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ITパスポート試験は意味ないって本当?就活に役立つ実例も紹介します

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プログラマカレッジ編集部

未経験からプログラマーになりたいと考えてる皆さまに、プログラミング言語の基礎知識や、プログラマーとしての転職ノウハウ、転職に役立つ資格、IT業界情報など、お役立ちコラムを配信しています。

ITパスポート試験は国家試験なのに、なぜITエンジニアを目指す人にとって意味がないと言われてしまうのでしょうか。その理由や対策方法について解説します。また実際にITパスポートが未経験からITエンジニアへの転職で役に立つ実際の例についても紹介していますので、ぜひご覧ください。

なお未経験からプログラマーになりたくてITパスポート試験の受験を検討している方には、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」もおすすめです。今ならITパスポート試験を始めとした複数のIT資格の、キャッシュバックキャンペーンも実施しています。

最終更新日:2023年12月7日

1. ITパスポートが意味ないと言われる理由

ITパスポート試験は、がんばって合格しても意味がないのでしょうか?
答えは「職種や企業による」です。まず職種で見ると、現役ITエンジニアは合格してもあまり差別化にはなりません。しかし非エンジニア職の方や、未経験からIT業界を目指している方にとっては、ITパスポートの試験勉強は意味があります。理由を詳しく解説します。

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1-1. ITパスポート試験が意味ないと言われる理由

「ITパスポートは意味ない」と言われている理由は、主に3つです。

それぞれ理由を説明します。

■ 持っていないとできない業務はないから

例えば同じ国家資格であっても、医師国家試験に合格しなければ医師にはなれません。しかしITパスポート試験に合格しなくても、ITエンジニアになることはできます。そのため、意味がないという見方ができます。

■ ITエンジニアにとっては内容が簡単すぎるから

非エンジニア職の方がITを基礎から学ぶには最適な試験ですが、ITエンジニアにとっては初歩の内容です。そのため、すでにITエンジニアとして活躍している方が受験するのは意味がないという見方ができます。

■ すでに合格している人が多すぎるから

ITパスポート試験は人気が高く、2022年度一年間の合格者数は約12万人です。毎年何万人も合格しているため珍しさがなく、差別化できないから意味がないという見方ができます。

ITパスポート 意味ない プログラマカレッジ

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2. 実際にITパスポートを受験した方の体験談

実際にITパスポート試験を受験した方へ、お話を聞いてみました。

実際にITパスポートを受けてみて、意味が無かったと思いますか?
私はITに関しては全くの初心者だったので、勉強しようにも何から手をつけたらいいのか分からない状態でした。そこでITパスポートの試験勉強を通して、ITの基礎をまんべんなく学ぶことができたので、意味があったと思います。
これまでにもITパスポートを受験しようと思ったことはありますか?
ある場合は受験しようと思った理由も教えてください。
学生のときに一度受験してみようかと考えて、参考書を一冊買いました。
ただいつでも受けられるからと先延ばしにしているうちに、結局受験せずに終わりました。
ITパスポートと比較する場合、相応しいと思う他の資格はどれだと思いますか?
広範囲の人を対象とするITパスポート試験と違い、他のIT系資格は初心者向けでも専門に特化しているものが多いイメージです。そのため迷ったときは、エントリーレベルの資格同士で比較するよりも、ほぼ同じ試験範囲で一段階難しい内容の基本情報技術者試験と比べたらいいと思います。
「ストラテジ」系を勉強してよかったと思うポイントはありますか?
ストラテジ系は企業活動や経営戦略に関する出題が中心です。そのため不正アクセス禁止法やマーケティングに関する知識など、IT系企業だけでなく、多くの企業で実践の役に立つ知識を得られた点がよかったです。
「マネジメント」系を勉強してよかったと思うポイントはありますか?
マネジメント系は、システム開発のマネジメント方法などについて学びます。そのためシステム開発の流れを把握できるだけでなく、プロジェクトの管理がどのように行われているのか、社会人として必要な知識を学べたところがよかったです。
「テクノロジ」系を勉強してよかったと思うポイントはありますか?
私は未経験からITエンジニアを目指していたのですが、エンジニア向けの参考書はどれも専門性が高く、初めは用語すら分からないようなものも多かったです。そこでITパスポートのテクノロジ系を学んだことで、参考書を読むための前提知識が身についた点は、本当に役に立ちました。
ITパスポートは意味が無いという声に対して、思うことはありますか?

こう言ってしまっては身もふたもないのですが、何も勉強しなくても合格できるレベルの知識がある方以外にとっては、やっぱり勉強すること自体に意味があります。ITパスポート試験は基礎で基本だからこそ、試験範囲の内容は全ての人が覚えておいて損をするようなものでもないと思います。

過去問は全て公式サイトで公開されていますので、まずはそれを一通り読んでみてください。もし答えられない問題が多いようならば、チャレンジする価値があると思います。

もしITパスポート試験の過去問を読んで「簡単だな」と思った方には、基本情報技術者試験の受験もおすすめです!

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3. ITパスポート合格がメリットになる企業の具体例

試験勉強自体が役立つことは分かりますが、ITパスポート試験合格に対する具体的なメリットはないのでしょうか?
上で「職種や企業による」と回答したように、ITパスポート合格が就職活動で具体的なメリットになる企業もあります。プログラマカレッジ卒業生の採用企業には、次のようなITパスポート試験を含む資格取得キャンペーンを行っている企業もあります。

また、本当にエントリーライン近くの資格ではありますが、ITパスポート、G検定、データサイエンティスト検定の三つの資格について、当社では取得キャンペーンを行っています。報奨金には、それぞれ3万円、5万円、7万円と、他の企業では類を見ない金額を設定しています。たとえ報奨金がきっかけだったとしても先の未来を考えた学習に着手して欲しいという、経営者から社員への願いを込めた制度です。

出典:【採用企業インタビュー:図研テック株式会社】図研のサポート事業から出発し、今はシステム開発事業に力を入れています

こちらの企業は特に資格取得に力を入れていらっしゃいますが、他にも社員の資格取得を応援している企業はたくさんあります。合格してデメリットになるものでもないので、迷ったら受験してみることをおすすめします。

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4. Iパスに合格して、未経験からプログラマーになろう!

もしあなたが「ITパスポートに合格して、いずれITエンジニアやプログラマーになりたい!」と考えているのなら、無料のプログラミングスクール「プログラマカレッジ」で、私たちと一緒にプログラミングやクラウドの技術を学んでみませんか?

これまで全く違う専門を学んでいたり、パソコンを使い慣れていなかったりする方でも大丈夫。パソコンの基礎知識から実務に対応できるITリテラシーまで、まったくの未経験からまるごとマスターすることが可能です。

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