「未経験からエンジニアになりたいが、プログラミングスクールに行くべきか悩んでいる」という方へ向けて、本記事では元エンジニアがベストアンサーを回答します。プログラミングスクールに通うべき人の特徴や、スクールのメリット・デメリットを紹介するとともに、スクールの選び方や就職で失敗しないためのコツ、「スクールは無駄」と言われる理由についても解説。実際にプログラミングスクールを卒業してエンジニア転職に成功した筆者が体験談をもとに徹底回答しますので、「自分はプログラミングスクールに通うべきか知りたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年11月22日
目次
未経験からプログラマーやエンジニアに就職したいなら、プログラミングスクールに通うのが一番の近道です。しかし、独学で学ぶべきかスクールに通うべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
「独学は苦手だけどプログラミングスキルを身につけたい」という人は、迷うことなくプログラミングスクールに行くべきです。なぜなら、スクールにはカリキュラムや教材があらかじめ用意されており、学習をサポートしてくれる講師やメンターも在籍しているため、独学が苦手な方でも挫折しにくい環境が整っているからです。
プログラミングを独学する場合は「どの言語やフレームワークを学ぶべきか」や「どんなスケジュールで学習を進めるか」など、学習プランを自分で立てなければなりません。それにいざ学び始めても、独学だと学習につまずいた時に質問できる人が身近にいないため、そのまま挫折してしまう可能性も大いにあるでしょう。
そのため「一人でモチベーションを維持できるか不安」「どうやって学習を進めたらいいかわからない」など、独学に苦手意識を感じているなら、プログラミングスクールの受講を強くおすすめします。
短期間で目的の言語を習得したい人も、プログラミングスクールに行くべきです。なぜかと言うと、プログラミングを習得するには、目的が明確であればあるほど効率が上がり、プロの指導を受けることでより迅速にマスターすることができるからです。
というのも、学習のゴールがはっきりと決まっていれば「何をどのように学ぶべきか」という道筋が明確になるので、無駄な時間をかけずにスキルを習得可能です。そして学習中にわからないことにつまずいた時にも、プロの講師へすぐに質問することができれば、プログラミングをマスターするまでの時間を短縮できるのです。
したがって短期集中でスキルを習得したい方や、できるだけ早くエンジニアになりたい方は、プログラミングスクールに通うことが一番の近道です。
これまで紹介した特徴とは反対に、独学が得意かつ一人でプログラミングスキルを身につけられる人はスクールに通う必要はありませんが、未経験からエンジニアへの就職・転職を目指す人は、プログラミングスクールに行くべきです。
その理由は、就職支援付きのプログラミングスクールに通うことで、面接対策や応募書類の書き方アドバイスなどのサポートを受けられるため、内定獲得率をぐんと引き上げられるからです。実際に筆者も、未経験の状態から転職サポート付きのスクールに通い、エンジニア転職に成功しています。
とはいえ、いざスクールへ行くとなると受講料金がネックになる方も多いのではないでしょうか?そんな人には、無料のプログラミングスクールがおすすめです。
有料プログラミングスクールと無料プログラミングスクールを比較検討したい方は、以下の記事も参考にしてみましょう。
そうは言っても、ネットやSNSの一部では「プログラミングスクールは無駄だし通う意味がない」という意見を見かけることもあるでしょう。
プログラミングスクールは数多く存在していますが、中には「カリキュラムが古い」「講師の質が低い」などの理由から、満足のいく結果が得られない場合もあります。そのため、有料スクールに通った人の中には「高い受講料金に見合った結果が得られなかった」と感じる人も多いようです。
また、プログラミングはYouTubeや無料動画サイトを利用して独学することも可能なため、一部では「スクールは無駄」という意見もあります。
そして、プログラミングスクールのカリキュラムを網羅し終えたとしても、必ずしもエンジニアになれるわけではなく、実務経験が積めるわけでもありません。エンジニアへの就職を成功させるためには、スクールのサポートだけに頼らず、自身で努力することも重要ですし、実務経験は実際の開発現場でのみしか積むことができません。
近年、ノーコード/ローコード開発技術の進展により、「システム開発においてプログラマーは不要になるのでは」という意見や、「今からプログラミングを学ぶことが無駄になるのでは」という考えを持つ人が増えています。しかし、これらの技術が市場で完全に普及しているわけではなく、ノーコード/ローコードのツールを開発するのはエンジニアであるため、コーディングが不要になるのはまだ先の話だとも言われています。
このような背景から、ノーコード/ローコード技術が短い期間で進化を遂げ、多様なアプリケーションが開発される一方で、プロフェッショナルなエンジニアの需要は依然として高い状況が続くとも言われています。
そのため、将来有望なエンジニアとして活躍したい方は、可能な限り早いうちからプログラミングとITスキルを研鑽し、ノーコード/ローコードのツールとの共存を図ることをおすすめします。
参考:ローコード開発プラットフォーム市場|Mordor Intelligence Source
「プログラミングスクールは無駄」だと言われる主な原因については、こちらの記事も参考にしてください。
多くのプログラミングスクールは、現役エンジニアや元エンジニアを講師として採用しているため、実務でも通用するレベルのスキルが短期間で身につきます。そして同期となる受講生たちと一緒に学べるため、独学よりもモチベーションを保ちやすいというのも特徴のひとつです。
しかしその後、無料のプログラミングスクールに通い、講師や仲間と一緒に学んだおかげで、挫折することなく無事エンジニアへ転職できた経験があるため、独学に不安がある方や未経験からエンジニアを目指している方には、ぜひスクールで学ぶことをおすすめします。
また、スクールで用意されたカリキュラムを着実にこなすことで、プログラミングを効率的に学ぶ方法を身につけられます。決められた期間内にスキルを習得することによって、学習を習慣化する力も同時に体得できるので、今後、新しいプログラミング言語を独自に勉強する際にもきっと役立つでしょう。
さらに就職活動に必須とも言えるポートフォリオ(自身のプログラミングスキルを証明するための作品)の作成ができる点も、特筆すべきメリットです。
無料のプログラミングスクールに通う場合は別として、有料のスクールに通う場合、受講費用が高額であるため毎月の支払いが大変になることもあります。スクールによっては一括以外の支払い方法にも対応していますが、たとえ分割払いを選択したとしても、支払回数によっては手数料が加算されて元金が膨れ上がる可能性もあるでしょう。
また、エンジニアとしての就職成功率は、プログラミングの習得レベルやスクールの営業力にも依存するため、スクールを卒業したからといって必ずしも就職が成功するわけではないのが現実です。
これらのデメリットを避けるためには、無料のスクールや就職成功率の高い「プログラマカレッジ」のようなスクールを選ぶと良いでしょう。
プログラミングスクールはエンジニア就職への近道といえますが、スクールで用意されたカリキュラムをこなすだけでは、就職活動において高い評価を得るのは難しいのが現実です。
就活において企業側が何を一番重要視するのかというと、それは「学んだ言語を応用できるだけの基礎力が身についているかどうか」です。
したがって、就活本番でしっかりと基礎力をアピールするためには、スクールで学んだ知識を面接官に説明できるレベルまで理解を深めておいたり、基本情報技術者やJava関連の資格などを取得しておくと良いでしょう。
ここでは、実際にスクールに通った経験のある筆者が、プログラミングスクールが提供する主なサービス内容と、そこで得られるスキルを5つご紹介します。
プログラミングスクールには、プログラミングの基礎を網羅する充実したカリキュラムが用意されており、目標達成に必要なスキルを最短で学ぶことができるため、無駄な寄り道をせずに済むでしょう。
スクールによってカリキュラムの内容は異なりますが、一般的にはプログラミング言語はもちろん、システム開発に不可欠なフレームワークやデータベースのスキルも同時に習得することが可能です。
プログラミングスクールは、経験豊富な講師やメンターに対していつでも質問できる学習環境を提供しています。
スクールの学習方法には、実際に通学する「オフライン型」と、インターネット環境があればどこからでも受講できる「オンライン型」の2種類が存在しますが、オフライン型の場合は、わからないことがあれば講師に直接質問することが可能です。
オンライン型スクールの場合も、チャットやオンラインミーティングツールなどを介して、講師やメンターにいつでも質問できるため、どちらを選んだとしても挫折の心配なく効率的に学べるでしょう。
就職支援付きのプログラミングスクールでは、就職活動用のポートフォリオ作成支援や履歴書・職務経歴書作成のサポートを行っているため、応募書類の作成に不安がある人でも安心して就職活動に備えることができます。
独学でポートフォリオを作成する場合、「何を作ればよいかわからない」「開発が難しい」といった理由で挫折するケースが多いですが、スクールでは成果物の企画から作成まで、一括してサポートしてくれるだけでなく。また、実務経験豊富な講師やメンターからのアドバイスを受けられるため、完成度の高いポートフォリオを作成できるでしょう。
就職サポートを行っているプログラミングスクールの中には、ビジネスマナーや模擬面接など、就活ノウハウを徹底的に伝授しているところもあり、「自己PRで話すべき内容」や「未経験者が聞かれることの多い質問」などの知識を余すところなく教えてくれるため、万全な就活対策を行うことができます。
そのため、スクールの受講を検討している方の中で、「面接が苦手」「面接で何を質問されるのか知りたい」という方は、就職支援の充実度が高いスクールを選ぶと良いでしょう。
チーム開発を体験できるスクールは限られていますが、中にはプログラマカレッジのようにコンフリクトの経験や現場で求められるチーム開発を体験できるスクールもあります。
「コンフリクト(Conflict)」は、エンジニアの開発現場でよく使われる用語で、複数の変更が同じ部分に対して行われた場合に発生する問題を指します。
たとえば、5人のチームでECサイトを開発している場合、2人が同時に「カート機能」のソースコードを編集し、バージョン管理システムへのアップロードを行うと、同じファイル名でありながら異なる内容のソースファイルが存在することになり、コンフリクトが発生します。
このような状況を避けるために、バージョン管理システム(例えばGit)を使用して変更を管理し、コンフリクトが発生した場合には手動で解決する必要があります。
また、実際の開発現場ではチームで開発することがほとんどであるため、コンフリクトやチーム開発の経験は実務に活かせる貴重な体験となります。そして、チーム開発を行う中でエンジニアにとって必須であるコミュニケーションスキルも同時に磨くことができるため、就職活動においても高く評価される可能性が高いでしょう。
• プログラミングを学ぶ目的を決める
• 基本的なパソコン操作を身につける
• 無料の学習サイトでプログラミングに触れてみる
これらの準備をしておくことで、より効果的に学習することが可能となります。そして、まずは「何のためにプログラミングを学ぶのか」「何系のエンジニアになりたいのか」など、学ぶ目的を決めましょう。
プログラミングスクールには、Web開発やアプリ開発など、さまざまなコースが用意されています。しかし、目的が明確でないとコースを決めることができませんし、習得すべき言語も選定できません。
なぜなら、せっかくスクールを受講しても、パソコン操作に慣れていないと学習をスムーズに進められず、学習効率が落ちてしまうからです。
さらに、予習せずにスクールに通うと、プログラミングに馴染めなかった場合に後悔してしまう可能性が高いため、無料の学習サイトを活用して少しでも予習をしておくことが重要です。
「自分はプログラミングスクールに通うべきかどうか?」と迷っている方は、こちらの記事を参考に適性をチェックしてみましょう。
プログラミングスクールと一口に言っても、さまざまな種類がありスクールの数も豊富です。そのためスクールを決めようとはしてみたものの、「どのスクールを選べばいいかわからない」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
スクール卒業後にエンジニア就職に成功した経験のある筆者が、これまでの実体験を元に自分に合った1校を見つけるコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
• 初心者向けのカリキュラムで学べる
プログラミング未経験者でも安心して始められる、基礎的な内容からスタートするカリキュラムが充実しているスクールを選ぶと良いでしょう。
• 柔軟な学習スケジュールで学べる
学校のスケジュールと両立できるよう、オンライン学習や自主学習型のコースがあると便利です。また、短時間で学べるクラスや週末集中コースがあると、学業とのバランスが取りやすいです。
• 手頃な学費で学べる
経済的負担を軽減するために、学生向けの割引や奨学金制度があるスクールがおすすめです。
• キャリアサポートが充実している
企業との連携があり、インターンシップや就職サポートが受けられると将来のキャリアに役立ちます。
• 同世代との交流が図れる活発なコミュニティがある
同じ高校生・大学生が多く在籍しているスクールを選ぶと、情報交換や勉強のモチベーション維持につながります。
受講費用をできる限り抑えたい場合は、学割が適用されるスクールや10代〜20代向けの無料のスクールを選ぶことをおすすめします。
また、本格的にエンジニアとして就職を目指す方は、資格支援制度を設けているプログラミングスクールや、就職サポートが受けられるスクールを選ぶと良いでしょう。
• 働きながら学べる環境を自由に選べる
仕事後や週末に通えるクラスがあると、無理なく学習を続けられます。また、自宅で好きな時間に学べるオンラインコースは、忙しい社会人の方にとって最も最適な選択肢であると言えるでしょう。
• 実践的なカリキュラムが身につく
プロジェクトベースの学習カリキュラムが用意されているスクールであれば、実務に近いプロジェクトを通じて、即戦力となるスキルを身につけられます。また、AIやクラウド、データサイエンスなど、業界の最新トレンドに対応した内容が含まれていることが望ましいでしょう。
• キャリアチェンジ支援が充実している
転職を目的として通いたい方は、履歴書の添削、面接対策、企業紹介など、就職活動をサポートしてくれるスクールが適しています。あわせて、業界のプロフェッショナルとの交流イベントやセミナーがあると、人脈づくりに役立つでしょう。
• 学習サポートの内容が手厚い
個別指導やメンター制度など、わからないことをすぐに質問できる環境があると安心です。就職活動に有利となる認定資格の取得サポートや、国家資格やベンダー資格を取得するための支援制度が手厚いスクールを選ぶと、スキルアップもスムーズです。
*1:一定の受給要件を満たす方に対し、受講料金の20%(最大10万円)をハローワークが支給してくれる厚生労働省の教育訓練給付金制度のこと
• 就職支援制度が万全で就職成功率が高い
面接対策や履歴書作成のサポートはもちろんのこと、有料スクールの場合は、就職保証制度や一定期間内に就職が決まらない場合のサポートや返金制度があると安心です。また、多くの企業との提携があり、就職先の紹介実績が豊富な就職成功率が高いスクールがおすすめです。
• 経済的負担を軽減してくれる制度がある
なるべく受講料を抑えて学びたい方は、条件付きで学費が無料になるスクールや、教育ローンが利用できるスクールを選ぶと、心理的な負担を軽減できるので、スキルの習得に専念しやすいでしょう。厚生労働省の教育訓練給付金の対象となる講座であれば、学費の一部が補助されるので、条件に当てはまる方は検討してみることをおすすめします。
• 短期集中型のカリキュラムで即戦力となるスキルが身につく
短期間で実務レベルのスキルを習得できるコースがあると、早期就職が目指せます。その際、プログラミング未経験者でも無理なく学べるカリキュラムが用意されているスクールであればなお安心です。
• モチベーションを維持できる環境が整っている
学生や講師と繋がれる活発なコミュニティや現場に即したチーム学習など、仲間と切磋琢磨しながら学べる環境が用意されているスクールだとモチベーションがキープしやすくなるので、学習の継続につながります。
「就職活動の経験がない」「職歴に不安がある」「IT業界が未経験」という場合は、就職サポートが充実し、面接対策に力を入れているスクールを選ぶことで、未経験からエンジニアになれる可能性を大幅に高めることができます。
また、スクールの受講費用は数十万円以上かかるケースが多いため、予算に余裕がない場合は、受講料金が無料のスクールや、給付金対象のスクールを選ぶことをおすすめします。
これらの特徴を持つプログラミングスクールを選ぶことで、それぞれの状況や目的に合った学習が可能になります。自分の目標やライフスタイルに合わせて、最適なスクールを選んでみてください。
なお、後悔しないためのプログラミングスクールの選び方について知りたい方には、以下の記事もおすすめです。
初心者でも失敗しないプログラミングスクールの選び方については、以下の記事も参考にしてみましょう。
プログラミングスクールが定期的に開催する無料の説明会に参加することで、スクールのカリキュラムや雰囲気などをより詳しく把握できますし、口コミだけではわからない情報も直接聞くことも可能です。
また「自分はスクールに向いているのか」「未経験からでも就職できるのか」など、気になることは何でも相談できますので、まずは気軽に参加してみることをおすすめします。
もしあなたがこれから「未経験からエンジニアに就職したい」「就職支援のあるスクールに通いたい」と考えているのなら、無料でプログラミングが学べるプログラミングスクール「プログラマカレッジ」がおすすめです。
パソコンに初めて触れる高校生や、デスクワークの経験がないフリーターの方でもご安心ください。パソコンに関する基本知識から、実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からまるごとマスターすることが可能です。
さらに、業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポートしてくれるので、安心して就職活動に専念することができるでしょう。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
この記事を参考にプログラミングスクールを効率よく利用し、エンジニアへの就職を成功させてください。
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