本記事ではプログラミングスクール27校の費用相場をランキング形式で紹介。「プログラミングスクールの料金相場を知りたいけど、なぜこんなに高いの?」「無料のスクールもあるけど、あまりにも安いと思わぬ落とし穴がありそう…」と考えている方に向けて、受講料金が高額な理由や安くてもおすすめできないスクールの特徴も解説します。卒業後の初任給と年収や自分に合ったスクールの選び方も参考にしてください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年2月20日
目次
いくつかの候補の中から実際に通う1校を絞り込む際、申し込みを決意する決め手となるのは、やはり受講費用の総額。
どのプログラミングスクールもクレジットカードや分割払いに対応しているとはいえ、できるだけ安い金額でお得に学べたらうれしいですよね。
プログラマカレッジ編集部で独自にピックアップした27校における最安値のコース料金をもとに、受講料の平均価格を算出したところ、プログラミングスクールにかかる費用の相場はおよそ14万8,000円(今回は無料プログラミングスクール6校を含む)。
一般財団法人 労務行政研究所が調査した2021年度における大学卒者の初任給は21万3,003円、そして高校卒者の初任給が17万2,049円なので、最低でも約一ヶ月分の給料ぐらいの費用がかかるということになりますが、なぜ有料プログラミングスクールの料金はこんなにも高額なのでしょうか?
一つめは、短期間で効率よく学ぶための専門カリキュラムを独自に提供しているため。二つめは、満足度の高い授業を継続的に提供するための運営費を確保する必要があるため。
そして、履歴書の作成や面接対策といった就活サポートの費用を受講料金に含めていることが、三つめの理由です。
各項目の詳細については、リンク先でチェックしてみましょう。
プログラミングスクール各社の料金体系は、講座内容や受講期間によっても異なりますが、有料のプログラミングスクールに通う場合だと授業料の他に何の費用が嵩む(かさむ)のでしょうか?
✔ 入会金・入学金
✔ 教材費(テキスト代など)
✔ 受講料(コース料金)
✔ その他の費用(設備費や資格試験の受験料など)
中には、一切の費用がかからない無料のプログラミングスクールもありますが、スクールによっては入学金や入会金、設備費といったその他の費用を自己負担する場合も。では、実際にどれぐらいの金額がかかることを想定したうえで資金を準備しておけばよいのでしょうか?
プログラミングスクール全27校における最安値のコース料金・入学金(入会金)・その他の費用を、受講料金が安い順のランキング形式にまとめた一覧表はこちらです。
※横スクロールしてご覧下さい。
※料金はすべて税込み価格(2022年9月調べ)
今回調査したうち、入会金が必要なプログラミングスクールは全部で7社で、その平均金額は106,191円(小数点以下は切り上げ)。
一方、どのスクールも教材費は基本的に無料ですが、選ぶコースによっては別途書籍代が必要となるスクールもありました。
うち入学金と受講料金以外に、その他の費用がかかるスクールは合計4社で、その額は15,000円~34,760円と各社ごとに価格帯のばらつきが見られました。
また、選択する講座や希望するカリキュラムによっては授業料や実習費がかなり高額となるので、うっかり予算オーバーして予期せぬ出費が嵩むことがないよう、入校前には学費の総額を入念に確認しておきましょう。
とは言うものの、いくら受講料金が安くても目的のスキルを習得できなければ通う意味がありませんよね。
では、未経験からエンジニア転職を目指す人が行くべきではないスクールには、どのような傾向があるのでしょうか?
講師の質が低く実務レベルに対応していないスクールを選んでしまうと、トレンドの技術や開発現場で活かせるスキルを習得できない可能性も。そのため未経験からITエンジニアを目指しているのであれば、現役もしくはエンジニアとしての実績が豊富な講師が在籍しているスクールがおすすめです。
とはいえ、どれだけ最先端の技術や知識が学べたとしても、自身の予算に対してあまりにも受講料金が高額なスクールを選ぶと、毎月の支払いで生活が苦しくなってしまう可能性があります。
そうならないためには、無理のない範囲で通える有料スクールや無料のスクールのほか、各種割引や教育訓練給付制度に対応したスクールを選ぶと良いでしょう。
また就職・転職を目的としたプログラミングスクールに通うなら、「履歴書を添削してもらえない」「面接対策も実施しない」というような、就活サポートが一切ないスクールもできるだけ避けておくべきです。
もし就職・転職支援が受けられない場合は、求人探しからや応募書類の作成、面接対策まで含めてすべて自力で行わなければなりません。
仮にプログラミングの基本スキルを習得できたとしても、実際に内定を獲得し企業に入社できなければ意味がありませんよね。
さらにカリキュラムが古いままのスクールや、「卒業したらすぐにフリーランスになれる」といった万人にとって現実化が難しいゴールが設定されたコースしか選べないスクールも、未経験者にはあまりおすすめできません。
それにプログラミング技術はトレンドの移り変わりが激しいため、古い教材で学んでしまうと、実際の開発現場では活かせない可能性があるので、カリキュラムの内容には細心の注意が必要です。
そのため、初めてプログラミングを学ぶ方がスクールに通うのなら、料金の安さばかりを優先するのではなく、講師の質や就職サポートやカリキュラムなどをよくチェックしてから、ご自分に合った1校を決めるようにしましょう。
就職支援制度が充実した口コミでも評判のプログラミングスクール6社については、以下の記事を参考にしてください。
2020年4月から小学校でも必修化されたプログラミングは、今や次世代の社会人にとって必須のスキル。そんな風潮から、大人向けのプログラミングスクールの数は年々増え続けていますが、似たようなサービスで同じスキルを習得できるのなら、ほんのわずかでも受講料金が安いとうれしいですよね。
各割引制度の具体的な利用方法やおすすめの活用方法については、各リンク先で確認してみましょう。とはいうものの、
「オンラインでも安く学べるプログラミングスクールはどこ?」
「できるだけ費用は抑えたいけど就活はサポートしてもらいたい」
「とはいえ、あまりにも安いスクールだと転職に対応できるのか不安…」
と考えている方もきっといることでしょう。そんな方には、転職に強いおすすめのオンラインスクール13校を紹介している以下の記事もおすすめです。
元エンジニアがオンラインスクールのメリット・デメリットや選び方とともに、卒業後の初任給と平均年収も解説しているのでぜひ参考にしてください。
最も安くて優良なプログラミングスクールを探している方には、無料のプログラミングスクールがおすすめです。
「でも、通常であれば数十万円かかる費用がなぜ無料なの?」
「受講生からお金をもらわないのに、なぜ無料でスクールを運営できるのか?」
そんな疑問から「無料のプログラミングスクールって、じつは闇深いのかも…」
と不安を抱く人もいるようですが、その仕組みはこの図のとおり、優秀な生徒を育成して企業に紹介することで、協賛金と紹介料を受け取っているため。
年齢や応募要件のほかに、キャッシュバックにて受講料金が無料となるスクールもありますが、各種条件によって入校できるスクールが異なるため、気になる方はリンク先でチェックしてみてください。
また、入校したあとで「『無料』という言葉に釣られて気軽に申し込んでしまったけど、こんなことなら最初からやめとけば良かった…」と後悔しないためには、あらかじめチェックすべきポイントを覚えておくと安心です。
無料プログラミングスクールと有料ログラミングスクールの主な違いについては、以下の記事で確認してみましょう。
また、転職を目指す社会人におすすめできないプログラミングスクールの特徴は、次の記事もご参考に。
プログラミングスクール27校の料金相場を比較しながら、少しでも安く通う方法を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみましょう。
厚生労働省が発表した「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」によると、大学卒の初任給は20万6,700円、高校卒の初任給は16万5,100円という結果からみても、プログラミングスクール卒業生の初任給は高卒者にとっては平均以上、また大卒者にとってはごく平均的な金額だと言えるでしょう。
参考:平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況|厚生労働省
また当社が独自に調査した結果、プログラミングスクール卒業後の平均年収は約250万円~300万円ほど。
この金額は未経験からエンジニアとして就職した場合の相場ですが、過去には初年度年収が350万円以上で内定を獲得した方も多数おり、その後、地道にキャリアを積んでいくとピーク時では1,000万円もの年収を稼ぐ人々も存在します。
20代の平均年収が高い言語や30代で500万円を目指せる言語については、以下の記事を参考にしてみましょう。
「講座がスタートしてから、目的のスキルを学べないと知った」
「平日学習する時間も取れないし、授業のペースにもついて行けない」
「未経験からプログラマーを目指していたのに、就職をサポートしてもらえなかった」
…と、入校したあとで悔やまないためには、自分に合ったプログラミングスクールの選び方についても知っておく必要があります。
未経験からプログラミングを学ぶ方が入校前にチェックしておくべき項目は、この8つです。
また、就職や転職を目指してプログラミングスクールに通おうと考えている方がチェックすべき項目は、次の7つ。
自分の目的にぴったりな1校を見つける方法については、こちらの記事もご参考に。
目的に合った1校の見つけ方や都内で学べるおすすめのプログラミングスクールについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみましょう。
今回は、プログラミングスクールにかかる費用やプログラミングスクールの選び方について解説してきましたが、いかがでしたか?
「なるべくお金をかけずに短期間でプログラミングを習得して、未経験からIT業界へ就職したい」
もしあなたがそんなふうに考えているのなら、就職支援付きの無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、ぜひ私たちと一緒にプログラミングを学んでみませんか?
パソコンにはじめて触る高校生や、デスクワーク経験のないフリーターの方でも大丈夫。パソコンに関する基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からまるごとマスターできますよ。
実際に通って希望の就職を叶えた卒業生のインタビューでは、
独自の動画教材がありましたので、わからないことがあった時はそれを繰り返しみることができ、その都度理解を深めることができたので、効率的に勉強することができました。
▸卒業生の声:サクライさん(男性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
プログラマカレッジを選んだ理由は、無料で通える点とスケジュールを自身で決められる夜間コースが用意されていた点です。
▸卒業生の声:山崎さん(女性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
就職活動自体人生で初めての経験でしたので、担当のキャリアアドバイザーが手厚いサポートをしてくれました。面接時、どう答えるべきか悩んだ時はLINEで連絡しました。すると、すぐに返信をくれて、「僕だったら、こう答える」という風にヒントになるアドバイスをくれました。
▸卒業生の声:渡邉さん(女性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
という喜びの声が、多数寄せられています。
さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポート。上京就活生にはホテルの宿泊費も負担してくれるので、地元から離れても安心して就職活動に専念することが可能です。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
現在は新型コロナウィルス感染予防のため、完全オンラインの運営へ切り替え中。ぜひこの記事を参考にご自分に合った1校を見つけてプログラミングを学んでみましょう!
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✔ 短期間で学べる専用のカリキュラムが組まれているため
✔ 経験豊富なプロの講師から直接指導してもらえるため
✔ 卒業後の就職や転職のサポートが万全に用意されているため