ITコラム

column_main25282

スキルアップ

2020.08.08

【難易度別】Java資格おすすめ一覧!あなたにぴったりの資格はこれ!

「Javaの資格を取って就職や転職に活かしたいけどどの資格がいいのか分からない。」こんな悩みを抱えている人はいませんか?
一口にJavaの資格と言っても『基本情報技術者試験』『オラクル(ゴールド、シルバー、ブロンズ)』など多くの種類があり、難易度ももちろん違います。
そこで今回はJavaの資格試験の概要から資格を取るメリット、それぞれの試験の難易度までどこよりも分かりやすく解説していきます。
プログラミング初学者の方でも、勉強の過程の1つとして資格取得を考えてみてくださいね。

最終更新日:2020年8月8日

目次

1. Java資格にはどんなものがある?一覧・種類
 1-1. Javaプログラミング能力認定試験
 1-2. Android技術者認定試験
 1-3. Oracle認定Javaプログラマ
 1-4. 基本情報技術者試験
2. 各Java資格の難易度・合格ライン・合格率一覧
 2-1. Javaプログラミング能力認定試験
 2-2. Android技術者認定試験
 2-3. Oracle認定Javaプログラマ
 2-4. 基本情報技術者試験
3. 【初心者向け】Javaの資格を取るならどの資格がおすすめ?
 3-1. そもそもJavaの資格取得をするメリットとは?
  3-1-1. 「どんな仕事をしたいのか」から逆算して資格を選ぶ
 3-2. Oracle認定Javaプログラマシルバーの受験がおすすめ
 3-3. 基本情報技術者試験も取得の価値がある
4. Java資格試験に向けたおすすめ参考書
 4-1. スッキリわかるJava入門 第3版 ・スッキリわかる Java入門 実践編 第2版
 4-2. 徹底攻略Java SE 11 Silver問題集
 4-3. 情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者[午後]第2版
5. まとめ

1. Java資格にはどんなものがある?一覧・種類


1995年に生まれてはや25年が経つ今でも、人気のプログラミング言語ランキングで上位にいるJavaには、「民間資格」「公式ベンダー資格」「国家資格」の3通りの資格が存在しています。
 
民間資格には

  • Javaプログラミング能力認定試験
  • Android技術者認定試験

 
公式ベンダー資格には

  • 基本情報技術者

 
それぞれ詳しく概要をみていきましょう。

▲目次へ戻る

1-1. Javaプログラミング能力認定試験

まず1つ目の民間資格です。民間資格とは国内向けの資格なので国際的には通用しません。

Javaプログラミング能力認定試は、サーティファイ株式会社が実施するJavaに関する基本知識や、オブジェクト指向に基づくアプレットやアプリケーション開発ができる技能を有することを証明する認定試験です。

1級から3級まであり入門者は3級、簡単なプログラムを組める人は2級、提示された変更や追加点を反映した仕様書を作成できる方は1級レベルと言われています。

運営団体 一般社団法人サーティファイ情報処理能力認定委員会
資格区分 民間資格
試験区分 ・3級
・2級
・1級※実技試験有り
公式サイト https://www.sikaku.gr.jp/js/jv/

▲目次へ戻る

1-2. Android技術者認定試験

こちらの資格は一般社団法人IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会が運営する、Androidアプリ開発向けのJavaスキルを認定する民間資格。

実はAndroidアプリもJavaで開発されているものが多数あるのをご存知でしたか?
本資格はAndroidアプリを作りたい方がJavaへの理解を深めるためにおすすめの資格です。

運営団体 一般社団法人 IT職業能力支援機構 Android技術者認定試験制度委員会
資格区分 民間資格
試験区分 ・Androidアプリケーション技術者認定試験
・Androidプラットホーム技術者認定試験
公式サイト http://ace.it-casa.org/ace/about/

▲目次へ戻る

1-3. Oracle認定Javaプログラマ

Javaを開発するOracle社が主催している公式のベンダー資格。
ベンダー資格とはソフトウェアやIT機器などを製造するベンダー(メーカー)が自社開発した製品について一定の技術を満たしていることを証明するために設けた資格のことです。
Javaの例で例えると、Javaを開発したOracle社がJavaを扱う人に対して一定の技術があるかを証明するための試験、資格のことですね。

Bronze(ブロンズ)・Silver(シルバー)・Gold(ゴールド)の3つに分かれており、シルバーとゴールドは国際的に通用しますが、ブロンズは国内のみなので履歴書の評価対象にはさほどならないのが現状です。

運営団体 Oracle社(旧Sun MicroSystems)
資格区分 ベンダー資格
試験区分 ・Bronze(ブロンズ)
・Silver(シルバー)
・Gold(ゴールド)※旧SCJ-P相当。移行試験あり
公式サイト https://www.oracle.com/jp/index.html

 
詳しくは下記記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。
▸関連記事:Oracle認定Javaプログラマの難易度は?試験の種類やおすすめ参考書を紹介

▲目次へ戻る

1-4. 基本情報技術者試験

こちらはJavaに関する唯一の国家資格です。
経済産業省が認定する国家試験「情報技術者試験」の1つで、情報処理推進機構が運営。

出題範囲はIT技術・用語・開発・マネジメントなど多岐に渡り、Javaは出題範囲の1つ。
情報系の知識が乏しい人は3ヶ月~半年程度の勉強期間を要するほどの難易度です。

運営団体 独立行政法人IPA(情報処理推進機構)
資格区分 国家資格
試験区分 区分なし
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_08gaiyou/_index_gaiyou.html

 
詳しくは下記記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。
▸関連記事:基本情報技術者試験の合格率は?難易度と勉強時間の目安まとめ

▲目次へ戻る

2. 各Java資格の難易度・合格ライン・合格率一覧


各資格の概要を説明した後は、それぞれの難易度や合格ライン、合格率を見ていきましょう。ただし合格率はあくまでも数値なので、合格率から受ける資格を決めないようにしてくださいね。

▲目次へ戻る

2-1. Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラムミング能力認定試験のレベル別難易度、合格ライン、合格率は以下の表のようになっています。

レベル 3級 2級 1級
試験時間 60分 90分 150分
出題数 6問 7問 2問
出題形式 筆記
(マークシート)
筆記
(マークシート)
実技試験
(パソコン使用)
合格ライン 60%以上 60%以上 60%以上
難易度 初学者向け 初級Javaプログラマ向け 中級者向け
(業務システムの保守運用が可能)
合格率 65.3% 65.3% 65.3%

▲目次へ戻る

2-2. Android技術者認定試験

Android技術者認定試験のレベル別難易度、合格ライン、合格率は以下の表のようになっています。

レベル アプリ(Basic) プラットフォーム
試験時間 90分 90分
出題数 70問 70問
出題形式 四肢択一 四肢択一
合格ライン 70%以上 70%以上
難易度 初学者~中級者向け 初学者~中級者向け
合格率 非公開 非公開

▲目次へ戻る

2-3. Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマのレベル別難易度、合格ライン、合格率は以下の表のようになっています。

レベル ブロンズ シルバー ゴールド
試験時間 65分 150分 150分
(1Z0-813-JPNのみ130分)
出題数 60問 77問 ・新規:85問
・移行(1Z0-810-JPN):81問
・移行(1Z0-810-JPN):60問
出題形式 CBT(選択問題) CBT(選択問題) CBT(選択問題)
合格ライン 60% 65% 65%
難易度 初学者向け 初級Javaプログラマ向け 設計から実装までトータルのスキルが必要
合格率 非公開 非公開 非公開

▲目次へ戻る

2-4. 基本情報技術者試験

基本情報技術者試験験のレベル別難易度、合格ライン、合格率は以下の表のようになっています。国家資格の割に合格率が高いように見えますが、受験者に情報処理やソフトウェアに係る業務に携わっている人も多いので注意が必要です。
受験者の詳しい情報は公式サイトでご確認頂けます。

レベル なし
試験時間 午前試験・午後試験共に2時間30分
出題数 午前80問(四肢択一)、午後は11問中5問に多岐選択式で解答
出題形式 午前試験・午後試験で異なる
合格ライン 60%以上
難易度 初学者~中級者向け
合格率 28.50%

▲目次へ戻る

3. 【初心者向け】Javaの資格を取るならどの資格がおすすめ?


では実際にJava初心者が資格を取るならどの資格がおすすめでしょうか?今まで説明した内容を踏まえて読んで頂き「自分はこれを取るべきだな」という資格を明確にしてみてください。

▲目次へ戻る

3-1. そもそもJavaの資格取得をするメリットとは?

そもそもJavaの資格を取得するメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

まず考えられるのはJavaに対する知識があることを証明できるため会社へのアピールになることです。
特にOracleのベンダー資格のSilver以上は国際的にも通用するので知識のアピールとしては有効だと言えるでしょう。会社によっては資格手当がでるところもあるので、給与アップにも寄与できるかもしれません。
ただし、Java Silverは上流工程を任せられるほどの評価ではなく、どちらかといえば現場のプログラマ向け。「資格を武器に出世を狙う」ならGoldの資格取得が必須になってくるでしょう。

また、Javaは汎用性が広いため、しっかり勉強することでオブジェクト指向の基礎を固められるのも特徴です。
銀行などの業務システムからベンチャー企業のAndroidアプリなど幅広く開発言語として使われているのでキャリアパスも広いです。

資格取得した瞬間にキャリアアップに繋がらないにしても、初学者の基礎学習の成果としての資格取得は有効だと言えます。

▲目次へ戻る

3-1-1. 「どんな仕事をしたいのか」から逆算して資格を選ぶ

会社からJavaの学習を指示されていたり、資格手当が目的の場合はJavaの資格を取っていけば問題有りません。一方で未経験でこれから勉強する言語を選ぶ、もしくは初心者で知識を深めていく段階であれば「資格を取る」ではなく「どんな仕事を自分はしたいのか」という目的から逆算して、言語を選び、取るべき資格を考えましょう。

たとえばJavaは銀行などの大規模な業務システムなどに採用されており、保守性が高いことが特徴です。保守性が高い分、コードそのものは重厚長大になりやすいです。大規模開発や社会のインフラに近いシステムの開発に興味がある方にとって、学習の価値が大きい言語と言えるでしょう。

スピード感を持った開発で手早く機能を実装していくのが好き、という場合は、たとえばRubyの学習が視野に入ります。
ただしRubyはどちらかといえばスタートアップに人気があり、大企業の業務システムの保守運用などへの採用例はどちらかといえば少ないです。なおかつ開発したシステムが大規模に成長してきた場合にはスケーリングに難を抱える傾向があります。

このように言語ごとに特徴があり、未経験者~初心者のうちは資格そのものにこだわるよりは「何を作りたいか」から逆算して言語を選び、自身のキャリアパスを考えることも大切です。

▲目次へ戻る

3-2. Oracle認定Javaプログラマシルバーの受験がおすすめ

Javaの資格は多数ありますが、もっとも権威があるものの1つが公式ベンダー資格であるOracle認定Javaプログラマです。
ブロンズは国内向けの資格のため、国際的に通用するシルバー以上の資格取得がおすすめ。

資格試験未受講の場合、まずはシルバー受講にチャレンジしてみましょう。シルバーの参考書を購入し、ソースコードを一つ一つ実行していくのがおすすめ。
もしシルバーで難しいようならレベルを1つ落としてブロンズを受講。合格した後シルバー受講を目指しましょう。

出典:Javaを取り巻く状況とOracle認定Java資格|Think IT

 
詳しくは下記記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。
▸関連記事:【Oracle認定Javaプログラマ】Bronzeに初心者が最短合格する方法

▲目次へ戻る

3-3. 基本情報技術者試験も取得の価値がある

基本情報技術者試験は国家資格かつ、合格率は20~30%と比較的難しい資格なのでスキルの証明として使用可能です。
Javaは試験の一部しか出てきませんが、マネジメントや開発などIT業界で働くなら必須になるスキルを証明することが可能。基本情報技術者試験を取得すれば資格手当を出すという会社も多いです。

下記画像の様に国家試験の4段階のうちの2つ目に位置して、応用情報技術者へのステップアップもしやすいのも大きな特徴です(紫:レベル1、黄:レベル2、緑:レベル3、ピンク:レベル4)。

出典:IPA 情報処理推進機構

▲目次へ戻る

4. Java資格試験に向けたおすすめ参考書


ここまでで自分が受けるべき資格は決まりましたか?ここではJava資格試験に向けたおすすめの参考書を3冊紹介します。どれもJava学習、資格試験の中で売れている本なので是非手に取ってみてください。

▲目次へ戻る

4-1. スッキリわかるJava入門 第3版 ・スッキリわかる Java入門 実践編 第2版

出典:AmazonAmazon

「スッキリわかるJava入門」シリーズは、累計40万部も売れている本で、初心者、中級者共に対応している本です。
基礎編に当たる一冊目と、実践編の合計2冊をどちらも最低一周ずつ行うことを推奨しています。

特に実践編は、基本情報技術者試験の午後試験に頻出する「コレクション」を丁寧に解説しており、Java Silverはもちろん、基本情報技術者試験対策にも使えます。

また「dokojava」という仮想環境を用意しており、環境構築に詰まった経験がある人でもまずは「サンプルコードを動かしてみて、実行結果を確認する」という一連の流れを体験可能。

初心者はプログラムを組む前の環境構築で躓いて学習を辞めてしまうパターンが多いですが、この本と共に学習することでタイトルの様にすっきりと学習を進めることができるのが特徴です。初心者は基礎編を勉強してから実践編を購入しましょう。

▲目次へ戻る

4-2. 徹底攻略Java SE 11 Silver問題集

出典:Amazon

先程紹介した「スッキリわかるJava入門」シリーズを2冊とも読み込み、サンプルコードを一通り全て動かし、自身でカスタマイズも経験したら「徹底攻略Java SE 11 Silver問題集」を3周程度解いてみることがおすすめ。
この問題集一冊で各問題を丁寧に解説しているので、シルバーの問題集は他に必要ないと言えるでしょう。

ただしあくまでも「問題集」。プログラミングに関する専門用語は頻出しJavaの基礎知識の解説はあまりありません。
よって、最低でもJavaの基本用語への理解とオブジェクト指向への正しい理解を持った上で、まずは1周解いてみましょう。

あまりにも難しいと感じたら「スッキリわかる~」シリーズに戻る。1周目で40%以上程度の正答率があったら、2周目にトライし、不明点は「スッキリわかる~」も併用しながら潰していくという使い方がおすすめです。

▲目次へ戻る

4-3. 情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者[午後]第2版

出典:Amazon

こちらは中級者~上級者向け。基本情報技術者試験の午後の部の試験に特化した参考書です。

午前の部では過去問の出題率が高いため、過去問をしっかりこなしておくことである程度の点数が取れるようになっています。
一方午後の部ではアルゴリズムやプログラムに関する問題が出る。SQL、データベース設計、ネットワークセキュリティ、機械語命令、オブジェクト指向などに関する深い理解と思考力が問われます。

Javaに特化した内容ではないため、Javaだけを学びたい、Javaに関する資格を取りたい場合はJava シルバーをまず学習し、シルバーに合格したら基本情報技術者試験を受けてみると良いでしょう。
そうすることで基礎が固まり、上位資格の応用情報技術者などを目指すというルートも見えてきます。

▲目次へ戻る

5. まとめ


Javaのおすすめ資格から難易度、参考書などを説明してきました。ご自身に最適な資格は見つかりましたか?受ける資格から決めず、「Javaを学んでどうなりたいか」という目的から資格を決めてくださいね。そうすることで、学習も続いて理解もより深まるでしょう。

▲目次へ戻る

SHARE

最新記事

無料相談する

INTERNOUS,inc. All rights reserved.