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IT業界

2023.11.21

【採用企業インタビュー:図研テック株式会社】図研のサポート事業から出発し、今はシステム開発事業に力を入れています

社名 図研テック株式会社
資本金 1億4,770万円
設立 1997年5月15日
従業員数 462名(2023年4月1日現在)
事業内容 アウトソーシング及びコンサルティングサービス
・電気CAD/機械CAD運用
・電気・電子設計/機械設計
・ソフトウェア/クラウドソリューション設計・開発
・電子部品情報の管理・運用
・熱設計及びSI・PI・EMC設計教育、技術支援
・1D CAE/3D CAE
所在地 〒222-8505 神奈川県横浜市港北区新横浜3-1-1 図研新横浜ビル

目次

図研テック株式会社について

企業インタビュー プログラマカレッジ

【Q】御社の特徴と展開している事業を教えてください

図研テックは、電気系CADの世界トップブランド「図研」の、運用サポート事業を展開する会社として設立されました。その歴史から、ソニーやパナソニックといった電気系CADを導入いただく企業さま、いわゆるエレクトロニクス業界とは、設立当初から深いお付き合いをしています。

CADを使った電気設計や機械設計のほか、最近ではIoT家電の流行に伴い、お客様の要望から組み込み系などのソフトウェア領域へも事業が広がって参りました。

さらに直近ではITにも事業領域を広げ、システム開発やアプリケーション開発のご要望も多くいただくようになりました。今では、IT開発は最もウェイトの大きい事業となっています。

社員数についても成長傾向にあり、7年ほど前には313名の会社でしたが、2022年4月時点で462名に増えました。現在も採用に力を入れており、早ければ来年度にも500名を超える見込みです。

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【Q】今後の目標やヴィジョンを教えてください

これからは、AIDXの領域の仕事についても取っていきたいと考えています。AIDXは、やはりプログラマーの方にとっても特に関心の高い領域です。多様な業種業態のお客様がいる中で、求められる人材を提供していくエンジニアリング会社としては、その領域のエンジニアを育てていきたいという考えがあります。

また、本当にエントリーライン近くの資格ではありますが、ITパスポート、G検定、データサイエンティスト検定の三つの資格について、当社では取得キャンペーンを行っています。報奨金には、それぞれ3万円、5万円、7万円と、他の企業では類を見ない金額を設定しています。たとえ報奨金がきっかけだったとしても先の未来を考えた学習に着手して欲しいという、経営者から社員への願いを込めた制度です。

今後も事業を発展させてゆくだけでなく、積極的に社員を育て、増やしていきたいと考えています。

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【Q】職場の雰囲気について、帰社日やイベントなどには、どういったものがあるのでしょうか

SES事業も行っているため、オフィスは一か所ではありません。そのためコロナ前までは、関東圏、関西圏それぞれのメンバー全員で、半年に一度集まる機会を設けていました。例えば関東メンバーの場合は、新横浜のホテルで立食パーティーを行っていました。

コロナ以降は実現できていないため、打ち合わせなどのコミュニケーションは、基本的にリモート中心になっています。やり取りを行う相手は、上司や営業担当者であったり、研修中は教育センターのメンバーなどが中心です。また私は企業内でキャリアコンサルタントを行っているので、キャリアカウンセラーとして社員との面談を行ったりもしています。

もう少しフランクな場としては、営業や有志のメンバーが、顧客先メンバー、開発チームメンバーごとに、忘年会などの企画をしています。

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企業インタビュー プログラマカレッジ

SES事業について

企業インタビュー プログラマカレッジ

【Q】開発チームの人数を教えてください

開発チームの人数については、単独で行くこともあれば20人以上いるチームもあって、さまざまです。特に多いのは、3~8名ぐらいのチームですね。現在は未経験からの採用も活発に行っていますが、そういった場合は基本的に人数の多いチームへの配属になります。

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【Q】SESには多様な案件がありますが、特に力を入れている領域はありますか?

案件はとても幅広いですが、あえて今注力しているところを挙げるなら、「開発」を行うプロジェクトです。特に未経験で入った方にはコーディングの経験を積んでいただきたいので、そういったところに注力しています。

未経験からSESに就職しても、すぐにコーディングの経験が積めるとは限りません。最初はテストなどの作業も多いですが、当社ではコーディング経験までのステップを早めに設定しています。

あとは、教育センターに力を入れていますね。

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【Q】教育センターでは、何をどのくらい受講するのでしょうか

中途採用では、どうしてもその方のバックグラウンドによってスキルに大きなバラつきが出てきます。例えば「Javaの基礎知識はあるから演習から始めてみよう」となっていた方が、アルゴリズムの理解につまづいた場合、「今は無理して演習を進めるよりも基礎固めに戻ろう」と内容を変更することもあります。その方の経験や理解度に合わせて、研修の内容だけでなく、研修の期間も変えています。

そのため、期間はおおむね1か月から3か月ぐらい、内容はケースバイケースで研修を行っています。本当は一斉に講義できればいいんですが、現在は個別学習塾のようになっています。自分のペースで進めつつ、分からないことがあれば質問する感じですね。

ひと言で研修と言っても、いきなりOJTで案件に入ることを研修と呼ぶ企業もあるようです。ですが未経験の採用に力を入れている当社では、案件に入る前に専用の教育センターで、個人のスキルにしっかりと合わせた研修を受けられるようになっているのが強みです。

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企業インタビュー プログラマカレッジ

カレッジの卒業生を採用して

企業インタビュー プログラマカレッジ

【Q】未経験の方をプロジェクトに配属するのは営業が大変だと思いますが、営業は何人体制で回しているのでしょうか

営業は、現在15~20人ぐらいの体制です。エンジニアが400人ぐらいいるので、大変ですね。プログラマカレッジ卒業生のYさんが採用されたときは、まず2名の営業と面談して、希望するエリアや仕事内容のヒアリングから始めました。その内容から、「ではこういう案件があるので、紹介できると思います」という感じで話を進めていきました。

プログラマカレッジを卒業して9月に入社されたYさんも、来週から案件に入ることが決まっています。入社して1か月と少しで、案件が決まりました。

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【Q】カレッジ卒業生であるYさんは初の現場デビューとのことですが、現場に常駐でしょうか? それとも、リモートでの勤務もあるのでしょうか

まずは常駐で、業務に慣れたらリモートでの勤務もあります。慣れるまでは現場に行って、そこからリモートに切り替わる案件も多く、およそ6割から7割くらいがリモート可能案件です。

実はITエンジニアになりたいという方には、「リモートで勤務したいから選んだ」という方も多いんです。中には「最初からリモートでやりたい」という方もいますが、それは難しいと事前にはっきりとお伝えしています。リモート勤務が可能になるのが1か月後なのか、それとも1年後なのかは、案件の状況とスキル見合いで決まります。要は「リモートで任せられるスキルがあるな」となれば早めにリモートで勤務できるかもしれませんし、その逆もあります。

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企業インタビュー プログラマカレッジ

【Q】カレッジから6名、直近でも2名採用していただきましたが、カレッジ生ならではの特徴などは感じられましたか?

プログラマカレッジ卒業の方が他のスクールの方と違っていると感じたのは、まずJavaを学んでいる点です。学習のしやすさからRubyやPHPを教えているスクールが多いんですが、営業の視点からすると、いわゆるRubyって「あまり案件がないんだよなぁ」と映ってしまいがちなんです。
その点プログラマカレッジは最初からJavaを学んできているので、そこは差があるなと思います。

またプログラマカレッジではJavaシルバーの取得を推奨されているという点が、評価に繋がると思います。もちろん資格が全てではありませんが、取得しようとする姿勢や、ここまでは理解したという担保、また取得までに努力した時間は重要です。これは採用面だけでなく、入社した後の立ち上がりにも関わってくるかなと思うので、非常に魅力的なところですね。

もう一つ違っているなと感じたのは、バックエンド側でやりたいことが、ある程度イメージできている方が多く感じられた点です。採用活動をしていると、例えば「RubyやPHPといったバックエンドも学んでいるけど、業務ではフロントエンドをメインでやりたい」とか、「Webデザインをやりたい」とか、「コーダーとして働きたい」とか、そんなイメージを持っている方にもお会いすることがありまして。

「全くやってないわけじゃないけど、そこはメインじゃないんですよ」と説明すると、やはり意向が下がってしまいますし、そもそもミスマッチなのかなということもあるんです。でもプログラマカレッジ卒業の方では、それを感じたことがないですね。

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【Q】図研テックさんが求めている人材像を教えてください

経験が少しある方も、全くない方も、何かしらのきっかけがあってプログラマカレッジに参加されたのだと思います。中でも「この道で活躍していくぞ」という熱意を持っている方を求めています。逆に言うと、当社でなくても熱意がなければこの業界での活躍は難しいと思うんです。
なのでITエンジニアを目指す理由が「リモートの仕事がしたいから」ではなく、「やってみたら楽しかったから」ぐらいの方が、向いていると思います。

もっとコードを書いてみたいとか、将来的に要件定義もやってみたいとか、未経験か否かにかかわらず「こういうのやってみたい!」という姿勢がある方に、ぜひ仲間になっていただきたいなと思います。

そういった思いのある方は、絶対に成長すると思うんですよ。Yさんについても、入社後もとても気合いを感じています。やはりそういう方は会社としても応援したいと思いますし、実際に現場に出たときも周りの人から評価されるし、その人になら任せてみようかなと思ってもらえる人材だと思うんです。だからこそ、あえて一つ挙げるなら、「将来こういうふうになりたい!」という熱意がある方がいいと思っています。

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企業インタビュー プログラマカレッジ

カレッジの卒業生にインタビュー

企業インタビュー プログラマカレッジ

【Q】Yさんは入社して1か月がたち、現在は研修中とのことですが、何か入社前とイメージのギャップなどを感じたことはありますか?

逆に、面接のときにお話いただいていた内容と、入った後のギャップが少ないなという印象があります。私は面接で会社の雰囲気を必ずお伺いするようにしているんですが、お聞きした内容と入社後のギャップはほとんどなかったので、安心しました。また研修制度がしっかりしているという点も、伺っていた通りでした。

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【Q】初めて入る案件はどういったプロジェクトで、どんな作業を担当する予定ですか?

最初は、直接の開発には携わらない予定です。後々ここで開発にも参加させていただくか、別のオンサイトになるかはまだ確定ではないんですが、まずは現場の空気を知って慣れることから始めようという段階ですね。同じ図研テックのメンバーが7、8人ぐらいいるプロジェクトなので、初めてでも安心しています。

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