ITコラム

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スキルアップ

2020.12.21

「IT業界はやめとけ」と言われる理由とは?未経験者が知っておきたい事実を解説

技術の進歩に伴い、IT業界も人気の業界のひとつとなりましたが、「IT業界はブラック企業が多いからエンジニアを目指すのはやめとけ」という声も聞こえてきます。これは本当なのでしょうか?この記事では、実際の疑問の声に対する理由と真実、そして未経験者がIT業界への就職・転職に失敗しないためのポイントについて解説していきます。

最終更新日:2020年12月21日

目次

1. これって本当?「IT業界はやめとけ」と言われる理由と真実
 1-1. 客先常駐って地獄なんですか?
 1-2. IT土方って地獄なの?
 1-3. IT業界って未経験だと就職先がブラックなの?
 1-4. IT業界は残業も多く3Kなの?
 1-5. IT業界って離職率が高いの?
 1-6. エンジニアの仕事はAIが進んで無くなるの?
 1-7. IT業界は35歳以上になると仕事が無いの?
2. こんな志望動機ならIT業界はやめとけ
3. こんなタイプの人はIT業界はやめとけ
4. IT業界に向いている人
5. IT業界への就職・転職で失敗を避ける方法
 5-1. IT業界でどのような働き方をしたいのかを明確にする
 5-2. IT業界の企業研究をしっかりとする
 5-3. IT専門の転職エージェントを利用する
 5-4. 就職・転職支援付きプログラミングスクールを利用する
6. 未経験からIT業界を目指すなら
 6-1. プログラミングスキルを身に付けよう
 6-2. 就職・転職支援があるプログラミングスクールがおすすめ
7. まとめ

1. これって本当?「IT業界はやめとけ」と言われる理由と真実


IT業界に興味は持っているものの「IT業界はやめとけ」という周囲の声に、不安になることはありませんか?実際にQAサイトにも「IT業界は残業も多く3Kなの?」「離職率が高いの?」「エンジニアの仕事はAIが進んで無くなるの?」などの声が上がっていますが、はたして本当なのでしょうか?
ここでは、各疑問に対する理由と実態・真実について解説していきます。

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1-1. 客先常駐って地獄なんですか?

■ QAサイト内の声

客先常駐って地獄なんですか? ITへ転職しようか検討中ですが不安が多いです。(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ 客先常駐が地獄と言われる理由
残業が多い、年収が少ない、スキルが身につかないというイメージがあるため。
 
■ 実態・真実
結論からお伝えすると、客先常駐が全て地獄かというと必ずしもそうではありません。
まずは、客先常駐とはどういった勤務体系なのか見ていきましょう。
簡単に説明しますと、客先常駐とはIT業界特有の働き方の一つで、所属会社から派遣された別会社で勤務するというSIerやSESの企業でよく見られる勤務体系のことを指しています。
厚生労働省 働き方・休み方改善ハンドブック(情報通信業)によると、IT業界全体の92.3%の企業が客先常駐の勤務体系を取り入れていることが分かります。

出典:働き方・休み方改善ハンドブック(情報通信業)|厚生労働省

IT業界のエンジニアを目指す以上、客先常駐は一般的な働き方と言えますが、本当に地獄と言われるような状況なのでしょうか?

実際の客先常駐型の働き方は、通常140-180時間または150-200時間という基準時間が設けられています。
その時間の範囲内でいくらという契約の上限を超えた場合、顧客企業がSES企業に対して超過金額を払う必要がありますが、多くの顧客企業では出来る限りこの上限以内に稼働を抑えるようにしていたり、超過しそうであれば別要員に仕事を振るのが一般的。
もちろん例外的に一時的に稼働時間が多くなることもありますが、現在、実際に多くの現場では長時間労働はかなり少ない傾向にあります。

さらに、フリーエンジニア(フリーランス)の大半は客先常駐型で働いているにも関わらずポジティブな印象を持たれる傾向にあるので、客先常駐型自体に問題があるわけではないと言えるでしょう。

実際15年ほど前までは月の稼働時間が350~400時間というような状況もあったことから、そのイメージで「長時間労働に対する誤解」が見受けられる傾向があるのもかもしれません。現在は、社会的に様々なコンプライアンスが重視されている為に客先常駐型の働き方でも、自社内の働き方でも、長時間労働はかなり減っています。

そして、客先常駐には次のようなメリットもあります。

【客先常駐のメリット】

  • 勤務地が都度変わるため、現場経験をたくさん積める
  • 人脈を増やせる
  • 常駐先勤務でメンタルが強くなる
  • 大手企業で仕事ができる
  • 未経験でも比較的入社しやすい

 
未経験でIT業界を目指し、経験を積みたいという方には、むしろメリットとなる働き方と考えることも出来るため、選択肢の一つに入るでしょう。

▸参考記事:客先常駐が辛い理由とは?環境改善やフリーランス転身で道は開ける!

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1-2. IT土方って地獄なの?

■ QAサイト内の声

IT土方ってしっていますか?ITって聞こえはいいけど、地獄みたい。(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ IT土方と言われる理由
IT業界は下請け構造であることから、指揮者(SEなど)の指示による単純作業を行うもの(プログラマ)としてIT土方と呼ぶことがあるため。
 
■ 実態・真実

IT業界での開発の構造は、図のようになっていて、頂点にある大手SIerなど元請の企業は、要件定義などの上流工程だけを担い、残りの簡単で工数のかかる下流工程は、二次請け、三次請けと言われる下請けの企業に外注を行うのが一般的です。
ピラミッド構造になっているため、仕事が下請けに回されるごとにマージンを抜かれていきますので、下請けになればなるほど給料は低くなっていきます。また、納期にもシビアになってくるため、残業が強いられることもしばしば。これがIT土方と言われるゆえんです。
しかし、給料が低いと言っても、プログラマの平均年収は約426万円と、国内全体の平均年収436万円と比べてみてもさほど低い数字ではありません

また、二次請け、三次請け企業と言っても、中小企業とは限りません。例えば、大規模プロジェクトなどでは、富士通のような大手SIerが元請けとなり、二次請けに富士通子会社、三次請けには独立系で上場しているSIerというケースも珍しくありません。

ピラミッド構造の下層を回避するためには、企業Webサイトの取引先を参考にしたり、転職エージェントを活用するなどして、労働環境の実態を確認すると良いでしょう。

参照:令和元年賃金構造基本統計調査|厚生年金
参照:令和元年分民間給与実態統計調査|国税庁

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1-3. IT業界って未経験だと就職先がブラックなの?

■ QAサイト内の声

未経験で雇ってくれる所ってブラックの可能性ってありますか?(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ 未経験からの就職先がブラック企業と言われる理由
未経験だと雑務であったり、新人教育の環境が無かったりする企業があるため。
 
■ 実態・真実
実際に未経験の社員に対して新人教育を行っていない企業も存在します。しかし、ほとんどの企業では、未経験で入社した場合、3ヶ月ほどのプログラミング研修を受けさせてもらえます。fabcross for エンジニアが実施した「新社会人・若手社会人の意識調査」によると、技術系新社会人のうち、85.4%の人が新人研修を受けたと回答しています。

出典:新社会人・若手社会人の意識調査|fabcross for エンジニア

仮に客先常駐させる場合でも一定の技術力を提供できなければ、会社の売上に結びつかないので、真っ当な企業であれば、社員を育てようとする環境が整っているはず。
ただし、未経験から就職する場合は、雑務などの簡単な仕事からスタートすることは当然です。そこをスタートに経験を積んでキャリアップしていきます。その点においては、どの企業もさほど変わりはないでしょう。

▸参考記事:IT業界未経験でも転職成功!チャレンジ可能な職種と必要なスキルは?

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1-4. IT業界は残業も多く3Kなの?

■ QAサイト内の声

IT業界も今後の就職活動の視野に入れようと思っているのですが、
よく3kがあるなどと聞いたりします。それは、本当なのでしょうか?(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ IT業界が3Kと言われる理由
SEやITエンジニアが残業が多く、労働の割に給与も低いと思われているため。
(3K:きつい・きびしい・かえれない)
 
■ 実態・真実
ITエンジニアは激務になることもあり、残業はつきものと考えておいた方が良いでしょう。
激務になる大きな要因としては、やはり「納期厳守」というところです。IT業界に限ったことではありませんが、納期は守る必要があり、場合によっては深夜残業もあります。また、24H稼働のシステムを担当している場合、深夜に急に呼び出されることもざらにあります。これが3Kと呼ばれる要因でしょう。
ただし、納期前や決算前などが激務となることが多いだけで、激務といっても恒常的に残業があるわけではありません。

出典:IT関連産業の給与等に関する 実態調査結果|経済産業省

また、同じIT業界でも職種によって残業時間は異なりますし、給与にも違いがあります。IT業界すべてが給料が安く、残業が多いわけではなく、スキルや経験、ポジションなどによって異なることを知っておきましょう。上のデータを見てもわかる通り、特にIT未経験の方でも目指しやすく、我が国における人材数が最も多いと考えられる「SE・プログラマ(顧客向け)」は、残業時間・勉強時間ともにそれほど多くはないといった結果が出ています。
最近では社員のライフワークバランスを重視した企業も増えてきており、労働環境は改善の傾向が見込まれるでしょう。

▸参考記事:ITエンジニアの職種別平均年収と年収アップの方法

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1-5. IT業界って離職率が高いの?

■ QAサイト内の声

何でIT業界って離職率が高いのですか?
仕事が過酷だからやめていくパターンですか?(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ IT業界が離職が高い言われる理由
IT業界は激務だというイメージから離職率が高いと思われている。
 
■ 実態・真実
IT業界は仕事が過酷で離職率が高いと思われがちですが、実際はさほど高くはありません。平成30年雇用動向調査結果によると情報通信業の離職率は11.8%となっており、他業界と比較しても離職率が高くないことが見て取れます
一部、急成長しているベンチャー企業などは社員の年齢が若い傾向が見られることから、社員の入れ替わりが激しいと想像できることもあり、そのイメージがついているのかもしれません。

出典:平成30年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省

また、数字からでは読み取れない事情もあります。
IT業界では、転職に前向きであり、離職率という数字だけではその企業の良し悪しを一概に判断はできません。IT業界で働くエンジニアの転職理由の上位として、「給与を上げるため」や「スキルを磨くため」といった理由が挙げられます。そのため、11.8%の数字の中にはポジティブな理由による転職も多く含まれているのです。
離職率ひとつにおいても、しっかりとした企業研究をすることが大切なことを知っておきましょう。

参照:ITエンジニア転職理由ランキング2019|doda

▸参考記事:エンジニアが知りたい本音の退職理由。転職時は前向きな伝え方が肝!

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1-6. エンジニアの仕事はAIが進んで無くなるの?

■ QAサイト内の声

AI技術の進歩で単純労働で人がいらなくなる場合とかはありますが
it業界ってaiやロボットに仕事を奪われる事ってないですか?(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ エンジニアの仕事がなくなると言われる理由
AI技術の進歩が進んでいて、なくなる職業にもIT職種がランクインしている場合もあるため。
 
■ 実態・真実
結論から伝えると、現時点でITエンジニアの仕事が全てAI奪われるということはまずないでしょう。というのも、AIが得意とする領域は、「あらゆるパターンを学習して最適の結論を出す」ことです。囲碁・将棋のように決められたパターンから最適解を導き出すという点では、人間をはるかに上回りますが、パターンから外れたクリエイティブな思考はAIにはありません。システムの要件定義、設計などの上級工程はAIで自動化することがまだまだ困難です。とはいえ、AIに取って代われれる職があるのも事実です
設計書通りのコーディング作業やテスト業務は、AIが担うことが可能になってきていますので、それらのスキルしか持ち合わせないエンジニアは淘汰されてしまう可能性は否定できないでしょう。
AIに仕事を奪われないためにも、プログラミングなどの技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力やマネジメントスキルなどの上流工程で必要とされるスキルも身につけていくことを目指しましょう。

▸参考記事:人口知能が仕事を奪う?これからのエンジニアに求められるものは

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1-7. IT業界は35歳以上になると仕事が無いの?

■ QAサイト内の声

IT企業で60歳まで働くのは不可能ですか。35歳定年説という言葉があるため不安です。(中略)
引用:Yahoo!知恵袋

■ IT業界が35歳以上になると仕事がないと言われる理由
ITエンジニア35歳定年説という言葉が耳に入るため。
 
■ 実態・真実
以前は35歳までは現場で、35歳を過ぎたら管理へ移るというのが一般的でした。しかし、今は時代も変わり35歳を超えて活躍しているエンジニアは多くいます(実際に当社のフリーランスでは60歳で現場でプログラマーとして活躍している人もいます)が、次のようなことから「いまだにITエンジニア35歳定年説」などと言われるのかもしれません。

  • プログラミングスキルの衰え

新しい技術が日進月歩に生まれてくるIT業界では、常に最新技術をキャッチアップしていくことが求められますが、30代半ばでは、どうしても若手の学習スピードには追いつけなくなることもあるでしょう。

  • 体力の衰え

納期前になると納期厳守のために深夜残業を行うことがよくありますが、35歳を超えると体力的に厳しくなってくることが考えられます。

  • PM(プロジェクトマネージャー)が年下になってくる

元請の企業などから若いPM(プロジェクトマネージャー)が就く場合があります。
PMが年下になるとお互いにやりにくくなってくることもあるでしょう。
また、35歳を超えてからは、技術職を退き、PM(プロジェクトマネージャー)、PL(プロジェクトリーダー)、ITコンサルタントなどの管理側を目指す方が増えてきます。35歳を超えても活躍するエンジニアはたくさんいますが、スペシャリストとして現場に残ることを目指す為には若手に負けない努力が必要です。
ITエンジニアにとっての「35歳」は定年ではなく、キャリアパスを視野に入れるなど転換期となる年齢と言えるのではないでしょうか。

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2. こんな志望動機ならIT業界はやめとけ


もしもあなたが次に挙げるような志望理由でIT業界を目指すのであれば、辞めておいた方が良いかもしれません。「思っているイメージと全然違った!」と理想と現実のギャップに苦しむことになるでしょう。
 
✔ 「エンジニア」の名がカッコいいから
少し前までエンジニアはオタクや根暗なイメージを持っている方もいたかもしれませんが、現在は、おしゃれなオフィスを構えている企業も増えたことなどから、学生の半数近くが「エンジニア=かっこいい、魅力的」といったイメージを持っているようです。

出典:吉報!大学生の43%が「エンジニアって魅力的」|リクナビネクスト

そんなイメージとは裏腹に、実際は案外泥臭い業界です。地道で単調作業を毎日延々と続ける場合もあります。かっこいいという理由だけでは、続けていくことは困難でしょう。
 
✔ 人手不足だし誰でも簡単に入れそうだから
IT業界は常に人材不足といわれています。とはいえ、企業も頭数が揃うなら誰でも良いというわけではありません。若い人材もしくは、優秀な人材を欲しています。
ですが、実際に頭数だけでも欲しいという企業もあり、「IT企業ならどこでも良い」というスタンスで就活を行えば、就職すること自体は難しくないでしょう。入社するのは簡単ですが、動機や志望理由も吟味されないような会社では、教育環境が準備されていなかったり、激務だったりの果てにすぐやめる羽目になる確立が高まるでしょう。
 
✔ コミュニケーションを取らなくても良いから
ITエンジニアと言えばパソコンに向かって黙々と作業する様子をイメージする人もいるかもしれません。間違いではありませんが、1人で作業が完結することはほぼあり得ません。開発は基本的にチーム(プロジェクト)単位で行います。
プログラマであれば他のメンバーやSEとコミュニケーションと取ったり、SEであればクライアントのヒアリングを行ったりと、想像以上にコミュニケーション能力が必要になります。

▸参考記事:コミュニケーションが苦手な自分を変える!人間関係が良好になる克服法
 
✔ 他のサラリーマンより稼げそうだから
令和元年分民間給与実態統計調査によると、国内全体の平均年収は436万円に対し、情報通信業は599万円と他業種と比較すると年収が高い傾向にあります。

参照:令和元年分民間給与実態統計調査|国税庁

ただし、IT業界は、勤務体系や企業の規模、スキルやポジションによって大きく年収が変わって来るので、この数字だけ見て、稼げそうと思うのは危険です。
特に、未経験から就職した20代プログラマの平均初任給は20万円前後、年収だと250~300万円程度と考えて良いでしょう。
また、未経験の場合は学歴や経験によっても年収が左右されることもあり、年収の高い会社に入社するためには、MARCH以上や理系大卒など一定以上の学歴が求められる場合もあります。

▸参考記事:プログラマの年収になぜ差が出るのか?

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3. こんなタイプの人はIT業界はやめとけ


次のようなタイプの人は、IT業界に入った後も、ストレスを感じてしまうかもしれません。IT業界を目指すのであれば、当てはまらないか確認しておきましょう。
 
✔ IT技術に興味が無い人
そもそもIT技術に興味がない人はIT業界は難しいでしょう。
「好きこそ物の上手なれ」です。最新のIT技術が好き、興味があるという方は、どんどん自主的に伸びていきますが、IT技術に興味がないという方は、学習のモチベーションを保つのがしんどくなりストレスになることが予想されます。
日々新しい技術をキャッチアップすることが求められるITエンジニアにとって、IT技術に興味がないのでは面白くないでしょう。勉強を続けるのが辛いという理由で転職される方も少なくありません。
 
✔ 地道な作業や調査が苦手
よく映画やドラマで、黒い画面にものすごい速さでプログラムを打ち込んでいくというシーンがありますが、実際にあのような場面は滅多にありません。
エラーが出ては画面とにらめっこ。分からないことがあればググったりして、一日にほぼプログラムが書けなかったということもあり得ます。プログラミング ⇒ エラー ⇒ 原因調査 ⇒ 不明点を検索 ⇒解決 の繰り返しで地道な作業が続くので、映画やドラマのような世界を想像されている方は一度考え直しましょう。
 
✔ コミュニケーションが嫌い
先にも説明しましたが、ITエンジニアといえど、相手はパソコンだけではありません。
現役エンジニアの中にもコミュニケーションをとるのが苦手という方もいますが、プロジェクトメンバーやSE、クライアントと関わる機会もあるため、あまりコミュニケーションを取らなくても良いと勘違いされている方は危険です。
 
✔ 好奇心や自発性が無く受け身な人
新入社員の研修を除くと、「これを学習しなさい」と親切に教えてくれることはほぼないため、自身に必要な技術をその都度考えて学ぶ必要があります。
書籍を読んだり、セミナーに参加したりする意欲が無いとIT業界には向いていないかもしれません。IT技術に興味があると思っているものの、学習の行動を起こせない人は、例えば身近に始めることが出来るSNSのようなことから始めてみてはどうでしょうか?あなたと同じように、一歩を踏み出すことに不安を抱えているような方との意見交換が出来ることもあるでしょう。ITエンジニア同士と繋がって情報交換することが、あなたの好奇心をくすぐるきっかけとなるかもしれません。
 
✔ 残業は出来ないという考えの人
働き方改革などで以前と比べたらIT業界も残業が少なくなってきましたが、それでも残業はあります。
厚生労働省の毎月勤労統計調査(令和元年分)では、情報通信業の所定外労働時間が平均して14.8時間あるという結果が出ており、他業界と比べても残業が多い傾向にあります。特に下請けの企業だと短期間に納期を設定されたり、クライアントから急な仕様変更があったり、システムの不具合が発生したり様々なものに追われます。そのため、「定時で帰りたい」「休日出勤したくない」という方には難しいかもしれません。

参照:毎月勤労統計調査 令和元年分結果確報|厚生労働省

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4. IT業界に向いている人


ではいったいどんな人ならIT業界に向いているのでしょうか?次のタイプに当てはまる人ならば、IT業界で長く続けていける可能性も高まるでしょう。
 
✔ IT技術・プログラミングに興味がある人
仕事に限らず、どんなことでも興味があることは何よりです。興味があれば新しい技術も、勉強も苦痛に感じることは無いでしょうし、逆に興味がなければモチベーションを保つのが難くなってくることでしょう。
とは言え、仕事として取り組むためには、「なんとなく興味があるかも」ではなく、本当に興味があると言えるのかしっかり確認しておいた方がベター。自分がIT技術やプログラミングを好きになれるか判断するには、実際に手を動かしてプログラミングをしてみることをオススメします。
Progateドットインストールなど無料でプログラミングを学習できるサイトがあるので、まずは一度体験してみると良いかもしれません。

▸参考記事:無料で学べるプログラミングの学習サイト!おすすめ23選【2020年版】
 
✔ 探求心や好奇心がある人
ITエンジニアにとって、探求心・好奇心を持っていることは非常に大切です。技術の移り変わりにすごく興味がある人であれば、日々最新技術を追いかけるのも楽しいと思えるでしょう。また、学習したことを起点に「もっと効率的にできないだろうか?」と自らの生産性を向上させることのできる方はIT業界に向いているでしょう。
 
✔ コツコツと努力できる人
日々新しい技術をキャッチアップすることが求められるITエンジニアは、コツコツと努力を続けられる人が向いています。
プロジェクトは短期間で完結するものもあれば、半年や一年など長期間に渡るものがあります。短期間で結果が出るわけではないので、コツコツ地道な努力が必要になってきます。
 
✔ チームで働くことに苦手意識が無い人
IT業界での仕事は、基本的にチーム(プロジェクト)単位で行うことが多くなります。
パソコンに向かって黙々と作業することも必要ですが、時には他のプロジェクトメンバーと協力しながら作業を行うということも必要になってきます。
チームで働くことに苦手意識のない方が、ストレスなく働けることでしょう。

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5. IT業界への就職・転職で失敗を避ける方法


IT業界は深刻な人材不足に陥っているために、労働環境が整っていない、残業が多いなどと言われるような企業も存在するのは確かなようです。未経験からの転職でも失敗しないための方法を知っておくことも大切です。

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5-1. IT業界でどのような働き方をしたいのかを明確にする

事前に自分はどんな分野に興味があり、どんな職種、どんな働き方を目指したいのか明確にしておきましょう。とはいっても、IT未経験の方だとなかなかイメージがつかないですよね。
一口にIT業界と言っても様々な業界・職種があります。
業界で大きく分けた場合、次の5つの業界が存在します。

  • インターネット/Web業界
  • ハードウェア業界
  • ソフトウェア業界
  • 通信業界
  • 情報処理サービス業界

 
また、各業界の中にもプログラマやSEを始めとする様々な職種が存在します。
働き方も「自社開発」「受託開発」「客先常駐」と様々です。
次の記事などを参考にしながら、自分の目指す働き方を明確にしておきましょう。

▸参考記事:IT業界の転職事情は?未経験でも転職を成功させるコツや手順を紹介
▸参考記事:【未経験者必見】IT業界の職種を一挙ご紹介!仕事内容や年収も解説

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5-2. IT業界の企業研究をしっかりとする

自分の進みたい分野や職種が決まったら、次は企業研究を行うことが大切です。
充実した働き方を継続するためにも、次の4つのポイントをおさえながら企業研究をすすめましょう。

1)社風が自分に合っているか確認する
 ・・・その企業が持つ雰囲気や上下関係などの人間関係、意見が言いやすい環境なのかどうかといった自分自身の働き方に合う社風なのかを確かめてみましょう。
2)育成環境が整っているか
 ・・・育成環境が整っていれば、未経験者でも将来に向けて着実に成長していくことができます。

3)福利厚生が整っているか
 ・・・雇用保険や交通費手当、時短勤務などが整っているかなど自分の働き方に合う福利厚生が整っているか確認しましょう。
4)求人掲載期間を調べる
 ・・・常に募集が上がっているところは離職率が高い可能性が考えられます。理由をしっかりと確認すると良いでしょう。

▸参考記事:【IT業界研究】就活生向けにIT業界の現状・動向・将来性を徹底解説!

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5-3. IT専門の転職エージェントを利用する

IT業界への転職の失敗を避ける手段として、「IT専門の転職エージェントを利用する」という手もあります。IT業界に知見のあるキャリアアドバイザーが、どんな職種でどのような働き方を目指したいのかなどの希望条件を聞いた上であなたに適した企業を紹介してくれるため、転職のミスマッチがおきにくくなります
また、応募書類の添削や面接対策などのサポートも行ってくれるため、活用するメリットは大いにあるといえるでしょう。

▸参考記事:転職エージェントとは?メリットや転職サイトとの違い・活用法を解説

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5-4. 就職・転職支援付きプログラミングスクールを利用する

未経験者が転職に失敗しないためには、転職支援付きプログラミングスクールを利用するというのもひとつの手段です。
単に就職先を紹介してくれるだけでなく、ビジネスマナー研修、履歴書・職務経歴書の添削、面接練習、業界についての説明など手厚いサポートを行ってくれるプログラミングスクールもあります。
気になるプログラミングスクールがある場合には、無料カウンセリングを受けてみると雰囲気や方向性を把握することができるでしょう。

▸参考記事:おすすめのプログラミングスクール33選!一番安いのは?料金と選び方を徹底比較

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6. 未経験からIT業界を目指すなら


未経験からIT業界を目指すことに不安なこともたくさんあるでしょう。
最後に、失敗を避けるためにどう行動を起こせばよいのか解説します。

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6-1. プログラミングスキルを身に付けよう

まずは、プログラミングの知識を身につけることをおすすめします。
IT業界の全ての職種がプログラミングを行うというわけではありませんが、ITへの理解を深めるという意味では、大きなメリットとなります。
新卒・未経験募集の求人であっても、企業は入社後の教育コストの観点から、プログラミング経験者を採用する傾向にあるので、プログラミングスキルを学んできた経験は大きなアピールポイントとなります。
IT業界へチャレンジするのであれば、まずはプログラミングの学習を始めてみましょう。

▸参考記事:プログラミングスキルは就職に有利!その理由と転職を成功させるポイントとは

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6-2. 就職・転職支援があるプログラミングスクールがおすすめ

プログラミングは独学でも学習できますが、プログラミングスクールを利用すると、挫折することなく効率よく学習できます。その中でも特におすすめなのが、就職・転職支援のあるプログラミングスクールです。
就職・転職支援付きのプログラミングスクールは、技術面のサポートはもちろんのこと、就職・転職のノウハウを教えてくれるキャリアアドバイザーがつき、手厚いサポートをしてもらえます。現役エンジニアや元エンジニアが講師を勤めているプログラミングスクールの場合、IT業界の生の声が聞け、就職にも役立つことでしょう。

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7. まとめ

IT業界はやめとけという周囲の声もありますが、それは一部のイメージが歪曲した形で伝わり、実際の実態と異なることがあります。IT業界を目指すのであれば、「IT業界はブラックな業界なんだ」というイメージで終わらせることなく、ご自身で実態を調べてみましょう。

IT業界は今後もさらに発展していくことが予測されている業界です。
IT業界に興味があるものの不安があるようでしたら、まずは業界研究や企業研究をしたりするなどしてIT業界への正しい知識を身につけ、失敗や後悔のない就職活動を進めていきましょう。

▸参考記事:【2020~2021年版】IT業界の将来性。今後の課題と新たなトレンドを探る!

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