インターネットやSNSの一部では、「プログラミングスクール卒業生は使えない」という声も見かけますが、それは事実ではありません。ではなぜ、本当ではないと言えるのか?今回はその理由ついて解説。また同様に「プログラミングスクールはやめとけ」と言われる理由や、スクールを卒業しても就職できない人の特徴、就職を成功させるための秘訣についても紹介します。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年2月20日
目次
インターネットやSNSで「プログラミングスクールの卒業生は使えない」といった書き込みを見かけますが、「本当にそうなのか?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プログラミングスクール卒業生の就活や就職に関するよくある疑問について、元エンジニアの筆者がプログラマカレッジのキャリアアドバイザーに直接聞いてみました。
プログラミングスクールの受講を検討しているものの、卒業後の就活に不安を感じている方はぜひご覧ください。
いいえ、本当ではないです。
プログラミングスクールに通っていたからといって、書類選考で落ちるということはまずありません。
(プログラマカレッジキャリアアドバイザー 藤岡 弘大)
いいえ、プログラミングスクールに通ったからといって書類選考に必ず通るということでもありません。
そもそも書類選考において重要視されているのは、年齢、学歴、職歴の3点であることがほとんどです。したがって、プログラミングスクールに通ったか通わなかったかで書類選考の合否が決まることはない、と考えておけば間違いないでしょう。
(プログラマカレッジキャリアアドバイザー 藤岡 弘大)
プログラミングスクールに通っても就職できない人の特徴については、以下の記事も参考にしてください。
• プログラミングに関する資格をとる
• アプリを自作する
というように、卒業までにご自身のアピール材料を増やしておくことが一番の対策方法ではないでしょうか。
企業側に「実務未経験だけど、この人はある程度即戦力になりそう」と思ってもらえれば、書類選考は格段に通りやすくなるでしょう。
(プログラマカレッジキャリアアドバイザー 藤岡 弘大)
強いて言うならば、
• 主体的に学べる人
• 理想と現実をしっかりと理解している人
です。
自発的に学ぶ習慣があり、自分で情報をキャッチアップしていく能力がある人や、憧れだけでなく目的意識を持ってプログラマーを目指している人であれば、たとえ未経験者でも希望の就職を叶えることは十分に可能です。
(プログラマカレッジキャリアアドバイザー 藤岡 弘大)
具体的に言うと、
• 理想だけを追い求めている人
• 自分のことを客観的に見ることができていない人
• コミュニケーション力が低い人
です。
プログラミングができるようになれば高い年収がもらえる、リモートで仕事ができる、自分の開発したいものが開発できる…等、理想的な情報だけを鵜呑みにしてプログラミングを始めてしまった人は、希望の就職が叶いにくいだけでなく、プログラマーの現実を知った時に挫折しやすい傾向に。
また、理想ばかりが高く自分自身を客観視できていない人や、日常的なコミュニケーションが取りづらい人も望み通りの就職を叶えにくい傾向にあるでしょう。
(プログラマカレッジキャリアアドバイザー 藤岡 弘大)
「未経験からエンジニアになりたいが、プログラミングスクールに行くべきかを悩んでいる」という方には、以下の記事も役立つでしょう。
また「プログラミングスクールは無駄だからやめとけ」という声もよく耳にしますが、その理由は主に次の5つです。
とはいえ、プログラミングスクールに通うことはやめておいた方がいい人も一定数存在しますが、ではそれはどんな人なのか?その特徴は以下の5つです。
たとえプログラミングを習得しても、卒業後すぐに大金を稼げるわけではありません。近年は人材不足によりエンジニアの需要は高まっていますが、未経験から就職した場合の平均年収は250万円〜300万円ほどです。とはいえ、実績を積み上げてスキルを磨いていけば、将来的に500万円以上の年収を目指すことも可能です。
また、「スクールに通えば何もしなくてもITスキルが身につくだろう」「人から教えてもらわないと勉強を進められない」というスタンスの人は、プログラミングスクールには不向きかもしれません。というのも、プログラミングなどのスキルを習得するには、自発的に学習を進めることも必要だからです。
そして、スクールでは効率的に学べる環境が整っていますが、これはあくまで学習をサポートするためのものです。質問に対して必ずしもすぐに回答がくるとは限らないため、不明点を自分で調べて解決しようとしない人はスクールを受講しても後悔してしまう可能性があります。
加えて、「時間をかけてでも独学で習得したい」「就職は目指していない」という方も、プログラミングスクールには向いていないかもしれません。スクール最大のメリットは、実務レベルの技術を最短コースで身につけ、就職のサポートを受けられること。就職が最終ゴールでない場合は、このメリットを活かしきれない可能性があるので、まずは自力で学習してみることをおすすめします。
SNSやブログでプログラミングスクール受講生の書き込みや口コミを見ていると、「未経験からエンジニアになれた」「IT企業に就職できた」という意見がある一方で、「プログラミングスクールを出ても就職できない」という意見も見受けられますよね。
でもなぜ、一部では「就職できない」と言われているのか?その理由は次の3つです。
✔ 具体的な目標を持たず何となくプログラミングスクールに通っていた
✔ うっかり就職サポートが万全でないプログラミングスクールに通ってしまった
✔ 営業力がなく求人案件も少ない「就職成功率」が低いプログラミングスクールだった
「スマホアプリを開発してみたい」「自分でゲームを作ってみたい」などといった具体的な目標がないと、たとえプログラミングスクールに通っても「自分はなんのために頑張っているんだろう」と考えてしまい、日々の学習や就職活動に対する意欲が次第に低下していきます。
いくら「プログラミングスクールなら未経験から就職できる」といっても、最低限プログラミングスキルを持っていることが前提です。それにモチベーションが保てなければ日々の学習も苦痛になるので、プログラミングの習得自体も難しいでしょう。
また就職サポートが万全でないプログラミングスクールに通ってしまうと、プログラミングは習得できても求人探しや面接対策などのサポートが受けられないことも。さらに未経験の場合、自力で就職活動を進めてしまうと、求人の探し方や面接での話し方がわからず「内定を獲得できない」というケースも少なくないのです。
またプログラミングスクールに通って就職を成功させるためには、そのスクールに在籍しているキャリアアドバイザーや営業スタッフの提案力も重要なポイントです。
営業力が乏しく、紹介案件数も少ないと「応募できる求人が少ない」「そもそも自分に合った求人がない」といった事態が起こるだけでなく、エントリーできる企業の数が少ないことで内定獲得のハードルも上がり、結果「就職できない」という状況に陥ってしまうのです。
上記以外では、年齢がネックとなり就職ができないケースも。
なぜなら未経験からプログラマやエンジニアに就職する場合、年齢が若いほど採用されやすい傾向があるからです。そうした背景から、プログラミングスクールによっては年齢制限を設けている場合もあるため、これから受講を検討している人はできるだけ20代のうちに行動したほうがベストと言えるでしょう。
ここまで、プログラミングスクール経由で就職できない傾向にある人や、就職に成功しやすい人の特徴などについて解説しました。
この記事をご覧になっている方の中には、「実際にスクールに通った人の体験談を知りたい」という方も多いでしょう。
そこでこの章では、未経験からプログラマやエンジニアを目指す方に向けて、実際にプログラミングスクールに通って就職に成功した筆者が、その秘訣を紹介します。これまでのエンジニア経験を活かし、現在ライターとして活動している自身の体験をもとに解説しますので、ぜひ参考にしてください。
「知識ゼロの未経験からプログラミングを学び、プログラマとして正社員になりたい」
そう思った自分が、就職を成功させるための「学習のコツ」や「就職活動のポイント」として気をつけたことは、次の3つです。
✔ プログラミングでつまずいたら、まずは自分で調べる
✔ 面接対策や企業調査に力を入れる
✔ プログラマやエンジニアとしての将来像をイメージしておく
プログラミング学習でつまずいてしまった場合、まずは自分で調べることをおすすめします。
なぜなら自分で調べることで検索リテラシーが磨かれ、問題解決能力も向上するからです。就職活動の面接でも、自力で問題を乗り越えた経験をアピールできれば「自分で問題解決ができそうな人だな」という好印象を与えられるでしょう。もちろん、自分で調べても答えが出ない場合は、講師に質問して問題ありません。
自分の場合、上記3つのポイントを押さえてスクールに通ったことにより、プログラミング学習に挫折することなく就職を実現できました。また、面接の質問で「わからないことに直面したらどのように対処しますか?」と聞かれた際にも、その時のエピソードを思い出しながら話したことでスムーズに対応できた経験があります。
また、未経験からプログラマやエンジニアに就職する際は、技術力よりもコミュニケーション力や熱意が重視される傾向があります。そのため、面接対策は入念に行う必要がありますが、未経験からの就職面接で聞かれる質問として、特に多いのは次の3つです。
✔ 志望動機
✔ 応募先の企業を選んだ理由
✔ プログラマやエンジニアとしての将来像
上記のような質問に対して的確に回答するためには、企業調査を入念に行っておくだけでなく、自身の将来像をイメージしておくことが欠かせません。
実際に自分が面接を受けたときには、上記のような質問に対し「御社の○○という点に魅力を感じて志望しました」「将来的にはプログラミング以外にも設計やマネジメント業務にも携わりたいです」と答えたことで、好感触を得られました。志望動機や将来像をはっきりと答えられたのは、入念に企業のホームページを確認したことや、スクールの講師からアドバイスをもらえたことが大きな要因だと感じています。
さらに面接においては、回答する内容だけではなく話し方や声のトーンも重要なため、実際の面接を想定した練習が必要です。プログラミングスクールの中には模擬面接を実施してくれるスクールもあるため、就職活動に不安がある方は、就活サポートに定評のあるスクールを選ぶと良いでしょう。
プログラミングスクール卒業後の主な就職先については、ぜひこちらの記事をご参考に。
プログラミングスクールを卒業したあとの初任給や年収、また将来的に稼げるようになるためのロードマップについては、こちらの記事も参考にしてください。
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
でも、いざ自分が通うプログラミングスクールを決めようとはしてみたものの、あまりの数の多さに「何を基準に選んだらいいのだろうか?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
また小学生や中学生向け・高校生や大学生向け・就職や転職を目指す20代のフリーターや30代の社会人向け…といったように、プログラミングスクールはターゲットとする対象年齢ごとに分かれているのも特徴です。
極端な話、たとえば子供向けのプログラミングスクールに社会人が通っても、実務に活用できるITスキルはおそらく習得できませんよね。そのため、できるだけ自分と同年代で同じレベルの受講生たちと学ぶことも賢く学習をすすめる秘訣です。
以下の記事では、元エンジニアの筆者が、これまでの実体験を元に「プログラミングスクールを失敗しないで選ぶコツ」についてくわしく解説しているのでぜひ参考にしてください。
今回は、「プログラミングスクール卒業生は使えない」という噂の実態や「プログラミングスクールはやめとけ」と言われる人の特徴、就職を成功させるための秘訣などについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。
プログラミングスクールの卒業生だからといって、「使えない」と判断され書類選考で落とされるということはありません。場合によっては卒業後の就活で苦労することもありますが、自身の努力やスクールのサポート次第で希望の就職を叶えることも可能です。
未経験からの就職を成功させるなら、就職サポートが充実しているプログラミングスクールを選ぶことが重要です。
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