昨今の世界的な景気の悪化により、「今の会社で今後もずっと働けるか不安」「働きながら手に職を付けて将来性のある業界に転職したい」と感じている方も多いのではないでしょうか。今回は、今の仕事を続けながら空いた時間に通えるおすすめのプログラミングスクールと最適な1校の選び方を解説。働きながらプログラミングを学んでエンジニアになった事例や、未経験から効率よくプログラミングを学ぶコツも紹介します。
なお、未経験からITエンジニアへの就職・転職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年2月20日
目次
近年の不安定な社会情勢が続くなか、「今の仕事のままでこの先も食べていけるか不安」「コロナ不況をきっかけに、今の仕事や働き方を見直したい」「手に職を付けてリモートワークでも働けるプログラマーになりたい」と考えている方も多いでしょう。
そんな悩みを抱えつつも、「社会人になると毎日仕事が忙しいから、働きながらプログラミングを身につけるなんて無理」と思っていませんか?
しかしながら、仕事の合間にプログラミングを学習し、未経験からエンジニアになった人はたくさんいますし、実際に筆者も社会人になってからプログラミングを学び、異業種からエンジニア転職に成功した経験があるので決して不可能なことではありません。
まずは、働きながらプログラミングを学んで、未経験からエンジニアになった3名の体験談を紹介しましょう。
■ 前職は?
飲食業
■ プログラミングを学んだきっかけは?
6年間勤続していたアルバイト先を一時的に離職。復帰しようと思っていたものの離職のタイミングで新型コロナウイルスが蔓延してしまい、改めて自身の将来を考えたところ、IT業界はこれから将来性が高そうな分野だと感じたため学習を開始。
■ 前職は?
マーケティングリサーチ会社
■ プログラミングを学んだきっかけは?
前職では、マーケティングリサーチ会社に勤務していた山崎さん。業務の中で、HTMLやCSS、Javaを利用する機会をがあり、その仕事に楽しさを感じ理解をもっと深めたいと思い、エンジニアへの転職を考えるように。しかし、転職するには自身の知識が浅いと感じ、プログラミングを学ぶことを決意。
■ 前職は?
芸能事務所マネージャー
■ プログラミングを学んだきっかけは?
YouTubeでエンジニア関連の発信を目にする機会が多くなり、エンジニアに興味を持ち始めた福島さん。IT業界は新しい業界ということもあり、さらに興味を惹かれ「このまま悩みながら過ごすのだったら思い切って飛び込もう」と思い、プログラミングの学習を開始。
以上、プログラマカレッジの夜間コースを卒業後に未経験からエンジニアへ転身した3名の体験談を紹介しましたが、「もっと詳しく知りたい」と思われた方は各リンク先でご覧ください。
ここまで紹介したように、働きながらプログラミングを学んでエンジニアになることは可能ですが、「おすすめのスクールはどこなのか?」とお悩みの方も多いでしょう。
「手に職を付けたいが、今の仕事を急にやめるわけにはいかない」
「できるだけ出費を抑えながら、自分のペースでスキルを身につけたい」
そんな方に向けて、ここでは働きながらでも通えるおすすめのプログラミングスクールを18校紹介。無料で学べるプログラミングスクールのほか、教育訓練給付金対応のスクールや就職支援付きのプログラミングスクールもピックアップし、以下の表にまとめました。
※横スクロールしてご覧下さい。
(注)〇:完全対応 △:一部対応 -:非対応
※2022年9月現在
この表を見ると、基本的にすべてのスクールが土日でも開講していますが、上記のうち、平日夜間に通えるプログラミングスクールは15校。
また教育訓練給付金を活用できるのは7校もあるだけでなく、受講料金が0円のスクールも2校あるため、スクールの受講費用をできるだけ抑えたい方はぜひチェックしておきましょう。
そして「働きながら学習してエンジニアに転職したい」という方は、就職支援が用意されており、なおかつ就職率が高いスクールを選ぶと、転職成功率をグッと引き上げられるでしょう。
ここまで、働きながらプログラミングを学んでエンジニアになった人の体験談や、おすすめのプログラミングスクールを紹介しましたが、そもそも働きながらプログラミングを習得するとどんなメリットがあるのでしょうか?
そのメリットは、主に以下の3つです。
✔ 副業が可能になるため収入アップが期待できる
✔ リモートで働ける職場に転職できるチャンスが広がる
✔「手に職」を付けることで会社に依存することなく仕事ができる
働きながらプログラミングを習得し、初心者でも対応できる案件を運良く獲得できれば、エンジニアとして副業を始めることも可能です。すると、平日の夜間や土日にのスキマ時間にも本業以外の収入が得られるため、自ずと年収アップが期待できるでしょう。
また、プログラミングスキルがあればリモートで働ける職場に転職できるチャンスも生まれます。なぜなら、IT業界にはテレワークを導入している企業も多いだけでなく、プログラマーやエンジニア人材が不足しており需要も高いため、未経験者歓迎の求人も多い傾向にあるからです。
さらに「手に職」を付けることで、他の職種に比べて「食いっぱぐれにくい」とも言われる技術職に就けるため、会社に依存しないで働ける確率もアップします。そしてスキルや経験を磨きながら業界での人脈を築いていけば、ゆくゆくはフリーランスに転身できる可能性も広がるでしょう。
また現在プログラミングスクールに通おうと考えている社会人の方は、おもに次の2パターンいるのではないでしょうか?
• 未経験からIT業界への転職を目的としている人
• 今の職場でスキルアップしてから将来的に転職することを考えている人
スクールを選ぶ上でもっとも大事なのは「いろいろなモノに応用できる基礎力を身に着けること」ですが、社会人の場合はそのほかにも注意しておきたい項目が4つほどあります。
ここでは「自分にとって最適なスクールを見つけたい」「今後のキャリアの基盤となるスキルを身につけるのだから、スクール選びだけは失敗したくない」という方に向けて、異業種からIT業界に転職した経験を持つ元エンジニアの筆者がこれまでの実体験をもとに、社会人に最適なプログラミングスクールの条件と選び方を解説しましょう。
現在の仕事を続けながらプログラミングを学びたい人や「趣味で習得したい」という人には、仕事と学習を両立できるプログラミングスクールがおすすめです。平日昼間にしか受講できないスクールを選んでしまうと、毎日の学習時間を確保することが難しくなってしまうかもしれません。
もし働きながら学ぶなら、仕事終わりに受講できる「平日夜間」のスクールや、休日に学べる「土日開講」というように、ある程度時間に融通が利くスクールを選ぶと良いでしょう。
コロナ禍の影響により、最近ではオンライン型のプログラミングスクールが増えています。通信型のスクールを選ぶ際は、通学と同じような充実したカリキュラムが学べるかどうかも確認しておきましょう。また、わからないことについて質問した際に、随時対応してもらえるかも重要なポイントです。
通学型とオンライン型のスクール、それぞれのメリット・デメリットが知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
雇用保険の被保険者期間が3年以上ある方は、給付金が利用できる「Re:スキル講座」に対応したプログラミングスクールもおすすめです。
「Re:スキル講座」とは、経済産業大臣が認定している「第四次産業革命スキル習得講座」の通称で、「ITを中心とした将来の成長が強く見込まれている分野でキャリアアップを図りたい」と考える社会人を対象とした認定講座のこと。厚生労働省が定める一定の要件を満たしてれば、教育訓練給付制度の対象となり、授業料の一定額がキャッシュバックされるという大変お得な制度です。
もし現在、何らかの理由で離職や失業をされている方は、「専門実践教育訓練給付金」を利用することで最大70%(上限56万円)の受講料がキャッシュバックされる可能性も。したがって、ご自身の就業状況をよく確認してからスクール探しをはじめると、目的のスキルを格安で習得できるかもしれません。
もしあなたが最終的にIT業界への就職や転職を目指しているのなら、就職・転職サポートが万全なプログラミングスクール選ぶことが大前提です。
就職支援付きのプログラミングスクールなら、ITスキルに関するカリキュラムだけでなく、履歴書の書き方や面接対策といった、就活に関するさまざまなサポートが同時に受けられるというメリットも。
とはいえ「無料のスクールはサポートが充実していないのでは?」と思う人も多いでしょう。しかし、無料のスクールでも充実した転職支援が受けられるケースは多く、実際に筆者も転職サポート付きの無料スクールからエンジニアに転職しているので、そのような心配は無用です。
さらにくわしい選び方については、以下の記事もご参考に。
自分にぴったり合ったスクールを見極める方法を知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。
また20代〜30代の方がプログラミングスクールを選ぶときのチェックポイントについては、以下の記事も参考にしてみましょう。
日々の仕事で忙しい方の中には、「短期間でプログラミングを習得したい」と考えている方もきっと多いはず。もし未経験から短期間で効率よくプログラミングを学びたいなら、以下3つのポイントを押さえておくとスムーズです。
✔ プログラミング学習の目的を決める
✔ スキマ時間を有効活用して学ぶ
✔ 積極的にコードを書いてアウトプットを行う
プログラミング言語を速やかに習得するためには、「どんなサービスを作りたいのか」「どんな企業に入社したいのか」といった目的を定めておきましょう。なぜなら、最初に目標を定めることで、必要な技術とそうでない技術が明確になるため、学ぶべきプログラミング言語を絞ることができるからです。
そしてプログラミング学習を始めたら、通勤や休憩時間などのスキマ時間を効率よく使いましょう。そうすればパソコンの前に座って学習できないときでも、スクールが用意した動画教材や書籍からインプットを行うことで、場所にとらわれることなく学習を進められます。最近では、YouTubeにもプログラミング学習用の動画が数多く投稿されていますので、ぜひ活用してみてください。
また、プログラミングを短期間で身につけるためには、積極的にコードを書いてアウトプットを行うことが欠かせません。パソコンで開発環境を構築してプログラミングをするのが一番良いのですが、Progateというサービスを使えば、スマートフォンからでもアウトプット学習が可能です。
未経験からエンジニアへ就職や転職を目指すみなさんにとって、最も気になることと言えば「プログラミング言語を習得するまでの学習時間」。
そこで、まずはみなさんに大まかなイメージをつかんでもらうために、代表的なプログラミングスクールの受講期間と学習時間の目安を一覧表でまとめてみました。
スクール名 | 受講期間 | 学習時間の目安 |
---|---|---|
プログラマカレッジ | 2~5ヶ月 ※夜間コースの場合 |
200時間 |
テックアカデミーpro | 3ヶ月 | 300時間 |
tech boost | 3~12ヶ月 | 300時間 |
Code Camp GATE | 4ヶ月 | 400時間 |
この表からもわかるとおり、未経験者がゼロからプログラミングを習得して就職するためには、およそ300時間程度の学習時間が必要です。
でも「案外、少ないな」と思われた方も多いのではないでしょうか?
たしかに、実務で開発を任せられるレベルを目指す場合は、もっと多くの時間が必要となるでしょう。
しかし、未経験者を採用するすべての企業が、即戦力のスキルレベルを求めているわけではありません。
もちろん、目指す企業のビジネス形態によっても必要な学習時間の目安は前後しますが、エンジニアになるための基礎を習得するためには、大体300時間程度の学習時間を見積もっておけば間違いない、と言えるでしょう。
結論から言うと、未経験からIT業界に転職するには、プログラミングスクールに通う方法が最も有用です。
とはいえ、中には転職を目指す方には向かないスクールも。ここからは、転職を目指す社会人にとっておすすめできないスクールの特徴を4つ紹介しますので、各種スクールを吟味する際の参考にしてください。
講師の質が低いーたとえばスクールを卒業したばかりの方がメイン講師を勤めるプログラミングスクールであれば、当然ながら実務に活かせるスキルを的確に指導することはできないでしょう。
また「講師に現場経験が一切なく知識も浅い」「メンターが大学生のみ」という場合も、実務レベルに対応していない可能性が高い傾向に。
スクールを受講する最大のメリットは、トレンド技術や開発現場で活かせるスキルを身につけられること。これらの知識・スキルは、数々の現場をくぐり抜けた経験のあるエンジニア講師からでしか学ぶことができないのです。
そのためIT業界への転職を目指しているなら、現役または元エンジニアの講師が在籍しているスクールを選ぶようにしましょう。
またご自身の予算に対して、受講費用が高すぎるプログラミングスクールも避けるべきです。金銭感覚は人によって異なりますが、あまりにも受講料金高額だと、せっかく給料の良い会社に転職できたとしても、毎月の支払いで生活が苦しくなってしまう可能性があります。
中にはクレジットカード払いや分割払いに対応しているスクールもありますが、たとえ分割払いを選択したとしても、支払回数によっては手数料で元金が膨れ上がる可能性もあるので注意が必要です。そうはならないために、毎月の生活費を考慮したうえで分割払いの計画を立て、無理のない範囲で通える料金のスクールを選びましょう。
「できるだけお金をかけずに学びたい」という方は、無料のスクールや割引・給付金制度のあるスクールを選べば、受講費用を最大限まで節約できますよ。
履歴書を添削してもらえない、面接対策も実施しない…というような、就職・転職サポートが一切ないスクールもできるだけ避けましょう。なぜなら、たとえプログラミングスキルが身についたとしても、実際に内定を獲得し企業に入社できなければ意味がないからです。
また求人の紹介が受けられるとしても、極端な話、就職先が1社のみしかなく、自分の意思では選べないようなスクールも決しておすすめできません。
したがって、もしプログラミングを学ぶ最終目的がIT業界への転職であるのなら、応募書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているスクールを選びましょう。そのうえで求人案件数も多く、営業力のあるキャリアアドバイザーが在籍するプログラミングスクールを選んでおけば間違いありません。
加えて、カリキュラムが古いままのスクールも避けておいたほうが良いでしょう。プログラミング技術はトレンドの移り変わりが激しいため、古い教材で学んでしまうと、実際の開発現場では活かせない可能性が高い傾向に。もし、すでに開発現場で使われていないような廃れた技術を学んでしまった場合、卒業後にまた一から学び直す必要も出てくるでしょう。
また「未経験向けフリーランスコース」といった、万人にとって現実化が難しいコースしか選べないスクールもあまりおすすめはできません。
なぜなら、プロのフリーランスとして正社員並に稼いでいくためには、プログラミングスキルだけでなく実績や人脈、営業スキルなども必要なため、誰でも未経験から成功するとは限らないのです。それに人によっては向き不向きもあるため、フリーランス1本だけで最初から生活費を稼ぐのは、初心者にとっては相当ハードルが高いと思っておいたほうが良いでしょう。
そのため未経験からスクールに通うなら、IT企業への転職や就職といった現実的なゴールが設定されていて、その上で新しいカリキュラムを使って基礎から学べるコースを設けているスクールを選ぶことをおすすめします。
「日中働きながら夜間のプログラミングスクールで、未経験からプロのエンジニアになりたい」
もしあなたがこんなふうに考えているのなら、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にプログラミングの基礎を学んでみませんか?
パソコンにはじめて触る高校生や大学生、またデスクワーク経験のないフリーターの方でも大丈夫。パソコンに関する基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験から一通りマスターできますよ。
さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポート。上京就活生にはホテルの宿泊費も負担してくれるので、地元から離れても安心して就職活動に専念することが可能です。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
ぜひこの記事を参考にプログラミングをマスターし、エンジニアになる夢を叶えてくださいね!
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