PHP でプログラミングを行うためには開発環境を導入する必要があり、本サイトでは XAMPP( ザンプ )という開発環境でプログラミングを行います。
今回は、XAMPP の起動確認と php.ini ファイルの初期設定について紹介したいと思います。
XAMPP のインストール方法についてはPHP【 開発環境 】XAMPP インストールをご参照下さい。
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目次
XAMPP の起動確認をします。
XAMPP のコントロールパネルを開きます。
( XAMPP をインストールした際に 最後に表示された画面が XAMPP コントロールパネルです。)
XAMPP コントロールパネルの起動ファイル( xampp-control.exe )は、XAMPP をインストールしたフォルダ( 特に指定していない場合は c:\xampp )内にあります。
ショートカットを作成しておくと便利です。
この xampp-control.exe ファイルをダブルクリックすると、XAMPP のコントロールパネルが表示されます。
コントロールパネルが表示されたら、Apache の Start ボタンをクリックして下さい。
Apache の PID とポート番号が表示され、下のメッセージ欄に新たなメッセージが表示されます。
これで Apache が起動したことが確認できます。
Apache の起動が確認できた後、ブラウザで URL「 http://localhost/ 」にアクセスしてみて下さい。
下のような表示になれば Apache が正常に作動されていることが確認できます。
次に、データベースの MySQL を起動させます。
コントロールパネルの MySQL の Start ボタンをクリックして下さい。
Apache と同様に、MySQL の PID とポート番号、新たなメッセージが表示されます。
これで MySQL が起動したことが確認できます。
起動させた Apache と MySQL を停止します。
それぞれの Stop ボタンをクリックして下さい。
Apache の Stop ボタンをクリックすると、PID とポート番号の表示がなくなり、下のメッセージ欄に新たなメッセージが表示されます。
これで Apache が停止したことが確認できます。
同様に MySQL の Stop ボタンをクリックすると、PID とポート番号の表示がなくなり、新たなメッセージが表示されて、MySQL が停止したことが確認できます。
因みに、Apache が起動していない状態で ブラウザから URL「 http://localhost/ 」にアクセスすると、次のような表示となります。
PHP のプログラミングを行う前に php.ini ファイルの編集をします。
これは、PHP で日本語を扱ったり、日時を日本時間に合わせたりするための設定です。
php.ini ファイルは、XAMPPをインストールしたフォルダ( 特に指定していない場合は c:\xampp )内の php フォルダの中にあります。
この php.ini ファイルを右クリックして、編集 又は テキストエディタを選択して 開いて下さい。
php.ini ファイルの 3 箇所の記述を検索機能で検索して、それぞれ編集していきます。
「;mbstring.language = Japanese」という記述を書き換えます。
// 編集前
;mbstring.language = Japanese
// 編集後
mbstring.language = Japanese
先頭のセミコロン( ; )を削除するだけです。
「;mbstring.internal_encoding =」という記述を書き換えます。
// 編集前
;mbstring.internal_encoding =
// 編集後
mbstring.internal_encoding = UTF-8
先頭のセミコロン( ; )を削除して、「 UTF-8 」を追記します。
「;date.timezone =」という記述を書き換えます。
// 編集前
;date.timezone =
// 編集後
date.timezone = Asia/Tokyo
先頭のセミコロン( ; )を削除して、「 Asia/Tokyo 」を追記します。
上記 3 箇所を編集後、上書き保存をしてファイルを閉じて下さい。
以上で php.ini ファイルの編集は終了です。
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