IT入門者向けの国家資格「ITパスポート」を取得するにあたって、「スキマ時間を有効活用しながらスマホアプリで試験対策ができたらいいのに…」と考えている方も多いのでは?そこで今回は「なるべく無料で学びたい」「でも、おすすめアプリが分からない」と悩んでいる方に向けて、ITパスポートの試験対策ができるiPhone/Androidアプリを13種類紹介。自分に合った学習アプリの選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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最終更新日:2023年2月20日
目次
「スキマ時間にスマホアプリを使ってITパスポートの試験対策がしたい」と思いつつも、「どのアプリを選べば良いのだろうか?」とお悩みの方も多いでしょう。そんな方に向けて、ITパスポートの試験対策ができるおすすめのアプリを厳選して13種類ピックアップ。
気になる価格や対応OS、アプリの評価とレビュー件数について独自に調査し、以下の一覧表にまとめました。
※スマホからは横スクロールしてご覧下さい。
このようにさまざまな種類がありますが、基本的には問題集をベースとしたアプリばかり。また、ほとんどが無料で利用可能ですが、中にはiOSまたはAndroidのどちらかにしか対応していないアプリもあるので、選ぶ際は対応OSについても確認しておきましょう。
当然ながら、ITパスポートは書籍を使って学習することも可能ですが、それでも学習用アプリを使って試験対策をおこなうメリットは次の3つです。
✔ 時間や場所を問わず学習することで勉強を習慣化できる
✔ スマホで学べるので試験対策へのハードルが低くなる
✔ 1日のすきま時間で手軽に学習できるので効率よく学べる
学習アプリを活用すれば、自宅やカフェ、職場、学校など様々な場所・タイミングで勉強できるので、学習を習慣化しやすくなります。
また、スマホで手軽に学べるので試験対策へのハードルが下がる点もメリット。「勉強しなきゃいけないのに、なかなかやる気が出なくて腰が重い…」「机に向かって分厚いテキストを開くのは億劫…」という人でも、アプリなら気軽に学習を始められるでしょう。
さらに、スマホさえあれば電車での移動時間やちょっとした空き時間に取り組めるだけでなく、まとまった時間の確保が難しくても、細かいスケージュールで効率的に試験対策を進めることができるので、毎日忙しい社会人や学生の方にもおすすめです。
このようにアプリを使ってITパスポートの学習をすることにはさまざまなメリットがありますが、では具体的にどのようなアプリで試験対策ができるのでしょうか?
この章では、先ほど一覧表で紹介したITパスポートが学べるiPhone/Androidアプリ13種類の内容を徹底紹介。各アプリの特徴やおすすめポイントについても解説するので、自分に合ったアプリを見つけてみてください。
▶ どんなアプリ?
オンスク.JPが運営している学習アプリは、過去のITパスポート本試験の内容から、特に重要な部分を取り上げた問題が収録されているアプリです。初級から中級、上級まで幅広く網羅されており、400問の試験問題に挑戦できるだけでなく、全問にオリジナルの解説がついています。
気になる問題を記録しておく「ブックマーク機能」や、過去に間違えた問題のみを出題する「ミス問題機能」、ランダムに問題が出される「テスト機能」などが利用できるので、効率的に試験対策ができるでしょう。
初級編の問題は無料で提供されていますが、中級・上級の問題は有料となるため注意が必要です。
▶ おすすめポイント
• 無料でITパスポートの初級問題に挑戦できる
• 試験対策を効率的に進めるための機能が充実している
• すべての問題にオリジナルの解説がある
▶ どんなアプリ?
「2022年版 ITパスポート問題集」は、月間アクティブユーザー数1.2万人を誇る学習アプリです。
豊富な数の問題が収録されており、平成23年度秋期から令和4年度(4月)までの1,860問が網羅されています。問題を解く際は年度別に簡単に絞り込めるので「問題が多すぎて探すのが大変そう」という心配は無用です。
出題形式はシンプルな一問一答形式となっており、スワイプすることで簡単に解説を確認できます。
また、問題に回答した際の日時や正誤などを記録する「進捗管理機能」が利用できるので、自身の学習ペースを把握可能です。基本的に無料で利用でき、有料版にすることで完全オフラインでの試験対策ができるようになります。
▶ おすすめポイント
• 1,860問に無料で挑戦できる
• 問題ごとの解説はもちろん、マークや進捗管理などの機能も利用可
• 有料版ではオフライン環境でも学習可
▶ どんなアプリ?
全問題にシンプルでわかりやすい解説がついており、10回分の過去問と分野別の1,019問が収録されている学習アプリです。
ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系などの分野別に問題を出題する機能や、正答率を確認する機能があるので、苦手な分野を効率的に克服できるでしょう。苦手な問題を一気に復習できる「チェック機能」も搭載しています。
アプリ内のすべてのコンテンツは無料で利用できるので「完全無料で学習したい」という人にピッタリかもしれません。
▶ おすすめポイント
• 完全無料ですべての問題・コンテンツが利用できる
• 分野ごとの問題を復習する機能が充実している
• 収録されている問題数が比較的多い
▶ どんなアプリ?
過去のITパスポート試験から厳選した約330問を収録している学習アプリです。
有料版と無料版があり、無料版では各分野から選出された約30問に挑戦できます。有料版では、約330の問題に挑戦できるだけでなく、学習の「進捗管理機能」や「ランダム出題機能」が利用でき、オフラインでの使用も可能となります。
すべての問題には、図解なども含めた詳しい解説がついているので、より理解を深められるでしょう。
▶ おすすめポイント
• 詳しく丁寧な解説があるので、より深い知識を身につけられる
• ランダム出題モードでは、未正解・未回答の問題を優先して出題できるので効率的に試験対策ができる
• 無料版では約30問をお試しできる
▶ どんなアプリ?
問題ごとの解説に加えて、3分〜5分ほどの動画による解説を見ることができるアプリです。理解しにくい用語などを動画で説明してくれるため、移動中などのスキマ時間に聞き流しながら学習できるのも嬉しいポイント。
また過去問も収録されているので、ITパスポート試験の対策勉強にも最適です。試験に出やすいポイントを暗記するための「暗記カード」機能が搭載されているので、自分で「赤シート」用のノートを作る手間も省けます。
そのため、「動画レッスンで学習したい」「本格的な問題に挑戦する前に、難しい用語の理解を深めたい」という人におすすめです。
▶ おすすめポイント
• 約3分~5分の動画レッスンで、難しい内容もしっかり学習できる
• 暗記カード機能で、効率的にインプット学習を進められる
• 動画による説明だけではなく、ITパスポート試験の過去問も収録している
▶ どんなアプリ?
平成21年春~平成25年春までの過去問が収録されているITパスポート学習アプリです。無料版で挑戦できる過去問は200問ですが、有料版を購入することで900問まで拡張されます。
出題数を変更できる機能が特徴で、20・40・60・80・100の中から自由に出題数を決めることも可能。そのため「今日はあまり時間がないから20問にしておこう」など、スケジュールに合わせて区切りよく試験対策ができるでしょう。
また比較的古めの過去問に挑戦できるので、「最新版の問題をクリアしたあとの力試しとして、少し昔の過去問も解いておきたい」という場合にも最適です。
▶ おすすめポイント
• やや昔の過去問に挑戦できる
• 出題数を自由に変更できるので、すきま時間を有効活用できる
• 200問までは無料で利用できる
▶ どんなアプリ?
見た目はシンプルな画面構成ですが、1,000問以上の問題を無料で解くことができる学習アプリです。
平成21年春から平成28年秋までの問題が網羅されており、問題の出題形式は、「全問題モード」と「一問一答モード」の2つから選べるので、自分の好みに合わせて試験対策ができます。
また、文字の大きさを変更する機能やタイマー機能、メモ機能など、使いやすさを重視した機能が搭載されているのも特徴。タイマー機能を使えば、本番のITパスポート試験のように制限時間の中で問題が解けるので、試験直前のリハーサルとしても活躍するでしょう。
▶ おすすめポイント
• 無料で1,000問以上の問題に挑戦できる
• 「一問一答モード」だけではなく、まとめて問題を解ける「全問題モード」も利用可
• タイマー機能やメモ機能で、学習を効率化できる
▶ どんなアプリ?
ITパスポート試験の過去問集が解ける、700円の有料アプリです。平成21年春以降の全問を網羅しているだけでなく、”ITエンジニアの登竜門”とも呼ばれている「基本情報技術者試験(FE)」の午前問題も収録しているので、ITパスポートとの併用受験を狙っている方にもおすすめです。
またITパスポートで出題される「図+問題文」という形式の問題も収録されているため、他のアプリと比較してもより本格的な試験対策ができるでしょう。
問題文に記載されている一部の用語は、長押しすることによってWeb検索ができるようになっているので、わからない言葉などが出てきた場合でも安心です。
▶ おすすめポイント
• 平成21年春以降のすべての問題を網羅し、「基本情報技術者試験」の問題も一部収録
• 図、画像つきの問題の対策もできる
• わからない用語は、その場で簡単に検索できる機能が搭載されている
▶ どんなアプリ?
分野別やレベル別に問題が出題される、ITパスポート学習アプリです。
加えて、過去に不正解だった問題や自分でブックマークした問題の中から出題されるので、効率的にバランス良く学べます。また解答を中断した場合は続きから再開できるので、まとまった時間が確保できないときでも少しずつ試験対策を進められるでしょう。
また、1問あたり60秒などの制限時間を設けられる機能が搭載されている点も特徴。基本的に無料で利用できますが、有料で出題される問題数を増やすことも可能です。
▶ おすすめポイント
• すきま時間を効率的に使うための機能が豊富
• 1問あたりの制限時間を設けられる
• 使いやすいと感じたら、有料で問題を追加できる
▶ どんなアプリ?
こちらは、書籍として販売されている「みんなが欲しかったITパスポートの教科書&問題集」に掲載されている問題がそのまま出題されるアプリです。
20問ほどが無料で提供されており、有料(250円)でITパスポートの過去問をベースとした200以上の問題に挑戦可能。ただ、書籍を買っている人は200以上の問題も無料で利用できるので、テキストをお持ちの方はぜひ利用してみましょう。
ITパスポートの問題が解けるのはもちろんのこと、自分の学習記録やこれまでの成績をグラフ形式で管理できる「マイページ機能」も利用できるので、学習の進捗を体系的に把握しながら効率よく学べるでしょう。
▶ おすすめポイント
• 指定の書籍を持っていれば、全問題を無料で利用可
• 「マイページ機能」を使うと、自身の学習進捗をひと目で確認できる
• 問題ごとに、自分の勉強記録や平均正解率を確認できる
▶ どんなアプリ?
学習の傾向や過去問などのデータをもとに、より効果的な試験対策を実現できるようサポートしてくれるアプリです。
ユーザーが学習する「間隔」を計測してベストな勉強タイミングを表示してくれるので、試験対策を習慣化しやすくなるでしょう。また、学習の定着度に合わせて画面の色が変わる「ヒートマップ機能」があるため、自身の習熟度を視覚的に把握できます。
さらに、頻出問題や過去問などが登録されているデータベースから、試験の出題傾向を予測した問題が出題されるので、合格率がグッと上がるかもしれません。
▶ おすすめポイント
• パソコンスキルの習得や資格取得をサポートする「リンクアカデミー」が運営しているアプリ
• 自分の学習傾向に応じて、ベストなタイミングを提案してくれる
• 出題傾向に合わせた予想問題に挑戦できる
▶ どんなアプリ?
シンプルかつ使いやすいデザインが特徴で、レベル別・分野別にITパスポートの問題を出題してくれるアプリです。
LEVEL1、LEVEL2、LEVEL3の中から選んで問題を解けるので、自身の理解度に合ったものに挑戦できます。ただし、LEVEL2とLEVEL3の問題は有料となっているため注意しましょう。
問題を解いた後は、間違えたものを復習したり解答履歴を確認したりといったことが可能なので、学習の振り返りもしやすくなっています。
▶ おすすめポイント
• すっきりとしたデザインなので、学習をスムーズに進められる
• 自分のレベルに合った問題に挑戦できる
• ミスした問題の記録機能や学習履歴機能など、復習に役立つ機能が豊富
▶ どんなアプリ?
ITに関わる用語を幅広く解説している「IT用語図鑑」という書籍がアプリ化したものです。
ITパスポートの試験対策に特化しているアプリではありませんが、IT関係の仕事をしている人や、これからIT業界に挑戦したいという人が知っておきたい用語が網羅的に紹介されています。難しいワードもイラストつきで解説されているので「ゼロからITパスポートの合格を目指したい」という人に向いているかもしれません。
書籍では256個のキーワードが紹介されていますが、そのうち100個がアプリ内で無料で閲覧できます。有料のコンテンツを購入することで、すべての用語を確認可能です。
▶ おすすめポイント
• ITに関する用語が、イラストつきでわかりやすく説明されている
• 無料でも100個まで閲覧可
• 「まずはITの基礎知識を身につけたい」という人におすすめ
ここまで、全部で13種類のITパスポート学習用アプリを紹介しましたが、「そうは言っても、何を基準に選べばいいのかがわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
自分に合った学びやすいアプリを見つけるためには、以下5つのポイントを基準に選んでみましょう。
基本的には無料の学習アプリが多いですが、中には有料版を購入しないとすべての問題を解けないアプリもあります。そのため、なるべくお金をかけたくない方は「どのレベルまで無料で学習できるのか」についても確認しておきましょう。また、せっかくよさそうなアプリを見つけても、手持ちの端末にアプリが対応していなければ利用できないので、対応OSも要チェックです。
さらに、動画・イラストでの解説があるアプリやそうでないもの、自分のレベルに合った問題が出題されるものなど幅広い種類のアプリがあります。自分に合ったアプリで学びたいなら、学習形式や出題形式なども確認しておきましょう。
最後に、アプリの信頼性やアクティブなユーザー数を確認するために、レビュー、ダウンロード数、開発元などの情報も見ておくのがおすすめです。
選び方の詳細については、各リンク先で解説していますのであわせてご覧ください。
ITパスポート試験にの対策におすすめな初心者向けの参考書&問題集については、こちらの記事も参考にしてみましょう。
さまざまなアプリでITパスポートの試験対策ができるため、自分に合ったアプリを見つけて試験対策を進めてみてください。ITパスポートの合格だけではなく、未経験からIT業界への就職を目指しているなら、プログラミングスキルも同時に身につけておきましょう。
では初心者が挫折することなく無料でプログラミングを学んで、希望の就職を叶えるにはどんな選択がベストなのでしょうか?
その答えは、就職支援付きの無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」に通うことです。
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実際に通って希望の就職を叶えた卒業生のインタビューでは、
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▸卒業生の声:サクライさん(男性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
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▸卒業生の声:山崎さん(女性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
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▸卒業生の声:渡邉さん(女性)/卒業生インタビュー|プログラマカレッジ
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