未経験からエンジニアを目指す際に、プログラミング学習に専念するため仕事を辞める必要はありません。働いて給料をもらいながらでも、プログラミング学習は可能です。この記事では、給料をもらいながらプログラミングを学ぶ方法を解説します。
なお、未経験からエンジニアを目指す方には、就職率98.3%無料のプログラミングスクールプログラマカレッジがおすすめです。
最終更新日:2024年10月15日
目次
結論からいえば、給料をもらいながらでもプログラミングは学べます。プログラミングを習得するためには多くの時間が必要ですが、仕事をしながらでも学習を進めることは可能です。
また、必ずしも高額なスクールに通う必要はありません。終業後の時間を使って独学でプログラミングを習得することもできます。金銭的な不安がある場合、無料のプログラミングスクールで学ぶ方法もありますし、補助金などお金をもらいながらプログラミングを学べる制度もあるのです。
給料をもらいながらプログラミングを学ぶメリットは多くあります。ここでは、給料をもらいながらプログラミングを学ぶメリットを紹介します。
仕事を辞めてプログラミング学習に専念する場合と比較しながらチェックしてみましょう。
仕事を辞めてプログラミング学習に専念する場合、どうしても生活費の心配が生じてしまいます。たとえ事前に貯金をしていたとしても「貯金がなくなるまでにプログラミングを習得しなければならない」と考えると、プレッシャーになってしまう場合もあるでしょう。
しかし、仕事を辞めずに給料をもらいながらプログラミング学習をする場合、生活費の心配をする必要はありません。資金が用意できずにプログラミング学習を諦めてしまうことも避けられます。
お金の不安を感じずにプログラミング学習を進めたい方は、仕事を辞めずに給料をもらいながら学ぶのがおすすめです。
プログラミング学習をすることで、収入がアップする可能性が高まります。
dodaの調査によると、2023年の日本のビジネスパーソンの平均年収は414万円でした。それに対して、同じくdodaの調査では、IT/通信の技術系職種の平均年収は452万円とされています。
つまり、プログラミングスキルを身につけてエンジニアに転職すれば、平均より高い年収を得られる可能性があります。
また、エンジニアはスキルが重視される職種です。働きながらスキルを身につけることで、さらなる年収の上昇も期待できます。
年収の上昇を目指したいのであれば、働きながらプログラミング学習を始めてみると良いでしょう。
プログラミング学習のために仕事を辞めてしまった場合、身につけたスキルを仕事に活かさなければならないという思いが強くなってしまうでしょう。エンジニア以外の職業に目を向けられなくなってしまう可能性もあります。
しかし、仕事を辞めずに給料をもらいながら仕事をしていれば、エンジニアへの転職以外にも選択肢を広げられます。
例えば、現在の仕事を辞めずに副業としてプログラミングスキルを活かす方法が考えられるでしょう。また、プログラミングスキルがあることでキャリア形成のための選択肢を広げられるケースもあります。
選択肢の幅を広げたい場合には、仕事を辞めず給料をもらいながらプログラミング学習を進めるのがおすすめです。
現在働いている職場がプログラミングスキルを必要とする環境であれば、仕事の中でプログラミングを身につけられるケースもあるでしょう。
仕事の中でプログラミングスキルを身につけた場合には、参考書や学習サイトを使った場合よりも実践的なスキルを身につけられます。
実際に業務で活用できるプログラミングスキルを身につけたい場合には、プログラミングが必要とされる業務に挑戦できないか、今働いている会社で相談してみるのも良いでしょう。
給料やお金をもらいながらプログラミングを学びたいけれど、どうしたら良いのかわからないという方もいますよね。
そこでここからは、給料やお金をもらいながらプログラミングを学ぶ具体的な方法を解説します。
全くのプログラミング未経験者をエンジニアとして採用する企業もあります。そうした企業に就職し、その企業でプログラミングを学ぶのがひとつの方法です。
プログラミング未経験から就職、転職を目指している場合は、こうした企業を視野に入れて就職活動をしてみてください。
「なぜ全くのプログラミング未経験者をエンジニアとして採用する企業があるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。その理由について以下で解説します。
現在エンジニアは人材不足であり、需要が高い傾向があります。また、IT人材の需要はこれから高まっていくことが予想されているのに対して、供給される人材は横ばいの予想です。
経済産業省のIT人材需給に関する調査によれば、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると試算されています。
つまり、学校に通うなどして自らプログラミングスキルを身につけた人を採用するだけでは、多くの企業が人手不足に陥ります。人手不足を避けるためには、自社でエンジニアを育成する必要があるのです。
これが、プログラミング未経験者であってもエンジニアとして採用してもらえる理由です。
企業がエンジニアを採用する際に「ポテンシャル採用」という制度を取り入れている場合もあります。ポテンシャル採用とは、現在持っているスキルよりも将来性に期待して採用する制度。
エンジニアは、常に最新の技術を学び続ける必要がある職業です。就職しても学習を続ける意欲や力があることや、エンジニアとして働くことに対する熱意をアピールできれば採用される可能性が高まるでしょう。
ポテンシャル採用は、多くの企業で20代を対象に実施されています。もし、未経験でエンジニアとして仕事をしたいと考えているのであれば、20代のうちに転職を検討することをおすすめ致します。
プログラミングのスキルがなければ、エンジニアとしての仕事はできません。未経験者を採用する企業では、新人をエンジニアとして育成するための研修制度が整っています。上記でも紹介したようにエンジニア不足の観点から、未経験者を育てて将来に備えようとする企業があるのです。
出典:新社会人の研修期間は平均2.9カ月。一般職種の59.0%が1カ月以内で通常業務へ|fabcross for エンジニア
fabcross for エンジニアが実施した「新社会人・若手社会人の意識調査」によると、85.4%が研修を受けたと回答しています。このことから、ほとんどの企業が未経験者に対して研修を取り入れていることがわかります。さらに、半数を超える51.4%が1ヶ月以上という比較的長期間の研修を受けていることも特徴です。これが、給料をもらいながらプログラミングを学べるという実態です。
会社によっては、社員がさまざまなスキルを身につけるための学習に支援制度を設けている場合があります。今働いている会社で、そうしたスキル習得のための支援制度を設置していないか確認してみましょう。
プログラミングスキルを習得したい場合には、次のような制度が役に立つ可能性があります。
• 教材取得費用の補助
• スキル習得講座の受講費用補助
• eラーニングシステムの提供
• スキル研修
• 企業内大学
• 勉強休暇 など
例えば、教材取得費用の補助やスキル習得講座の受講費用補助の制度があれば、会社の補助を受けながらプログラミングの学習ができます。
また、企業によってはeラーニングシステムの提供やスキル研修、企業内大学など、社員が勉強するための環境を整えている場合もあります。時間をかけてじっくり勉強したい時には、勉強休暇を取得するのも良いでしょう。
自分の働いている会社にはどのような制度があるのか、チェックしてみてください。
プログラミングスクールの利用に補助が出る場合には、活用を検討しましょう。おすすめのプログラミングスクールは、以下の記事で紹介しています。
国や自治体がスキルの習得のために給付金や補助金を出している場合もあります。条件に当てはまる場合には、それらを活用すると良いでしょう。
代表的なものが、厚生労働省の教育訓練給付金制度です。教育訓練給付金を利用すると、指定された講座を受講した場合に受講費用の最大70%にあたる金額を補助金として受け取れます。
教育訓練給付金について、詳しくは以下をご覧ください。
また、経済産業省では「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を実施しています。こちらは企業を対象とした補助金であり、個人に直接補助金が支払われるわけではありませんが、こちらの対象となっている講座を受講すると受講料が安くなる可能性があります。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業について詳しくは以下をご覧ください。
給付金や補助金の対象となっていないプログラミングスクールであっても、プログラマカレッジのような無料プログラミングスクールであれば、費用の心配をする必要はありません。
無料で学べるおすすめのプログラミングスクールは、以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
職業訓練受講給付金制度を利用することで、お金をもらいながら職業訓練校に通いプログラミングを学ぶ方法もあります。
職業訓練受講給付金制度は、雇用保険を受給できない求職者が公的な職業訓練を受けやすくするための制度です。申請窓口は、原則として住所地を管轄するハローワークとなっています。
職業訓練受講給付金を受け取るには以下のような条件があります。
• ハローワークに求職の申し込みをしていること
• 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
• 労働の意思と能力があること
• 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
以上の条件に加えて、本人収入が月8万円以下などの支給要件もあります。また、職業訓練受講給付金制度を含む求職者支援制度はより安定した就職を目指して求職活動を行う人のための制度であるため、ハローワークの就職支援を拒否する場合には支給の対象となりません。
詳細は厚生労働省のHPやお住まいの地域のハローワークにて確認してください。
▶ 教育訓練給付金制度対象のプログラミングスクールおすすめ7選!対象者や受給手続きの流れについても解説ーキャリアクラス
働きながらプログラミングを学ぶのもひとつの方法です。終業後や休日に時間を確保すれば、働きながらでもプログラミングを学べます。
独学の場合には、参考書やYouTube・Udemyなどの動画教材、プログラミング学習サイトなどを利用すると良いでしょう。
教材を使って基礎的な知識をつけたら、演習問題で理解度を確認しながら学習を進めると、わからない部分を放置することなく学べます。
また、働きながら夜間や休日に学べるプログラミングスクールもあります。プログラミングスクールを利用すれば、不明点をすぐに質問できるため、挫折する可能性を下げられるでしょう。
▶ プログラマカレッジは働きながら受講できる理由|受講生の苦悩と乗り切るヒント【マー坊プロジェクト】
プログラミングスキルを身につけて転職したいと考えているのであれば、就職サポート付きのプログラミングスクールを選ぶのもおすすめです。
プログラミングスクールのメリットや就職に強い理由については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
具体的にどのような点で有利になるのかその理由について以下で解説します。
プログラミング学習を始めるか迷っている人、プログラミングは就職してから覚えれば良いと考えている人は要チェックです。
スキルを身につけていれば、高い学歴や目を引くような職歴があるなどポテンシャルが高い人材にも勝てる可能性も出てくるでしょう。
就活の際には履歴書対策や面接対策、SPI対策も必要になりますが、それらはあくまでも表面的なものにすぎません。
さらに、そうした対策は就職活動をするのであれば誰でもが行うことでもあり、差がつきにくい部分でもあります。小手先の対策だけでは、企業に対して強い印象を残すのは難しいでしょう。
本当にライバルとの差別化を考えるのであれば、入社前にプログラミングのスキルを身につけておくのがおすすめです。
プログラミングを勉強していることは、エンジニアの採用活動をしている企業に対してのアピール材料になります。特に未経験者はポテンシャル採用の対象となるので、プログラミングに対して熱意があることは採用判断をする上でも重要です。
プログラミングスキルを身につけていることももちろん大切ですが、エンジニアになるためにプログラミング学習を始め、さらに勉強を継続できているという事実がポテンシャル採用で評価されやすいポイントのひとつです。
エンジニアは、就職しても勉強し続ける必要がある職業なので、就職活動などが忙しい中でもプログラミング学習を継続できることは好印象に繋がります。
プログラミングの基礎がわかっていると、企業側は教育にかかるコストや時間を削減できます。企業にメリットがある人材になれれば、採用に繋がりやすくなる可能性も高まります。スキルが高ければ高いほど教育コストが削減できるので、就職活動をしている間も学習を続けながらスキルを高めていきましょう。
特に就職を希望している企業があれば、その企業でどんな言語を使っているのか、どんなスキルが必要とされているのかをあらかじめ調べて、それにそって学習を進めていくとさらに採用される確率が高まるかもしれません。
余裕があれば、それぞれの企業に合わせた準備にも時間をかけてみましょう。
給料をもらいながらプログラミングを学びたい方向けに、よくある質問を紹介します。
働きながらのプログラミング学習に不安がある方は、ぜひチェックして不安を解消しておきましょう。
【A】プログラミングは、独学でも習得できます。しかし、学習中に挫折してしまう人が多いのも事実です。
挫折を防ぐためには、できるだけ毎日学習しましょう。インプットだけでなく問題演習などアウトプットの学習も行い、わからないところがあればSNSや掲示板などを利用するのもおすすめです。
学習を始める前にプログラミングスキルを身につける目的を明確にしておくと、モチベーションを維持しやすくなります。
挫折が心配な場合には、プログラミングスクールの利用も検討しましょう。
【A】プログラミングスクールに通った場合、エンジニアになるまでにはおよそ300時間程度の学習が必要です。1日平均3時間程度の学習時間を確保した場合、3ヶ月と10日かかります。
仕事をしながらプログラミング学習をする場合、少なくとも3ヶ月程度の期間が必要だといえるでしょう。
プログラミングスクールの受講料金の相場は、給付金制度を利用しない場合約70万円、給付金制度を利用する場合は約20万円です。まずは、自分が給付金制度の条件に当てはまっているか確認してみてください。
【A】プログラミングスキルを身につけると、プログラマーやエンジニアとして働く以外に、ITコンサルタントやWebマーケターなど幅広いキャリアの選択肢が広がります。
また、プログラミングスキルを活かした副業を始めることもできますし、さらにスキルを磨いてフリーランスとして独立することも可能です。
プログラミングは独学でも学習できますが、プログラミングスクールを利用すると、挫折することなく効率よく学習できます。その中でも特におすすめなのが、就職・転職支援のあるプログラミングスクールです。
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就職・転職支援付きのプログラミングスクールは、技術面のサポートはもちろんのこと、就職・転職のノウハウを教えてくれるキャリアアドバイザーがつき、手厚いサポートをしてもらえます。現役エンジニアや元エンジニアが講師を勤めているプログラミングスクールの場合、IT業界の生の声が聞け、就職にも役立つことでしょう。
プログラミングスクールは、職業訓練校と違い離職中の人はもちろん、学生や働きながらなどどんな状況でも受講可能だというメリットもあります。一方で、通うためにはお金がかかる点がデメリットと感じる方もいるでしょう。
プログラミングスクールの中には高額な受講料が必要なスクールもありますが、弊社の運営するプログラマカレッジのように無料で通えるスクールもあります。
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プログラマカレッジ プログラマーコース受講風景
プログラミングスクールを選ぶときには、下の記事などを参考にしながら、受講料はもちろん、身につけられるスキルや受けられるサポートの内容も是非確認してみてください。
金銭面の不安を減らすためには、給料をもらいながらプログラミング学習を進めるのがおすすめです。会社を辞めて学習に専念しなくても、プログラミングは習得可能です。
独学でもプログラミング学習は可能ですが、挫折が不安な場合にはプログラミングスクールの利用を検討してください。
金銭的な負担が心配な場合には、プログラマカレッジのような無料プログラミングスクールを活用するのもおすすめです。プログラミングに興味がある方は、まず給料をもらいながらの学習に挑戦してみてはいかがでしょうか。
あなたのエンジニアへの第一歩を応援しています!
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