「IT業界はやめとけって聞くけど、本当に就職しないほうがいい?」
「未経験からITエンジニアを目指したいけど、ブラック企業に入るのが怖い」
「IT業界に入ったら、残業や勉強ばかりでプライベートがなくなるの?」
このような不安から「IT業界 やめとけ」と検索している人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、この言葉は「特定の企業・職種・入り口」には当てはまりますが、IT業界全体を否定するものではありません。特に未経験から始める20代にとっては、正しい企業選びと学習次第で大きなチャンスがある業界です。
この記事では、ネガティブな噂の真相をデータと構造で徹底検証し、向いている人の特徴、ブラックを避けるポイント、未経験からの就職方法まで解説します。読み終わる頃には、自分に合う道筋が明確になるはずです。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方は、学習だけでなく就職活動までサポートできる就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
📌「スクールなんて行かなくても独学で十分では」「無料のスクールに通う意味はあるのか」と感じる方もいるかもしれません。その疑問には、以下の記事で詳しくお答えしています。
最終更新日:2026年8月13日
プログラマカレッジ
キャリアアドバイザー 山口直也
何よりも誠実な対応を心がけております。前職ではホテルにて多くのお客様に寄り添い、丁寧なサービスを提供してきました。この経験から得たホスピタリティ精神を活かし、何よりも皆様との信頼関係を大切にしています。安心してご相談いただける環境を提供し、皆様が満足した就職・転職活動を終えられるように全力でサポートいたします。新しい人生のスタート地点である転職を成功させるために一緒に頑張りましょう!
目次

なぜこのようなネガティブな情報が広まってしまうのでしょうか?主な背景には、つぎの理由が考えられます。
• 特定の企業や職種(特に下流工程のSES)に偏った体験談が拡散されやすい
• 満足している人はあまり発信せず、不満を持つ人の声が大きくなりやすい
• 未経験者が最初に入りやすい「未経験歓迎」求人の中に、ブラック寄りのものが混在している
IT業界は、職種によって働き方が大きく違います。
たとえば、開発職、インフラ職、社内SE、ITコンサル、ヘルプデスクでは、求められるスキルも残業の傾向も異なります。
また、同じ職種でも、受託開発、自社サービス、SIer、客先常駐などで環境はかなり変わります。
「IT業界だからやめとけ」ではなく、どの条件なら自分に合うのかで考えるべきです。
📌 未経験から実際にどんな企業に就職しているのか、プログラマカレッジ卒業生の就職先割合を公開しています。

📌 まずは数字で現状を把握した上で、具体的な噂の真相を見ていきましょう。特に『客先常駐は地獄?』が気になる方はこちらも。
IT業界は年収が低いといわれることもありますが、実際は他の職種と比較して決して低くありません。
厚生労働省の調査によると、令和6年の情報通信業における月間現金給与の総額は52万8,822円でした。全業界の平均が34万8,182円であることを考えると、平均よりも年収は高いといえるでしょう。ただし、未経験入社直後は年収が低めに感じることもあります。
その一方で、スキルや経験によっては大幅な年収アップも期待できます。初任給だけで判断しないことが重要です。
IT業界は残業が多いイメージがありますが、近年は働き方改革の影響で改善している企業も増えています。
転職サイト「doda」の調査によると、IT/通信系エンジニアの月間平均残業時間は22.6時間でした。もちろん、納期前や障害対応時などに残業が増えることはあります。
ただし、これはIT業界に限った話ではなく、企業ごとの差が大きいのが実情です。

IT業界は人の流動性が高く、転職が多い業界です。
厚生労働省の調査によると、情報通信業の一般労働者の離職率は12.4%と、全体平均の12.1%に比べるとやや高い水準です。
ただし、IT業界の離職率が高いのは「すぐに辞めてしまう人が多い」というネガティブな理由だけではありません。より良い条件を求めて転職する人も多く、スキルを積んでキャリアアップしやすい業界ともいえます。


【理由】なぜこのように言われるのか?
【実態と現実】リアルはどうなのか?
ITエンジニアは、開発したシステムなどを期日までにクライアントへ納品するという「納期厳守」の仕事。
そのため、納期が近づいていたりもともとのスケジュールが厳しかったりすると、残業や深夜作業が発生することもあります。ただし常に忙しいというわけではなく、無事に納品できた後や無理のないスケジュールが組まれている場合は、定時退勤できることがほとんどです。
また、同じIT業界でも職種や入社する企業によって残業時間は異なりますし、給与にも違いがあります。IT業界におけるすべての職種が給料が安く、残業が多いわけではないことを知っておきましょう。

ITエンジニアの給料は、スキルや経験によって大きく差が出ます。ITエンジニアの職種別平均年収は次の通りです。
| 平均年収 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
| プロジェクトマネジャー | 693万円 | 497万円 | 686万円 | 897万円 | 822万円 |
| プリセールス | 666万円 | 496万円 | 675万円 | 976万円 | 981万円 |
| ITコンサルタント | 598万円 | 472万円 | 660万円 | 880万円 | 897万円 |
| データサイエンティスト | 556万円 | 480万円 | 644万円 | 709万円 | – |
| システム開発/運用 | 489万円 | 395万円 | 520万円 | 627万円 | 662万円 |
| サーバーエンジニア | 464万円 | 405万円 | 520万円 | 643万円 | 672万円 |
| Webサービスエンジニア | 446万円 | 391万円 | 511万円 | 639万円 | 679万円 |
| SE/プログラマー | 425万円 | 382万円 | 489万円 | 567万円 | 593万円 |
| テクニカルサポート | 422万円 | 356万円 | 432万円 | 509万円 | 617万円 |
| ヘルプデスク | 353万円 | 313万円 | 384万円 | 437万円 | 481万円 |
出典:doda
これを見ると、経験を積んだうえでプロジェクトマネージャーやプリセールス、ITコンサルタントといった職種を目指すことで、年収が上がりやすいことがわかります。また、どの職種も年代が上がるにつれて平均年収が上がっているのも、経験を積んだことによるものです。

ITエンジニアの年収について、詳しくは以下の記事で解説しています。
IT業界には「客先常駐」という働き方があります。客先常駐とは、自分が所属している企業ではなく、クライアント企業のオフィスや現場で仕事をする働き方のことです。主に、中小企業の社員が大手SIerに常駐するスタイルが一般的です。
【理由】なぜこのように言われるのか?

客先常駐が生まれる背景には、IT業界特有の「多重下請け構造」があります。クライアントから元請け企業に委託された開発業務が、2次請け、3次請けと何層にも渡って再委託される仕組みのことです。要件定義などの上流工程は元請けが担当し、開発などの下流工程を2次請け以下の企業が担当することが多く、下層の企業に所属するエンジニアほど、クライアント先(あるいはさらに上位の企業先)に常駐して働く形になりやすい傾向があります。
この構造ゆえに、「残業が多い」「年収が少ない」「マージンを抜かれる分、給料が上がりにくい」「職場や指揮命令者が変わるのでスキルが身につきにくい」「裁量がなく下請けの立場が続く」といったイメージから、客先常駐・下請け構造ともに敬遠される傾向があります。
【実態と現実】リアルはどうなのか?
まず、客先常駐はIT業界における一般的な働き方であることも事実です。

参考:働き方・休み方改善ハンドブック(情報通信業)|厚生労働省
厚生労働省の「働き方・休み方改善ハンドブック(情報通信業)」を見ると、客先常駐を全く導入していない企業は7.7%のみで、IT業界の約90%は客先常駐を導入しています。
また、多重下請け構造そのものをなくすことは簡単ではありませんが、その影響の度合いは「どの企業に所属するか」によって大きく変わります。自社サービスを持つ自社開発企業や、元請けに近いポジションの企業であれば、上流工程に携わる機会も多く、常駐せずに裁量を持って働きやすい傾向にあります。何次請けの企業に所属しているかは、求人票の「事業内容」や面接での質問である程度見極めることが可能です。
さらに、客先常駐には メリットもあります。さまざまな企業のプロジェクトに参加できるため、短期間で多くの経験を積むことができます。
一方で人間関係や働き方が客先の環境に左右される点はデメリットといえるでしょう。
「下請け構造・客先常駐だから絶対にやめとけ」ではなく、「どの階層の、どんなビジネスモデルの企業を選ぶか」が重要です。就職・転職活動の段階で、元請けとの取引実績や自社サービスの有無を確認することが、後悔しない企業選びの第一歩です。

📌 客先常駐エンジニアについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
▶ 5-3. ブラック企業を避けるための求人票チェックリストも参考にしてみましょう。
未経験からIT業界に就職する場合、多くは「SIer向け常駐型」「Web自社サービス向け常駐型」「Web系受託(社内持ち帰り型)開発」のいずれかで働くこととなります。
実際に未経験からIT業界に転職したプログラマカレッジの卒業生がどのような企業にどの位の割合で就職しているのか、以下の記事で公開しています。
📌 未経験者が最初に知っておくべき就職先の実態はこちら
未経験者の場合、職場によっては雑務のみの仕事であったり、新人教育の環境が整っていない企業があるのも事実です。
一方で、未経験者を育成することを前提に採用している企業もあります。
厚生労働省の令和7年度「能力開発基本調査」によると、正社員に対して計画的なOJTを実施した事業所は71.9%でした。また、キャリアコンサルティングを行う仕組みを正社員に導入している事業所は71.5%です。
したがって、「未経験歓迎=ブラック企業」と決めつける必要はありません。
ただし、求人票で「未経験歓迎」と書いてあるだけでは判断できません。研修期間・研修内容・配属先・OJTの有無まで確認しましょう。

出典:令和7年度「能力開発基本調査」の結果を公表します|厚生労働省
このデータからもわかる通り、IT業界で働く場合には未経験者ほど正社員として就職した方が技術研修やキャリア形成支援などが充実したホワイト企業で働ける確率が高いといえるでしょう。
IT業界に限らず、どの業界にもブラック企業は存在します。厚生労働省が定める労働基準を無視するような企業は論外ですが、求人票や面接での受け答えから、その企業が社員を大切にしているかを見極められます。
ブラック企業の特徴を知り、見分けられるようになることが重要です。

結論からいうと「未経験だと使い捨てられる」というのは真実ではありません。
確かに、社員の育成に力を入れていない企業も存在しますが、多くの企業は未経験者を積極的に採用し、育てようとしています。なぜなら、IT業界は慢性的に人手不足であるためです。
未経験者を使い捨てるような企業は結局のところ人材が定着せずに事業が立ちゆかなくなるため、長期的な成長は見込めません。
本当に従業員の成長を考えている企業は、以下のような特徴を持っています。
• 充実した研修制度
• OJT制度
• 資格取得支援制度
例えば、入社後に数ヶ月かけてプログラミングの基礎から教えてくれる企業や、先輩社員がマンツーマンで業務の指導をしてくれる企業であれば、入社後も自分自身の成長を期待できるでしょう。
また、中には、スキルアップのための学習費用を補助してくれる企業もあります。

プログラマカレッジ卒業生の中にも、未経験からIT企業に就職し、働きながら成長している人がいます。
どのような研修やサポートを受け、どのような環境で働いているのか、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
AIの進歩によって、ITエンジニアの仕事が変化する可能性はあります。
コード生成やテスト、情報整理など、AIによって効率化される作業は今後も増えるでしょう。
実際、IPAの2026年7月公表の国内企業DX・AI活用動向では、AIの利用が大企業を中心に広がっており、効果については業務効率化・迅速化が中心となっています。
ただし、これは「エンジニアの仕事がすべてなくなる」という意味ではありません。AIが生成したコードや成果物が適切かを確認したり、顧客の要望を整理してシステムの仕様を決めたりする業務には、依然として人間による判断が求められます。
むしろ、AIを使いこなして効率的に開発を進められるエンジニアは、これからさらに市場価値が高まっていくでしょう。
そのため、「AIに仕事を奪われるからIT業界はやめとけ」と考えるのではなく、AIを活用できるスキルを身につけながら、自分にしかできない判断力やコミュニケーション力を磨くことが重要です。
IT業界を目指すのであれば、AIを脅威として避けるのではなく、AIと共存しながら価値を提供できる人材を目指すとよいでしょう。


【理由】なぜこのように言われるのか?
【実態と現実】リアルはどうなのか?
実際のところ、35歳以上になったからといって、エンジニアとして働けなくなるということはまずありません。35歳を超えて活躍しているエンジニアは多くいますし、現実として当社のフリーランスでは60歳で現場でプログラマーとして活躍している人もいます。
ただ、35歳ごろになると若手の頃と比べて学習スピードや体力に衰えを感じ、技術職から管理職を目指す人が増えてきます。そのためIT業界での「35歳」は定年ではなく、キャリアアップを視野に入れる転換期となる年齢と言えるでしょう。


【理由】なぜこのように言われるのか?
【実態と現実】リアルはどうなのか?
文系だからといってIT業界への就職を諦める必要はありません。というのも、近年はIT業界における人材不足が深刻化しているため、文理不問で未経験者を採用している企業も続々と増えているからです。
実際に、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発刊した「IT人材白書2020 *1」では、IT従事者のうち最終学歴における専攻分野が文系である人の割合は、先端IT従事者が30.2%、先端IT非従事者が34.6%という結果が出ています。この結果からも、業界内において文系出身のIT従事者 *2 が約30%存在していることがわかります。
*1:図表3-4-6 先端IT従事者、先端IT非従事者の最終学歴での専攻分野
*2:IT従事者とは、AI等の先端的なIT業務に従事する人材のこと

文系大学から2か月の学習で内定へ!
接客業からプログラマーへ!
以前は、納期に追われるIT業界でプライベートの時間を確保するのは難しいと考えられていました。しかし、現在は多くの企業で働き方が見直され、プライベートとの両立は十分可能となっています。
特にIT業界では柔軟な働き方が浸透してきており、フレックスタイム制やリモートワークなどを導入する企業が増えています。
これにより、平日に役所の手続きや子供の送り迎えが可能になったり、通勤時間が少なくなった分を趣味や家族との時間に充てることができるようになったりもしました。

IT業界で働くために英語は必須ではありません。国内のプロジェクトであれば、基本的に日本語でのやり取りが中心となるため、英語力がなくても業務に支障はありません。
ただし、必須ではないものの、英語を習得していれば強みになることも事実です。
例えば、海外企業との取引があるプロジェクトでグローバルな開発チームに参加する場合には、英語でのコミュニケーションが欠かせません。また、ITの最新技術は英語の論文やドキュメントで公開されることが多いため、英語が読めるといち早く情報を手に入れられます。
さらに、グローバルに活躍できる人材は市場価値が高いため、年収アップにつながる可能性も高いでしょう。

プログラミングに必要な英語力については、以下の記事で詳しく解説しています。

IT業界は向き・不向きが問われる業界でもありますが、では向いている人と向いていない人にはどのような違いがあるのでしょうか?未経験からIT業界を目指したいという方は、以下のチェックリストにどれだけ当てはまるかをチェックしてみましょう。
■ IT業界に向いている人の特徴
特に重要なのは、自分で考えて行動できる力です。
IT業界では、学校で習った知識だけですべての問題を解決できるわけではありません。
エラーが出たときに原因を調べ、新しい技術が出たときに学び、必要な知識を自分で身につける姿勢が求められます。
IT業界はトラブルと向き合うことの多い業界です。なんでもすぐに人に頼ってしまいがちな人は、まずは自ら考え、調べることを日頃から心がけるとよいでしょう。
■ IT業界に向いていない人の特徴
ただし、これらに当てはまったからといって、絶対にIT業界に向いていないわけではありません。
たとえば「プログラミングが苦手」でも、インフラやITサポート、Webマーケティングなど別の職種が合う可能性があります。IT業界の中でも、自分の強みを活かせる職種を探すことが重要です。
📌 当てはまる項目が少なくても、努力で変えられる部分は多いです。詳しく自己分析したい方はこちら。
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
ここまでで、「IT業界はやめとけ」と言われる理由の真相と、未経験者が特に注意すべき入り口の「やめとけ度」を確認してきました。
重要なのは、業界全体を避けることではなく、自分に合った企業と職種を正しく選ぶことです。
この章では、未経験者でも成長できる優良企業の見つけ方、ブラック企業を避けるための求人票チェックリスト、転職エージェントの賢い活用法まで、後悔しないための具体的なポイントを紹介します。

IT業界全体が「やめとけ」なわけではありません。しかし、未経験者が最初に選ぶ「入り口」によって、その後のキャリアが大きく変わります。
特に20代の未経験者は、最初の企業・職種選びで「スキルが積みにくい環境」に入ってしまうと、後から軌道修正するのに時間がかかることがあります。
ここでは、未経験者がハマりやすい入り口を「やめとけ度」で整理しました。
| 分類 | 職種・入り口 | やめとけ度 | 主な理由・注意点 |
|---|---|---|---|
| 要注意 | 3次請け以降のSES(運用・監視専任) | ★★★ | 単価が低く、単純作業に固定されやすい。スキルアップしにくい |
| 要注意 | ヘルプデスク・テスター中心の仕事 | ★★☆ | ルーチンワークが多く、技術力が積み上がりにくい |
| 注意 | 「未経験歓迎&研修充実」を強く強調する求人 | ★★ | 実態を確認しないと、研修が形式的で即現場投入のケースがある |
| 注意 | 客先常駐メインで教育体制が弱いSES | ★★ | 帰属意識が薄れやすく、評価・キャリア形成がされにくい |
| おすすめ | 自社開発・Web系受託(社内持ち帰り型) | ◎ | 自社内で開発に関われるため、スキルが積みやすい |
| おすすめ | インフラエンジニア(クラウド寄り) | ◎ | 需要が高く、後からキャリアを修正しやすい |
| おすすめ | 研修がしっかりしたプログラマー職 | ○ | 基礎から実務に移行しやすく、成長しやすい |
ポイントは「職種そのもの」よりも「どの層の企業に入るか」です。
同じ「プログラマー」でも、元請けや自社開発に近い企業と、多重下請けの末端では経験の質が大きく異なります。

📌 実際の卒業生がどのような企業に就職しているのかは、以下の記事で詳しく公開しています。
上記の「やめとけ度」を踏まえた上で、未経験からでも比較的スタートしやすい職種を具体的に見ていきましょう。
■ プログラマー/コーダー
■ インフラエンジニア
■ Webディレクター/Webマーケター
求人情報だけで企業の実態を見抜くのは難しいですが、怪しい兆候を見つけることは可能です。以下の項目に当てはまる場合は、慎重に企業研究を進めましょう。
| チェック項目 | 危険度 | 詳細 |
|---|---|---|
|
□ 給与に「みなし残業代」が過度に設定されている |
高 | 「月給25万円(みなし残業40時間分含む)」のように、基本給が低く、みなし残業でかさ増ししている求人には注意が必要です。 |
|
□ 「未経験歓迎」なのにやたらと高いスキルを求めている |
中 | 「未経験歓迎!Pythonの経験者優遇」のように、矛盾した記載がある場合は、未経験者を安価な労働力としてしか見ていない可能性があります。 |
|
□ 事業内容や仕事内容が曖昧 |
高 | 「AI技術で社会貢献!」といった漠然とした表現しかなく、具体的なサービス内容や担当する業務が不明瞭な場合は、実態がないペーパーカンパニーの可能性もあります。 |
|
□ 年間休日数が極端に少ない |
中 | 法律で定められた最低限の休日(年間105日)を下回る企業は、労働環境に問題がある可能性が高いです。 |
転職エージェントは、未経験からIT業界を目指すあなたの強力な味方です。しかし、使い方を間違えると非効率になってしまうことも。賢く活用するためのポイントを押さえておきましょう。
✔ 複数のエージェントに登録する
エージェントによって得意な業界や企業、提案してくれる求人の質が異なります。2~3社に登録して、自分に合うエージェントを見極めましょう。
✔ 希望条件を具体的に伝える
「IT業界に行きたい」という漠然とした希望ではなく、「Webサービス開発に携わりたい」「自社開発企業が良い」「年収は○○万円以上を希望」といった具体的な条件を伝えることで、ミスマッチのない求人を紹介してもらえます。
✔ 面接練習やポートフォリオのアドバイスを求める
エージェントは、応募先の企業の面接傾向を把握しています。模擬面接をお願いしたり、ポートフォリオ(作品集)の添削を依頼したりすることで、選考通過率を上げることができます。
これらのポイントを踏まえて就職活動に臨むことで、IT業界でのキャリアを成功させる第一歩を踏み出せるはずです。
📌 転職エージェントについてもっと知りたい人はこちらの記事もチェック!


具体的な内容はこちらでも詳しく解説していますので参考にしてみてください。
▶ 4.【チェックリスト】あなたはIT業界に向いている?向いていない?

詳しい真相については、以下もご覧になってみてください。
▶ 3.【噂の真相】「IT業界はやめとけ」と言われる主な理由とその真実を徹底検証

• ビジネスモデルが安定している(特に自社サービス開発企業)
• 残業時間の管理が徹底されており、平均残業時間が短い
• 有給休暇の取得率が高い
• 福利厚生(住宅手当、学習支援制度など)が充実している
• 明確な評価制度があり、スキルや成果が給与に反映される
• 口コミサイトでの評価が高い
転職活動の際は、企業の公式サイトだけでなく、転職エージェントや企業の口コミサイトを活用して、多角的に情報を集めることがホワイト企業を見つけるカギとなります。
5.「IT業界で後悔しない」ための企業選び・就職活動のポイント も参考にしてみましょう。

■ プログラマカレッジは転職エージェント機能があるプログラミングスクールです
累計受講者7,000人の就活支援を行うキャリアアドバイザーの就職サポートはプログラマカレッジの特長の1つ。3500件以上の企業の中から、受講生にマッチした企業をご紹介します。就職先の社風、離職率、事業優位性、財務安定性など、一般的には表に出てこない情報までお伝えします。
プログラマカレッジでは、受講生1人1人の得意を引き出し、不得意を克服し、就職内定を獲得するまで二人三脚で伴走します。面接当日まで徹底サポートしますので、安心して面接に挑めます。
▶ 就職サポートの詳細はこちらをご覧ください

企業ごとの面接対策やキャリアカウンセリングも、1対1で就活のプロ(アドバイザー)が対応します
プログラマカレッジ 就職サポート風景
受講生の声や、プログラマカレッジ卒業生を採用した企業様の声も是非参考にしてみてください。
職種やスキルレベルによって大きく異なりますが、IT業界の平均給与は他の業界と比較して高い傾向にあります。IT業界の給与は、スキルや経験、企業規模、職種によって大きく異なります。一般的に、高度な技術を持つ人材や、マネジメント経験のある人材は、高い給与を得やすい傾向にあります。
近年、IT人材の需要が高まっているため、未経験からでも比較的高い給与を得られる企業も増えています。

IT業界の平均年収や、職種別、年齢別の平均年収については以下でも解説しています。
▶ 2-1. IT業界の平均年収は本当に低いのか?他業界と比較

IT業界の離職率については以下でも解説しています。
▶ 2-3. 離職率は本当に高い?入職者数・離職者数の推移から見る現実

ITエンジニアが退職する理由は「労働時間が長い」「残業や休日出勤が多い」「スキルアップできない・キャリアの不安」「人間関係」「報酬・待遇への不満」などが挙げられます。また、システム障害などのプレッシャーや年齢とともに技術のキャッチアップが難しくなる点も理由となっています。
これらは記事中で解説した 3.【噂の真相】「IT業界はやめとけ」と言われる主な理由とその真実を徹底検証 とほぼ一致します。
また、2-2. IT業界の平均残業時間は?働き方改革の影響も解説 では他の職種と比較した実際のデータも挙げていますのでご覧ください。

未経験でもIT業界への転職は可能です。できる理由は、IT人材が慢性的に不足しているため、企業が未経験者を採用・育成する傾向にあること、また技術職以外にも多様な職種があり、意欲やポテンシャルを重視する企業が増えているからです。
本記事では 5-2. 未経験でも歓迎される職種 も紹介しています。
具体的な学習法としては、まずITパスポートなどで基礎知識を習得します。次に、オンライン学習やスクールでPythonやJavaScriptなどのプログラミングスキルを学び、ポートフォリオ(成果物)を作成します。これは、選考時の最大の武器となります。未経験歓迎の求人を探し、論理的思考力やコミュニケーション能力も活かしながら転職活動に臨みましょう。

■ プログラマカレッジは完全未経験者からITエンジニアを目指せるプログラミングスクールです

オンライン型でありながら、不明点はZoomを利用して個別に直接講師に質問できます。

気になること、解決できないことがあればzoomの個別ルームにて講師と1対1でのやり取りができます
プログラマカレッジ プログラマーコース受講風景
Zoomだけでなくチャットや掲示板での質問も可能で、不明点はすぐに解決できます。平日5日間コースと個別フリーコースの2種類のコースがあり、仕事や学校の都合に合わせた受講も可能です。

さらに、学習スタイルの選び方によってはチーム開発も経験できます。

他の受講生の方とオンラインで協力しながらカリキュラムを進められます
プログラマカレッジ プログラマーコースチーム開発風景

また、ITエンジニアが転職を考える理由については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
ITエンジニアに明確な年齢制限はありません。40代、50代はもちろん、60代で現役として活躍している方もいます。
この業界で重要なのは年齢ではなく、常に新しい技術を学び続ける意欲と、変化に対応できる柔軟性です。実力さえあれば、年齢に関係なく長く働くことができます。
また、経験を積むことで、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントといったマネジメント職・上流工程へのキャリアチェンジも可能であり、キャリアパスは多岐にわたります。
本記事の Q7.「35歳定年説」は本当? でも、年齢についての実態と現実についてご紹介しています。

IT業界には確かに大変な側面もありますが、IT業界全体を「ブラック」「激務」と一括りにすることもできません。重要なのは、「IT業界だからやめておこう」と考えるのではなく、「自分はどんなIT企業・職種なら長く働けるか」を考えてみてください。
もし、
「IT業界に興味はあるけれど、自分がエンジニアに向いているかわからない」
「未経験から何を勉強すればいいかわからない」
「ブラック企業を避けながら就職先を探したい」
という状態なら、一人で判断する必要はありません。
プログラマカレッジでは、未経験者向けのプログラミング学習に加えて、キャリアアドバイザーによる就職支援も行っています。受講料0円で学習でき、無料オンライン説明会も開催されています。
まずは説明会で、自分に合う職種や学習方法、就職先について話を聞いてみるのも一つの方法です。
INTERNOUS,inc. All rights reserved.
インターネットで「IT業界」と検索すると、「やめとけ」「激務」「ブラック」といったネガティブなキーワードが目につくかもしれません。
結論から申し上げます。
「IT業界はやめとけ」は、特定の働き方や企業に当てはまる場合は本当です。
特に多重下請けの末端に位置するSES(客先常駐)企業(条件による)や、教育体制が整っていない「未経験歓迎」求人は、スキルが積みにくく、待遇も厳しくなりやすい傾向があります。
一方で、自社開発企業や教育投資をしっかり行う優良企業を選べば、20代から大きく成長できる魅力的な業界でもあります。
IT業界は企業や職種によって働き方・年収・キャリアパスが極端に異なるため、「業界全体をやめとけ」と一括りにするのは危険です。この記事では、ネガティブな噂の背景と実態をデータで明らかにし、「どの入り口を選べば後悔しないか」を具体的に解説します。