エンジニア志望者はプログラミングの習得は必須です。営業職やマーケティング職であっても、プログラミング知識はあるに越したことはないでしょう。前述したプロゲートやドットインストールなどを利用して自己学習するのもよいですが、未経験者の場合は勉強で挫折するケースがほとんど。立ち止まった時にアドバイザーに相談できるプログラミングスクールがおすすめです。
未経験からWeb業界への転職を成功させるためには、成功体験や自己アピールが重要です。未経験でスキルがなくても、内容によっては採用担当者の目に留まるチャンスがあるからです。履歴書や職務経歴書でどうアピールすればいいのか、どうすれば面接でうまく伝えられるかなどを悩んでいる方は、積極的に転職エージェントなどを利用するとよいでしょう。客観的な意見が得られ、面接練習や履歴書の書き方までサポートしてくれるので、一人で悩んで考えるよりも効率的でおすすめです。
Web業界は、未経験からすぐに理想の職種に就くことは難しい業界です。特にエンジニアを目指す場合は、キャリアプランを長期的に考え、まずは業務系企業で経験を積み、JavaやC言語などの基礎となる言語を習得したのちに、Web業界へ転職…といったように、基礎力をつけてからチャレンジすることも検討してみてください。
WebデザインやWebクリエイターに興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください。
▶ 転職に強いWebデザインスクールが見つかる記事
【就職支援が充実】就職・転職に強いWebデザインスクール6選|Movie Works
未経験者のWeb業界への転職は、狭き門ではありますがチャンスは大いにあります。あなたに「Web業界で働きたい!」という強い意思があるのなら、具体的にどんなサービスに関わりたいのかを明確にし、必要な知識や資格の習得を目指しましょう。WebデザイナーやWebエンジニアであれば、ポートフォリオの作成をすすめ、転職活動を行うとよいでしょう。
ただし、これらを一人でやってのけるのはなかなか難しいものです。転職エージェントやプログラミングスクールなどをうまく活用し、効率よく準備を進めることをおすすめします。
また、長期的なプランで少しずつキャリアアップしながらWeb業界を目指すこともひとつの手段です。焦らず、あなたのやりたいことに向かって頑張ってみてください。応援しています!
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