専門学校を中退すると、その後の進路に大きな影響があります。この記事では、中退したことで予想される影響や、その後の就職活動について詳しく解説します。
最終学歴がどうなるかなど経歴への影響や、中退者向けの具体的な就活の進め方、職種選択のポイントなども紹介。さらにあまり馴染みのない方も多い「就職支援サービス」の利用方法も紹介していますので、ぜひご覧ください。
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最終更新日:2023年8月4日
目次
専門学校を途中で辞めた場合、最終学歴はどう扱われるのでしょうか。ほか、専門学校を中退したことによる影響について、詳しく解説します。
専門学校を中退すると、最終学歴は『高卒』になります。就活の際、書類選考では最終学歴を見られることが多いため、足切りの要因になる可能性があります。さらに学校の就職課やキャリアセンターからのサポートが一切ない状態で就職活動を行うことになるため、専門学校に在籍しながら就職活動を進めた人と比べ、就活が不利になる場合があります。
中退の場合、企業によっては新卒扱いではなく、中途採用扱いとなる場合もあります。するとキャリア採用の扱いとなり、最初からある程度のスキルを持っていることが求められる場合があります。
ただし中途採用でも、ポテンシャル採用が行われる場合もあります。ポテンシャル採用とは、その人の持つポテンシャル(潜在能力)を重視した採用方法です。スキルや経験ではなく、人柄や素養、可能性などが評価されます。
まずは早めに就職活動を始め、できるだけ経歴に空白の期間を作らないことが大切です。時間に余裕があると、より多くの企業と縁が持てたり、受ける企業や業界を深く研究する余裕を持てたりするというメリットがあります。
就活を成功させるためには、中退した理由をできるだけポジティブに伝えられるよう、あらかじめ準備しておくことが大切です。中退にもしっかりとした理由があれば、企業側も納得しやすくなります。
たとえば経済的な問題で辞めることになった場合、正直に答えた上で「計画的に就活を始めた」とアピールするなど、面接官にできるだけポジティブな印象を与えられるような説明を心がけましょう。
就職に有利な資格やスキルを会得し、それをアピールすることも有効です。その業界で有効とされる資格を取得していれば、企業側から見て一定のスキルがあると評価されやすくなります。
中退者がより良い就職を決めるためには、実務経験が重要です。例えば希望する業界や企業でのアルバイト経験などを積むことで経験を評価され、そこから正社員として採用されるケースがあります。アルバイトをした企業以外でも、同じ職種で実務経験があれば大きなアドバンテージとなります。
実務経験が全くない方の場合、実用性の高い資格を取得することで、一定のスキルがあるという証明になるケースがあります。たとえばIT業界であれば「ITパスポート」「Java Silver」「基本情報技術者試験」などが人気の資格です。
コミュニケーション能力の高さも、もちろん大切な要素です。特に営業職や販売職との相性が良いだけでなく、チーム開発などを行う部署でも、コミュニケーション能力は高く評価されています。またコミュニケーション能力を磨くことで、面接で自己アピールする力もアップするでしょう。
未経験からでも正社員に採用されやすい職種として、営業職が挙げられます。特に保険営業や不動産営業については、コミュニケーション能力や商品のプレゼン能力が重視されます。実務未経験であっても面接時にコミュニケーション能力の高さをアピールすることができれば、高い確率で採用される職種です。
営業職におすすめの資格 |
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Microsoft Office Specialist、TOEIC、営業士、普通自動車第一種運転免許 など |
プログラマーも、中退後に正社員として就職できる職種の一つです。2030年には最大79万人が不足すると言われているプログラマーですが、現在も慢性的に人手不足であり、常に新しい人材が募集されています。
しかしプログラマーは「スキル」が重要視される職種です。さらに人によって、適正の有無もはっきりとしています。まずは資格を取得してみる、プログラミングを独学してみるなど、就職活動を始める前にITに触れてみることがおすすめです。ただ独学の時点で難しいと感じても、ITへの興味が強いのならば、まだ諦める必要はありません。プログラマカレッジをはじめとするITエンジニア志望者向けに開講される研修に参加することで、未経験からエンジニアとして就職を決めた方も数多くいる職種です。
プログラマーにおすすめの資格 |
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ITパスポート、Java Silver、基本情報技術者 など |
販売職も営業職と同じく、学歴よりもコミュニケーション能力が重視される職種です。またアルバイト経験などで磨いたスキルを、そのまま活かしやすい職種でもあります。現在販売職でアルバイトをしており、かつ今の仕事が楽しいという方は、正社員登用制度がないかを確認してみてください。アルバイトからの登用も、正社員として就職する手段の一つです。
販売職におすすめの資格 |
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接客販売技能士、販売士(リテールマーケティング)検定、接客サービスマナー検定 など |
介護職も、プログラマーと同じく慢性的に人手不足の職種であり、求人が豊富な状況です。初めは未経験からでも就職可能であり、そこから国家資格である介護福祉士などの各種資格を取得することで、ステップアップすることもできる職種です。
販売職におすすめの資格 |
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介護福祉士、介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級)、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級) など |
中退後に就職支援サービスを活用することは、就業経験がない方へ特におすすめです。多くの就職支援サービスでは専門学校で受けられる就職支援以上にきめ細かなサービスが受けられるだけでなく、就職に必要なスキルを学べる研修も用意されています。
就職に必要なスキルを学べる研修の内容は、職種ごとに異なります。そのため自分にマッチする就職支援サービスをしっかりと見極めることが重要です。
例えば次に紹介する就職カレッジのように、総合職としての就職を希望する中退者に特化した就職エージェントが存在します。
■ 就職カレッジ【総合職志望者向け研修】
各種中退者向けに特化した、就職・転職のサポートサービスです。正社員になるために必要なビジネスマナーを身に着けるための就活講座を開講しており、さらに中退という経歴を活かした就職活動のやり方をエージェントから学ぶことができます。
サービス名 | 就職カレッジ |
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URL | https://www.jaic-college.jp/second/ |
コース概要 | 中退者コース |
料金 | 無料 |
受講資格 | 18歳~29歳 |
就職率 | 90.7% |
例えばITエンジニア(プログラマー)という希望が定まっているならば、無料スクールで専門的なスキルを学んだ上で就職をサポートしてくれるサービスもあります。まずは無料のセミナーやイベントなどに積極的に参加して、自分に向いているスクールやエージェントを探してみることもおすすめです。
■ プログラマカレッジ【ITエンジニア志望者向け研修】
プログラマーやクラウドエンジニアなどのITエンジニアになるための研修を無料で受講した上で、就職活動のサポートまで一貫して受けることができる、就職直結型のプログラミングスクールです。スクール卒業後は専門のキャリアアドバイザーがつき、就職活動に必要な履歴書の作成や面接対策までしっかりサポートします。さらにJavaSilverやITパスポートなどの資格受験料も、スクールが負担しています。
なぜ完全無料で運営できるのか、仕組みを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
サービス名 | プログラマカレッジ |
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URL | https://programmercollege.jp/lp5/ |
コース概要 | ・プログラマーコース(60 or 90日間) ・クラウドエンジニアコース(60日間) |
料金 | 無料(※さらに資格の受験料補助あり) |
受講資格 | 30歳まで 受講後は東京で就職可能な方 |
就職率 | 98.3% |
専門学校を中退すると学歴などの経歴面では不利になりますが、それ以上にスキル重視で採用される業界もあります。営業職にプログラマー、介護職など、それぞれ異なる適正が必要です。自分のアピールポイントをよく見直し、自分に適した職種を探してみてください。
もしあなたが「ITスキルを身につけて就職したいけど、高額な学費を支払うのは難しい」という状況の場合は、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にITエンジニアを目指してみませんか?
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