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プログラマーに求められる英語力とは?必要なシーンとレベルを解説

この記事を書いた人
プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

プログラマーを目指すには英語が必要?と疑問を感じている方向けに、プログラマーが求められる英語力について解説。どんなシーンでどの程度の英語力が必要となるのか解説します。英語とプログラミング、どちらを先に学ぶべきかも解説していますので、ぜひご覧ください。

最終更新日:2023年2月9日

1. プログラマーに英語力は必要なのか

プログラマーになるには英語力が必要ですか?英語力がないとプログラマーにはなれないのでしょうか?
プログラマーを目指すなら、英語は必要です。しかし、高度な英語は必要ありませんし、英語力が無くてもプログラマーにはなれます。心配しすぎる必要はありませんが、ある程度英語ができるとスムーズに仕事を進めやすくなるため、少しずつ学習しておきましょう。

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1-1. プログラマーになるために英語力は必須ではない

プログラマーになるために英語力は必須ではありません。英語力が無くてもプログラマーにはなれます。逆に言えば、英語力だけあってもプログラマーにはなれません。

プログラミングの画面を見ると英単語が多く並んでいますが、プログラミング言語の構文に沿って書いているのであって英文を書いているわけではありません。また、プログラミング言語やツールの説明書の多くは、日本語に翻訳されています。

そのため、必ずしも英語ができなくても、プログラマーとして働くことは可能です。

プログラマーに必要なスキルは以下の記事で紹介していますのでぜひご覧ください。

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2. プログラマーに英語力が必要な理由

プログラマーに英語は必須ではありませんが、ある程度できると有効です。その理由は次の2つです。
プログラミング技術の最新情報は英語
プログラミング関連の情報量の差

 

2-1. プログラミング技術の最新情報は英語

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プログラミング技術に関する情報は、ほとんどが英語で提供されます。少し時間が経てば日本語の翻訳も登場しますが、いち早く情報を入手するためには英語ができた方が有利です。

翻訳ツールなどを使ってある程度読むこともできますが、専門用語を翻訳すると誤りが生じることがあります。また、翻訳があいまいで意味がわからなくなってしまう場合もあるでしょう。

自分自身に英語力があれば、翻訳ツールを通さず最新情報を得られます。正確な情報をより早く得たいなら、英語力は欠かせません。

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2-2. プログラミング関連の情報量の差

プログラミング関連の情報を調べる時に、インターネットを活用することも多くあります。インターネット上では、日本語と英語でプログラミング関連の情報量には大きな差があります。

例えば「プログラミング」と「programming」でそれぞれ検索した場合、検索結果の件数はそれぞれ以下の通りです。

プログラミング 約80,300,000件
programming 約2,310,000,000件

「プログラミング」の検索結果よりも「programming」の検索結果の方が約29倍多いことがわかります。もちろん、必ずしも検索結果が多いからといって質の良い情報が得られるとは限りません。しかし、英語ができた方が、より多くの情報の中から自分に必要な情報を探せます

また、IT関連の情報はシリコンバレーから発信されることが多いのも、英語の情報が多いひとつの要因です。
日本語よりも英語で発信されている情報の方が多いため、英語ができるとより有利にプログラマーの仕事を進められます。

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3. プログラマーに必要な英語力はどのくらい?

プログラマーにはどのくらいの英語力が必要ですか?どのように身につければ良いのでしょうか?
プログラマーに求められる英語力は、状況によって変わります。以下で、プログラマーに求められる英語のレベルと学習法について詳しく解説します。

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3-1. 高い英語力は必要ない

前述の通り、多くのプログラマーにとって必要な情報は日本語に翻訳されています。また、翻訳ツールも利用できるため、プログラマーとして働くうえで高度な英語力は必要ありません。中学・高校などで習った英語ができれば大丈夫です。

最新情報や高度な情報は英語の方が多いのですが、プログラマーとして働き始めてすぐにそうした情報が必要になることはありません。まずは日本語で情報収集し、スキルを伸ばしながら必要に応じて英語を学習しましょう。

ただし、企業や仕事内容によっては英語が必須となる場合もあります。そのため、事前の情報収集は欠かさずに行ってください。

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3-2. プログラマーに必要な英語力のレベルと学習法

プログラマーは、仕事の幅や責任の重さに応じて英語力を求められるようになる傾向があります。プログラマーが英語を必要とするのは、次のような時です。

• 他のプログラマーと差をつけたい

• 海外との連絡が必要

• 日本語で解決策が見つからない

上記のようなタイミングでは、IT技術書などを読み解く読解力や、質問できるレベルの作文力、動画を理解できるレベルのリスニング力が求められます。

プログラマーが英語力をつけるのであれば、次のような資格試験を利用するのがおすすめです。

• プログラミング英語検定

• TOEIC

• IELTS

• TOEFL

特に「TOEIC」「IELTS」「TOEFL」は日本企業で英語力アピールに最適なテストとしてよく使われてます。就職活動の場では、これらの点数の提出を求められることもよくあります。

以下は、英語力が必要とされる企業が、社員に期待するスコアの目安です。

TOEIC 600点
IELTS 6.0
TOEFL 72

英語を学習するのであれば、上記の点数を目指して学習を進めるのがおすすめです。

▶ 参照:

プログラミング英語検定
データでみるTOEIC Tests|TOEIC Program
バンドスコア・採点方法|IELTS
スコア|TOEFL

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4. 英語力があるプログラマーのメリットとは

英語力があるプログラマーには、具体的に次のようなメリットがあります。
最新情報が入手できる
国内・海外問わず活躍の場が広がる
昇進・昇格の機会が増える
就職・転職の幅が広がる

有利な理由やそれぞれの項目の詳細を以下で解説します。

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4-1. 最新情報が入手できる

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プログラミングに関する情報は、最初に英語で発信されることも多くあります。また、エラーが発生した時に、解決策を探すと英語しか出てこないのも珍しいことではありません。

翻訳ツールを使って英語を読むこともできますが、ツールではどうしても誤訳が発生する可能性があります。特に、プログラミングのように専門用語が多い文章では、誤訳の発生確率が高まります。

自分自身に英語力があれば、翻訳ツールを通さず英文を読むことが可能です。また、ツールを通さずに読む分、解決策にたどり着くまでの時間も短くなります。

正確な最新情報を素早く入手するためには、英語力が欠かせません。

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4-2. 国内・海外問わず活躍の場が広がる

プログラマーは、日本だけで需要がある職業ではありません。英語ができれば、海外での勤務も視野に入れられます。また、日本にいながらリモートワークで海外企業の仕事をしたり、フリーランスとして海外企業から仕事を受注することも考えられます。

日本語しかできない場合と比べて仕事の幅が格段に広がり、その分チャンスも増えますし、英語を使って仕事をした経験があれば、それを実績として次の仕事につなげることも可能です。

活躍の場を広げたいのであれば、英語力をつけておいて損はありません。

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4-3. 昇進・昇格の機会が増える

昇進・昇格の条件として英語力を求める企業も少なくありません。また、昇進のために海外派遣を経験することが必要な企業もあります。そうした企業では、英語ができれば昇進や昇格のチャンスが増えます。
上記のような企業では、どんなにプログラミングスキルが高くても、英語ができないだけで昇進や昇格のチャンスを逃してしまう可能性もあります。

英語での日常会話や読み書きができると年収が上がるというデータもあるため、年収アップのチャンスをつかむためには英語学習を進めておくのがよいでしょう。

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4-4. 就職・転職の幅が広がる

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就職・転職の条件として、一定の英語力を求める企業もあります。また、入社の条件としては定めていなくても、できれば英語力がある人を採用したいと考えている企業もあります。

英語力が不足していると、前者のような企業には応募すらできません。英語力があれば、後者のような企業に採用される確率を高められます。

英語力は、IT業界から別の業界に転職したいときにも役立つスキルです。将来転職を考えているのであれば、身につけておいて損はありません。

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5. 未経験からプログラマーを目指すならプログラマカレッジへ

英語力があればプログラマーとして有利に仕事ができます。とはいえ、未経験からプログラマーを目指すなら、英語よりもプログラミングを学ぶのが最優先です。
初心者が効率的に、楽しく簡単にプログラミングを習得したいなら、プログラマカレッジがおすすめです。独学では挫折しがちなプログラミングですが、プログラマカレッジなら楽しく、効率的に学べますよ。

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プログラマカレッジは、講師が常に質問に回答できるよう待機し、理解できるまでマンツーマンで対応しています。定期的な面談を実施し、勉強や就職などさまざまな相談にもお応えしています。

また、チーム演習などのカリキュラムを通じて、同時期に学習を始めた仲間とコミュニケーションを取りながら学ぶことも可能ですよ。以下にプログラマカレッジ卒業生の声を載せていますので、参考にしてみてくださいね。

 
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プログラマカレッジ卒業生の声
森さん

つまずいた時に相談できる存在がいることがとても心強かったです。気兼ねなく質問できる環境があったことは、プログラミングを学ぶ上でとてもよかったと思っています。

 
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プログラマカレッジ卒業生の声
二瓶さん

一人で勉強していたらモチベーションも下がって、ここまで頑張れなかったと思います。仲間と勉強できたことはすごくよかったですね。

 
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プログラマカレッジ卒業生の声
ツヅクさん

オンラインであっても仲間と協力しあって開発を進めることができ、よかったなと感じています。完成した時は本当に清々しい気持ちでしたね。

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6. まとめ

本記事では、プログラマーに必要な英語力についてお伝えしました。
英語ができなくても、プログラマーにはなれます。ただし、最新情報の獲得やプログラマーとして仕事の幅を広げるためには、英語力があると有利です。未経験からプログラマーを目指すのであれば、まずは英語よりプログラミングを学習しましょう。

この記事を参考に、今後の学習方針について考えてみてください。

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