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ITコラム

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プログラミングノウハウ

2018.12.27

PHP【実行】Hello World の出力

PHP は サーバサイドでプログラムを実行するプログラミング言語であるため、HTML や JavaScript とは開発の仕方が少し違います。
今回は、PHP の記述方法や実行の手順について紹介したいと思います。

本サイトでは XAMPP( ザンプ )という開発環境を使用しますが、XAMPP のインストール方法や起動方法については以下の記事をご参照下さい。
PHP【 開発環境 】XAMPP インストール
PHP【 開発環境 】XAMPP の使い方

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1. PHP の基本的な書き方

 
PHP は、基本的に次のような形で書きます。

<?php
 echo "Hello World!";
?>

PHP は、ソースコードを 開始タグ「 <?php 」と終了タグ「 ?> 」で囲みます。
こうすることで、サーバが PHP の範囲を認識してプログラムとして実行します。

上記で使用されている「 echo 」は、文字列を出力するために使用する PHP の命令です。
そして、1 つの文の最後には「 ; 」を付けます。

上のサンプルを実行すると、ブラウザに「 Hello World! 」という文字列が表示されます。

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2. PHP の開発手順

 
PHP は、次のような手順で開発を行います。

ソースファイルを作成
サーバを起動
ブラウザで確認

JavaScript は ソースコードを埋め込んだ HTML ファイルを直接実行して ブラウザの表示確認を行うことができますが、PHP は プログラムがサーバで実行されるため、サーバとの連携が必要になります。

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3. PHP で Hello World を出力

 
実際に PHP で文字列「 Hello World! 」を出力してみます。

3-1. ソースファイルを作成

ソースファイルを作成します。
テキストエディタに以下のコードを入力して下さい。

<?php
  echo "Hello World!";
?>

テキストエディタは メモ帳以外のものをご使用下さい( エラー回避のため )。

PC にメモ帳以外のテキストエディタが入っていない場合は、PHP【 開発環境 】テキストエディタ を参考に、テキストエディタをご用意下さい。

ソースコードを入力後、XAMPP をインストールしたフォルダ内の「 htdocs 」フォルダ内( 特に指定していない場合は C:\xampp\htdocs )に、「 helloworld.php 」という名前で保存します。

保存する際には、文字コードを「 UTF-8 」に指定して下さい。
PHP 実行 Hello World の出力 プログラマカレッジ
 

3-2. サーバを起動

サーバを起動します。
XAMPP のコントロールパネルを開いて、Apache の Start ボタンをクリックして下さい。
(コントロールパネル開き方等は XAMPP の起動確認 を参照して下さい。)

このように Apache の PID とポート番号が表示されたら OK です。
PHP 実行 Hello World の出力 プログラマカレッジ
 

3-3. ブラウザで確認

ブラウザを立ち上げて URL「 http://localhost/helloworld.php 」にアクセスしてみて下さい。
PHP 実行 Hello World の出力 プログラマカレッジ
「 Hello World! 」という表示が確認できれば OK です。
 

3-4. ソースフォルダを作成

先ほどは URL「 http://localhost/helloworld.php 」にアクセスして実行結果の確認を行いましたが、ソースファイルを格納するフォルダを作成しておくと、ソースファイル名まで指定せずに動作確認を行うことができます。

XAMPP をインストールしたフォルダ内の「 htdocs 」フォルダ内( 特に指定していない場合は C:\xampp\htdocs )に、新規フォルダを作成して、そのフォルダの中に「 helloworld.php 」を保存します。

ここでは、「 sample 」フォルダと命名しました。
PHP 実行 Hello World の出力 プログラマカレッジ

ブラウザで、URL「 http://localhost/フォルダ名 」にアクセスしてみて下さい。
ここでは「 sample 」フォルダにソースファイルを入れたので、URL「 http://localhost/sample 」にアクセスします。

このようにファイル名がリンク付きで表示されますので、リンクをクリックします。
PHP 実行 Hello World の出力 プログラマカレッジ

URL でファイル名まで指定した時と同様の結果が得られます。
PHP 実行 Hello World の出力 プログラマカレッジ

ソースフォルダを作成しておくと、毎回同じ URL から実行確認ができるので便利です。

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