PHP では、プラス( + )ではなくドット( . )で文字列を連結します。
今回は PHP で文字列を繋げる方法を紹介します。
本サイトでは XAMPP( ザンプ )という開発環境を使用しています。
XAMPP のインストール方法や起動方法については以下の記事をご参照下さい。
PHP【 開発環境 】XAMPP インストール
PHP【 開発環境 】XAMPP の使い方
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最終更新日:2019年4月10日
文字列を操作する際に使用する演算子を文字列演算子と言い、PHP では「 . 」と「 .= 」の文字列演算子を使用して文字列を結合します。
「 . 」は、文字列を単純に結合する場合に使用します。
$str = "みなさん"."こんにちは"
上記のサンプルでは、変数 $str に文字列「 みなさんこんにちは 」が格納されています。
「 .= 」は、文字列を結合した上で代入する場合に使用します。
$str = "みなさん"; $str .= "こんにちは";
上記のサンプルでは、文字列「 みなさん 」が格納されている 変数 $str に、文字列「 こんにちは 」を結合した上で代入しています。
その結果、変数 $str には 文字列「 みなさんこんにちは 」が格納されています。
ドット( . )やドットイコール( .= )を使用して文字列を連結してみます。
下記のようなソースファイルを作成して ブラウザからアクセスすると、次のような表示になります。
( ソースファイルの作成方法についてはソースファイルを作成を、サーバの起動方法等についてはサーバを起動を、それぞれご参照下さい。)
<?php echo "みなさん"."こんにちは"; echo "<br><br>"; $str1 = "青山"; $str2 = "さん、こんにちは"; echo $str1.$str2; echo "<br><br>"; $str3 = "黒木"; echo $str3.= "さん、こんにちは"; ?>
「 echo 」は、データを出力するために使用する PHP の命令です。
「 “みなさん”.”こんにちは” 」のように 文字列同志を直接連結させることも、「 $str1.$str2 」のように 文字列変数を連結させることもできます。
また、「 $str3.= “さん、こんにちは” 」のように 既存の文字列変数に新たな文字列を追加することもできます。
ドットイコール( .= )を使用すると、作表処理も読み易く記述することができます。
下記のようなソースファイルを作成して ブラウザからアクセスすると、次のような表示になります。
( ソースファイルの作成方法についてはソースファイルを作成を、サーバの起動方法等についてはサーバを起動を、それぞれご参照下さい。)
<?php $str = "<table border='1'><tr><td>"; $str .= "青山"; $str .= "</td><td>"; $str .= "[email protected]"; $str .= "</td></tr><tr><td>"; $str .= "黒木"; $str .= "</td><td>"; $str .= "[email protected]"; $str .= "</td></tr></table>"; echo $str; ?>
テーブル作成時に使用する <td> 等のタグ類と表示するデータとを連結させていくことで、読み易いソースコードになります。
配列と foreach 文を使用したテーブル作成についてのforeach 文のサンプルもご参照下さい。
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