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Javaゴールドを持っていると年収が高いのは本当?取得者の声や市場動向を分析!

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プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

Javaゴールドは、Javaのスキルを証明する資格のひとつです。取得することで、1人で実装業務を担当できる程度のスキルがあることを証明できます。Javaゴールドを持っている人は年収が高いという噂がありますが、果たして本当なのでしょうか。取得者の声や市場動向を分析・検証します。

なお、初心者向けの「Javaシルバー」を目指す人には、無料で「Oracle Certified Java Programmer Silver SE11」の取得に挑戦できるプログラマカレッジもおすすめです。

最終更新日:2024年1月24日

1. Javaエンジニアの年収

求人ボックスによると、Javaエンジニアの平均年収は520万円(2023年11月現在)です。国税庁の令和3年分 民間給与実態統計調査によると、日本の平均給与が443万円であるため、Javaエンジニアは平均より高い収入を得られる仕事だといえるでしょう。

また、paizaの調査によると、転職における言語別の平均年収ランキングは次の通りです。

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

出典:paiza

上記の調査をみると、Javaエンジニアは全エンジニアの中では中間あたりの年収であることがわかります。さらに、各言語の基礎知識保有者の人材比率をみると、多くの人がJavaの知識を持っていることもわかるでしょう。

つまりJavaは、多くの人が知識を持っている一方で企業からの需要も高く、バランスがよい言語だといえます。

Javaプログラマーの仕事内容や年収については、以下の記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

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1-1. Javaゴールド保有者の年収は本当に高いのか?

求人ボックスによると、Javaシルバー保有者向けの求人の給与が平均467万円であるのに対して、Javaゴールド保有者向けの求人の給与は平均490万円です。

出典:求人ボックス

出典:求人ボックス

このことから、Javaゴールドを持っている人はJavaシルバーを持っている人より年収が高くなりやすいことがわかります。

また、フリーランスの例ではありますがJavaゴールドを取得できるスキルと同等のレベルがあると、次のような案件を獲得できる可能性があります。

出典:プロエンジニア

上記の案件は、在宅で勤務可能で月額単価は月100万円以上です。このように多くの収入が得られる案件は倍率が高いものですが、Javaゴールドを持っていれば客観的にスキルを証明できるため、案件を獲得できる可能性が高まります。

このように、Javaゴールドを取得できるスキルがあれば、在宅で1,000万円以上の年収を目指せる可能性も高まるでしょう。

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

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2. Javaゴールドの市場動向と今後の展望

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

Javaゴールドを取得すると、Javaに関する高度な知識とスキルを証明できます。Javaゴールドの市場価値と今後の展望について、次の2つの項目に沿って解説します。

Javaゴールド保有者の市場価値
Javaエンジニアの需要

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2-1. Javaゴールド保有者の市場価値

Javaゴールドを求める企業には、次のような傾向があります。

• Javaの最新情報を取り入れて業務を遂行できるエンジニアを求めている

• Javaに関する高度な知識やスキルを高く評価している

Javaは、バージョンアップによって新しい機能や仕様が追加されることがあるため、Javaゴールドを取得した人は、最新の仕様や機能を取り入れながらの業務遂行が期待されるのです。

また、Javaに関する高度な知識やスキルを高く評価しているからこそ、Javaゴールドの取得を求めている面もあります。単純にJavaに関する知識がある人ではなく、高度な知識やスキルを持っていると証明できる人が欲しいと考えているために、資格を求めるのです。企業によっては、資格手当を用意している場合もあります。

Javaゴールドを持っていると、1人で機能を実装できるエンジニアとして評価されます。顧客へのアピールにも活用できる認知度の高い資格であるため、金融や医療、教育などの業界で活用する大規模なシステムを構築している企業では、特に評価が高まりやすい傾向が見られます。

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2-2. Javaエンジニアの需要

Javaは、金融システムや交通機関、医療システム、スマホアプリ、ゲームなど、幅広い分野で利用できる言語です。大規模なシステム構築に活用することが多い言語でもあるため需要が非常に多いのも特徴です。

その分Javaを活用できるエンジニアも非常に多く、LAPRAS SCOUTの試算によると日本国内だけでも約19万人のJavaエンジニアがいるとされています。話題になっているプログラミング言語の順位を示すTIOBEインデックスでも、2023年11月現在、Javaは4位にランクインしています。

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

出典:TIOBEインデックス

一方で求人数も非常に多く、プロエンジニアに掲載されているJavaエンジニア求人(フリーランス)は679件です(2023年11月現在)。HTML・CSSの471件、Pythonの321件と比較すると、Javaが需要の多い言語であることがわかります。

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3. Javaゴールド資格取得者の声

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

Javaゴールドを取得するとどのような変化があるのでしょうか。実際に資格を取得した人の声を調査すると、以下のような声があることがわかりました。それぞれ詳しく紹介します。

市場価値が上がった
スキルアップにつながった
自信がついた

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3-1. 市場価値が上がった

Javaゴールドを取得すると、自身の市場価値が上がります。次の口コミにあるように、実際に収入が増えた人も少なくありません。

出典:twitter

Javaゴールドは転職の際の武器としても活用できますし、企業によっては資格手当を用意しているため、転職しなくても資格を取得するだけで収入が増えることもあります。
転職を検討している人はもちろん、そうでない人にとっても役立つ資格です。

Javaの資格を取得するメリットについては、以下の記事で詳しく紹介していますのであわせてご覧ください。

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3-2. スキルアップにつながった

Javaゴールドの資格取得が、スキルアップにつながることもあります。例えば、次のような口コミがありました。

Javaの資格をとってみて、

• オブジェクトの型への意識
• 参照できるものとできないものの理解
• 例外処理への理解
• Stream APIの使い方

あたりの、普段の開発ではそこまで意識しない部分についての理解は深まったのかと感じました。

出典:Java Gold SE 11を受けての感想|Qiita

Javaゴールド取得に向けた学習の中で、新たなスキルを身につけられることも少なくありません。普段からJavaを使った開発をしていても、仕事の中ではあまり意識せずに活用している技術もあります。資格を取得するためには、そうした普段意識していない知識や技術を改めて確認する必要があるでしょう。

また、Javaゴールドを取得すると、難易度の高い案件を任せてもらえる可能性も高まります。難易度の高い案件に挑戦する中でも、新たにスキルを身につけられるでしょう。

Javaゴールドの取得によって、スキルアップの機会を増やせる可能性があります。

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3-3. 自信がついた

Javaゴールドを取得することで、自信がついたと感じる人もいます。例えば、次のような口コミがありました。

出典:twitter

Javaゴールドは、難易度の高い資格です。Javaゴールドを取得できれば、高いスキルを持っていると自信を持って示せます。

また、資格取得に向けて計画的に勉強し、結果を出せたことも自信につながるでしょう。ひとつ自信を持てるジャンルがあると、自己肯定感が高まりさまざまなことに前向きに取り組みやすくなります。

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

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4. Javaゴールドの資格取得方法

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

ここからは、Javaゴールドの資格取得方法を以下の項目に沿って解説します。

Javaゴールド資格取得の基礎知識
Javaゴールド取得のための勉強方法

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4-1. Javaゴールド資格取得の基礎知識

Javaゴールドの資格を取得するための試験は「Java SE 11 Programmer II」です。ただし、Javaゴールドの試験を取得するためには、まず下記のいずれかのJavaシルバー資格を取得しなければなりません。

• Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11

• Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8

• Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 7

それ以外の受験資格は設けられていませんが、3年以上の実務経験を経てからの受験を推奨されています。

Javaゴールド資格を取得するための試験の概要は次の通りです。

受験料 37,730円(税込)
出題形式 選択問題
試験時間 180分
出題数 80問
合格ライン 63%

出典:Java SE 11 Programmer II (1Z0-816-JPN) 試験|Oracle University

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4-2. Javaゴールド取得のための勉強方法

Javaゴールドを取得するための勉強方法は、主に次の2種類です。

• 独学

• 資格取得のためのスクールに通う

独学の場合、市販のテキストや問題集、学習サイトなどを使って勉強を進めましょう。参考書で一通り知識をつけたら、問題集で到達度を確認しながら学習を進めてください。学習サイトは移動時間などの隙間時間にも活用できて便利です。

短期間で効率よく資格取得を目指すなら、スクールに通うのがおすすめです。プロのサポートを受け、蓄積されたノウハウを活用しながら学習を進められます。

Javaの勉強法は、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

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5. まとめ

Javaゴールドは、取得すると平均年収が上がる可能性が高まる資格です。Javaエンジニアとしての市場価値を高めたい人や、スキルに自信をつけたい人は、ぜひ挑戦してみましょう。

Javaゴールド 年収 プログラマカレッジ

無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」では、未経験者でもJavaの基礎か学習できます。さらに、就職に向けたサポートも実施しています。

Javaゴールドを取得するための試験を受ける条件として、Javaシルバーの取得が必要です。また、Javaゴールドは実務経験3年以上が推奨されている資格であるため、初心者はまずJavaシルバーを目指して学習を始めましょう。

プログラマカレッジでは、全員が「Oracle Certified Java Programmer Silver SE11」を取得した後に就職活動を行います。受験料はプログラマカレッジが負担します。私たちと一緒に、まずはJavaシルバーの取得を目指して学習をスタートしてみませんか?

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