みなさんはご自身のコミュニケーション能力、通称「コミュ力」について考えたことはありますか?仕事やプライベート、就活などあらゆるシーンで問われるコミュニケーション能力は、現代人に求められる能力の一つです。どうすればコミュ力がUPするのか分からないとお悩みの方、実は私も同じです。この記事でコミュ力とは何か?という基礎からコミュ力の高め方まで一緒に学んで行きましょう!
記事を読み終える頃には、きっとコミュ力の高め方を実践したくなること間違いなしです!
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最終更新日:2023年5月23日
コミュ力とは、簡単に説明すると下記の能力を指します。
私たちは知らず知らずのうちにコミュ力をフル稼働させ、人と接しています。近年は雇用の場でも重視されるため、コミュ力を鍛えるための講座や診断があるほど。また、社内であってもチャットワークやSlackという社内用SNSツールを使ってコミュニケーションを取る会社が増えており、そんな時代だからこそコミュ力はより必要とされています。
なぜなら、コミュ力が低いと相手の気持ちを考えることが苦手なため、社内SNSでも言葉がきつく受け止められる様な書き方をしてしまうことがありますし、顔をみて話さないからこそ業務の内容をきちんと伝える必要があるからです。
コミュ力が高い人には以下の3つの特徴があると言われています。
想像するだけでもとてもポジティブで明るく、積極性のある人が思い描かれますね。ではひとつずつ具体的に見てみましょう。
いわゆる博学な人は話題が豊富で自然と会話の中心になることも多く、コミュ力が高め。お客さんと話すことの多い営業マンがまっさきに浮かんできそうですね。このような人は
質問を受けたり相談される機会も多く、博学かつ聞き上手な方は人望も高いでしょう。
前述した物知りで会話のネタが豊富な人がコミュ力が高いと評されるには、「協調性の高さ」が鍵を握っています。特技や技術を自慢気に話すなど、自分の興味ある分野だけに振り切ったトークはせず、周囲が話題に入っていきやすい会話を繰り広げられる人は協調性が高いと言えるでしょう。
男女問わず会話の最中に笑顔が多い方は、好感度が高く、コミュ力も高い傾向にあります。相手に話しかけやすい印象を与え、安心感を抱いてもらいやすいのです。近年増えてきたリモートでのWEB会議でも、画面越しに笑顔を感じられると安心感を抱きますよね。笑顔は周りも自分自身もポジティブな気分にさせてくれます。
次にコミュ力が低いとされる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
背景にいろいろな原因がありそうです。改善策と合わせてご紹介するので、ご自身が当てはまる項目があればぜひ参考になさってください。
コミュ力が低い人の多くは、根底に嫌われたくない意識があると言います。会話が続かなかったらどうしよう、変に思われないか不安など、さまざまな想いが交差してうまく話せず、結果話しかけること自体に消極的になってしまうようです。
◆ 改善策
コミュニケーションが苦手という人の中には、過去に人間関係で失敗したというトラウマが拭えないケースも少なくありません。辛い経験はなかなか忘れられないものです。
◆ 改善策
他人に対して興味や関心が薄い人は、会話も弾まずコミュ力低めと言えるでしょう。この人に話しても仕方ないと相手は感じてしまい、対人関係にそれ以上の発展が望めなくなってしまいます。
◆ 改善策
自分の話ばかりで相手の話には興味がないような態度は、相手の気持ちを考えていないと思われがち。空気が読めず、楽しい会話に水を差すような発言が多い人も同じです。
◆ 改善策
上記の特徴に当てはまり、「私はコミュ力がない」と落ち込んでしまった方、大丈夫です。コミュ力は努力次第で誰でも高められると言われています。コミュ力が低いためにあなたの魅力が周囲に伝わりきれていなかったとしたら、それは勿体無いですよね。これから紹介する「コミュ力を高める5つの方法」を参考に、ポジティブな気持ちでコミュ力UPをしていきましょう。
初対面や面識の少ない方と話す時は、焦ってしまわないように質問を事前に用意しておくと良いでしょう。これは聞いておきたいという質問に合わせ、会話に困った時に聞く質問、自分も話が広げやすい質問など、いくつかのバリエーションを用意しておくと会話が途切れずに済みます。事前に聞きたいことを整理しておくことで心に余裕が生まれ、いつもより落ち着いて話すことができるのです。
笑顔が苦手で挨拶に覇気がないと言われたりする方は、最初は恥ずかしいかもしれませんが鏡の前で練習を。笑顔と挨拶はコミュニケーションの潤滑油とも言われています。口角が上がっているか、目をみて挨拶ができているか。意識するかしないかでかなり表情は変わります。携帯の動画撮影などで自分の姿を客観的に観ることもオススメです。
相手から目をそらして会話をしていると、興味を持っていないと思われてしまいます。相手の目を見て話し、耳を傾けることを心がけましょう。とは言いつつ、ずっと凝視することもまた良い印象を与えません。自分が話す際は少し目線を顔周りに外し、聞く側になったら目を見て頷きながら会話を聞くなど工夫してみてください。
自分が話したい会話ではなく「相手と自分がお互いに話しやすい会話」を意識して話をしてみましょう。相手との共通点を見つけた瞬間、お互いに高揚感が生まれて、コミュニケーションはよりスムーズになります。休日の過ごし方や趣味、好きな食べものなど、お題はなんでも良いのです。よくある天気の話だって、大雪や台風に見舞われた翌日などは盛り上がる共通の話題になるでしょう。
聞き上手になるためには、相手に共感することが大切です。頭ごなしに否定されてしまうと、人は誰しも気持ちの行き場をなくしてしまうものです。賛成できないと思った場合も、まずは相手の気持ちを受け止め、共感することを意識して。無理に同意する必要はありません。「大変でしたね」「お疲れ様」と相手の気持ちをすくい上げ、気持ちよく話せる環境をつくるようにしましょう。
さまざまな観点からコミュ力についてお話してきましたが、ひとつみなさんに気をつけていただきたいことがあります。それは、話好きな人=コミュ力が高い人ではないということです。
私は話好きだから大丈夫!と思っている方は要注意。自分の話ばかりをする行為は前述したように相手の気持ちを考えることに欠け、空気が読めないと捉えられがちです。
もちろん話好きであることは個性のひとつですし、話好きの人全てがコミュ力に欠けるというわけではありません。話好きの方は一方通行なトークにならないように、相手の話を聞きつつ、そこから相手の魅力を引き出すような話し方を意識してみてください。
そして、人との会話が苦手な人、どうか「私はコミュ力が低い」と落ち込まないでください。話下手な人は、話に耳を傾ける力があり、実は人の話を聞くのが上手というケースもあるのです。
それぞれの個性を活かしたコミュ力を身につけていくことが大切だと思います。
参照:こどもまなび☆ラボ
コミュ力は、話を聞き伝える能力も大切ですが、何より「人の気持ち(心理)をくみ取る力」が大切なのだと思います。
この記事を閲覧された方の多くは、ご自身のコミュ力を気にしているのではないでしょうか。ですが、この記事を読んでいる時点で、みなさんにはコミュ力を高めたいという向上心と、相手を楽しませたい、喜ばせたいという思いやりの心があると私は感じています。
思いやりと心遣いのあるコミュニケーションができれば、少々話し下手であってもOKです。無理なく、自分のペースでできることから。ひとつずつ地道にコミュ力を構築していきましょう。
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