本記事では、プログラミングスクール27校の料金相場を一覧表で徹底比較。各スクールの最安値コースを調査し、受講料金が安い順のランキング形式にまとめました。受講料の平均価格のほか、受講費用が高い理由や安く通う方法も紹介。初心者におすすめできないプログラミングスクールの特徴や自分に合ったプログラミングスクールの選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2023年9月1日
目次
コロナ禍の長期化により、学びの環境や働き方への価値観が変化している今、未経験からプログラマーを目指す多くの方たちは、こんなふうに考えているのではないでしょうか?
「できるだけ節約しながら、お金をかけずにプログラミングスクールに通いたい」
「自宅にいながら通学同様に学べる格安のオンラインプログラミングスクールを知りたい」
「就職サポート付きのプログラミングスクールに通って、最短コースで就職や転職を叶えたい」
そんなみなさんのために、プログラミングスクール27社の最安値コースを調査し、受講料金が安い順のランキング一覧表にまとめました。
※横スクロールしてご覧下さい。
(注)〇:完全対応 △:一部対応 -:非対応
※受講料金はすべて税込み価格(2022年9月調べ)
プログラミングスクール全27社のコース料金が安い順に比較してみた結果、無料で学べるスクールは5社。
また、27社の最安値のコース料金(無料スクール5校を含む)をもとに、受講料の平均価格を算出したところ、プログラミングスクールの料金相場は17万4,728円という結果になりました。
一般財団法人 労務行政研究所が調査した2021年度における大学卒者の初任給は21万3,003円、そして高校卒者の初任給が17万2,049円。ということは、プログラミングスクールに通うのなら、たとえ一番安いコースを選んだとしても、約一ヶ月分の給料ぐらいの費用は用意する必要があると考えておいたほうが良いでしょう。
とはいえ、割引制度を設けているスクールも多いので、キャンペーンを上手く活用すればお得に学べるチャンスもありますが、しかし、なぜプログラミングスクールの料金はこんなにも高いのでしょうか。
その理由は次の3つです。
プログラミングは、じっくり学ぼうとすればするほど時間がかかるものです。
しかし、プログラミングスクールに通う人は転職や就職を目的としている方が多いため、ひとつの言語を習得するための学習にそれほど時間をかけられません。
なぜなら基礎学習のために数年単位の時間がかかってしまっては、転職のチャンスやタイミングを逃してしまうリスクもあるからです。
また、転職は年齢が若ければ若いほど有利となるため、できるだけ短い期間でプログラミングスキルを身につけたほうが就活の選択肢も広がり、就職成功率もぐんとアップする傾向に。
このような理由から、多くのプログラミングスクールは短期間で効率よく学ぶための専門カリキュラムを独自に提供しているため、受講料金も高めに設定されているのです。
プログラミング言語は日々進化しています。
さらにIT業界は技術の進歩が早い業界であるため、最先端のITスキルを効率よく習得したいのであれば、エンジニア経験の豊富なプロの講師に学ぶことが一番の近道です。
また技術の高い講師は報酬も高いので、受講料金の値上げをせざるを得ないプログラミングスクールも中にはあるかもしれません。
そのため、満足度の高い授業を継続的に提供するための運営費を確保する都合上、高額な受講料を必要としている場合もあるでしょう。
繰り返しになりますが、プログラミングスクールに通う人のほとんどは未経験からの就職や転職を目指しています。
そんな方々をバックアップするために、ほとんどのプログラミングスクールではITスキルをレクチャーすると同時に、就職や転職サポートにも力を入れています。
履歴書の作成や面接対策もその一環ですが、プロのキャリアアドバイザーが一人ひとりに合わせた求人を紹介してくれることも、就職支援付きのプログラミングスクールならではのメリットです。
入校から卒業まで、時には頼れる相談相手として生徒に寄り添いながらバックアップする環境を整える必要があるため、その各種サービス料が受講料金に含まれているスクールも。
とはいえ、料金が高額だからといって就職成功率が高いというわけではありませんし、卒業後に紹介してもらえる企業は有料スクールでも無料スクールでもそう変わりません。
詳細については以下の記事も参考にしてみましょう。
前述のとおり、有料でも無料でもプログラミングスクールのカリキュラムが変わらないのであれば、できるだけお金をかけずに学べた方がお得ですよね。
無料のプログラミングスクールの種類は、以下の3つ。
「でも、通常であれば数十万円かかる費用がなぜ無料なの?」
「受講生からお金をもらわないのに、なぜ無料でスクールを運営できるのか?」
そんな疑問から「無料プログラミングスクールって、じつは闇深いのかも…」
と不安を抱く人もいるようですが、その仕組みはこちらの図のとおり、優秀な生徒を育成して企業に紹介することで、協賛金と紹介料を受け取っているため。
上のイラストを見るとわかるように、「企業からの紹介手数料=無料プログラミングスクールの収益金」という、まさに三者にとってうれしい仕組みによって、無料プログラミングスクールは成り立っています。
より詳しいシステムや、有料プログラミングスクールとの主な違いについては、こちらの記事にて確認してみましょう。
プログラミングスクールに通う場合、同じサービスなら少しでも受講料が安い方が嬉しいですよね。有料のプログラミングスクールで受講料金を少しでも安く抑えるためには、次の3つの方法があります。
最も確実な方法は、学割制度を設けているプログラミングスクールを選ぶこと。
バイト代を捻出してスクールに通うことを考えている学生の方の中には、たとえやる気があったとしても、高額な授業料を目にしただけで受講をためらってしまう人もきっと多いことでしょう。
そんなとき、学割を利用すれば割引価格でお得に受講することができますし、学生向けの教育ローンに対応しているスクールを選べば低金利での分割払いも可能です。
また、社会人学生として通信制の大学に通っている方や、科目履修生(大学には入学せず、特定の科目のみを履修する学習者)として学んでいる方も学割を活用できる可能性があるので、事前に適用条件を問い合わせてみましょう。
社会人の場合は、「教育訓練給付金制度」を活用するのもひとつの方法です。
教育訓練給付金制度とは、政府がキャリア形成をサポートしてくれる制度のこと。
厚生労働省の教育訓練給付金制度には、労働者の中長期的キャリア形成をサポートするための「専門実践教育訓練」、再就職や早期のキャリア形成をサポートするための「特定一般教育訓練」、それ以外に雇用の安定や就職の促進をするための「一般教育訓練」の3種類があります。
以下の公式サイトでは、教育訓練給付制度についての詳細のほか、全国の対象講座を検索可能です。
また、経済産業省が第四次産業革命スキル習得講座として定めている「Re スキル講座」の対象コースを選べば、受講料の最大70%OFFでプログラミングを学べるチャンスも。
社会人におすすめのプログラミングスクールは、以下の記事もご参考に。
なお支給を受けられる金額や条件はそれぞれ異なるので、プログラミングスクールを比較検討する前にぜひ一度チェックしてみてください。
もし上記の制度が利用できない場合は、定期的に割引キャンペーンを実施していたり、各種特典を用意しているプログラミングスクールを選びましょう。
その中でも特に現金還元率が高いのは、受講後に就職や転職が成功すると受講料が戻ってくる「キャッシュッバック制度」を設けているスクールです。
とはいえ、全額キャッシュバックを受けるためには、スクールが定めた詳細な条件をクリアすることが前提である場合が多いので、必ず事前に確認を取りましょう。
また、知人や友人を紹介するとギフト券がもらえる「友達紹介割引」や、早期申し込みで割引率がアップする「早割」や「先割」といったキャンペーンを開催しているスクールも。
特典内容は各社さまざまなので、予めいくつかの候補をピックアップし、気になるスクールの公式SNSをフォローするなどしながら常に最新情報をキャッチできるようにしておくと、一番お得なタイミングで入校できるでしょう。
とはいえ、料金の安さばかりを重視してスクールを選んでしまうと、思わぬ落し穴に陥ることも。
では、未経験からエンジニア転職を目指す初心者が行くべきではないスクールには、どのような傾向があるのでしょうか?その特徴は、主に以下の4つです。
講師の質が低く実務レベルに対応していないスクールを選んでしまうと、トレンド技術や開発現場で活かせるスキルを習得できない可能性があります。そのため未経験からITエンジニアを目指しているのであれば、現役もしくはエンジニアとしての実績が豊富な講師が在籍しているスクールがおすすめです。
繰り返しになりますが、自身の予算に対して受講料金が高額なスクールを選ぶと、毎月の支払いで生活が苦しくなってしまう可能性があります。そうならないためには、無理のない範囲で通える料金のスクールや無料のスクール、割引・給付金制度のあるスクールを選びましょう。
そして就職・転職を目的としてスクールに通うなら、「履歴書を添削してもらえない」「面接対策も実施しない」というような、就職サポートが一切ないスクールもできるだけ避けておくべきでしょう。
就職サポートが一切ない場合は、求人探しや応募書類の作成、面接対策などを全て自力で行わなければなりませんし、プログラミングスキルが身についたとしても、実際に内定を獲得し企業に入社できなければ意味がありません。
さらにカリキュラムが古いままのスクールや、「卒業したらすぐにフリーランスになれる」といった万人にとって現実化が難しいゴールが設定されたコースしか選べないスクールも、あまりおすすめはできません。
またプログラミング技術はトレンドの移り変わりが激しいため、古い教材で学んでしまうと、実際の開発現場では活かせない可能性が高い傾向にあるので細心の注意が必要です。
これらのことから、初めてプログラミングを学ぶ方がスクールに通うのなら、講師の質や受講費用、就職サポートやカリキュラムなどをよくチェックしてから、ご自分に合った1校を決めましょう。
就職支援制度が充実した口コミでも評判のプログラミングスクール6社については、以下の記事を参考にしてください。
しかし、SNSやブログでは「プログラミングスクールなんて、無駄だし通っても意味がないからやめておいたほうがいい」という意見をよく目にしますが、「未経験からスクールに通ってエンジニアに転職できた」という成功の声もある一方で、なぜ一部では「無駄」と言われているのでしょうか。
その主な理由は、次の5つです。
各リンク先では、スクールを卒業後に未経験からエンジニアへの転職を成功させた経験のある元エンジニアが体験談を元に、理由の詳細と解決策を解説しています。
「プログラミングスクールに通っても就職できない」と言われている理由については、以下の記事をぜひ参考にしてください。
さいごは自分にぴったり合ったスクールの見極め方についても確認しておきましょう。事前にチェックすべき項目は、次の8つです。
チェックポイントの詳細は、各リンク先をご参考に。失敗しないプログラミングスクールの選び方については、以下の記事を参照してみましょう。
今回は、プログラミングスクールの選び方についてくわしくご紹介してきましたが、ご自分にぴったりな学習環境は見つけられそうでしょうか?
「ゼロからプログラミングを学んでIT業界へ就職したいけど、今はできるだけ金銭的なリスクを背負いたくない…」
もしあなたがそんなふうに考えているのなら、ぜひ就職支援付きの無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にプログラミングを学んでみませんか?
パソコンにはじめて触る高校生や、デスクワーク経験のないフリーターの方でも大丈夫。パソコンに関する基本知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からまるごとマスターできますよ。
実際に通って希望の就職を叶えた卒業生のインタビューでは、
独自の動画教材がありましたので、わからないことがあった時はそれを繰り返しみることができ、その都度理解を深めることができたので、効率的に勉強することができました。
▸卒業生の声:サクライさん(男性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
プログラマカレッジを選んだ理由は、無料で通える点とスケジュールを自身で決められる夜間コースが用意されていた点です。
▸卒業生の声:山崎さん(女性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
就職活動自体人生で初めての経験でしたので、担当のキャリアアドバイザーが手厚いサポートをしてくれました。面接時、どう答えるべきか悩んだ時はLINEで連絡しました。すると、すぐに返信をくれて、「僕だったら、こう答える」という風にヒントになるアドバイスをくれました。
▸卒業生の声:渡邉さん(女性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
という喜びの声が、多数寄せられています。
さらに業界に精通したアドバイザーや経験豊富なプロの講師陣が就職をしっかりとサポート。上京就活生にはホテルの宿泊費も負担してくれるので、地元から離れても安心して就職活動に専念することが可能です。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
現在は新型コロナウィルス感染予防のため、完全オンラインの運営へ切り替え中。ぜひこの記事を参考にご自分に合ったプログラミングスクールで学んで、希望の実現を叶えてくださいね!
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