プログラミングスキルを必要とするアルバイトでは、大学生を積極的に採用している場合もあります。本記事ではプログラミングバイトに興味がある大学生に向けて、プログラミングバイトの種類や条件を紹介。さらに、メリットやバイトを始める際のアドバイスも紹介します。
なお、未経験からプログラマーを目指したい方には、就職率98.3%の無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年4月1日
目次
大学生向けのプログラミングバイトには、次のようなものがあります。
それぞれ、実際の募集内容を交えながら、時給や勤務時間などの条件も含めて解説します。
プログラミングスクールの講師は、アルバイトで募集されていることが多い職種です。大学生向けのアルバイトでは、特に子供向けスクールの求人が多い傾向にあります。
昨今、プログラミングスクールはオンラインで開催されているケースも少なくありません。そのため、リモートで働けるスクールも多くあります。
カリキュラムに沿ってプログラミングの指導をしつつ、質問への対応やアドバイスを行うのが主な仕事です。
プログラミングのスキルだけでなく、わかりやすく説明するスキルも求められます。
時給相場 | 1,200~1,500円程度 |
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勤務時間 | シフト制の場合が多い |
勤務地 | 東京が多く、リモートが可能なスクールもある |
実際の求人例としては、次のようなものがあります。
参照:バイトル
Webのコーディング業務も、大学生がアルバイトで働きやすい仕事です。Webのコーディング業務では、仕様書に沿って実際にWebアプリやWebサイトの開発を行います。
スキルを伸ばすとディレクションやデザインなどより多くの業務を任せてもらえる企業も多く、経験を積みたい人にぴったりのアルバイトです。
コーディングスキルの他に、SEOのスキルが求められる場合もあります。
時給相場 | 1,200~1,500円程度 |
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勤務時間 | 平日日中・シフト制の場合が多い |
勤務地 | 全国各地 |
実際の求人例としては、次のようなものがあります。
出典:求人ボックス
プログラマーやSEのサポート業務では、Webサイトの修正やアクセスの分析など、運用に必要な業務を担当します。
事務的な業務を担当することも多いため、プログラミングスキルの他にワードやエクセルなどを扱うスキルも必要です。
企業によって担当する業務が大きく異なるため、応募前に担当業務を確認しておきましょう。
時給相場 | 1,300~2,000円程度 |
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勤務時間 | 平日日中のシフト制または曜日固定制が多い |
勤務地 | 東京が多い |
実際の求人例には、次のようなものがあります。
参照:indeed
動作確認やテスト業務も、大学生向けのアルバイトが多い仕事です。完成した製品やソフトウェアの動作確認や、開発業務のサポートを行います。バグを見つけるだけの仕事もあれば、修正までが業務範囲となっている仕事もあります。
細かく単調な作業も多いため、コツコツと作業を進められる方に向いている仕事です。
シフト制を採用している企業も多く、学校やプライベートの予定と両立しながら働きやすいのも特徴です。
時給相場 | 1,000~1,300円 |
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勤務時間 | 平日日中のシフト制が多い |
勤務地 | 東京が多い |
実際の求人には、次のような例があります。
参照:indeed
プログラミングバイトは、スキルが必要な分他のアルバイトに比べて平均時給が高い傾向があります。
マイナビの調査によると、2024年1月時点での全国の平均時給は1,249円です。一方で実際の求人を見ると、プログラミングバイトは時給2,000円を超えるものも珍しくありません。
参照:indeed
プログラミングバイトであれば、忙しい中でも短時間で効率よく稼げます。学業やサークルに使う時間を犠牲にせず、収入を得たい人におすすめです。
参考:2024年1月度 アルバイト・パート平均時給レポート|マイナビキャリアリサーチLab
プログラミングバイトでは、実際に開発業務を行っている場で活動します。そのため、実務に役立つプログラミングスキルを身につけられるのです。企業によっては、独学では体験できないチーム開発に関われるケースもあります。
また、実際の現場でアルバイトをすることで、IT業界でどのように仕事が進められているのかを知ることもできます。IT業界に興味がある人にとっては、報酬以上のものを得られるアルバイトとなるでしょう。
プログラミングバイトで得た経験は、就職活動の際にも役立ちます。エンジニアの採用においては、実績や経験、スキルが重視される傾向にあります。プログラミングバイトをしていれば、実績や経験を積んだ状態で就職活動を進められるのです。
特に、IT業界への就職やエンジニアを目指している大学生は、積極的にプログラミングバイトで経験を積んでおくと良いでしょう。他社への就職だけでなく、アルバイト先にそのまま就職できる可能性もあります。就職活動をスムーズに進めたいのであれば、積極的に社員登用している企業をアルバイト先に選ぶのもひとつの方法です。
一番アルバイトを見つけやすいのは、求人サイトを利用する方法です。求人サイトには、多くのプログラミングバイトが掲載されています。働く時間帯や頻度、勤務地など、自分にあったアルバイトを見つけやすい手段です。
多くの募集を比較しながら、条件が良いアルバイト先を探せるのも求人サイトのメリットです。絞り込み検索の機能を使いながら、希望のアルバイト先を探してみましょう。
出典:Wantedly
大学生のプログラミングバイトを掲載しているSNSもあります。例えば、WantedlyやLinkedInのようなビジネスSNSで繋がった人から、プログラミングバイトに挑戦するチャンスをもらえることも少なくありません。
SNSで声をかけてもらうためには、日常的な発信活動が欠かせません。自分自身で目標を立て、アプリ開発をするなど、日頃からプログラミングを実践するとともに、取り組みをSNSで公開しましょう。
ただし、SNS上で活動しているのは必ずしも良い人ばかりではありません。アルバイトの話を進める際には、トラブルや犯罪に巻き込まれないよう、相手が信頼できる人かどうかきちんと確認してください。
実際にプログラミングバイトをしている友人や知人にアルバイトを紹介してもらうのもひとつの方法です。先に働いている人から話を聞ける場合、職場の雰囲気や具体的な仕事の内容、難易度などがわかった上でアルバイトができる点がメリットです。
また、大学の教授やキャリアセンターから、アルバイトの情報を得られる場合もあります。就職活動が近付くと、インターンとしてさらに責任のある業務に挑戦できるケースもあるでしょう。
ただし、知人から紹介されたアルバイトでは不満や不都合があった場合に言い出しにくくなるケースもあります。仕事が自分に合わないと感じた時に、自分の意見を言えるような関係性がないと、不満を抱えたまま仕事をし続けなければならなくなる可能性があるため注意してください。
新卒の採用であれば、今後自社で活躍することを期待してプログラミング経験のない人を採用する企業も多くあります。しかし、アルバイトに対してゼロから教育してくれる企業はほとんどありません。
そのため、プログラミングバイトをするにはあらかじめスキルを身につけておく必要があります。プログラミングスキルを持っていない場合には、次のような方法で身につけましょう。
• 有料スクールに通う
• 学習サイトを利用する
• 「就職」を前提に無料スクールに通う
それぞれ、詳しく解説します。
料金を支払って有料のスクールに通えば、プログラミングスキルを身につけられます。
プログラミングスクールの料金相場は、受講期間や内容によって10~50万円程度です。ただし、あくまでも相場であり、それより高い金額設定のスクールもあるため注意してください。
有料のスクールに通ってエンジニアとして就職できれば、それほど負担の大きい金額ではありません。しかし、アルバイトのために支払うには高額です。せっかく時給の高いプログラミングバイトに採用されても、スクールの受講料を支払うために出費が増えてしまうのでは、メリットが薄まってしまうでしょう。
有料スクールに通うのであれば、アルバイト以外にもプログラミングスキルを活用する方法を見つけておくのがおすすめです。
プログラミングは、学習サイトを利用して学ぶこともできます。
学習サイトとは、スライドや動画などでプログラミングの基礎を学びつつ、ブラウザ上でプログラムを組みながら学習を進められるサイトのことです。基本的な部分は、無料で利用できるケースも少なくありません。
また、実際にプログラムを作る場合には環境構築が必要ですが、学習サイトでプログラミングをする場合には環境構築は不要です。そのため、手軽にプログラミングを学べるのもメリットです。
ただし、プログラミングスクールでは学習後のキャリアサポートを実施するケースも多いのに対して、学習サイトではほとんどの場合キャリアサポートはありません。また、本格的に学習する場合や講師に質問しながら学習を進めたい場合には多くの場合有料コースの契約が必要です。
企業ごとの面接対策やキャリアカウンセリングも、1対1で就活のプロ(アドバイザー)が対応します
プログラマカレッジ 就職サポート風景
就職活動を有利に進めるためにプログラミングバイトをしたいと考えているのであれば、アルバイトではなく就職を前提としてプログラマカレッジのような無料のプログラミングスクールを選ぶのもひとつの方法です。
無料のプログラミングスクールは、スキルを得た受講生を企業に紹介し、企業から紹介料を受け取ることで運営しています。そのため、面接対策や履歴書の添削、キャリアカウンセリング、各受講生のスキルに合わせた企業紹介といった就職サポートが充実しているのが特徴です。
弊社が運営する「プログラマカレッジ」でも、在学中の大学生の方が就職を目指して受講されるケースがあります。就職を目的にプログラミングを学びたいのであれば、ぜひ一度チェックしてみてください。
気になること、解決できないことがあればzoomの個別ルームにて講師と1対1でのやり取りができます
プログラマカレッジ プログラマーコース受講風景
プログラマカレッジの卒業生の声には、次のようなものがあります。
プログラマカレッジ卒業生の声
荒山さん
プログラマカレッジ卒業生の声
山本さん
インタビューの全文は、以下の記事に掲載していますので、ぜひあわせてご覧ください。
資格取得のための学びは、プログラミングに必要とされる知識の習得に繋がっているため、スキルを体系的に身につけられるというメリットがあります。
学習習慣がある大学生にとって、資格取得のための過程では、調べ物や参考書による学習、過去問を解くことなどによって自然と基本的なプログラミングスキルを身につけられます。
例えばスクールでの学習と合わせて資格を取得していると、「他の人より頑張っていて資格をとれる知識も備えている人」という印象にもなるため、就職活動において書類選考に通りやすくなるといったメリットもありますよ。
アルバイトだけでなく、就職も見据えてプログラミング学習をするのであれば、資格の取得もおすすめです。
プログラマカレッジの卒業生からは、次のような声もあがっています。
プログラマカレッジ卒業生の声
川崎さん
インタビューの全文は、以下の記事に掲載していますのであわせてご覧ください。
プログラミングバイトには、以下のような注意点もあります。
各項目について、詳しく解説します。注意点をふまえて、プログラミングバイトが自分に合うかどうか検討してみましょう。
プログラミングは、正確性が欠かせない業務です。1文字でも誤りがあると、プログラムは正確に動作しません。
たとえアルバイトであっても、正確なプログラムの作成を求められる点は社員と同様です。正確にプログラムを組むとともに、エラーが出た時には原因を追求して修正する集中力と根気が欠かせません。
プログラミングスキルを活かしてアルバイトをする場合、どうしても覚えることは多くなりがちです。プログラミング経験がある人でも、新しいツールやフレームワークなどの使い方を覚えなければならないケースもあるでしょう。
また、IT業界は進歩が速い業界でもあります。そのため、常に学習し続けなければ、変化についていけなくなってしまいます。
プログラミングバイトをしている間は、常に学習し続ける必要があることを頭に入れておきましょう。
プログラミングバイトを始めると、それまでよりも自由に使える時間が少なくなります。さらに、上述の通りアルバイトのための学習時間も必要なため、大学の勉強に使える時間が減ってしまうケースもあるでしょう。
メリットも多いプログラミングバイトですが、学生である以上学業をおろそかにしてはいけません。万が一留年などの事態が発生すると、アルバイトで得た金額より学費の支払いの方が多くなってしまう可能性もあります。
アルバイトに使う時間だけでなく、移動時間や学習時間も考慮したうえで、無理のない範囲で働けるアルバイトを探しましょう。
プログラミングはデスクワークです。アルバイトの時間ずっと、デスクに座ってパソコンに向かっていることも少なくありません。そのため、意識して体を動かさないと運動不足になりがちです。特に、普段から運動をする習慣がない人は注意した方が良いでしょう。
アルバイト以外の時間に運動習慣を作るとともに、作業中にも定期的に立ち上がって体を伸ばすなどの工夫をすると、体への負担を減らせます。
大学生のプログラミングバイトに関しては、次のような疑問がよく挙がります。
プログラミングバイトに挑戦する前に、疑問を解消しておきましょう。
【Q】文系大学生でもプログラミングバイトは出来ますか
文系大学生でも、プログラミングバイトは可能です。プログラミングをするためには、必ずしも理系である必要はありません。ロジカルシンキングさえできれば、文理問わず挑戦できます。
ただし、文系の学生よりも情報系の学生の方が採用されやすい傾向はあります。なぜなら情報系学部はプログラミングやITを専門に学ぶための学部であり、文系の学生よりも知識やスキルを持っている可能性が高いためです。
文系の学生が持つコミュニケーション能力や読解力は、プログラミングバイトに活かせる強みです。文系だからと諦めず、ぜひチャレンジしてみてください。
【Q】プログラミングバイトの面接ではどのようなことを聞かれますか?
プログラミングバイトの面接では、どの程度プログラミングに関する経験やスキルがあるか、どのような分野に興味があるかを聞かれます。また、プログラミングバイトに参加して得たいものや、将来の希望キャリアを聞かれる場合もあるようです。
自分のスキルがどの程度あるか、言葉だけで説明するのは難しいものです。スキルを示すためには、ポートフォリオを準備しておくと良いでしょう。ポートフォリオを作っておくと、エンジニアを目指して就職活動をする際にも役立ちます。
大学生が挑戦できるプログラミングバイトには、実際にプログラムを組む業務はもちろん、プログラミングスクールの講師やサポート業務などさまざまな仕事があります。プログラミングバイトは、スキルアップや就職活動に役立つなどのさまざまなメリットがあります。時給が高い傾向があるのも、大きなメリットだといえるでしょう。
ただし、まったくスキルがない場合、プログラミングバイトで採用されるのはむずかしいものです。プログラミングバイトに挑戦するのであれば、学習サイトなどを利用してプログラミングを学んでおく必要があります。就職活動を有利に進めるためにプログラミングバイトをしたいと考えているのであれば、アルバイトではなく就職を前提としてスクールに通うこともおすすめです。
プログラマカレッジは、未経験からプログラマーを目指せる無料のプログラミングスクールです。プログラミングスキルを身につけられるのはもちろん、履歴書の添削や面接対策、企業紹介といった就職サポートも受けられます。将来プログラマーやエンジニアを目指している方は、ぜひオンライン説明会にご参加ください。
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